波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

病歴・治療歴(2012.6現在)

2011-11-20 15:41:03 | 病歴
タイケルブを使い始めて4週間経ち、恐れていた湿疹(特に顔)の副作用も今のところなく、
しこりも落ち着いているので、病歴の記事を更新します。
特にブログを始めてから今に至るまでは、薬の変更も多く症状もいろいろあったので
更新しそびれていました。

病院では、私の電子カルテは重くて開くのに時間がかかる、と言われた。本当かな。
あ、でも画像データがたくさんあるとそうかもしれない。

今後は、病歴・治療歴に関してはこの記事を更新していくことになると思います。


【病歴・治療歴】

2003.12 左乳癌告知される。息子は生後7ヶ月。                    
     (授乳中で発見遅れる。)
               
2004.1 左乳房全摘手術。ステージ3 リンパ節転移なんと28個! ホルモン±、Her-2 3+。                       
     術後の補助療法としてCEF 6クール開始。終了後、リュープリン注射開始。放射線治療開始
     あせりと不安で民間療法にハマりかける。

2004.11  腫瘍マーカーCEA上昇。
      肝臓転移(2センチ1箇所)出現。胸骨転移1箇所出現。


2005.1~ ハーセプチン+タキソール+アレディア開始(~2006.3)    
     肝転移縮小、後ほぼ消失。骨転移ほぼ消失。
(タキソール半年間で終了予定を、1年間に延長してもらった。)
 
2006.7  腫瘍マーカーCEA再び上昇。卵巣転移出現。

2006.9  両側卵巣・子宮摘出手術 (2週間入院)
      ハーセプチン+ナベルビン+ゾメタ開始。(~2009.7) 、3年間 寛解! 

2009.7  三度マーカー上昇。肝転移(2センチ1箇所)出現、骨転移(肋骨)出現。     
      ハーセプチン+ゼローダ+エンドキサン+ゾメタ開始。
      肝転移ほぼ消失、骨転移ほぼ消失。

2010.5  肝転移(2センチ1箇所、同じ場所)三度出現。

2010.7  肝臓の転移巣切除(2週間入院)

2010.11  左(術側)脇リンパ節及び胸壁に5ミリ~3センチの腫瘍複数個出現 (初めてエストロゲン強陽性)
       左肋骨の転移増悪。    


2010.11~2011.2  ホルモン剤フェマーラ → アロマシン  効果なし。
            しこり増悪。
       肋骨の痛みが酷くなり
オキシコンチン(医療麻薬)服用開始。
       このころブログ開設。

2011.3~  ジェムザール開始(ハーセプチン、ゾメタは継続)
        腫瘍マーカーCEA上昇  効果なし?

2011.4   左肩甲骨付近にしこり発覚

2011.5   左胸に皮膚転移出現

2011.6   うつ状態で精神科受診。抗うつ剤パキシル開始

2011.7   ジェムザールに変えてタキソール開始       
      しこり一部に奏効。      うつ状態改善。

20111.10~ 再びしこり増大。個数も増える。      
      タキソール中止、タイケルブ開始。
      造影CT結果内臓転移認められず。

2011.11  しこり、皮膚転移縮小傾向

2012.6   腫瘍マーカーCEA上昇、一部のしこり増大、胸骨付近の皮膚に数センチの皮膚転移(赤み)出現。

2012.6下旬~ タイケルブ+ハーセプチンに加えてゼローダ併用開始。      





もちろん、まだまだこれからも続きます。
治療をあきらめず、自分を信じて!




