波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

高校生以来手にする「アコースティックギター」~我が家に新たな音楽の風が・・・

2018-09-28 22:28:36 | 音楽とピアノ
☆アッピア夫です。

随分涼しくなって、すっかり秋らしい季節になって来ましたね。
秋と言えば・・・スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋、食欲の秋、行楽の秋・・・などなど

秋を形容する言葉は色々とあり、「どれも別に秋でなくてもいいのになぜ秋?」とも思うのですが、
夏のギラつく暑さや喧噪が終わって、落ち着いて好きなことが出来ると言うイメージなのでしょうね。

そして、我が家の秋と言えば・・・「音楽の秋」
先週末に高校生以来、息子にとっては生まれて初めての「アコースティックギター」を購入しました。

きっかけは、息子が現在のバンドとは別に、アコースティックなボーカル主体の男子6人バンドを
始めることになったためです。

何と、学園祭での中学3年生6バンドの演奏に触発された同級生の中から、
新たに5バンドが立ち上がることになったようです。

いきなり大量に入部届けが出された軽音部の顧問は、「どうゆうこっちゃ・・・?」と困惑気味・・・
突然のノリで行動する思春期の子供達を相手にする先生の気持ち・・・お察しします。

さて、ギターが我が家に届いたその日・・・
「何か置いてあるだけで雰囲気があってカッコいいなあ」・・・と息子は珍しく感激し、
「これがあるとすっかり高校生時代に戻るよなあ」・・・と私はドップリと郷愁に浸りました。

とにかく「アコギ」は独特の柔らかいフォルムが美しく、マホガニーの色合いと木目の風合いも良く、
改めて「数ある木工楽器の中でも最高の芸術品」だと思いました。

車もバイクも、電車や新幹線も、飛行機や船も、カブトムシにクワガタも・・・
ほとんど「カッコいい」と言ったことがない息子から、「カッコいい」と言う言葉を聞いたのは、
最近では「家入レオ」のコンサートと今回のギターくらい・・・

「これも時代かな・・・」とも思っていたのですが、それでも色々とカッコいいと思う子はいるので、
自分の好きな楽器を息子が「カッコいい」と思ってくれたことが嬉しかったです。

因みに、息子は「エレキギター」には全く興味がなく、カッコいいとも思わないようです。
まあ、楽器の好みも人それぞれ・・・

・・・と、ギターは見て満足している訳にもいかず、息子は来月からギターを習うことになりました。
私は、完全に忘れてしまったコードなどを改めて1から覚えて、独学で練習していこうと思います。

まずは1曲「弾き語り」が出来るようになることを目標に・・・
と言いつつ、しばらくは弾くことよりも見て触って昔を思い出して・・・

ところで、「ギターに足を6本付けたら『カブトムシ』に似てないか?」と思ってしまった私は、
今はギターが6本足で家の中を動き回る変なイメージが頭から離れません。

ギターの見過ぎにはご注意を・・・

2018年9月28日


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「『尋常性ざ瘡(そう)』と言うちょっと怖そうな病名は?」・・・「ニキビ」の正式名称

2018-09-21 23:11:35 | 病気について
☆アッピア夫です。

「ミッコ」さん、学園祭のブログへのコメントを有難うございます。
思春期の純粋で真っ直ぐなエネルギーは本当に美しく、そして羨ましいですね。
学園祭に行く度に「純粋だったあの頃に戻りたい」・・・といつも思わされます。

ところで、思春期につきものと言えば・・・「ニキビ」

「ニキビ」と言うと、思春期特有のちょっとした生理現象くらいに思っていたのですが、
実は「尋常性ざ瘡(そう)」と言う名前のれっきとした皮膚の病気だと言うことを最近知りました。

しかも明確な原因はまだ解明されておらず、ざっくりと「細菌と皮脂とホルモンによる相互作用」・・・
位のことしか分かっていないようです。

明確な原因が分からないため対症療法となり、悪化させないためには初期段階での治療が大事なようですが、
軽くみていた結果、息子はこの1年ほどずっと酷いニキビに悩まされることになりました。

1年前にニキビが酷くなって来たので、フラッと家から近い皮膚科に行き、薬を処方してもらいました。
ごく最近まで、薬がきれたら息子1人で病院に行って薬を処方して貰うことを続けていましたが、
ニキビは治まるどころか一層悪化していました。

