梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

今日も曇り

2012-04-20 17:18:14 | 雑記
今日も朝から曇り空、此処何日かはっきりしない天気が続く、気温も少し下がった様で一度脱いだチョッキ、今はベストと言うらしいが私の感覚ではやはり毛糸の袖無しVネックの物はチョッキと言う感じだ、ベストと言うとどうしても三つ揃いの背広に使うものを想像する、
そう言えば昔は大抵ジャンバーと言っていた物も「ブルゾン」となっていて子供たちと買物に行ったときに「ブルゾンでしょ、恥ずかしい」と言われた事が有ったがアダモの「ブルージンと革ジャンバー」はどうなるんだ?
そう言えば昔は「ジャージ」と言うのは記事の名称だった記憶が有るが今は運動用の上下を指す様だ、所変ればではなく時代変ればである、もっとも厳密には違う物なのかも知れない、
転記の話に戻ると今神経痛で歩くより自転車の方が楽なので30分弱の距離を自転車で通っている、其れが雨に成ると電車とバスになるのだが立っているのが実に辛いので現実的に雨は困るのだ、(曇りか)と思ったら何となく泉鏡花の女系図のせりふを思い出した、こっちは「空は晴れても此処は闇だ」から晴れなんだが連想で思い出した、
古い小説を電子ブックでぼちぼち読んでいる、「青空文庫」と言う無料のデータが有るので昔読んでいなかった物や再度読んでみたい物をダウンして時間を見て読んでいるが結構見直す(怒られるか)物が多い、泉鏡花は「高野聖」ともう1つ、太宰治は「人間失格」を読んでから敬遠していたが「斜陽」を読んで見たが結構面白かった、まだ小学校の頃2番目の兄が東京で失職し田舎に帰ってきていた時に「斜陽」を読んでいて親父と大喧嘩して出て行ってしまったのだが、何であんなに親父が怒ったのか解らない、自称「共産党」だった親父はあの零落してゆく貴族の話は許せない話しだったのかも知れないが題名で怒った所を見ると本人も呼んでいたんだろうな、
大菩薩峠を読んで見たが余りに長いので現在12巻程度で停止している、書評は「人間の業を描いた・・云々」と有ったけど(そうかな?)と言う印象が有る、まあまだまだ読み切れないので暫く困らないが新刊が若者向けだけなのが残念だ、
折角春になったので写真も撮りたいが神経痛がきつくて姿勢が悪く手ブレが酷い、

