雨の休日に読んだ本。
英語が上達するのには外国人の彼を持つといい。
ベッドの中での英語は上達するわよ。
そんな会話をした後に目にした本だった。
別に、ベッドの中で英語の勉強をする話ではない。
2008年に出版された本なので今は違うかもしれないが、アメリカの恋愛事情について女性の大学教授が書いた本。
「オンライン・デーティング」とは、インターネットのサイトを使ってデート相手を探すことである。
アメリカでは主流になっているようで、新しい出会いを探すのに、ウェブ登録して自分の条件にあった相手を探す。
日本なら「出会い系」などと言われそうだが、合コンするより確実に自分の希望とする相手に出会えるという。
まずは登録して、自分のプロフィールを作り、どんな相手が良いのかを記載する。
自分で条件からよさそうな相手を選んで、まずはメールや電話でやり取りし、気に入ったら出会う。
著者は、何人もの男性と出会っている。
日本で「デートする」と言えば、恋愛の相手または恋愛関係になる相手と出かけることを言うが、英語の「date」は名詞の場合は日本語と同じであるが、動詞として使われると、具体的な意味は使う人によって違うようだ。
出会って、意気投合してその日のうちにベッドインすることもあれば、意気投合したが何かしっくりこない。
「ケミストリー」を感じないから、友達以上にはなれない。
などなど、色々なパターンが書かれていた。
初めはいろいろなことを話して、相手を知る。
そして「ケミストリー」が合えば、じっくり付き合ってみる。
ただ、彼女、彼氏という関係ではないから、もっと相性がいい人が見つかれば、それで終了。
何だかな~。と思いながらも、年齢が上がって出会いが少なくなったら、こんなシステムもいいのかもしれない。
事実、アメリカの35%はこのシステムで結婚相手を見つけているという。
私も、結婚相手が欲しいのではなくて、お互いを縛りつけない何でも話ができる異性が欲しいなとは思う。
そこに肉体関係があってもいいと思う。
まあ。この本を読んでいると、ゲイの友人は親切で良いと言っているが、私の周りにはゲイはいない(笑)
良い人と出会いたいと思うなら、やっぱり積極的に行動しなくてはいけないのだろう。
「出会いがなくて」は言いわけにはならないらしい。