良くならないまま数種類の薬をずっと処方され続け、挙げ句に高価な薬を追加で処方されました。
「良く利く薬でちょっと高いけど大丈夫?」と中学生に高価な薬の使用を勝手に了解させたことに憤慨し、
私が以前お世話になったことのある信頼できる皮膚科に連れて行きました。

そこでは「今は安くてもっと効果のある薬がありますよ」と、塗り薬と漢方薬を処方されました。
そして、その薬を使い続けて約1ヶ月・・・

お陰で、酷かった炎症もかなり治まり、随分改善されました。
対症療法と言うのは、病院によってこんなにも差があるのかと実感させられた出来事でした。

どんな病気でも「病院選びに手を抜いてはいけない」と言うことですね。
アッピアがいたら、「効果がなかったらすぐに対応しなきゃだめ!」と言われそうです。

昔から「ニキビは青春のシンボル」や「思われニキビ」などと言われていたためか、
軽く考えていましたが、「皮膚の病気」なのだからしっかりと治療しないといけないと言うことですね。

少なくとも「ニキビ痕」が残らないように・・・

因みに、「ニキビ」と言う言葉の語源は諸説あるようですが、受ける印象からどうしても病気と認識しにくい。
・・・かと言って、正式名称の「尋常性ざ瘡(そう)」じゃ何のことかさっぱり分からない。

いっそのこと、「思春期皮膚病」や「顔面ブツブツ病」など、しっかり病気だと認識出来る名称にすれば、
誰もがもっとニキビの治療やケアに意識が高くなると思うのですが・・・

「青春のシンボル」ではなく「青春の汚点」・・・「思われニキビ」ではなく「嫌われニキビ」・・・
ここまで言い換えたら確実に治療の意識は高まると思うけれど、あまりにも可愛げがないか・・・

2018年9月21日


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「色の三原色」を混ぜると黒くなり「光の三原色」を混ぜると白くなる・・・色の不思議

2018-09-15 00:51:30 | 不思議な出来事
☆アッピア夫です。

ここのところ朝晩がめっきり涼しくなり、随分秋めいてきましたね。
そう言えば、コオロギや鈴虫、松虫など秋の虫の鳴き声を随分と聞いていないように思い、
窓を開けて耳を澄ましてみたら、リーンリーンとスズムシの鳴き声が聞こえました。

実は、結構身近で鳴いているのに、こちらが気づいていなかっただけなのでしょうね。
久し振りに聞いた鈴虫の鳴き声にはかなり癒やされました。

さて、前回は息子の学校の学園祭で「三原色」と言う演劇を観たことを書きましたが、
今回はその劇で始めて知った「『三原色』の不思議」について書きたいと思います。

「三原色」は、その組み合わせで全ての色を作り出せる基本色ですが、「色」と「光」とでは異なります。

「色の三原色」・・・黄色、マゼンタ(赤紫色)、シアン(青緑色)
「光の三原色」・・・黄色、緑色、青色

そして、この三原色をそれぞれ混ぜ合わせるとどうなるかと言うと、実は真逆の結果となります。
「色の三原色」は混ぜると黒くなり、「光の三原色」は混ぜると白くなる・・・

前者は、子供の時に誰もが経験したことがあるかと思いますが、
良い色を出そうとして、絵の具の色を混ぜれば混ぜるほど黒っぽい汚い色になりましたよね。

後者は、普段見ている太陽光と虹の関係を考えてみると分かります。
虹は、雨粒など水滴のプリズム現象で光が屈折して反射されることで七色に分解されて見える現象ですね。

つまり、太陽光には元々色々な色が混じっている・・・
元々色々な色を含んでいる太陽光は、それが混じっている状態では白く(白っぽく)見えると言うことになります。

なぜ「色」と「光」では真逆になるのか、その具体的な理由が知りたくて調べてみたところ、
人が身の回りの物を見る時、通常はその物に当たって反射した光でその物の色を認識しているようです。

赤色の物体は赤色と言う光の反射を見ている・・・逆に言うと、その物体は赤色以外の光は吸収している。
赤色と青色の絵の具を同量混ぜると、赤色も青色もそれぞれ反射が半減し、吸収が増えた結果紫色となる。
これに他の色を混ぜることを繰り返していくと、全ての色を吸収して三原色の反射が0%となり黒くなる。

私達は、その物の反射する光でその物の色を認識している。
そして、違いは光の反射で物を見ているか、スマホ・PC・TVなどのように光そのものを見ているか・・・

こう考えると、「色」も「光」も何とも不思議な存在に思えます。

「色」として強く印象に残っているのが、スピルバーグ監督の名作映画「シンドラーのリスト」で、
全編モノクロのシリアスな画面の中で、赤い服を着た女の子だけがカラーで写っている印象的な映像・・・

また、「光」として印象的なのは、「レンブラント」と「フェルメール」の二人の画家・・・
特にフェルメールの「牛乳を注ぐ女」等の室内の自然光は、光の暖かさも感じるほどのリアルな光の存在感・・・

私達が毎日、様々な「色」と「光」に囲まれて生活し、それらを光の反射として認識していると思うと、
身の回りのものの見方さえも変わってくる気がします。

2018年9月14日


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「演劇」で感動し「軽音」で盛り上がり「合唱」で癒やされる~3回目の息子の学園祭

2018-09-08 23:19:24 | 感動の出来事(学校イベント)
アッピア夫です。

昨日と今日は、息子の3回目の学園祭・・・
昨日は、杖をつきながら朝9時の開始時間から16時の終了時間まで目一杯楽しんで来ました。

あちらこちらと動き回ったため、まだ不自由な足がかなり疲れましたが・・・

今年のスケジュールは、「演劇①⇒軽音(午前)⇒クラス企画⇒各展示品⇒合唱⇒軽音(午後)⇒演劇部②」
・・・と言う流れとなりました。

「演劇」の一つは、色の基本である「三原色」にまつわる7つのショートストーリーで構成された劇で、
サスペンス・ホラータッチのちょっと怖い物語でした。

もう一つの演目は、生徒のオリジナル脚本で、学園祭の後片付けをしながらそれぞれの家庭の問題や、
本人達の抱えるストレスが浮き彫りになっていくと言うリアルな内容・・・

改めて、演劇の「生身の人間が演じる」ことと「考えさせられる感動」がいいな・・・と感じました。

また、「軽音」と「合唱」は、どちらもじっくりと観たのは今年が初めて・・・
「軽音」は、息子が今年から入部しているためですが、「合唱」は時間の合間にフラッと鑑賞しました。

「軽音」も「合唱」もスタイルは違っても、皆で音を合わせて音楽を表現するのは同じ・・・
息子もバンドを始めてから、音を合わせて表現することが楽しくて仕方ない様子です。

「軽音」と「合唱」の違いは「盛り上がる」か「癒やされる」か・・・私はどちらも大好きです。

「軽音」は朝から夕方まで12バンドも演奏するため、各バンドの演奏時間は限られますが、
息子のバンドの学内での発表も今回で3度目となり、発表する度に曲が増え今回は3曲を披露しました。

学園祭では「部室=ライブハウス」での演奏となり、狭いながらも臨場感たっぷり・・・
息子たちの演奏の時には、たくさんの友達が駆けつけてくれて、人数が多すぎて全員立ち見となりました。

私は、ビデオを撮るために椅子の上に乗って観ていましたが、立ち見のライブ感は最高でした。

ライブハウス感覚での盛り上がりを始めて経験する本人も気分が良かったようで、
家に帰っての第一声は「今日の演奏は気持ち良かった~」

また、息子のクラスの今年の企画は「おとぎ話法廷」と言うおとぎ話を題材とした模擬裁判で、
それを傍聴する観客が有罪か無罪を判決すると言うものでした。

「美女と野獣」版と「桃太郎」版の2話があったのですが、息子は「美女と野獣」版の脚本を書き、
「桃太郎」版の被告人である「桃太郎」の証人として登場する「おばあさん」役をやったようです。

笑いありシリアスありで、なかなか面白く、中3の中では一番いい企画賞を獲りました。

また、生徒の展示品の中では、今年から発足した「折り紙研究会」が造った折り紙の作品が素晴らしく、
中でも3000枚の折り紙パーツを組み合わせた大きな球体が壮観でした。

学園祭は、生徒の熱い思いや学生らしいアイデアが一杯詰まっていて、素人感覚や手作り感と共に、
ほとばしる若いエネルギーを感じることが出来て大好きです。

こう言うものを観ると「何でもかんでもコンピュータ化して欲しくない」と思いますし、
「IT時代だからこそのアナログ感、手作り感」の良さを改めて認識することとなりました。

2018年9月8日


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