鈴蘭水仙





八重山吹






山吹一重




花韮


必修科目の話、色んな意見が出ているが

2012-04-19 10:32:20 | 雑記
ヒップホップが必修にと言うニュースに対して色んな意見がウェブに出ている、詳しい人からは「ヒップホップの何を指して言っているのか」と言ったような意見も出ている、
しかし一般的な認識は「ブレークダンス」に代表されるストリートパフォーマンスと言う印象が代表的なものだろう、
世田谷区長のブログでは「ダンス」と言う表現になっていたし恐らく文科省の文言もまさか「ヒップホップを必修に」とは書いて有るまい、世論の反応をそう向けたのは恐らくNHKを代表にマスコミ、放送界と言う所の罪だろう、何しろニュースのバックに流れていた映像はブレークダンスやストリートダンスの映像なのだからそう思い込んでしまうのは仕方ない、
マスコミの報道は流行に非常に敏感だ、「NEWS」と言うのだから新しいものに喰いつくのは仕方ないが新しいものに真っ先に飛びつくのは当然若者である、其れが若者の特徴だし特権でもある、
しかし新しいものは常に淘汰される運命にある、今我々の団塊世代が思い出しても其れはマンボ、ドドンパ、ツイスト、ロックンロールと多くの流行を経験し、大人は眉をひそめ耳を覆い若者は其れを揶揄し馬鹿にして来た、しかし其れもあっという間に陳腐化してゆく、それを学校教育に取り入れるような事は無かった、
今の教育はその若者に阿る様な方針がややもすると採用される様だ、ソクラテスの時代に「近頃の若い者は・・」と言う文が有ると言う、何千年も大人は子供や若者にそう言って来ている訳だがそう言う事で文化は継承してきた、「同じ事を言っている」のだが言われている彼らも多分同じ事を自分の子供達に言うだろう、それで良いのだ、常にそうして来たからこそ社会は穏便に保たれてきたのだ
ゆとり教育の弊害を出すまでも無く殆どの子供達は強制力が無ければ勉強はしない、
日本の古い文化は彼らの言葉で言う「ダサい」行動でしかない、しかし一番吸収の良い時期を越えると必ず日本文化に興味は移る、この一番吸収力のあるときに基本的な文化を継承させる事こそ教育機関の責任ではないだろうか
ダンスと言う一種の運動を取り入れるのは必要だろう、しかしそのリズム感は人種や文化で大きく異なる、アフリカのリズム、アジアのリズム、ラテンアメリカのリズムどれをとっても独特のリズムを持っている、其れは人種から来るのかそれとも歴史から来るのか解らないがいずれにしても生まれ着いて体に染込んだリズム感と言う物がある、日本の中でも沖縄と東北とアイヌは違うリズムを持っている、カンボジアのガムラン音楽にもリズムはあるし、アフリカのリズムも聞いただけで解るリズムが有る、今一番流行っているアメリカ発進のリズムはこのアフリカの奴隷達のリズム感が大元だろう
その証左にヒップホップ系と言うダンスはやはり黒人が主だ。
そのリズムを日本人に取り入れても多くの子供達は美味く踊れるとは思えない、テレビで見ていても殆ど幼稚園のリズム体操を派手にしただけにしか見えないのだ、
このリズムを誰が教えると言うのだろうか?教師は只でさえ忙しい状況にあって生徒を指導出来るほどのダンスを身に着ける事が果たして出来るだろうか?
生徒の方も個人差が出て来ると虐めの材料になりかねない、個人競技と言うより団体競技に近いと付いていけない生徒に不満や非難が集まりかねないのだ、何処まで文科省は考えているのだろうか、専任教師を置かないと難しいとしたら教育予算を増やせない自治体の事も考えているのか、
此れはもう1つの「武道」に関しても同じ事を言えるだろう、一昨年高校で受身を身に着けていない生徒が半身不随になった事故が起きている、最低元必要な受身を教えられるのは有段者になる、本当に「誰がどう言う方法で」決めているのか実に不可解だ

新潟に行く

2012-04-17 12:58:40 | 雑記
日曜日、先月他界した義姉の49日に新潟まで行って来た、嫁ぎ先の墓が有るのは南魚沼郡の堀之内と言う所ですこし迷ったが車で行く事にした、
ニコニコレンタカーと言う新しいレンタカーを利用する、一番小さな一リッタークラスで24時間借りても3600円程度だ、高速代と燃料を入れても2万程度で済む、
前の日に借りておいて5時45分に出発、流石に空いているので都内を抜けて関越の谷川岳PAに着いたのはまだ9時過ぎだった,埼玉県から此処までは桜が満開から割きはじめと言った景色が続いたが関越トンネルを抜けると川端康成の雪国そのまま雪景色だった、
此処から目的地まで良く解らない、おまけに石打を過ぎた頃から霧が出てきた、小出を過ぎると確か次が堀之内だった、この近くまで来たら霧は晴れて来た、
少し迷ったが無事寺に到着、寺の駐車場に車を止めると寺に向うが寺の直ぐ前を信越線の線路が横切っている、赤い鉄の階段を上がり線路を越えると正面が入り口である
この景色は何処に似ている、清水にある清見寺と言う寺が丁度同じ様に寺と駐車場の間に東海道線が横切っていて階段をあがり橋を渡るようになっていた
11時から法要が終えて納骨の為に寺の裏手にある墓地に向う、まだ雪は2m程度残っていて新仏の墓だけ昨日雪を掻いたと言う墓地は殆ど墓の頭しか出ていない、綺麗に雪がなくなっていたが「この墓は一番外側にあったので掘り出したが通常は雪解けまで寺で預かる」のが普通だそうだ、雪国ではそうするしかないのだなと納得する、
墓は納骨堂と言う物が東京などとは違い、墓石の台に小さな穴が開いていて骨壷から出した骨を直接投入する、従って納骨も立ち会った全員で少しづつをその穴に入れてゆく、無論最後に全部を纏めて近しい家族が入れて一番上には頭蓋骨と咽仏を置く、
しかし、最後のお別れと考えるとこの方が情に叶っている様な気もする、
簡単な食事を終えて岐路に着いたのは2時少し過ぎ、燃料が余り無い、何とか赤木高原まで戻り満タンにする、東京近くなって少し渋滞に巻き込まれ大森に着いたのは6時半過ぎだった、
行きは3時間半、帰りは1時間余分に掛かった訳だが未だ何とか走れるものだな

