波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

息子の学校も「女子の制服にスラックス」導入決定~時代はすっかりジェンダーレス

2021-04-30 23:44:02 | 最近考えること(多様性)
最近は、色々なところでLGBTや価値観の多様性を反映してジェンダーレス化が進みつつありますが、
息子の学校でも女子の制服にスラックスが導入され、スカートかスラックスかを自由に選べるようになりました。

そのような学校も徐々に増えているようですが、もう特定の価値観を押し付ける時代ではないということですね。
社会人の女性のパンツスタイルはもうすっかり定着しているので、学生のパンツスタイルもカッコよくなるといい・・・

いっそのこと、制服をやめて私服にすれば色々な意味でもっと心が自由になるとも思うのですが・・・
因みに私が小学生の頃は、校則でも何でもないのに男子は冬でも半そで半ズボンが当たり前でした。

雪の降りしきる真冬のある日、あまりの寒さに耐えきれずに勇気を出して長ズボンを履いて小学校に行ったら、
まあ同級生のうるさいこと・・・鳥に突っつかれるように囃し立てられ「もう帰る」と、泣いて帰ったことがあります。

その時母親が「そんなこととやかく言う方がおかしい。気にせんでええ。」と言ってくれたことをよく覚えています。

子供の頃は、そういう固定観念が至るところにあって、その圧力との闘いにいつもへとへとになっていました。
特に思春期の頃は、親や先生や周りからの押し付け攻撃に反抗し続けた少年時代だったように思います。

そういう時代背景だったからこそ「尾崎豊」のような反社会的アーティストも生まれたんですよね。

「ジェンダーレス」や「ジェンダーフリー」というと、女性に対する固定観念がメインテーマのように思えますが。
男性も同じで、今考えると昔は随分と理不尽な「男なんだから」「男のくせに」・・・というのが沢山ありました。

「男は泣くもんじゃない」「男なんだからもっと強くなれ」「男なのにこれくらい出来ないのか」・・・
こういう言葉を何度耳にしたことか・・・同年代の男性にとってはこういう言葉は多分耳タコだと思います。

今ではもう死語かも知れませんが、昔はうじうじした男子を「女の腐ったようなやつ」という言い方をしました。
この言葉は男女両方に対して失礼な言い方で、こんな言葉が普通に使われていたのですから酷いものです。

今思い返してみると、昔は本当にとんでもない差別的な価値観や考え方、言い方がまかり通っていましたね。
子供同士でふざけて言い合う程度ならいいのですが、大人から当然のように言われると反発心しか生まない。

「スタンドバイミー」の映画に出てくる4人仲間の男の子たちが、様々な性格を象徴していて好きなのですが、
頼れるリーダータイプ、物語が得意な優しいタイプ、お調子者のいじられタイプ、兵士かぶれの変人タイプ・・・

どのタイプが良い悪いではなく、人はそれぞれ独自の個性を持つことを示してくれるキャストがとても良くて、
皆同じではつまらなく、人それぞれ個性的なのが楽しいし、そういう個性が集まっている仲間がまた魅力的・・・

そういう色々な人間がいることの面白さ、多様性の面白さを感じさせてくれるんですよね、
もう時代は変わり、色々な価値観を受け入れてお互いの違いを楽しむことが出来るようになって来たようです。

何歳になってもそういう変化を楽しめる自分でありたいと、時々現れては叩かれる化石のような古代人種を見て、
反面教師にしようと思っている今日この頃です。

2021年4月30日


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「1.2の視力は本当に必要だと思いますか?」~眼科医から突然の質問が・・・

2021-04-23 23:50:45 | 驚いた出来事
今週はもう初夏のようで、一気に季節が進みました。急激な気候の変化に私の周りでも体調を崩す人が続出・・・
今は、体調を崩すと怪訝な目で見られ、自費でPCR検査も受けないといけないのでなかなか大変です。

ところで、先日いつもコンタクトでお世話になっている眼科医の検査を受けた時のこと・・・
その医師からおもむろに「今コンタクトで視力を1.2にしていますが、本当に1.2必要だと思いますか?」と・・・

予期せぬ質問にキョトンとしている私に向かって、その医師が熱弁を振るい始めました。それを要約すると・・・

現代の生活は昔とは随分変わり、PCやスマホなど近くのものを見ることが生活の多くを占めている。
生活スタイルはすっかり変わっているのに、眼鏡やコンタクトの視力は相変わらず1.0~1.2に矯正されている。

普段の生活で遠くのものを見ることがどれくらいありますか?黒板を見る学生でなければほとんどないのでは?
近くのものを見ることが多い人が、わざわざ遠くを見る視力に合わせているのは何か変だと思いませんか?

大人が普段の生活で使用することだけを考えると、視力は0.5もあれば十分だろうと私は思っています。
車の運転や旅行などで遠くの景色を楽しみたい時は、そのための眼鏡を用意しておけばいいんです。

なぜ生活様式が変わっているのに、わざわざ遠くのものに見ることに合わせて視力を矯正しているのか?
それは特に誰もが疑問を持たず、それが当たり前だと思って昔ながらの慣習でやっているだけなんです。

「だからすぐにコンタクトを変えましょう」ということではなく、今日は私の話を聞いてもらいたかっただけです。
もしも私の話に思うところがあれば一度ご自身で考えてみてください。お聞きいただき有難う・・・

ざっとこのような話でした。その時は、今までは考えもしなかったことに急に問題提起され不意を突かれましたが、
その後その医師の話したことを考えさせられ「確かに一理あるな」と、今は少し納得感も感じ始めています。

2019年の調査では、裸眼視力が1.0未満の小学生は34.57%、中学生は57.47%でいずれも過去最高・・・
スマホやゲームを見る時間の増加に比例している訳で、特にステイホームでこの数値はより進んだことかと・・・

私の子供時代は、テレビの視聴時間が長くなって近視の人が増えたことが問題となりました。
今は、スマホやゲームが問題視されていますが、いくら親が制限しようが便利で楽しいものである限り限界が・・・

しかも、子供に時間制限をしている親自体がスマホやPCどっぷりの生活な訳ですから、もうどうしようもない。
因みに、視力検査は5m離れた距離で計測しますが、それ自体果たして今の時代に合っているのだろうか?

調べてみると、目からPCの距離はほぼ50㎝前後となるため、PC作業には0.5位の視力で充分らしく、
1,0~1.2に矯正された眼鏡やコンタクトでのPC作業は、逆に目に負担をかけてしまうことになるようです。

私は、朝起きてから夜寝るまで遠近両用コンタクトを着けっぱなしで、近視と老眼の両方に便利な反面、
きっと目にはそれなりの負担をかけているのではないかと思います。

一度裸眼でPC作業をしたところ、0.1もない私の裸眼視力では相当近づかないと文字がはっきり見えず、
その代わり本や新聞の活字はコンタクトなしの方がはっきりくっきりと見えて、目もあまり疲れませんでした。

眼科医の話をきっかけに、最近はコンタクトを着けっぱなしにせず、用途に応じて着け外しするようになりました。
・・・ということで今回は「目からコンタクトが落ちた」ではなく「目から鱗が落ちた」話でした。

2021年4月23日


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ワクチンを「接種するかしないか」が悩ましい~持病的な後遺症を持つ身としては・・・

2021-04-16 23:58:25 | 最近考えること
新型コロナの主流は従来株から変異株に置き換わり、世界的に再拡大中で日本にも第4波が到来しました。
私の住む川崎市も来週火曜日から「まん延防止等重点措置」が適用されることに・・・

ただ、全国的な感染の拡大状況を見ると、3回目の緊急事態宣言の発出も現実的になって来たように感じます。
結局、ずっと宣言を続けていても人間は慣れっこになるので、発出と解除を繰り返すしかないのでしょうね・・・

感染予防の切り札であるワクチン接種は、医療従事者、高齢者、基礎疾患のある方、高齢者施設従事者と、
まだ対象が一部ながら、徐々に接種が始まりました。

実際に自分が接種対象となるのは数か月~半年ほど先になりそうですが、問題は「接種するかしないか」・・・
最終的には自己判断となりますが、私のように後遺症を抱える者にとってはなかなか悩ましい・・・

接種部位の痛みや腫れなどの主反応は、他の予防接種でも起こり得ることなので特に問題はないのですが、
問題は発熱、悪寒、頭痛、全身倦怠感、様々なアレルギーなどの副反応で、厄介なのがアナフィラキシー・・・

アナフィラキシーは、アレルギーの原因物質を摂取することで急激に強く表れるアレルギー反応で、
複数の臓器や部位にアレルギー反応が同時多発的に起こり、血圧低下や意識障害により命を落とすことも・・・

時々、学校の給食に入っていたアレルゲンを誤って食べたことで発生する死亡事故などがそうですね。

但し、このような重篤な副反応は稀なため、一般的にはワクチン接種した方がメリットが大きいと思うのですが、
私のような特殊な後遺症に、新しいワクチンがどう影響するのかは誰にも分からず、正解はないと言えそうです。

私が抱える左足全体の痺れ、背骨の痛み、肋間神経痛のような肋骨の痛みなどの神経的な症状に対して、
強い副反応がなければ良いのですが、後遺症が悪化したり、全身の倦怠感が加わったりしたらもうお手上げ・・・

ただ新型コロナに感染すると、症状がなかなか回復しなかったり、後遺症となる可能性も報告されていますので、
当然のことながら感染すること自体も避けたい・・・

感染によって起きる可能性のある症状と、ワクチン接種によって起きる可能性の症状のどちらのリスクを取るか・・・
私だけではなく、病気の治療をしている方や何らかの持病や障がいを持つ方もきっと悩ましいはず・・・

よく言われるのが、「ワクチン接種によるメリットは、そのリスクを大きく上回る」ということ・・・
確かにそうだし、全体の7割程度の人がワクチン接種をしないと集団免疫が獲得できないのも事実・・・

それぞれの自己判断に任されることになりますが、結果的に集団免疫を獲得しなければ意味がないので、
接種率が上がらなければ自分も積極的に接種を考えなければならない・・・

個人と全体のバランスの上で考えて判断するというのは、正解がなくなかなかの難問です。

2021年4月16日


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1年4か月振りの「藤原さくらの生ライブ」~改めて音に包まれる心地よさを実感・・・

2021-04-10 01:08:59 | 感動の出来事(ライブ)
コロナの収束はまだまだで今も再拡大の入口ですが、それでも巡る季節の春の訪れを感じる今日この頃・・・
少しは春のウキウキした気分を感じたく、今日は1年4か月振りに「藤原さくらの生ライブ」に行って来ました。

元々は1月に開催予定だったのですが、緊急事態宣言の発出により3か月延期となっていました。
本人も延期のどうしようもない切なさを語っていましたが、私もこの3か月を随分長く感じながら待っていました。

長い間待ったかいがあって、今回は1階の8列目とかなり前方のなかなか良い位置で楽しむことが出来ました。
そして、久し振りに心地よい音に包まれることができ、これこそが心待ちにしていた感覚なんだと感じました。

収容人数の半分の観客数で座席を一つ置きに空け、その分有料配信ライブも同時に行われました。
観客は声を発することを抑えられ、当然一緒に歌うことも出来ず、彼女らしい天真爛漫なMCに笑う程度・・・

観客は手拍子と拍手のみでアーティストに気持ちを届け、アンコールも無言で手拍子のみという初めての経験。
クラシックでもないのに大人しく聴かざるを得ないことが少し窮屈でしたが、これが今出来るライブの楽しみ方・・・

それでも、足元からズンズン響くドラムやベースの低音と頭の上から降って来るようなギターやピアノの音・・・
そこにストレートに届く管楽器(今回はトランペット、サックス、フルート)の音と彼女のスモーキーな歌声・・・

体ごと包まれるような楽器の音と歌、そして空間全体を支配するグルーブ感の心地よさを存分に味わいました。
この感覚こそが配信ライブにはない生ライブの良さと醍醐味なんですよね。

理論的なことは別として今回思ったのは、配信ライブが3次元だとすると、生ライブは4次元を感じる感覚・・・
3次元は現実世界そのもので、通常はそれに時間を加えたものが4次元と言われています。

宇宙も現実世界も本来は4次元なのですが、現実的に我々は時間そのものを見ることが出来ないので、
4次元を感じることも意識することも出来ない。なので、感覚的な現実世界は3次元・・・

因みに、次元はその座標軸(縦、横、奥行き、時間)が絶対的なものではないらしく、空間をその一つとすると、
ライブ会場の空間が音で満たされてその広がりを感じられれば、それも一つの疑似4次元なのではないかと・・・

つまり、音楽の生ライブはその空間を満たす音やグルーブ感を感じて、一種の4次元を体験している・・・
実際の理論的な正しさは分かりませんが、感覚的にはそうなのではないかと勝手に考えました。

ロックであれ、ジャズであれ、クラシックであれ、それぞれの演奏や歌が別個の4次元世界を体験させてくれる。
それによって人間は心地よさを感じて、その結果心が癒されるのではないだろうか・・・

人間は現実生活だけでは疲弊するので、各自が好きな非日常、非現実な心地よい体験をすることによって、
心のバランスを保っているのではないかと改めて感じています。

そして、音楽ライブだけではなく映画や演劇、本など様々な4次元を感じることの出来る世界があることは確か・・・
そこに文化やエンタメというものの価値があるのでは・・・

今回感じた久し振りの心地よさを機に、今後も非日常を体験する機会を意識して作っていこうと思っています。
決して不要不急なものではなく、人間が生きる上で大切なものであるはず・・・

2021年4月9日


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17歳で「70歳と同等の骨密度」~同僚の娘さんの足指4か所骨折の根本原因が・・・

2021-04-02 23:49:26 | 驚いた出来事
コロナ禍2年目の桜は、あっという間に咲いてあっという間に散ってしまいました。
神様が花見で密にならないように配慮したのかと思うほど、今年の桜は本当にあっけなく終わった気がします。

さて、K-POPのオーディションに合格してダンスレッスンに明け暮れていた息子と同学年の同僚の娘さんが、
足指4か所を骨折して離脱を余儀なくされ、全治4か月で自宅療養中だと前回のブログに書きました。

足指を骨折するほどの過激なレッスンをするのかと驚いていたところ、根本原因が別にあることが分かりました。
それは、なんと若くしての「骨粗しょう症」・・・

「骨粗しょう症」って、骨がスカスカになり脆くなってしまう、特に高齢の女性に多くみられる病気ですね。
17歳にしてまさかと驚いたのですが、治療を受けている病院のMRI検査でそれが判明したようです。

彼女の骨密度は70歳くらいの人と同等とのこと・・・10代で成長期の彼女がなぜ?と当然思う訳ですが、
その原因は度を超えている無理なダイエット・・・

元々オーディションに合格する位なので、スリムで手足も長くスラっとした体形なのですが、
事務所からはデビューするためにはもう5㎏落とすように言われていたようです。そんな無茶なですが・・・

元々スリムな彼女が5㎏も体重を落とそうとすると、絶食や少食など相当厳しい食事制限をしていたはず・・・
K-POPアイドルとして活躍する某女子は、デビュー前の1週間に口にしたのは氷だけだったと聞いたことがあります。

なぜそこまでしてスリムにしないといけないのかは、活躍するK-POPアーディストを見ると良く分かります。
最近話題の「NiziU」・・・日韓のオーディションプロジェクトで昨年デビューした彼女たちも10代後半の同年代。

9人のメンバー全員がこれでもかと言うほどスリム・・・ここまで細くなくてもと思うのですがこれがK-POP基準・・・
あの体系を維持するために、体力や健康維持とどうバランスを保つのかは成長期の彼女たちには難題なはず・・・

それが、アイドルの必須要件だとしたら何かおかしい。そして、カルシウムが不足すると精神的にも影響が・・・
大人になった時に彼女たちは果たして健康な心や身体を維持できるのだろうか? 若い時の代償が気になります。

因みに、骨密度は18歳頃がピークで40歳頃まではその状態が保たれるようですが、それ以降は下がっていく。
特に女性はホルモンの関係などから急激に下がるため、しっかり対策しておく必要がありますね。

丈夫な骨を作る大事な成長期に極端なダイエットをすると、当然のことながら将来の骨密度に悪影響が・・・
元々加齢と共に骨密度が下がりやすい女性のピーク値が低いと、より早い段階から影響が出るようです。

昔のアイドルは少しぽっちゃり気味くらいが良かったりしたものですが、K-POPの世界は明らかに行き過ぎ・・・
美容整形やスリムな体系維持など、色々な意味で極端なK国発らしいなとさえ思ってしまいます。

私も20代の頃の酷い食生活で体調を崩し、独学で栄養を勉強し自炊するようになってから健康的になりました。
何でもそうですが、本質を知らないことは怖いこと・・・私も30歳近くになってやっとそのことに気づきました。

やっぱり人間は、それぞれが無理せず自然体にその人らしい個性が磨かれていることが最も魅力的・・・
現在療養中の彼女が、早く回復して健康的で素敵な女性として成長することを一番に願っています。

2021年4月2日


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