☆アッピア夫です。
いきなりですが、最近スズメバチが増えたと思いませんか?
私の住むマンションでは「スズメバチに注意!」の書状が配布されました。それを見て「そう言えば最近スズメバチを良く見かけるよな・・・」と気づきました。
どうやら、温暖化の影響や環境の変化から、田舎で生息していていたスズメバチが都会に進出し、しかもどんどん増殖しているようです。これからは都会でも身近で見かけるのが当たり前になるのかも知れませんね。
私が生まれ育った田舎では、ミツバチは普通に飛び回りスズメバチもいくらでもいました。夏になるとハエや蚊がブンブン・・・夜になると蛙の大合唱で、秋にはトンボが飛び回る・・・と言う世界でしたので、スズメバチを見かけても何とも思わないのですが・・・
家の軒下には毎年のように蜂の巣が出来ましたが、蜂の巣の成長は感動するくらい早かったですね。しかも相当な大きさになります。イメージとしてはドッジボール位でしょうか・・・
また、おやつ代わりによく「蜂の子」も食べました。軒下の蜂の巣が大きくなって幼虫がいい感じに成長すると、父親が巣を取り、幼虫を煎って食べさせてくれました。蜂の巣を取ろうとすると当然のことながらスズメバチ軍団が攻撃してくるので、毎回大騒動・・・ハチの攻撃を防ぎながら、妹と「ワーワー!キャーキャー!」言いながら見ていたことを思い出します。蜂の子は少し苦みがありましたが結構美味しかったです。栄養価も高いはずです。
スズメバチの話はさておき、先日移動途中の電車の中で面白い出来事に遭遇しました。平日の昼間で電車は空いており、出入り口の近くに座っている私のすぐ近くに外国人女性が立っていました。
しばらくすると、彼女が持っていた鞄を突然しゃかりきに振り回し始めました。「どうしたのだろう?」と見てみると、どうやら電車の中にスズメバチが入って来たようでした。相当嫌いなんでしょうね・・・とにかく「このやろ!このやろ!」という感じで鞄を振り回しハチを追い払おうとしていました。
ハチは人間が騒げば騒ぐほど、自分が攻撃されていると思って反撃して来る。子供の頃からそう言い聞かされて来た身としては、それを言ってあげたかったのですが、「もしも日本語が通じなかったら・・・」などと考えていると、完全に反撃に転じたハチがその人に向かって体当たりしてきました。ハチに体当たりされた彼女は「ギャー!」と言うとんでもない声を張り上げて隣の車両に走って逃げていきました。
・・・とそれだけであれば、単に「ハチに攻撃された外国人女性が逃げていきました」と言う特別でもない話になるのですが、この話のクライマックスはその後・・・
彼女が走り去ったすぐ後に、私の向かいに座って無関心そうにスマホをいじっていた20歳前後のオタク風な男性がゆっくりと立ち上がり、バッグの中からビニール袋を取り出しました。そして、ちょうどタイミング良くその男性の前を横切ったハチを、ビニールを軽くスッとひと降りしてビニールの中に納め、ササッと縛ると鞄の中に納めると、何事もなかったかのように座り直して、またスマホをいじり始めました。
その間の時間はたぶん30秒位でしょうか・・・あまりの早業に隣に座っていた年輩の女性が軽く拍手しながら「すごい~!」と言葉を発しましたが、その男性は何の反応も示さず始終無表情のままでした。その光景を目の前で、まるでマジックショーのように見ていた私は、心の中で呟いていました。
「お見事、素敵なショーを有難う!」・・・最後にニコッと笑ってくれたらもっと良かったんだけどな・・・
2016年6月24日 アッピア夫
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いきなりですが、最近スズメバチが増えたと思いませんか?
私の住むマンションでは「スズメバチに注意!」の書状が配布されました。それを見て「そう言えば最近スズメバチを良く見かけるよな・・・」と気づきました。
どうやら、温暖化の影響や環境の変化から、田舎で生息していていたスズメバチが都会に進出し、しかもどんどん増殖しているようです。これからは都会でも身近で見かけるのが当たり前になるのかも知れませんね。
私が生まれ育った田舎では、ミツバチは普通に飛び回りスズメバチもいくらでもいました。夏になるとハエや蚊がブンブン・・・夜になると蛙の大合唱で、秋にはトンボが飛び回る・・・と言う世界でしたので、スズメバチを見かけても何とも思わないのですが・・・
家の軒下には毎年のように蜂の巣が出来ましたが、蜂の巣の成長は感動するくらい早かったですね。しかも相当な大きさになります。イメージとしてはドッジボール位でしょうか・・・
また、おやつ代わりによく「蜂の子」も食べました。軒下の蜂の巣が大きくなって幼虫がいい感じに成長すると、父親が巣を取り、幼虫を煎って食べさせてくれました。蜂の巣を取ろうとすると当然のことながらスズメバチ軍団が攻撃してくるので、毎回大騒動・・・ハチの攻撃を防ぎながら、妹と「ワーワー!キャーキャー!」言いながら見ていたことを思い出します。蜂の子は少し苦みがありましたが結構美味しかったです。栄養価も高いはずです。
スズメバチの話はさておき、先日移動途中の電車の中で面白い出来事に遭遇しました。平日の昼間で電車は空いており、出入り口の近くに座っている私のすぐ近くに外国人女性が立っていました。
しばらくすると、彼女が持っていた鞄を突然しゃかりきに振り回し始めました。「どうしたのだろう?」と見てみると、どうやら電車の中にスズメバチが入って来たようでした。相当嫌いなんでしょうね・・・とにかく「このやろ!このやろ!」という感じで鞄を振り回しハチを追い払おうとしていました。
ハチは人間が騒げば騒ぐほど、自分が攻撃されていると思って反撃して来る。子供の頃からそう言い聞かされて来た身としては、それを言ってあげたかったのですが、「もしも日本語が通じなかったら・・・」などと考えていると、完全に反撃に転じたハチがその人に向かって体当たりしてきました。ハチに体当たりされた彼女は「ギャー!」と言うとんでもない声を張り上げて隣の車両に走って逃げていきました。
・・・とそれだけであれば、単に「ハチに攻撃された外国人女性が逃げていきました」と言う特別でもない話になるのですが、この話のクライマックスはその後・・・
彼女が走り去ったすぐ後に、私の向かいに座って無関心そうにスマホをいじっていた20歳前後のオタク風な男性がゆっくりと立ち上がり、バッグの中からビニール袋を取り出しました。そして、ちょうどタイミング良くその男性の前を横切ったハチを、ビニールを軽くスッとひと降りしてビニールの中に納め、ササッと縛ると鞄の中に納めると、何事もなかったかのように座り直して、またスマホをいじり始めました。
その間の時間はたぶん30秒位でしょうか・・・あまりの早業に隣に座っていた年輩の女性が軽く拍手しながら「すごい~!」と言葉を発しましたが、その男性は何の反応も示さず始終無表情のままでした。その光景を目の前で、まるでマジックショーのように見ていた私は、心の中で呟いていました。
「お見事、素敵なショーを有難う!」・・・最後にニコッと笑ってくれたらもっと良かったんだけどな・・・
2016年6月24日 アッピア夫
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