民主政治だとしたら現政府は政府ではない

2012-04-16 16:22:43 | 雑記
民主党の仙谷由人政調会長代行は「脱原発依存が実現するまで、真っ暗な中で生活を送るわけにはいかない」と述べ、大飯原発の再稼働に理解を求めた。 おかしな発言だ、
関西電力の出している数字ですら「最大で18%程度の電力不足が起きる可能性が有る」と言う数字が最高だ、それも関西電力の出した数字で根拠を示していない検証すらしていない数字である、あの政治家は数学を知らないのか、運転再開派の本家本元が出した数字を鵜呑みにしたとしても2割は減らない、精々エアコンの温度を上げる、大型工場の操業を抑える必要が出る程度の話だ、それも夜間電力は余裕がある事は誰でも知っている、
此れを「真っ暗な生活をさせるわけにはいかない」と運転再開の根拠として公の席で発言する、先日テレビで現地の方の言うとおり「合意が何時の間にか理解に成った、要するに納得できなくとも納得しろと言う訳だ」と言う言葉が全てを現している
仮にそうだとしても「再開は嫌だ」と言っているのは国民なのだ、本当にそうなら「消費を制限する生活に耐えられますか?」と言えばよい筈でだれも「再開をしないでも今まで通りの消費をしたい」と言っては居ない、
政府と電力各社、経済界の発言は「運転再開を前提」に有り得ない数値や状況をさも有りそうに言い立てている事はこの発言で解る、一事が万事と言われても仕方あるまい
「火力に移行すればコストが上がる」と言うが原子力関連の外部予算を削減すればその分で補助できる筈だ、今まで立地自治体に支払われていた協力金と言うのは恐らく「原発が潜在的に持っているリスクに対する補償金」の様な性格だろう、
しかし今回の事故でそのリスクは立地する自治体所か近隣自治体に大きく被害が及ぶ事が明らかになった、静岡で隣接する吉田町などから出ている要望はこのことを如実に現している
半径100km内の自治体から反対されるのは当然である、もし其れを強行するなら今の立地自治体と同じ補償を行わなければ理屈は通らないだろう、そのコストを無視して運転再開を進めると言うのは論理的に無理がある

シラノドベルジュラックとお袋

2012-04-14 13:59:51 | 雑記
唐突にシラノドベルジュラックの事を思い出した、「鼻のシラノ」の話は子供の頃お袋から聞いた、
お袋からは随分色んな話を聞いた、未だ小さな男の子にどう言うつもりで話していたのか解らないがおかげで未だ良く覚えている、
「鼻のシラノ」の話はシチュエーションがあやふやだが自分の容姿に自信のないシラノが同じ女性を好きになった友人の為に恋文を代筆しその恋が成就したのだが戦争起き騎士だったかれと友人は背の層に出かける、しかし友人はシラノの前で戦死しシラノも重傷を負う、帰国してその報告を彼女に彼の書いた文を読むが彼も重傷を負って居て既に目が見えない状態だった、彼女に文を読んでいる時にランプが消えてしまったが其れに気付かず思いを伝えるシラノを見て彼女は今まで貰って居た恋文の主がシラノであった事に気が付くと言う話だったと思う、彼女の名前はロクサーヌだったかな
この場面がモノクロームの挿絵で頭に残っているのは何処かで見たのかもしれない、
クリスチャンだったお袋は旧約聖書の話も幾つかしてくれた、今考えると神話も混ざって居たのかもしれない、バベルの塔の話やサムソンの力の元である髪の毛を女に切られて殺された話、
名前は後で知ったのだが「ソドムとゴモラ」の話で主が選んだ羊飼いの夫婦が町が焼かれる前に町をでるのだが主に「決して振り返ってはいけない」と言われていのだが妻は思わず振り返ってしまいその場で塩の柱になってしまうと言う話をだが自分はずっと「霜柱になった」と覚えて居たりした、
お袋が死んだのは中学1年の3月、その前半年は入院していたのだから話が理解出来る歳が6歳位だとして5~6年程度だったのだが随分いろんな話を聞いた気がする、
その割には親父との会話は殆ど覚えて居ないのは男女の違いか、性格なのか、
まあ自分も子供達とそんなに色んな話をした記憶もないので男親なんてこんな物なのかもしれない、近頃は6年生になったばかりの孫がちょくちょく泊まりに来る、一緒に銭湯に行くのが好きなので成るべく連れて行くのだがお袋の様な思い出をすこしでも残せたら良いのにと思うのだが中々うまくは行かないな