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病歴 エピソード編

2011-02-13 22:42:48 | 病歴
病歴について、エピソード交えて振り返ってみます。
病歴・治療歴は、別途2/12にUPしていますので、読みにくいですが、そちらも参考にしていただけると嬉しいです。


2003.12~2004.10  初発~転移発覚前まで

初めての育児真最中、子供もかわいい盛りのある日、定期健診のつもりが突然の告知。すでに脇の下にグリグリが。もう手遅れかも・・・。子供が生まれて初めて迎える正月が、無理やりの断乳と入院準備。手術は無事終わるも、結果は最悪。再発必至。だけど、周囲は「手術終われば、後は気持ちの 持ちよう。治ると信じよう。」負け戦を強いられた気分。街を歩けば、ベビーカーを引く健康なお母さんたちの姿が眩しく、強烈な孤独感を感じる。身体もだるく体調も悪い。何をやってもむなしく、不安とあせりから、サプリメントや食事療法・丸山ワクチン・○○療法と民間療法手当たり次第。お金は減るしストレスは増えるし、効いてる感じはしないし。数ヵ月後、バカバカしくなり「全部やーめた!」。(その後6年間現在に至るまで、民間療法一切なし。ブレなし、迷いなし。)手術した年の夏ごろから体調も回復し、子供も歩き出したころで、家族での外出増える。「あれ~遊んでいると楽しい~」。遊び(楽しいこと)を増やすうちに、いつのまにか不安やあせりが減っていき前向きな気持ちに。そうか、目の前の事を楽しめばよかったんだ!


2004.11~2006.4  肝転移・骨転移でタキソール

しかし、秋ごろから腫瘍マーカーCEA上昇。早くも悪い兆候か。結果はやはり再発。術後1年たたずで肝転移だから、先も長くないのか・・・?遺言ノートあわてて買う。だけど、術後の不安から抜け出た後で、再発告知も何とか乗り越え、抗がん剤治療にかける気持ちに。それに再発してしまったから、もう再発を恐れる必要はなくなった。なんといってもハーツーだ、ハーセプチン+タキソール効くはずだ。果たして治療開始後まもなく、腫瘍マーカーは正常値に。4ヶ月後のCTでも肝転移半分に縮小。効いてる!!よお~し、元気出てきたぞ。子供は3歳。まだまだ手がかかるけど、育児を楽しむ余裕も。


2006.4~2009.6  卵巣切除後ナベルビン

再発治療始めて約1年、マーカーCEAが上がり出した。あらゆる検査をして、3ヶ月かかって卵巣転移が判明。卵巣転移って周りであまり聞かない。もしかしてヤバイ転移なの?(・・・手術してその後4年半問題なしだからヤバくはなかった。)両卵巣と子宮の摘出手術のため2週間入院。3歳の息子もおばあちゃんと健気に留守番エラかった。3度目の入院は、初発のときと違って、自分のペースで読書やテレビなど快適かな。手術は無事終了、わずかな腹水あり・癌細胞も混じっていたが、腹膜転移はなし(ホッ)。後はハーセプチンで叩いてくれ、頼んだぞ。抗がん剤ナベルビン+ハーセプチン+ゾメタ開始。主治医は当初、日本では新しいナベルビンではなく使い慣れたゼローダを推奨したが、私は、複数の(ネット含む)セカンドオピニオンでよさそうだと思っていた、ナベルビンを投与してくれるよう、主治医に強く依頼。その結果、すぐにマーカー正常値に。4ヶ月後のCTでも肝、骨盤内、肺問題なし。その後、なんと約3年間の寛解!子供も私も楽しい幼稚園時代を過ごせました。旅行・海水浴・キャンプなどたくさんのお楽しみも実現できた。。もしかしてこのまま治ってしまうのではないか。


2009.7~2010.7 2度目の肝転移でゼローダ+エンドキサン、そして3度目の肝転移で手術

しかし一昨年春~夏に、左肋骨に転移(はじめて痛みを経験)、肝転移(同じ場所に1箇所)出現。ついにナベ様の効力も尽きたか。抗がん剤をゼローダ+エンドキサン(両方とも経口)に変え、ハーセプチンとゾメタ(この薬は骨転移には絶大な効力)はそのまま。1クール目の吐き気も乗り切り、夏休みは遊び計画すべて決行。マーカーも三度正常値に。CT結果も問題なし。幼稚園の最後の行事、謝恩会・卒園式も穏やかな気持ちで迎えられ、1年間のクラス幹事も無事務め終えられました。そして息子の晴れ姿、入学式。真新しいランドセル背負ってピカピカの一年生!ああ、この日を元気に迎えられた!ところが、5月のPET/CTで、3度目の肝転移出現。しつこいヤツめ。今回は荒技で、転移巣を手術した。肝臓の端っこ、しかも1個だから手術できました、ラッキー!これでおさらば~、もう出てくるなよ!


