波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

卒業記念として企画の「USB写真集」をやむなく断念~個人情報の壁に阻まれて・・・

2021-10-02 00:00:22 | 悲しい出来事
「Pat」さん、8年ぶりのコメントをいただきどうも有難うございました。
そう・・・アッピアが他界してからもう8年にもなるんですよね。改めて月日の流れの早さを感じます。

早いと言えば今日から10月・・・今年も残り2ヶ月で、来年の手帳やカレンダーがお店に並ぶ時期となりました。
自民党の総裁選も終わり、残念ながら驚きの結果とはならずコロナ下で安定重視の結果に落ち着いたようです。

それでもこの2週間は毎日のように公開討論会が行われ、それを見ているだけでもなかなか面白かった。
4人それぞれの個性を感じながら、改めてアピールには概念や抽象論ではなく具体性と明確さが重要だなと・・・

重箱の隅を突っつくような高圧的な口撃に、主役は防戦一方で無難な対応にならざるを得ない国会討議よりも、
今回のような議論の方が余程有意義で、日本の今後の課題を一緒に考えることが出来て随分ためになりました。

そして、国の今後を占う議論を楽しむ一方で、この2週間は息子らの卒業に向けた企画を行っている委員間で、
企画中の記念品を巡るとある問題をどう解決するかという議論がLINEを通して飛び交いました。

卒業記念として学校からは卒業アルバムが発行されますが、そこから外れる先生や業者撮影の写真を集め、
体育祭や学園祭で私たちが撮った写真なども入れて「USB写真集」として記念品とすることを企画していました。

写真をデータとして配ることになるため、事前に生徒と保護者に個人情報についての同意を得る必要があり、
個人情報の同意を含めて企画の案内を配ったところ、一人の保護者から個人情報削除の要請がありました。

生徒が同意しないのが理由で要請には応じる必要があり、本人にチェックの上削除してもらうことになりました。
通常はこれでOKなのですが、何とクラス写真も本人と認識できないよう解像度を落としてほしいとの要請が・・・

さすがにクラス写真の解像度まで落とすと全員の顔がぼやけてしまい、これはもうただのピンボケ写真・・・
代わりにボカシやマークでその生徒だけ隠すことも考えたのですが、誰を隠しているのかが特定できてしまう。

なぜそこまでして個人の顔を出すことに抵抗があるのかが気になり、委員が素人探偵的に探ってみたところ、
その女子生徒は街を歩いているとスカウトされる程の容姿端麗で目立つらしいことが判明・・・

となると、現在容姿を売りに何らかの仕事をしているか、卒業後に事務所等と契約予定となっている可能性あり。
もしもそうだとすると、個人情報どころか肖像権も関係してくるため、写真に敏感になっている可能性がある・・・

もう18歳で来年4月からは成人になるタイミングのため、そういったことも十分に考えられる年頃・・・
最終的な判断はこの週末に決めることとなりますが、今回の企画は多分中止することになりそうです。

息子が小学校卒業の時に、6年生1年間の写真を音楽と共に先生が編集して配ってくれた「卒業記念DVD」・・・
これが本当に嬉しくて今では大事な宝物になっているのですが、そういうものももう簡単には作れない時代・・・

私が小学生の時に草野球で遊んでいたところに、野球好きの兄ちゃんがやって来て少年野球チームが発足・・・
その後、そのクラブは順調に成長し、今では県大会で決勝に進出するほどの実力をつけるまでになったよう・・・

そのクラブの記念誌が送られて来ましたが、初代チームの一人としてユニフォーム姿の自分の写真を見た時は、
涙が出るほど感激したものです。そういうサプライズもいずれはなくなってしまうのでしょうか・・・

簡単にデータがやり取りできる便利な時代となった反面、逆に何かと不自由な時代になったことも感じ、
「なんだかなあ・・・」と少し寂しさを覚えた出来事でした。

2021年10月1日


男二人を応援いただける方、応援クリックをお願いいたします。

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村


乳がんランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1学期終盤に息子の学年で「ミニクラスター」~そして緊急事態宣言と無観客オリンピック

2021-07-10 00:00:09 | 悲しい出来事
東京都の感染拡大を受けて、7月12日から8月22日まで4度目の緊急事態宣言が発出されることになりました。
そして、緊急事態宣言下での開催となる東京オリンピックも首都圏では無観客となることが決まりました。

また、息子の学年でも先週金曜日に生徒1名の感染が判明し、授業日だった翌土曜日が急遽自宅学習日に・・・
土曜日に予定されていた高3の保護者会・クラス懇談会などは時期未定の延期に・・・

その後、月曜日にはそのクラスの生徒1名、先生1名の感染が、火曜日にはもう1名の生徒の感染が判明・・・
結局、そのクラス内で合計4名のミニクラスターが発生する事態となりました。

