ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

時間泥棒

2015-05-22 22:42:00 | 日記・エッセイ・コラム

2015年5月22日(金)

今週もあっという間に終了してしまった。

時間が流れるのが早い。

50歳もすぐにやってきてしまう。

40代でやり残したことはないか?

 

休憩時間に2歳の男児の母である同僚と話をしていた。

私が土日は誰とも会話をしない日があることを話すと大変驚いていた。

「家から一歩も外に出ないことも珍しくない。」と話すと、

「私には考えられない」との返答だった。

 

ただ、一歩も外に出ないでゴロゴロしているわけではなく、夢中で本を読んでいる事を伝えたらため息をついていた。

「私も本を読む時間がほしい」

2歳児の母はゆっくり本を読むのは難しいだろうな。

 

彼女にとって私の行動が驚くことばかりらしい。

嫌いな食品をついつい購入してしまうこと。 ← 気がつくと購入している。

そうめんを作るより、パスタを作る方が楽。 ← 水でさらす工程が多いから嫌い。

小説は、自分がその世界に入り込めないと読み進められない。

買い物は近くなら歩く方がいい。

 

このそうめんVSパスタは以前から彼女と激論している。

今日の私のコメント

「そうめんはあっと言う間に茹であがって、茹でている間に何かできない。って言うのもいやだし、水でさらすために手を濡らすでしょ、そしたら次の作業に移る前に手を洗ってタオルで拭いてと、いくつかの工程が必要でしょ、それが面倒なの。それに比べたらパスタは茹でて、何かと混ぜればいい」

「パスタのソース作るの大変ですよ」

「ソース作らないよ。ぺペロンチーノではないけど、野菜などとからめて味付けはコンソメか醤油」

「コンソメですか?」

 

「歩いて買い物は大変ではないですか」

「駐車場から車を出して、また買い物先で気を使って駐車場に入れるくらいなら、歩いた方が面倒ではないよ。歩いていればUターンだって、道を変えることだってすぐだもの」

 

こんな会話の後、ふと彼女が私に問いかけた。

「時間泥棒の絵本知っていますか?ミヒャエル・エンデの作品」

「知らない」

「時間泥棒に時間を奪われて、時間がないから心の余裕が消えてしまうってお話なのですが、私完全に時間泥棒に時間奪われていると思います。すぐに効率的に動くためにはどうしたらよいか。って考えてしまって、早く終わることがいいことだと思っていたのですが、ミケさんの話を聞くと違いますね」

 

まあまあ、育児に家事に仕事にと今はできるだけ時間を有効に使いたいと思うのは当然のこと。

今の私には時間があるから余裕があるだけ。

これがまた、「先はこれくらいです」と宣言されたら、きっとバタバタと動き回るのだろう。

 

時間泥棒の絵本、検索したら「モモ」だった。

有名な児童文学じゃない。

モモ (岩波少年文庫(127))
ミヒャエル・エンデ,大島 かおり
岩波書店

読めば新たな発見があるかも。

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