善光寺から小布施に向かった。
車で30分くらい。
ちょっと早いけど、昼食にした。
一茶御膳そば付き(1530円)
アユの甘露煮と厚焼き卵と漬物とそばのスープがついていた。
そばのスープ美味しかったけど、バランス的に微妙。
お味噌汁とそば湯もあるのでお腹たぽたぽ。
天気が良かったから、暖かいスープより冷たいスープの方が良かったかも。
食事のあとは隣の北斎館へ。
現在特別展開催中。
晩年に何度となく訪れた小布施の地に沢山の作品が残っている。
第四展示室にある二基の祭り屋台には北斎が描いた「龍」「鳳凰」と「男浪」「女浪」が展示してある。
85歳、86歳で描いた絵だが、力強く素晴らしい。
小布施に北斎がいた時に庇護してくれたのが弟子でもある「高井鴻山」
今回は「高井鴻山記念館」に行ってみた。
北斎がアトリエとして使用した「碧漪軒(へきいけん)」
今回は第3展示室(穀蔵)では特別展が開催されていた。
最近はやりの「若沖」
伊藤若冲 「鶏百態図」があったが、鳥達が面白かった。
「東京で展示会してるのよね。GWに行こうと思ったけど、混んでいそうだったからやめた」
と話していたら、隣にいた男性が
「昨日、行ってきましたよ。朝1番に行ったのに、3時間待ちでした。人が多くてよく見れなかったから、こんな近くでじっくり見れてうれしい」
本当、本当。混んでいるところに行かなくてよかった。
たしか、私が行った「人造乙女美術館」をプロデュースした人と「若沖」をプロデュースした人は同じである。
北斎の下絵のもとに鴻山が書きあげた「象と唐人図」
象の目が印象的。
垂れ目で笑っている。
高井鴻山の妖怪画は有名である。
怖いけど可愛い。
美術鑑賞のあとはお土産のお買いもの。
小布施堂の本店で「天然かき氷」を食べることが出来る。
栗あんソース 860円、生いちごソース 760円
ふたりで悩んだが、昼食でお腹タポタポだったので、今回はあきらめた。
お土産は季節がら「水栗羊羹」
自分にはお勧めの「生栗らくがん くりは奈」
くりは奈美味しかった。
甘さが上品でいい。
まだまだ可愛いお店がたくさん。
時間をかけて訪れたい場所である。