2010.8~2011.2現在 左脇に複数個のしこり出現でホルモン療法

肝臓はめでたくキレイになり、肋骨転移はゾメタに任せよう。しばらくゆったりしよう。という思いもつかのま、11月下旬に、左術側の脇前方下に小さいしこり発見!!!えーっ...。 エコーで検査したらなんかたくさんある。生検したら、初めて、エストロゲン強陽性。今まで、抗がん剤でガンガン叩いてきたけど、おとなしくしていたホルモン陽性がん細胞が今頃動き出してきたのか。2010.11~フェマーラ。2011.1末時点で効いてない。2月からアロマシンに変更。でもしこりは日々成長してる~ 
左肋骨の転移も痛みが急に増し、麻薬デビューしました。オキシコンチンで様子見です。
痛みとしこり増大でストレスが大きく、そろそろ抗がん剤の出番だよ...。

こんな状況です。書いてみると、闘病生活も長くなったなあと。まだまだ終わらないぞ




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病歴UPします。

2011-02-12 20:49:22 | 病歴
こんばんは。雪は積もらず、息子はつまらなそうでした。
今日は、月1回の患者会に顔を出し、ランチもいただいて、たくさんおしゃべりして、
少しすっきりしました。

今までの病歴をUPしますね。少し細かいですが、よろしくです。

【病歴・治療歴】

2003.12 左乳癌告知される。息子は生後7ヶ月。                    
     (授乳中で発見遅れる。)
               
2004.1 左乳房全摘手術ステージⅢ リンパ節転移なんと28個! ホルモン±、Her-2 3+。                       
     術後の補助療法としてCEF 6クール
開始。終了後、リュープリン注射開始。放射線治療開始。
     あせりと不安で民間療法にハマりかける。

2004.11  腫瘍マーカーCEA上昇。
      肝臓転移(2センチ1箇所)出現。胸骨転移1箇所出現

2005.1~ ハーセプチン+タキソール+アレディア開始(~2006.3)
      肝転移縮小、後ほぼ消失。骨転移ほぼ消失。
      (タキソール半年間で終了予定を、1年間に延長してもらった。)
 
2006.7  腫瘍マーカーCEA再び上昇卵巣転移出現

2006.9  両側卵巣・子宮摘出手術 
      ハーセプチン+ナベルビン+ゾメタ開始。(~2009.7)  
      3年間 寛解!    

2009.7  三度マーカー上昇肝転移(2センチ1箇所)出現、骨転移(肋骨)出現     
      ハーセプチン+ゼローダ+エンドキサン+ゾメタ開始。
      肝転移ほぼ消失、骨転移ほぼ消失。

2010.5  肝転移(2センチ1箇所、同じ場所)三度出現

2010.7  肝臓の転移巣切除

2010.11  左(術側)脇リンパ節付近に5ミリ~3センチの腫瘍複数個出現     
     (初めてエストロゲン強陽性)
      左肋骨の転移憎悪。    

2010.11  ホルモン剤フェマーラ開始。

2011.2   リンパ節のしこり増大のため、フェマーラを、アロマシンに変更。
      経過観察中。
      肋骨の痛みが酷くなり、オキシコンチン(医療麻薬)服用開始。

以上、長くなりました。

この6年間、転移 → 抗がん剤 → 寛解 → 転移 → 抗がん剤 → 寛解 
を幸いながら繰り返してきましたが、さすがにここのところ、そうは問屋がおろさなくなってきました。
来週木曜日の診察時に、今後のことまた相談です。
随時報告しますね。

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