23年度税収、4年連続過去最高 72.1兆円、所得・法人税堅調
税収が過去最高額だそうだ、ニュースで株価が上昇しこちらも過去最高額を突破しそうだそうだ
円安の影響で輸出関連の企業業績が好調で利益も大きく積み上がって税収を押し上げ法人税が増えたと言う
しかし殆どの国民には全く関係のない話だ、其れだけ利益を上げても内部留保に積み上がるだけで人件費にはほとんど回らない
大手企業の賃上げ率は何十年ぶりかの5%台だそうだが中小企業には円安の負担増と賃上げ圧力でコストは増加しても二次産業は大手からの請負費は上げてもらえず賃上げも儘ならない
一次産業(第一次産業と言う意味ではなく)は円安・賃金上昇・エネルギーコスト及び運送費増大を理由に次々と値上げして1年間で平均40%以上の値上げだ
それも下請け、原料仕入れ、にはほとんど廻さず内部留保に廻る、その結果が法人所得税の増加と言う事になっている
しかし、安倍政権時代に「国際競争力を担保する」と言う理由で最高税率は38%である、しかしその一方で個人所得税は今まであった控除の見直しと社会保険負担は復興特別税と税負担は増加の一方だ、
これで内需が上がる訳もないし、少子化に歯止めが掛かる訳もない
「資産所得の有効活用」と岸田政権は宣っているが給与所得者層の「資産」がどのくらいあると言うのか、そこに税負担増、所得税と言う間接税の負担を減らすどころか更に増やせと言う(経団連の親玉)これで内需が上がる訳もない、
株価の上昇は庶民にはまったく関係ない、円安は諸物価の高騰と言うネガティブな影響は強烈に有るが対外収支黒字は庶民の恩恵はない
GDPと言う言葉が国内総生産だとしたら資産運用利益と言うものが国民の生産高とどううふうに関連しているというのかのか、
金利利益は新しい事業を起こすのにのしかかるコスト(損益)だ、国民が新規事業に金を貸して儲けろと言うのか、それじゃあ国民総高利貸政策だ
金色夜叉の間寛一を同級生が「アイス」と言っていたが「高利」と「氷」をもじった隠語だが同時に「氷のように冷たい」と言う揶揄が含まれている
皆が普通に働いて普通の幸せな家庭を営める社会を願っている、使えきれない金を集めても未だ足らない言う輩はいくらたべても飢餓感に襲われ続ける「餓鬼」である
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しかし奴らは最下層の直ぐ上だが残る我々は最下層なのだ、
輪廻転生があるなら今地獄で喘ぐ人間を救い上げてくれる菩薩様がいると良いのだが芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を思い出した
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