本来は今週行われる予定だった1学期の期末テストは、何と9月の2学期開始の週に延期されることに・・・
そして、1学期の終業式までの2週間が自宅学習日となり、実質2週間早く夏休みに突入することになりました。

去年春の全国一斉休校などを考えるともう大して驚きはしませんが、まだまだコロナ禍は続いていることを実感・・・
特に感染力のより強いデルタ株が主流となり、それを抑え込むのは容易ではないこともはっきりしてきました。

そして、この逆境の中で行われるオリパラ・・・ここまで逆風が吹けば様々なことに翻弄されてきたアスリートも、
もうこれ以上怖いものはないと開き直って競技や演技に集中出来るのではないかと勝手に思っています。

外国人選手にとっては、事前に日本で充分な事前準備期間が取れるのかどうかも心配ですが、
感染対策など本来の競技以外での注意力や対応力によっても明暗が分かれることになるかも知れません。

ただ、それぞれが幾多の逆境や試練を乗り越えて代表を勝ち取って来ている選手なので、
いつもとは違う環境の中でも平常心で実力を発揮出来たアスリートに神がほほ笑むことになるのでしょう・・・

そして、無観客となれば、以前にも書いたことがあるオンライン観戦を楽しめるようにして欲しいと思うのですが、
果たして開幕までのたった2週間でそれを実現させることが出来るでしょうか?

オンライン観戦の技術やノウハウはかなり蓄積されていると思いますが、配信権などの権利関係が分からず、
その実現性については素人ではとても判断ができません。

そして、オンライン観戦が可能となれば、出来るだけアスリートに近いアングルや迫力あるカメラワークなど、
かつてのオリンピックやスポーツ大会で経験したことのないような臨場感や迫力を感じるものにして欲しい・・・

また、収益を伴う手段が難しいのであれば、全国民に5試合までのオンライン観戦チケットを無料配布したり、
未成年者を対象に一人1枚でもいいので、好きな競技のオンライン観戦が出来るチケットを配布するなど・・・

せっかくなら無観客を逆手に取って、新しい楽しみ方の出来る大会にして欲しいものです。

あの時の逆境の中での東京オリンピックをきっかけにこんな新しい楽しみ方が出来るようになった・・・
いずれそう語られるような伝説となる大会にしたい。

2021年7月9日


男二人を応援いただける方、応援クリックをお願いいたします。

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村


乳がんランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドキュメンタリー作家「立花隆さん」が逝去~好奇心の塊の著書を数多く残して・・・

2021-07-03 00:29:18 | 悲しい出来事
先週水曜日のコロナワクチン接種後、接種した腕にあった疼くような痛みも3日目にはすっかり引きました。
腕の痛みは8割~9割の人に起こる副反応で、それ以外には特に目立った副反応もなくまずは一安心・・・

そして、その同じ日にドキュメンタリー作家の立花隆さんが4月末に逝去されていたことが公表されました。
立花さんは膀胱がんを患っていて、残念ながら読んだことはないものの癌に関する本も執筆されています。

私がドキュメンタリーにどっぷりとハマっていた20代の頃に読み漁ったのが、柳田邦男さんと立花隆さんでした。

柳田さんは事故や事件、災害などでの事実の検証を重ねて、原因の真相に迫っていくサスペンス的な面白さ・・・
立花さんは興味のあることに関連する膨大な書物や資料を読み込み、その真理を追究する謎解き的な楽しさ・・・

お二人の作家によって、ドキュメンタリーって実はサスペンスであり、ミステリーなのだと知ることが出来ました。
真相や真理を知ることが、推理小説を読むのと同様にワクワクすることを教えてくれたことに感謝しています。

立花さんはとにかく好奇心と探求心の旺盛な方で、その興味の対象はありとあらゆる分野に及びました。
化学・医学・宇宙・脳などの自然科学から、精神・哲学・心などの人文科学、そして政治・経済の社会科学まで・・・

立花さんの数多くある著書の中でも、手法的には各界の第一人者と対談しながら真理を追究するのが真骨頂・・・
彼の好奇心の源は「人はどこから来て、どこに行くのか」・・・という、人間の根源的な問いだったようです。

その根源的な問いを追求するために、3万冊以上の専門的な書物を読み、100冊以上の著書を残しました。
彼が残してくれた数多い著書の中で、私が読んで心に残っている著書3冊を挙げたいと思います。

第3位:「精神と物質」

免疫システムの遺伝子研究で1987年にノーベル生理学・医学賞を受賞した利根川進さんとの対談書。
物質から出来ている生命体である人間と、脳・精神・心との関係を探っていくやり取りが知的でワクワクします。

