波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

電車で出会ったハチ取り名人~心の中で呟いた「お見事・・・!」

2016-06-25 00:36:22 | 面白い出来事
☆アッピア夫です。

いきなりですが、最近スズメバチが増えたと思いませんか?
私の住むマンションでは「スズメバチに注意!」の書状が配布されました。それを見て「そう言えば最近スズメバチを良く見かけるよな・・・」と気づきました。

どうやら、温暖化の影響や環境の変化から、田舎で生息していていたスズメバチが都会に進出し、しかもどんどん増殖しているようです。これからは都会でも身近で見かけるのが当たり前になるのかも知れませんね。

私が生まれ育った田舎では、ミツバチは普通に飛び回りスズメバチもいくらでもいました。夏になるとハエや蚊がブンブン・・・夜になると蛙の大合唱で、秋にはトンボが飛び回る・・・と言う世界でしたので、スズメバチを見かけても何とも思わないのですが・・・

家の軒下には毎年のように蜂の巣が出来ましたが、蜂の巣の成長は感動するくらい早かったですね。しかも相当な大きさになります。イメージとしてはドッジボール位でしょうか・・・

また、おやつ代わりによく「蜂の子」も食べました。軒下の蜂の巣が大きくなって幼虫がいい感じに成長すると、父親が巣を取り、幼虫を煎って食べさせてくれました。蜂の巣を取ろうとすると当然のことながらスズメバチ軍団が攻撃してくるので、毎回大騒動・・・ハチの攻撃を防ぎながら、妹と「ワーワー!キャーキャー!」言いながら見ていたことを思い出します。蜂の子は少し苦みがありましたが結構美味しかったです。栄養価も高いはずです。

スズメバチの話はさておき、先日移動途中の電車の中で面白い出来事に遭遇しました。平日の昼間で電車は空いており、出入り口の近くに座っている私のすぐ近くに外国人女性が立っていました。

しばらくすると、彼女が持っていた鞄を突然しゃかりきに振り回し始めました。「どうしたのだろう?」と見てみると、どうやら電車の中にスズメバチが入って来たようでした。相当嫌いなんでしょうね・・・とにかく「このやろ!このやろ!」という感じで鞄を振り回しハチを追い払おうとしていました。

ハチは人間が騒げば騒ぐほど、自分が攻撃されていると思って反撃して来る。子供の頃からそう言い聞かされて来た身としては、それを言ってあげたかったのですが、「もしも日本語が通じなかったら・・・」などと考えていると、完全に反撃に転じたハチがその人に向かって体当たりしてきました。ハチに体当たりされた彼女は「ギャー!」と言うとんでもない声を張り上げて隣の車両に走って逃げていきました。

・・・とそれだけであれば、単に「ハチに攻撃された外国人女性が逃げていきました」と言う特別でもない話になるのですが、この話のクライマックスはその後・・・

彼女が走り去ったすぐ後に、私の向かいに座って無関心そうにスマホをいじっていた20歳前後のオタク風な男性がゆっくりと立ち上がり、バッグの中からビニール袋を取り出しました。そして、ちょうどタイミング良くその男性の前を横切ったハチを、ビニールを軽くスッとひと降りしてビニールの中に納め、ササッと縛ると鞄の中に納めると、何事もなかったかのように座り直して、またスマホをいじり始めました。

その間の時間はたぶん30秒位でしょうか・・・あまりの早業に隣に座っていた年輩の女性が軽く拍手しながら「すごい~!」と言葉を発しましたが、その男性は何の反応も示さず始終無表情のままでした。その光景を目の前で、まるでマジックショーのように見ていた私は、心の中で呟いていました。

「お見事、素敵なショーを有難う!」・・・最後にニコッと笑ってくれたらもっと良かったんだけどな・・・

2016年6月24日 アッピア夫


男二人を応援いただける方、応援クリックをお願いいたします。

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへにほんブログ村


コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

藤原さくら「soup」オリコン4位初登場~「ラヴソング」は終わりましたが・・・

2016-06-18 00:44:19 | 音楽とピアノ
☆アッピア夫です。

とうとうドラマ「ラヴソング」が終わってしまいました。同じように「さくらちゃんにハマっている」とのコメントをいただいた「プチママ」さんは、もう退院されましたでしょうか?今は5歳の息子さんと一緒であることを願っています。

「ラヴソング」は視聴率も良くなかったようですし、普段ドラマを見ない私にはドラマの善し悪しを言う資格はありませんが、久し振りに心に残るドラマだったことだけは確かです。最終回を一緒に観た息子も「終わり方が良かったなあ・・・」と悦に入っていました。演技力や存在感でも福山君の上を行っていた「藤原さくら」・・・我が家ではこれからも大注目です。

「藤原さくら」は、飾り気のないごく普通の20歳の女の子なのですが、独特の雰囲気を持った人です。大人と子供の良いところを併せ持っていて、声も甘く少しハスキーでスモーキー・・・とても癒される心地よい声です。今日の「Mステ」に初めて生出演しました。息子が必ず「Mステ」を観るので、いつもはチラ見しているのですが、今日は満を持して観ていました。「生さくら」は思った通りドラマと変わらない普通の女の子でしたね。

最近の歌手は、AKB的な同じ顔立ちに同じ化粧の個性がない子がウジャウジャいて、正直うんざりなのですが、その中にあって余計に普通さが際立っていました。最近は、余計なものを持たない「ミニマリスト」やシンプルな服装の「ミニマムファッション」が流行っていますが、「藤原さくら」と言う歌手はそういった今の時代に合っている存在のように思います。

もうひとつの注目は「福山雅治プロデュース」と言うことでしょうか。私は福山雅治の曲も大好きです。彼が若い頃の曲も好きですし、歳を重ねてからの「桜坂」や「誕生日には真白な百合を」なども好きです。年齢と共に曲も成長していところがいいですね。非の打ちどころがないカッコよさで女性ファンが多いのは当然ですが、その自然な生き方に男としても憧れる存在です。

そんな彼が「soup」や「好きよ好きよ好きよ」と言うような曲を書けることに幅の広さを感じました。これからはプロデューサーとしての福山君にも期待したいですね。

ドラマの主題歌であった福山雅治作詞作曲の「soup」が発売され、今週はオリコン4位に初登場しました。私も早速初回限定版を購入し、息子と共に明日届くのを心待ちしています。最近は、こうやって息子の成長と共に共通の楽しみを持てることが嬉しいですね。

これから息子が思春期なら、自分も遅れてやって来た思春期を一緒に楽しんでやろうと思っています。勿論うざがられない程度に・・・

2016年6月17日 アッピア夫

男二人を応援いただける方、応援クリックをお願いいたします。

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへにほんブログ村
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分も息子も大満足の「クロスバイク」購入~兼用できるようになったお陰

2016-06-11 00:11:09 | 息子の成長
☆アッピア夫です。

延び延びになっていた息子の自転車の買い換えが、やっと実現しました。今まで乗っていた自転車の購入が小学校3年生になる前の春休みですので、5年振りの自転車買い換えとなりました。小さなタイヤにサドルを精一杯伸ばしてまあ良くここまで乗った(・・・乗らせた?)ものです。

しかも、今回は初めて自転車専門通販サイトを通じて購入。「自転車はやっぱり実際に乗ってみなければ・・・」との思いもありましたが、そのサイトのオリジナルブランドとしてカスタマイズされた自転車に一目ぼれし、息子にもうまーく賛同させ兼用として無事に購入・・・と相成りました。

実は、私は自転車が大好きです。車は息子が小学校に上がるのと同時に手放しましたし、バイクは若い時に憧れましたが、親を含めた親族一同の猛烈な反対に遭い諦めました。私が高校生の時に、小さい頃から良く面倒を見てもらっていた近所の兄ちゃんが、バイクを買ってもらったその日に、家族の目の前で電柱に激突し亡くなったことがありました。そういうことがあると、強い反対に遭うのも無理がないですね。

考えてみると、自転車だけは幼稚園の頃から今に至るまでずっと乗り続けている乗り物です・・・だからこそこだわりたいんですね。私が子供の頃の自転車はとにかく派手でした。これでもか・・・と言う位装備やライトがゴチャゴチャ付いていて、ライトが点滅しながら左右に流れてウインカーになるのがカッコ良かった・・・

中学生になると、まるで自動車のシフトレバーのような変速機が付いていたり、「24段変速」と言うどう考えてもそんなに必要ないだろうと思うような機能やスピードメーターまで付いていたり・・・今思うと滑稽ですが、それはそれで乗っていて楽しかったです。

その後、社会人になった私は「マウンテンバイク」にのめり込むようになります。最初は、近くの小高い山で勝手にやっていたのですが、オリンピック競技に採用されてからは、近くに練習場もでき、そこに通い始めると徐々に仲間も増えて行きました。自転車で山道を駆け下りるのは本当に気持ちがいいものです。転ぶと怪我したり骨を折ったりと危険な面もありますが・・・

結局、「マウンテンバイク」にのめり込み過ぎた私は、膝の使い過ぎで半月板を損傷し手術を受け、医者から禁止令が出たため、止む無くスポーツとしての「マウンテンバイク」を卒業することとなりました。それでも、愛用の「マウンテンバイク」は手放せず、今でも普段使いで使い続けています。

ここ最近のスポーツサイクルの主流は完全に「クロスバイク」となりましたね。マウンテンバイクと競技用ロードレーサーの中間タイプですが、私は「クロスバイク」も欲しいと思い始めていました。そこで、中学生になってからアッピアのママチャリを使っていたものの重たさや扱いにくさに不満を感じていた息子に、ここぞとばかりに「クロスバイク」の良さをアピールし始めました。最初は「やっぱりカゴが付いていない自転車は嫌だ」と言い張っていた息子ですが、カゴの代わりにちょっとした荷物を括り付けられるシンプルなフロントキャリアをつけることで、無事に交渉成立・・・

届いたクロスバイクはイメージ以上に良かったので私は大満足・・・また、あれだけママチャリ(今はシティバイクと言うようですが)にこだわっていた息子も実際に乗ってみると、その軽さや快適さにすっかり虜になり、今は「友達に自慢して来る」と言いながら自転車で出かけるまでになりました。

「これは大人用だから、お父さんと兼用だよ・・・」これで、私は念願のマウンテンバイクとクロスバイクの両方を楽しめるようになりました。

メデタシ、メデタシ・・・

2016年6月10日 アッピア夫


男二人を応援いただける方、応援クリックをお願いいたします。

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへにほんブログ村

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

腕の骨まで折れる「スポーツフェスティバル」~暑く、そしてどこまでも熱い・・・

2016-06-04 00:07:32 | 感動の出来事(学校イベント)
☆アッピア夫です。
先日、息子が中学生になって初めての「スポーツフェスティバル(体育祭)」を観戦して来ました。天候には恵まれたものの、日差しを遮るものが何もない炎天下の中での6時間・・・とにかく暑かった・・・干物の気持ちが少し分かったような気がします。

話には聞いていたものの、これまでの小学校の「運動会」とは全く別物。まず、会場が本格的な陸上競技場であること・・・企画・準備・運営・片づけの全てが生徒主体で行われる「生徒による生徒のための生徒が楽しむイベント」であること・・・赤、青、黄色、紫の4チームによるカラフルな闘い・・・などでしょうか。

野球・サッカー以外での本格的な競技場での観戦は初めてだったので、ゆっくりと雰囲気を楽しめました。とにかく整備されたグラウンドは広く気持ちいい・・・その上、小学校のようにグラウンドの周りに溢れる保護者の波を掻いくぐりながらビデオ撮影の場所を確保するような疲れることをする必要もない。「運動会」と「体育祭」の一番の違いは「必死で観る」か「ゆったり観る」か・・・

生徒の運営もキビキビしていて気持ちの良いものでした。息子は放送委員のため場内放送担当だったのですが、中1生は見学だけだったらしく運営面での活躍は特になし・・・ただ息子によると放送場所は特等席であるため、「すごくいい場所で観戦できた」と喜んでいました。

小学校の紅白の運動会に目が慣れている私にとって、カラフルな色の競技の世界はまるでチューリップ畑・・・しかもチームカラーに合わせた生徒のパフォーマンスもなかなか楽しい。髪の毛も見事に綺麗なパープルに染めた紫チームの女子・・・何か分からない全身紫のかぶり物の男子・・・多分1クラス全員であろうトウモロコシ付ヘアバンドをしている黄色チームの男女、チームカラーの縁取りのハート型サングラスや腕バンドはもう当たり前・・・観覧席では細かくは分からないものの顔のペイントや様々なアクセサリー・小道具類もカラーに合わせて凝りに凝っていました。

隣の席で観ていた高校生女子のお母さんの話では、毎年毎年小道具が増えていくらしい・・・しかもチームカラーが変わるとその度に新しいカラー用の小道具が必要になるため、この1年に一度のイベントのための小道具で段ボール箱が一杯になるとのこと・・・

そんなお祭りイベントでしたが、とは言え競技は真剣そのもの。特に男子にとっては体育祭は昔も今も思う存分暴れることのできるイベント・・・終わり掛けに一人の男子が担架で運ばれて行きましたが、どうやら左腕を2か所も骨折し手術が必要とのこと・・・

ちょっと可哀そうなおまけ付で終わったスポーツフェスティバルでしたが、「暑く、そしてどこまでも熱い」一日でした。

2016年6月3日 アッピア夫


男二人を応援いただける方、応援クリックをお願いいたします。

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへにほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする