波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

親子で感激の「藤原さくら」の初ライブ~息子のライブハウスデビュー

2016-10-29 02:21:33 | 感動の出来事(ライブ)
☆アッピア夫です。

この火曜日、仕事上がりに学校帰りの息子と待ち合わせ、ライブハウスに行きました。私としては約10年振りで、息子にとっては記念すべきライブハウスデビューとなりました。二人とも大好きな「藤原さくら」を中心に今売り出し中の全5組の集合ライブでしたが、何と最前列で観ることが出来、息子にとっては最高のデビューとなりました。

3番目に登場した「藤原さくら」・・・3曲のオリジナル曲と、ドラマの中で発表された「Soup」、そして「スタンド・バイ・ミー」のカバーと、25分と言う短い時間でしたが、二人とも初めて聴く「生さくら」に大満足・・・「手が届きそうな距離で、しかも目が合った!」と息子は大感激・・・

因みに、私はベン・E・キングの「スタンド・バイ・ミー」が大好きで、アッピアとの結婚式でもお色直しの新婦退席の時にも流しました。「行かないで側にいて!」と、ちょっとシャレを利かせたつもりで・・・

息子と一緒にドラマをきっかけにはまった「藤原さくら」・・・スモーキーで癒される歌声に惹かれ、自作曲にも魅了されて発売されている三枚のCDをまとめ買いし、今でもずっと聴き続けています。自分の娘でもおかしくない位の20歳の若いシンガーソングライターですが、その才能とナチュラルで自然体な雰囲気に惚れ込み、ずっと応援して行こうと思っています。

今回のライブ来場者は多分2,000人位・・・その中でも私と息子は2列目という好位置で観ることが出来ました。平日と言うこともあり9割方10代後半~20代前半の女性・・・ちらほらと若い男性も見かける中でおじさんは私を含めて数人、中学生位の子供は他には見かけませんした。

開演まで約1時間待っている間に、前の最前列の高校生か高校卒業したての女子5人組と仲良くなり、彼女らのファンのアーティスト出番の時に後方にいる友人二人を我々のところに合流させてあげる代わりに、藤原さくらの番に最前列を譲ってもらうことになりました。

騒がしいながらも彼女達のテンポ良い愉快な話にいつの間にか入り込み、色々と話をしてしまいました。関西人気質の私はこう言う時、せっかくの出会いを活かさないともったいないと、年齢性別を問わず溶け込んでしまいます。これまで新幹線や飛行機で隣に乗り合わせた方とは余程話が合わなそうだと思う人以外とは、その場限りの会話を楽しみます。

実は、息子の学校では今週は中間テストの真っ最中・・・そうした中、勉強そっちのけでライブに連れ出すなど、アッピアがいたらきっと却下されていたかも・・・

自分が中学生の時に、スターウォーズを始めたくさんの映画に出会い、多ジャンルの音楽に触れ、色々な本を読みました。私のライブデビューは大学生になりたての頃、たまたま機会のあった「シーナ&ロケッツ」でした。それをきっかけに国内外のアーティストのライブやコンサートに数多く出かけました。息子にもそう言う素晴らしいものと出会うきっかけを作ってあげられたらと思っています。

「この臨場感はいいだろう?」「良かった~最高!」・・・今回は息子に良い機会を与えられたかな?

2016年10月29日 アッピア夫


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「フェンスにまたがったまま『こんばんは』」~この恥ずかしい仕打ちはボールの祟り?

2016-10-21 23:45:05 | 面白い出来事
☆アッピア夫です。

前回、「ボール遊び」について書いたからでしょうか? 不思議なくらいタイミング良く(悪く・・・)、ボールに祟られたような恥ずかしい出来事がありました。

日曜日の夕方に、「屋上でトレーニングしてくる」と息子がフッと家を出て行きました。住んでいるマンションは屋上が庭園となっていて、鉄棒などいくつかのトレーニング器具が配置され、屋外トレーニングジムのようになっています。息子が小さい頃は一緒によく屋上で遊んでいましたが、最近は専ら息子が自主トレとして利用しています。

今回も、「自主トレに行ったのだろう」と思っていたら、30分位して焦った感じで戻って来ました。

★「ボールが無くなった・・・」
☆「無くなったって、どこで・・・?」
★「屋上でリフティングやってたら下に落ちた。これから探しに行って来る。」
☆「サッカーボール?」
★「そう、部活の・・・」

息子はよくサッカーボールが3球入ったバッグを持ち帰ります。週末に学外にあるグラウンドでの練習や、試合の時に中1生が持ち運び役をやっています。どうやら、今回は持ち帰っていた部活用のボールで練習していて、蹴りすぎて屋上のフェンスを飛び越えてしまったようです。

☆「何で自分のボールじゃなく、学校のボールを使ったんだ!一緒に探すから見つかるまで夕食なし!」
★「ごめん・・・」

住んでいるマンションは丘に張り付くように建っていて、説明するのが難しい程複雑怪奇な構造となっています。12階建てなのですが、北側からだと一番下から見えるのですが、南側からだと丘の上に建つ6階建ての建物に見えます。丘の上が7階で7階住戸には庭が付いています。しかも、各戸が斜めに段々になるような形となっているため通路はジグザク・・・一つに繋がっている建物ながら途中で南向きと東向きの棟に分かれます。入り口は1階と4階にあり、駐車場は4階でその上の5階は庭園通路・・・

多分この説明だけで理解出来る方はいないと思いますが、とにかく「よくこんな構造を思いついたな」と思う位不思議な構造になっているので、息子が小さい頃は友達を連れて来てよく「マンション探検」をして遊んでいましたね。複雑な構造の中に面白い場所がたくさんあって飽きないんだと思います。

そんな複雑な構造のマンションである上、建物の周囲は草に覆われているところも多いため、ボールなど無くすと探すのはとても大変です。しかも、秋も深まるこの頃は日が落ちるのも早く、ボールを探し始めた頃はすでに暗くなっていました。

互いに懐中電灯を持って、息子はマンションの中、私はマンションの周りを探していました。マンションの1階入り口横には、マンションとは無関係な保育園があります。その中をフェンス越しに覗くと何とサッカーボールらしいボールを発見・・・ただ少し遠いので無くしたボールかどうかの判別がつきません。

しようがないので、保育園を囲むフェンスをよじ登り保育園の中に侵入・・・一応これはれっきとした不法侵入ですが・・・当然のことながら誰もいないことを確認し、素早く保育園の中に入り一目散にボールのところに走り拾い上げて見たところ、確かにサッカーボールはサッカーボールなのですが、かわいいキャラクターの絵が描かれていてどう見ても幼児用・・・そりゃあそうだ、保育園だし・・・

「何とも紛らわしいボールが、しかもこのタイミングで、いかにも『落ちてますよ』的な感じでなぜここにいる訳?」と心の中でブツブツ言いながら、ボールをすぐに戻し、また一目散にフェンスに向かって駆け戻り、フェンスを素早く上り、「さあ乗り越えて終了」と、またいだところで、何とちょうど外に出て行こうとするマンションの住人であるおばさんにバッタリ遭遇・・・

こう言うピンチの時の人間の行動って面白いですね。フェンスにまたがったまま、いつもよりも明るく元気な声で「こんばんは~!」・・・(「私は何も悪いことをしている訳ではないんですよ~」と言う精一杯のアピール)・・・ビックリしたように私を見上げたおばさんも「こ、こんばんは・・・」戸惑いながらも丁寧に挨拶してくれました。

「〇〇〇の野郎!お陰で不審者になってしまったじゃないか・・・」心の中でブツブツ言いながら家に戻り、しばらくすると「ボールが見つかった!」と嬉しそうにサッカーボールを抱えた息子が帰って来ました。

やれやれ、一件落着・・・その後息子に大目玉を食らわしたことは勿論ですが、息子が持ち帰るボールケースを見る度に、あの恥ずかしい出来事を思い出さざるを得ません。

前回「ボール遊び」のことについて書いたけど、何かボールの気に障るようなことでも書いたっけ・・・?

2016年10月21日 アッピア夫


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「ボウリング」をしながら考えた「ボール遊び」について~体育の日に

2016-10-14 22:58:50 | 最近考えること
☆アッピア夫です。

ミッコさん、コメントを有難うございました。正にミッコさんの息子さんのように、ピアノをずっと趣味として楽しんでくれることが親としての願いです。また、コメントの通りこれはアッピアの願いでもありますね。

さて、10月10日の体育の日に、珍しく二人とも予定がなくフリーであった私と息子は、体育の日でもあることだし何かスポーツをと、「卓球」か「ボウリング」をやることになりました。

「卓球」は、息子が小学生の時に友達とよくやっていましたが、中学生になって卓球仲間とはなかなか時間が合わなくなり、前々から「時間があれば行こうよ」と言われていました。「ボウリング」は夏休みに中学校の友達とやって楽しかったらしく、ただまだ上手くないので「時間が出来ればコーチ役になる」ことを約束していました。

結局「ボウリング」に行くことに決まり、夏休みからの約束が秋も深まる10月になってやっと実現しました。

息子との「ボウリング」は今回が2回目・・・1回目はまだ3~4歳の頃で、アッピアと一緒に両手でボールを転がしていました。「ボウリング」と言うよりも「ボール転がし」と言った方が正しく、それ以来のため10年振りとなります。

朝早く行ったにも関わらず混んでいて30分位待ちました。「なぜこんなに朝早くから人気なのだろう」と不思議に思っていたら、そのボウリング場は24時間営業で、朝5時から「投げ放題プラン」というのがあり、安い定額料金で好きなだけゲームが出来る。それじゃあ朝早くから混むはずです・・・

息子が投げる後ろ姿を見ながら、両手で転がしていた頃の光景とダブり、何とも感慨深い気持ちになりました。ただ、ボウリングの技術はまだまだ・・・スコア的には2倍もの開きがあり、「凄いな~」と言われる度に「よしよし・・・まだ優位に立てるものがあったぞ!」と悦に入っていました。

話は変わり、息子と父親の遊びとしては「ボール遊び」が多いもの。キャッチボールやドッヂボール、サッカーなど・・・息子がまだ小さい頃は、様々なボールやグローブを一揃い持って公園に連れ出し、色々なボール遊びを散々やってお互いにクタクタになるまで遊んでいました。

砂地の公園でやることが多かったので、家に帰ると息子の靴の中は砂だらけ・・・息子の靴を玄関でひっくり返したアッピアは、溢れ出る砂によく悲鳴を上げていましたね。

因みに、今はほとんどの公園が「ボール遊び禁止」です。公園で「ボール遊び禁止」なら、広い空き地もない町ではいったいどこでやれと言うのか?私は親が付いていて人に迷惑をかけないことを前提に「禁止」を無視してやっていましたが・・・

「ボール遊び禁止」の影響なのか、最近は親子のキャッチボールの光景もめっきり見なくなりました。ドッヂボールやサッカーは子供同士小学校の校庭でも出来るとして、今どきキャッチボールは子供同士ではやりませんので、キャッチボール経験がないまま成長することを危惧します。

「たかがキャッチボール、されどキャッチボール」・・・キャッチボールが出来なくても日常生活で困ることはありませんが、物を目標に向けて真っ直ぐ投げたり、物を投げる時の腕のしならせ方や下半身のバランスの取り方などの技術を身に着けていないと、本格的にスポーツをやったり、場合によっては自分の身を守ったり・・・いざと言う時に支障になるような気がします。

なぜか「ボウリング」をやりながら「ボール遊び」のことを考えてしまいましたが、時々「ボウリング」を「ボーリング」と勘違いしている人がいますね・・・「ボーリング」は穴掘りですよ~!

2016年10月14日 アッピア夫


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「ついに最年長、そして唯一の男子に」~7回目のピアノ発表会

2016-10-07 20:58:30 | 息子の成長
☆アッピア夫です。

この日曜日、息子の7回目の「ピアノ発表会」がありました。小学1年生から今の先生に習い始めて7年目・・・ついに生徒の中では最年長となり、しかも男子は一人だけとなってしまいました。

ピアノを習っていた小学生も中学生になると部活などが忙しくなり、ピアノレッスンから卒業していく子が増えてきます。もっと本格的なレッスンに移って行く子も中にはいるのかも知れませんが・・・いずれにしても、男子は年齢が上がると共に確実に減って行きます。

以前は、先生の自宅マンションに通っていたのですが、2年ほど前からマンション内でピアノ教室をすることが難しくなり、今は出張レッスンとなっています。最近は、保育園や幼稚園の子供の声も騒音として敬遠される時代・・・つくづく音に対して敏感な時代になって来たなと感じます。

私が子供の頃は、ピアノと言うと出張レッスンが普通だったように思いますが、今は出張レッスンを嫌がる家庭も多いと聞きます。先生が家に来るとなるとそれなりに家を綺麗にしておかないといけないので、親の負担も大きいのでしょう。

我が家も例外ではなく、レッスンの前日は息子に号令をかけて片付けをしたり、夜中に掃除機をかけたり、どうしても前日に出来ない日は、当日の朝に超特急で掃除機をかけることもありました。ある意味、それが掃除機をかけることのモチベーションになっていました。今は、掃除を委託しているのでそう言うことからも解放されましたが・・・

ピアノの話に戻り、生徒が20人位いた頃は、発表会も一人あたりソロと連弾の2曲でしたが、今年は半分の10人でしたので、それぞれソロで3曲ずつ弾くことが出来ました。息子の場合、2曲はクラシックでしたが、後の1曲は「いきものがかりの『ワンゴール』」・・・息子が先生にお願いをして弾くことになった大好きな曲です。

ピアノレッスンを受けている子供は、余程好きな子は別にして、多かれ少なかれ続けるかどうかの微妙な時期が必ずあると思います。息子も一度だけ危機がありました。レッスンの合間に自宅で教えていたアッピアが他界してからは、ピアノに向かう時間も自然と減り、ちょうどその時期にJ-POPに興味を持つようになって来ると、「クラシックは好きじゃない。ピアノはもうつまらない。」と言い始めました。

ただでさえ、ピアノの前にじっと座っているのが苦手な男子・・・成長と共にピアノから離れていくのも自然なことかも知れませんね・・・私は、母親の干渉や押しつけが強かった影響で強制されることが大嫌いです。息子にも「何事においても強制はしない」ことを誓っています。息子が「つまらない」と言い始めたタイミングで、「通常のレッスン曲以外に、本人が弾きたい曲も弾かせて欲しい」と先生にお願いしました。快く受け入れてくれた先生は、その時に息子が大好きだった嵐の曲を色々と弾かせてくれ、そのお陰で「好きな曲をピアノで弾けるのは楽しい」と、すっかり気持ちが戻りました。

今では、発表会でもJ-POPを弾かせてくれるようになり、今はまた生活の一部としてピアノを楽しんでいます。そうやって危機を脱した息子は、最近になってクラシックの面白さにも気づき初めています。J-POPではなく、クラシック曲で「今度の発表会ではこの曲を弾いてみたい。カッコいい。」と・・・

「いかに楽しむか」・・・長く続けるためにはそれしかありませんね。

2016年10月7日 アッピア夫


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