第2位:「文明の逆説」

人間の文明で今も進化し続けるのは現代文明のみですが、過去に進化した文明は最後には必ず滅亡に向かう。
それは現代文明も例外ではなく、今起きている様々な問題を考えると、35年も前に書かれた現代への警告書。

第1位:「宇宙からの帰還」

こちらも30年近く前に書かれたもので、宇宙から帰還した宇宙飛行士の方々にインタビューした内容をまとめたもの。
地球を外から見るという特殊な体験をしてきた彼らが異口同音に語るのが「地球の存在は奇跡」だということ・・・

そして、宇宙に行った体験から、宇宙飛行士を卒業した後は聖職者になる人が多いことを知りました。
地球を外から見ることによって、人の精神性や心のありようまでをも変えてしまうことに強い衝撃を受けました。

コロナ禍になってからほとんどその動静が伝えられていなかった彼は、ひっそりとこの世を去っていきました。
彼がまだお元気で好奇心旺盛な時だったら、このコロナ下でどういうものを書いただろうかと想像させられます。

あなたが残してくれたたくさんの書物はずっと生き続けます。
立花隆さん、どうか安らかに・・・

2021年7月2日


男二人を応援いただける方、応援クリックをお願いいたします。

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへにほんブログ村

乳がんランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

緊急事態宣言の延長で「修学旅行が中止」に~なぜか親子ともに縁遠い地「金沢」

2021-03-12 23:52:25 | 悲しい出来事
首都圏は緊急事態宣言が2週間延長となりましたが、新規感染者数は完全に下げ止まり状態・・・
このままの状況が続くと、緊急事態宣言の解除も難しくさらに延長される可能性さえも出てきました。

そして、その余波で来週の金曜日から「金沢」に行く予定であった息子の修学旅行の中止が決定となりました。
人生最後の修学旅行でもあり是非行かせてあげたかったのですが、残念ながらこればかりはどうしようもない。

東日本大震災からちょうど10年を迎え、死者や行方不明者、関連死を含めると22,000人にも上る被害者・・・
そして今なお避難生活を送っている40,000人以上もの人のことを思うと、この位は受け入れないとですね。

例年の修学旅行は、10月に5泊6日で中国(チャイナ)組と九州組に分かれて実施されているのですが、
去年6月の時点で10月の実施が見送られ、春休みに2泊3日に短縮してのリベンジ計画が進められてきました。

東京~金沢間が北陸新幹線でも2時間半のところ、移動時間をより短くするために飛行機を使うことが決まり、
班分けも済み、班ごとの行動計画も出来上がって後は出発を待つばかりだったのですが・・・

息子にとって人生最後の修学旅行が実にあっけなく消えてしまったのが残念なのはもちろんですが、
「金沢」への旅行が中止となったのは人生で2度目となり、つくづく縁遠い場所となってしまいました。

アッピアがまだ存命中に一度「金沢」に旅行に行く計画を立てたのですが、何かの事情で行けなくなりました。
アッピアに「どこか行きたいところある?」と訊かれ、即答で「金沢」と答えたことを思い出します。

息子が「金沢」に行ったことがないのはもちろんのこと、私も北陸三県で石川県だけはまだ行ったことがなく、
「能登半島」と「金沢」はいつか必ず行きたいと思う場所の筆頭になっていました。

「金沢」は、五木寛之が奥さんの出身地であることから5年ほど移り住んだ場所で、よくエッセイにも登場します。
その「金沢」にまつわるエッセイを集めた「金沢さんぽ」という本があり、私の金沢のイメージは完全にそれ・・・

「金沢」の地で小説を書き始め、直木賞の「蒼ざめた馬を見よ」や「青春の門」などのベストセラーが生み出されます。
彼の描く「金沢」は落ち着いた風情と温かい人情の交差する街で、一度はここに住んでみたいなと思わされます。

私の仕事は1年程度の全国的な長期滞在の可能性があるのですが、今は息子を置いて行く訳にもいかず、
息子が高校を卒業するまでは長期滞在を免除してもらっています。

その免除が解けたら、「金沢」に行ける可能性があるのであれば真っ先に手を挙げたいなと思っているのですが、
コロナ禍の日本の中でも感染者も少なく首都圏よりも普通に近い生活が送れそうですね。

そして、オフィスでは昨年から新卒2年目の人と一緒に仕事をしているのですが、彼女が「金沢」出身。
彼女の話すイントネーションが、時々名古屋弁でもなく、関西弁でもなく、東北弁でもない独特の金沢弁に・・・

温かくて何とも可愛げのあるイントネーションが、またまた私の「金沢」への思いをより一層掻き立ててくれます。
「きっといつかは金沢・・・」息子の仇は必ず親の私が取ってやると勝手に誓った春の始まりでした。

2021年3月12日


男二人を応援いただける方、応援クリックをお願いいたします。

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村


乳がんランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

改めて日本の「ジェンダーギャップ」の意識の低さを知る~森会長辞任を機に・・・

2021-02-13 00:46:00 | 悲しい出来事
今日、お騒がせ発言でオリパラ以上に世界中を盛り上げたオリパラ組織委員会の森会長が辞任しました。
大会の準備・運営のための組織のトップが、開催を目前にしてまさかこういう盛り上げ方をしてくれるとは・・・

発言は論外としても、改めて今回を機に日本の「ジェンダーギャップ」の大きさを意識させられることになりました。
世界経済フォーラムが昨年発表した各国の「ジェンダー平等指数」で、日本は153カ国中なんと121位・・・

この指数は、経済・政治・教育・保健の4つの分野のデータから数値化され、0~1のスコアで表されますが、
完全不平等が0、完全平等が1で、日本の総合スコアは0.652・・・

1位の「アイスランド」ほか北欧諸国が上位を独占し、相対的に低いアジアの中でも日本は中国・韓国よりも低い。
そして、上位に並ぶ国の中で目立ったのがこの2カ国・・・第5位の「ニカラグア」と第9位の「ルワンダ」

中米の「ニカラグア」は世界で最も貧しい国の一つでもあり、とてもジェンダーフリーをイメージしにくいのですが、
とにかく政府の考え方が先進的で、政府主導でジェンダーフリーが実践されているようです。

ニカラグア政府は、ジェンダーフリーが民主主義の根幹であるという考えの元で様々な政策を進めており、
学校でのジェンダーフリー教育も徹底していて、子供たちは小さい頃からその意識をしっかり持つとのこと・・・

ただ別の問題があって、高等教育の進学率そのものがとても低く、大学進学はそれ自体が困難な学生も多くて、
貧しさゆえの別の意味での問題が大きいと言わざるを得ません。

また、第9位のアフリカ中部の「ルワンダ」は、特に政治分野での女性の活躍が目覚ましいようです。
「ルワンダ」というと、1994年に起きた内戦での大量虐殺(ジェノサイド)が強烈な印象として残る国ですね・・・

暗い過去の印象が強い国ですが、80万人もの人が殺された結果、人口に占める女性の比率が6~7割となり、
現実的に国の復興のためには残された女性が活躍せざるを得なくなったことが、その背景としてあるようです。

現在、ジェンダーフリー第1位の常連国である「アイスランド」は、元々は女性の社会的地位が低いところから、
フェミニズム運動でジェンダーギャップの解消を進め、1980年には世界で初めて女性大統領が誕生するなど、
地道にそのギャップを埋めていった歴史を持つようです。

ただそのアイスランドにも別の問題があり、驚いたのがこの現代社会においても女性の4人に1人の割り合いで
性被害に遭っていて、しかもその内のたった12%しか被害を告発出来ていないという現実があるようです。

今回クローズアップされたジェンダーギャップの問題を詳しく知ると、多様性が謳われている現代でさえ、
最も根源的でたった2種類の男女という人間の違いにさえもまだまだ多くの問題があることが分かります。

今回のことで世界的に大きな恥をかいた日本は、オリパラという多様性を尊重する大会を必ず成功させて、
コロナや組織のトップの辞任など色々と困難があったけれど、それを乗り越えて立派にやり遂げた・・・

そう言われるように何としても歴史に残る大会としたいという思いが余計に高まりました。
絶対にただでは起きたくない・・・森なんかで遭難したくない・・・

2021年2月12日


男二人を応援いただける方、応援クリックをお願いいたします。

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村


乳がんランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんなにも「心がざわつく年始」は初めてかも~緊急事態再宣言とその他諸々・・・

2021-01-09 00:30:18 | 悲しい出来事
私は今週火曜日に仕事始めを、息子は今日3学期の始業式を迎え、我が家も新しい年が始動しました。
「今年って正月あったっけ?」と思うほど様々な出来事で心がざわつき、早くも不穏な1年の予感が・・・

まずは、遅まきながらもついに昨日首都圏を対象に再度の「緊急事態宣言」が発出されました。
しかも東京2447人、神奈川679人、埼玉460人、千葉450人と各1日の感染者数最多更新というおまけ付で・・・

私の周りでも毎日のように感染情報が出ていて、感染危機がすぐそこまで迫ってきていることを実感しています。
残念なのはいずれこういう局面が来ることは予測できたはずなのに、ここまで対策がなされなかったこと・・・

大きな出来事、事件、事故には必ず何らかの予兆があり、それを感じ取って警鐘を鳴らす人もいるのですが、
リーダーの力不足や影響力の強い人の横やりなどによって、ギリギリまで現状維持の空気に押されてしまう。

そして、かなり大変な状態だと認識した時には、もう簡単には修復できない状態にまで進んでしまっている。
今はもうそれに近い状態で、とても1ヵ月で解消できるとは思えず、暖かくなるまでの2~3か月は続くことでしょう。
そして、その先にはオリパラ開催中止という悪夢も現実味を帯びることとなる・・・

また、昨日は別の大事件も発生。米国でトランプ支持者による連邦議会占拠という暴挙で4人もの死者が・・・
しかもこれは現職大統領がデモ参加の支持者に対して「議会に行け」と煽った結果で、もう明確な国家反逆罪・・・

世界トップの民主主義国でこんなことが起こるとは、ついに自分ファーストのトランプの本性が露になったと・・・
また、欧州では変異型コロナウイルスの蔓延で再び感染者が激増し、各国で再度のロックダウンが・・・

香港では、中国が国家安全法違反ということを名目に、53人もの大勢の民主派党員を逮捕・・・
香港の強権支配のために作った法律により、既に収監中の民主派活動家の黄之鋒氏や周庭氏に次ぐ暴挙・・・
選挙のための予備選を行ったことが国家政権転覆罪を犯した疑いだと、民主主義ではあり得ない理由で・・・

韓国のソウル地裁では、元従軍慰安婦による訴訟で日本政府に対して損害賠償を求める判決が・・・
55年も前に政府間で解決済みの問題で、5年前にも「最終的かつ不可逆的な解決」と日韓で合意済みのこと・・・
以前からの徴用工問題同様に明らかに自国政府が解決すべきことに傍観を決め込む韓国政府・・・

そして、コロナ不況で早期退職が激増した昨秋以降の影響で、私の仕事は年明けから半端ない忙しさに・・・
とても7割のテレワークなどできっこない状態で、年始早々からフルスロットルの全速力で駆け出しています。

やっと週末で一息つけると安堵していたら、今度は久々に楽しみにしていた来週末の藤原さくらの生ライブが、
緊急事態宣言の影響で延期、場合によっては中止となることが決定・・・

ささやかな楽しみも奪われ、また今年も延々と自粛生活が続くのか・・・しかも終わりも見えず・・・
鬱々していたら、帰宅した息子からオンライン学園祭で息子のクラスの企画がグランプリを獲ったとの報が・・・

まあ心がざわつくことが多い中でも嬉しい出来事もある訳で、今年もそういう出来事を積極的に見つけていこうと、
年初に誓いつつ今年も一気に始動しました。

小さくても楽しみがたくさん見つかる年でありますように・・・


2021年1月8日

男二人を応援いただける方、応援クリックをお願いいたします。

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村


乳がんランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

親子でお世話になった「皮膚科の女医さん」が他界~またまた受難のアラフィフ世代

2020-10-30 23:48:19 | 悲しい出来事
今週、息子がニキビ治療でお世話になっている皮膚科から帰って来るなり、「いやあ、驚いた~」のひとこと・・・

 ☆「どうしたの?」
 ★「皮膚科の先生が最近亡くなったらしくて、もう診療出来ないからって処方箋だけ出してもらった」
 ☆「えぇ~、あの女の先生が・・・? だってまだ若いじゃん!」
 ★「俺もビックリしたし、かなりショック・・・ 2年位病気だったんだって・・・」
 ☆「ってことは、君がお世話になり始めた頃からか・・・複雑だね・・・」

息子が思春期でニキビに悩み始め、最初に通った皮膚科を一人で受診の時に高い薬を買わされたのを機に、
私がお世話になっていた当皮膚科に連れて行ったのが2年前・・・それからずっとお世話になっていました。

息子は小学生の時にアッピアと祖父二人の身内3人を亡くし、良くも悪くもそういうことには慣れているはず、
と勝手に思っていましたが・・・

 ☆「そうか・・・それにしても君は人の死に結構慣れてると思ってたけど、やっぱりショックなんだ・・・」
 ★「だってお母さんなんかの場合は分かってたから覚悟できたけど、今回は突然すぎて・・・」

行ったらそこに居るはずの人、居て当たり前の人が突然いなくなるのは、確かにショックが大きい。
医師も人間なので当然そういうこともある訳だけれど、お世話になっている医師が突然亡くなるのは初めて・・・

その病院は15年ほど前にご夫婦で開業され、奥さんが皮膚科で、ご主人が内科と二つの診療科がありました。
私も息子も皮膚科だけにお世話になっていましたが、いつも7割くらいの患者が皮膚科受診でした。

それ程皮膚科として人気のあった病院ですが、私自身、その皮膚科にお世話になってもう10年になります。
冬場の肌荒れが酷く、毎年空気が乾燥し始めるこの時期に行って、塗り薬と保湿剤を処方してもらっていました。

その医師は落ち着いた方で、こちらの話にも丁寧に耳を傾けてくれる親身で安心して相談できる方でした。
年齢的にはアラフィフだと思いますが、私の周りでまたまたのアラフィフの受難に改めてショックを受けています。

また、医師が亡くなるとどうしても複雑な気持ちになるのは、患者を診る仕事、病気を治す仕事と言う意識が強く、
医師が病気になる、病気で亡くなるというイメージがすんなりと受け入れられないからかも知れません。

ただ、患者には患者それぞれの人生があるように、医師には医師それぞれの人生がある。
立場が違うだけであって、同じ一人の生身の人間・・・

病気で亡くなった医師というと、武漢で新型コロナ感染症が発生し始めた頃、それを訴えていた眼科医が、
警察に呼び出されて訓戒処分を受け、その後自身も感染して亡くなったことが思い出されます。

結局この医師のある意味命を懸けた訴えが封殺されたことが、その後世界中にも及ぶ大災害の始まり・・・
人の命を救うはずの医師が、自身も命を奪われた上に世界で120万人にも及ぶ人間を救えなかった事実って、
どう考えたらいいのだろう・・・

私は絶対に忘れないし許しもしない事実ですが、一人のお世話になった医師の死から色々と考えてしまいます。
長年親子ともどもお世話になり有難うございました。どうか安らかに・・・

2020年10月30日


男二人を応援いただける方、応援クリックをお願いいたします。

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村


乳がんランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「安倍首相の7年8ヶ月の功績」に感謝~今日はもうこれしかないでしょう・・・

2020-08-29 00:56:46 | 悲しい出来事
私は、今の猛暑と仕事の忙しさから後遺症もきつく、毎日何とか身体が持っているという状態です。
病気をして後遺症を抱えるようになってから、一番つらいのは回復力が格段に落ちたこと・・・

ちょっとしたことですぐに疲れ、朝起きると疲れが回復しているどころか逆に疲れが悪化している日もあります。
それでも、本当に体調がきつい日は在宅勤務に切り替えたり、半日休暇にしたりしながら何とかやり過ごせます。

それに比べて、どれだけ体調が悪くても疲れが酷くても中断したり休むことが出来ないのが首相の仕事・・・
しかも今回の降って湧いたコロナの対策では、正解のない対応に半年以上も一日も休まず働きづめ・・・
さらに、どれだけ対策を取ろうと、コロナの影響で国民の間に溜まった不満は政府や首相に向けられる。

今日の夕方に安倍首相から突然の辞意表明がありました。
体調が悪いことは伝えられていて、声の張りがないことも気になっていましたが、ついに無理が限界を・・・

私は安倍首相のファンで、最初の辞任の時は本当に悔しかったし、再登板の時も本当に嬉しかった。
物心がついてから私が日本の首相で好きになったのは、中曽根康弘首相と安倍首相だけ・・・

お二人に共通しているのは、確固とした信念を持っていることと、世界のリーダーと対等に渡り合えること・・・
信念がブレないことがリーダーに絶対必要な条件だと思いますが、それに加えて人柄と見栄えも大事・・・

私が子供の頃は、田中角栄のようなブルドーザー型か、人柄は良さそうだけどどうも強さが・・・という首相が多く、
特にサミットのような世界のリーダーが集まる場では、日本の首相の存在感のなさがカッコ悪くて嫌でした。

大事な場面では無難な発言しかしないし、集合写真ではいつも端っこで他国のリーダーと比べて背も低く、
(という私も背が低いのですが・・・)いつも世界の中での日本の影が薄くて、恥ずかしい思いを感じていました。

それが、中曽根首相が誕生すると世界のリーダーと並んでも全く遜色なく、堂々としていてカッコ良かった。
当時のレーガン大統領との仲の良さも誇らしかった・・・

その後、日本の首相はコロコロと変わり、政権が変わる度に新しいリーダーが現れても政権自体が長続きせず、
第2次安倍政権誕生以前の「悪夢の3年間」には、宇宙人総理に、パワハラ総理・・・

私は、安倍首相が再登板後に世界の国を飛び回り、前政権が決めた消費税増税実施のタイミングを見定め、
様々な改革に果敢に挑戦していく姿に、「出来るだけ長く、できればずっと続けて欲しい」と思っていました。

聞く耳持たず独断的で自己中心的なトランプ氏が米国大統領に就いた時も、真っ先に会いに行って関係を築き、
あのトランプ大統領に一目置かせたことによって日本の国益にどれだけプラスになったか・・・

また、遅れての参加ながらTPPを主導してまとめ上げ、サミットでは常に議論をリードして各国の調整役に・・・
世界のリーダーであるはずのトランプ大統領がそれをしない(できない)代わりに、その役割を果たしました。

安倍首相が難病にも指定される病気を再発させてしまったのは無理をしたからに他なりませんが、
無理をしてでもやり切ろうとする責任感が安倍首相そのもので、コロナさえなければとも思ってしまいます。

長期政権ともなるとほころびもありましたが、犯罪行為、背徳行為、国益を損なうことでなければ些末なこと・・・
安倍政権の全てを擁護するつもりはありませんが、安倍首相の残した功績は大いに評価されていい。

7年8ヶ月間にも亘り、日本のために先頭に立って働いていただいたことに本当に感謝しています。
また、首相を辞任されても、治療を続けながら引き続き日本のために尽くしてくれることを期待しています。

そして、野党や一部のマスコミからの心ない攻撃から逃れて気を休め、早く状態が良くなることを願っています。

2020年8月28日


男二人を応援いただける方、応援クリックをお願いいたします。

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村


乳がんランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「オリンピックでのショッキングな出来事Worst3」~本来の開会式のはずだった日に・・・

2020-07-24 22:42:29 | 悲しい出来事
なかなか梅雨が明けずまだ本格的な夏到来間近の今日は、本来は東京オリンピックの開会式の日・・・
昨日、池江瑠花子選手が聖火のランタンを抱えながら、国立競技場から世界に向けてメッセージを送りました。

「今日ここから始まる1年を単なる1年の延期ではなく『プラス1』と考える」
「逆境から這い上がっていく時には、どうしても希望の力が必要」
「希望が遠くに輝いているからこそ、どんなに辛くても前を向いて頑張れる」

闘病から復活しパリオリンピックを目指して練習を再開した池江選手にとっては「プラス1」どころか「プラス4」・・・
無観客の中、そんな彼女から静かに発せられたメッセージは、静かながらも強く心に響きました。

そして、彼女のメッセージを聴きながら、これまでのオリンピックでショッキングだった出来事が浮かんできました。
これまでも色々なことがあったけれども、途切れることなく続いているオリンピックの重みを感じたのでしょうね。

という訳で、今回は私が経験してきたオリンピックでの「ショッキングだった出来事Worst3」を挙げてみました。

【Worst 3】 1994年 リレハンメル冬季オリンピック 「ナンシー・ケリガン襲撃事件」

当時の米国のフィギュアスケートの代表争いは熾烈で、出場権を争っていた「トーニャ・ハーディング」が、
元夫に依頼してライバルの「ナンシー・ケリガン」の膝に怪我を負わせて全米選手権を欠場させた事件・・・

結局、特例を認められて無事にオリンピックに出場できた「ナンシー・ケリガン」はみごと銀メダルに輝きました。
「トーニャ・ハーディング」はジャンプを失敗し泣いて演技を中断し、やり直しが認められたものの結局8位に・・・

神様はちゃんと見ているということですね・・・

【Worst 2】 1972年 ミュンヘンオリンピック オリンピック史上最悪のテロ「黒い九月事件」

オリンピック開催中に、選手村のイスラエル選手団宿舎に侵入したパレスチナのテロ組織「黒い九月」によって、
イスラエルの選手・コーチ合わせて11人が殺害された事件・・・

2人殺害し9人を人質に立てこもった犯人8人を、海外に脱出させると見せかけて狙撃する作戦が失敗し、
犯人と人質が脱出用飛行機に乗り込む前に待機していたヘリコプターを爆発させられて悲惨な結末に・・・

その後、イスラエルは報復として世界最強の諜報機関であるモサドにより、パレスチナの基地10か所を空爆し、
当時パレスチナを支配していたPLOの主要メンバーも暗殺するなど、戦争に発展しかねない大事件でした。


当時は選手村の警備も緩く、今のように特殊部隊もなくて人質救出作戦も何と地元の警察だけが対応するなど、
相当お粗末な対応だったことをもっと後に知りましたが、当時小学生の私にはあまりにも衝撃的な出来事・・・

【Worst 1】 2020年 東京オリンピック 1年延期・・・いや「プラス1」

ショッキングな出来事の第1位は、やはりこれしかないでしょうね・・・
アンケートによると、予定通り来年の開催支持は46.5%と半数に満たず、ネガティブな人の方が多いのですが、
コロナに打ち勝った証の「プラス1」大会として、「できない」理由よりも「どうすれば開催できるか」を考えたい。

・参加国や選手はそれぞれが判断を行い、アスリート数はこれまでの半分程度を想定してコンパクトな競技に・・・
・観客数も半分にして、残りの分は新しい観戦スタイルを考案してオンライン観戦チケットで補う・・・

・新しい観戦スタイルは、テレビ中継と同じレベルであれば無意味なので、もっとリアルな体験が出来るものに・・・
・例えば、一緒に走っているような陸上、一緒に参加しているような球技、一緒に泳いでいるような水泳など・・・

・極小ドローンや、色々な物への埋め込みや、水に浮かぶカメラで、迫力ある画像と音声を配信できれば面白い。
・オンラインチケットは数種用意し、単体のブロンズチケット、一競技の全ての試合が観られるシルバーチケット、
 全種目の決勝の全てが観られるゴールドチケット、開会式・閉会式も含めて何でもOKのプラチナチケット・・・

もうここまで来たら妄想の域ですが、オンラインチケットは世界中で販売できれば収益源としては無限大となり、
せっかくなら、新時代のオリンピック観戦、新しいオリンピックのあり方として何かを残したいものです。

私の妄想は別としても、誰か本気で実現可能な構想を考えてくれる人や組織はないものでしょうか・・・

2020年7月24日


男二人を応援いただける方、応援クリックをお願いいたします。

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへにほんブログ村

乳がんランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「今年度の学校のイベントが全て中止」~失ったものは貴重な機会・・・

2020-06-20 00:56:54 | 悲しい出来事
今年は、ほとんど季節感を感じることもなく梅雨に突入しましたが、雨にも負けず明らかに人出が増えましたね。
大勢で集まって・・・というのはまだ難しいですが、人それぞれに自粛の鬱憤を晴らしている感じです。

それでも、蒸し暑さに負けずにほとんどの人がきっちりとマスクを着用しているのは、さすが日本人・・・
私も出勤初日にマスクを着けて自転車で行ったら、マスクが汗でぐちゃぐちゃになったので、それは止めました。

こちらではカラオケ店が5月末に自粛解禁となったため、解禁後すぐに息子と鬱憤を晴らしに行きました。
今日は、息子がある目的もあり朝9時半にカラオケに出かけていきましたが、夜8時過ぎに帰って来ました。

フリータイムで延々と10時間も一人で歌っていたようで、呆れて歌も歌えません・・・いやものも言えません。
息子も来週から平日は通常登校となるため、今日がとりあえず最後の鬱憤晴らしだったのでしょう。

留学中止、強制帰国、自宅待機、オンライン授業、分散登校・・・そして2か月遅れでやっと普通に高2が始動。
ただ残念なことに、今年度の学校のイベントが全て中止となることが昨日通知されました。

本来なら今月の予定だったスポーツフェスティバル、9月の学園祭、10月に学年ごとに行われる宿泊研修、
年間を通して行われている各種の海外研修などなど・・・

特に学校のイベントは、私自身もいつも楽しみにしているだけに本当に残念で仕方がない。
学校のイベントは全て生徒が企画・運営しているのですが、その中心となるのが息子の代の高2・・・

息子がそういったイベントの企画・運営に中心になって関わることが出来ないのは、もったいないなと思うし、
そういった機会はもう来年度以降はないことを考えると本当に残念・・・

そして、息子にとって今年の宿泊研修は高校の修学旅行・・・もったいないどころか中止になれば青春の損失・・・
ただ、修学旅行はまだ完全に中止ではなく、今後の状況を見ながら時期や行先の検討が行われるようです。

それ以外の課外活動や部活は、感染予防を万全にしながら順次行われることになりそうですが、
運動部は接触や密は避けられないため、種目によっては試合形式が難しく基礎練習のみになるのでしょうね。

全国的に強い部にとっては、インターハイもなくなり目標が持てずモチベーションを保つのも大変なのでは・・・
このコロナ騒動で失ったものは人それぞれながら、それぞれにとってきっと貴重なもの・・・

失った貴重なものは決して戻っては来ませんが、これからもっと貴重なものを掴んで行って欲しいなと思います。
「出来ないことを考えるのではなく、出来ることに目を向ける」・・・パラリンピアンの精神ですね。

約2か月のブランクが出来たことで、息子も私も期待していた来年度からの9月入学・始業への変更ですが、
これもあっさりと見送られることになりました。

実は、「9月入学」については、36年も前に当時の中曽根内閣で真剣に検討されていたそうです。
半年もかけて色々な課題を洗い出し審議した結果、9月に移した方がメリットがありそうだとの結論となりましたが、
大きな変革を受け入れるための社会的なコンセンサスを得ることまで出来ず断念することに・・・

その後、第一次安倍内閣でも検討されましたが具体化せず、8年前に東大が9月入学を進めようとして頓挫・・・
社会は変えるリスクよりも変えないことの安心感の方が優先されるんですよね。

良くも悪くも人間はそういうものだと思うし、だからこそ安心して今を暮らせるという面があることも確か・・・
と言って、勇気を持って変えるところは変えていかないと、超高齢化する日本の将来は決して明るくはない・・・

2020年6月19日


男二人を応援いただける方、応援クリックをお願いいたします。

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村


乳がんランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする