波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

昨日はついに息子の「高校卒業式」~泣いて、泣いて、笑って、また泣いて・・・

2022-03-05 00:46:24 | 感動の出来事
桃の節句、雛祭りの昨日は、晴れ渡った青空のとても気持ちの良い日で、まさに卒業式日和の一日でした。
そして、息子と私は6年間親子それぞれに楽しんだ中高一貫校の卒業式を迎えることとなりました。

コロナ下で卒業式は短縮版となり、コロナ前は近くのホテルで行っていた謝恩会も会場の体育館で簡素に・・・
簡素だからこそのアットホームで温かい卒業式と謝恩会となって、私は感極まり過ぎて放心状態になりました。

例年は吹奏楽部の演奏で始まるところ、今年は密を避けて管楽器講座の指導者4人による演奏で開幕・・・
演奏終了と同時に207名の卒業生が入場し、君が代を「斉唱」ではない「黙唱」で各自が心の中で静かに歌う。

いつもは吹奏楽部のバーンとした演奏で始まるのでしょうが、こういう厳かな幕開けというのも思い出に残ります。
それからメインの卒業証書授与・・・今年は一人ひとりの名前を読み上げて起立後に各クラス代表が受け取る。

そして、校長式辞、表彰、受賞者紹介と進みますが、驚いたのが何と6年間の皆勤賞が12人もいたこと・・・
コロナ下で熱があったり体調が悪いと休まざるを得ない中で、これだけの人数が受賞ということに感心感激。

その後保護者から学校に贈る記念品の紹介、在校生送辞、卒業生答辞、校歌黙唱と進み、いよいよ卒業生退場

一人ひとりの卒業生が壇上で先生方全員に一言挨拶を交わしてから保護者席中央を退場して行くのですが、
泣きながら今日を最後に学校を去る卒業生たち一人ひとりを見ていると、自然と涙が溢れてしまう・・・

それが、中1の頃から良く知っている子ならなおさら・・・そして息子は先生に挨拶している時からもう大泣きし、
退場する時も拭う手の間からも涙がボロボロと・・・それにつられて私の感情もついに決壊してしまいました。

退場曲は各クラスで自由に決めたようですが、息子の後の1クラスでは自作自演の替え歌で泣き笑い・・・
福山雅治の「家族になろうよ」を替え歌にした「卒業しようよ」がとにかく面白く、これが出来る自由さが素晴らしい。

先生や保護者も爆笑する中を泣きながら退場していく卒業式という風景もなかなかない貴重な体験でした。
最後は青春をイメージした軽快な合唱曲、YOASOBIの「群青」でぐちゃぐちゃの感情と共に卒業式終了・・・

その後は、私も一員である卒対委員とボランティアの保護者の運営で、保護者から先生に感謝を贈る謝恩会・・・
保護者代表の先生への挨拶、校長・副校長・担任の先生への花束・記念品贈呈と進んで行く。

代表挨拶は、最初の中1クラスで出会って親しくなった縁で、ずっと一緒に委員をやって来た一番の父友・・・
泣き笑いを誘う飾り気のない温かいスピーチが得意で、今回も存分に泣き笑いさせられました。

最後は保護者だけ残り、記念品の説明や卒対委員から保護者に向けた挨拶で和やかにジ・エンド・・・

一連の式典を終えて感じたのは、やはり自分は客席側ではなく運営する側が根っから好きだということと、
本当に感動するのは豪華な出来合いの式典ではなく、簡素ながらも心温まる手作り感なんだということ・・・

男二人をそれぞれに成長させてくれた大好きな学校に感謝しつつ、私も保護者として卒業します。
6年間のたくさんの出会いや思い出と共に・・・

2022年3月4日


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今年最初の出来事は「電子レンジがぶっ壊れる」~おかげで家電の進化を知ることに

2022-01-08 00:16:45 | 感動の出来事
遅くなりましたが、2022年明けましておめでとうございます。
2が3つも入る西暦から、2222年という2が4つ並ぶ世界はどうなっているのだろう・・・?と考えてしまいました。

当然のことながら、今この世に生きている人々は全員いなくなっている200年後の世界は一体どんな風景に・・・
自分が生きてきた四半世紀でも相当な変化があったことを考えると、200年後の世界はかなり違っているはず・・・

SF映画のように車が空を飛び交ったり、各家庭では家事ロボットが動き回って活躍しているのだろうか?
高温過ぎて生身で外を出歩くことが危険な地球では、宇宙服のようなスーツに身を包んだ人間が闊歩している?

・・・などとSF的な妄想を膨らませていた正月早々に、突然「電子レンジ」がぶっ壊れるという事態が発生・・・
3日に壊れてすぐにネットで購入し、昨日届くはずだったのが積雪の影響で遅れてやっと先ほど届きました。

元々アッピアが独身時代に使っていたのをずっと使っていた「電子レンジ」には、何と「91年製」という表記が・・・
つまり、30年も使っていたことになります。我が家は物持ちが良いのが自慢なのですが、それでも30年は驚き・・・

調べてみて分かったのが、もう「電子レンジ」とは言わず、オーブン機能は当然の「オーブンレンジ」と言うらしい。
そして、30年分の遅れを取り戻すべく知った今どきの「オーブンレンジ」の最新機能の凄さ、賢さに感心しきり・・・

ごはんとおかず等の種類の違う2品を同時に、それぞれちょうど良い具合に温められる「2品同時温め機能」・・・
冷凍・冷蔵・常温など状態の異なる食材を同時に加熱しても、火の通りを自動調整する「おまかせ温め機能」・・・

私が購入したのは、他に加熱水蒸気で野菜をゆでたり、熱風で両面を焼く機能もあるごく一般的な機種ですが、
高級機種だと、何と下ごしらえした材料を入れてボタンを押すだけで料理が完成する「オートメニュー機能」・・・

また、最新機種では、スマホから好みのレシピを送信して自動で調理方法を設定できる「コネクテッド機能」も・・・
ここまで来れば「オーブンレンジ」というよりも、もう立派な「自動調理マシン」で、いずれ調理はお任せになる?

「電子レンジ」が壊れたことで、あらゆる家電がネットにつながる「IoT時代」がすぐそこまで来ていることを実感・・・
いずれAIが組み込まれると「自動調理マシン」は「調理ロボ」として普通に活躍する時代が来るのでしょうね。

自分が妄想していたことが、実は200年後どころかもう数年後には実現している可能性もあります。
まだ自分が生きている内に、外から帰るとすぐに食べられる夕食が出来上がっているという時代が来るのかも・・・

ちょうど今、ラスベガスで世界最大の家電・IT見本市である「CES」というものが2年ぶりに開催されていますが、
やはりAIを組み込んだ最新の「スマート家電」が数多く展示されているようです。

「スマートベッド」という試作品のベッドは、AIが睡眠状態を判断してベッド表面の温度を調整してくれるらしい・・・
子供の頃はスマホを持ち歩いている時代なんて想像できなかったですからね。そして自動運転車はすぐそこに・・・

こういう新しい家電が入るとワクワクしますし、しばらくこの「オーブンレンジ」を使いこなすことに熱中しそうです。
熱くなり過ぎてぶっ壊さないように気をつけないと・・・

2022年1月7日


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アッピア不在の「結婚20周年記念」~たまたま記念日に知った素敵な結婚話に感動

2021-02-27 01:44:42 | 感動の出来事
ブログ開設10周年に続き、2月24日には結婚20周年の記念日を迎えました。もちろん一人で・・・
特にお祝いもなく普通に過ごしましたが、当日に面白い結婚話を知り、素敵なプレゼントを貰った気分です。

2018年にブラジルの柔道『男子』代表監督に就任した藤井裕子(ゆうこ)さん・・・現在38歳の日本人『女性』
就任した当時は、柔道界はもちろんのこと世界のスポーツ界でも前代未聞の衝撃的なニュースだったようです。

ブラジルは世界最大の柔道先進国で、日本の柔道の競技人口約16万人に対してブラジルは約200万人・・・
しかもスポーツは男女の体力差がある上に男女間格差も大きく、女性が男子の監督をやるのは異例中の異例・・・

彼女は、吉田秀彦、谷本歩実の二人の金メダリストを輩出した有名な道場で5歳から柔道を始め、
高1で全国3位となり大学院まで柔道を続けるものの、残念ながら代表に選ばれることがなく選手生活に区切り・・・

その後、たまたま英国の大学で英語を学びながら柔道部員の指導をする機会を得て、
そこで出会った二人の指導教官の影響で自身も指導者の道を志し、2010年に英国女子代表コーチの職を得る。

その後10年に亘り海外で柔道指導者の道を歩み続ける彼女は、さぞかし自分のプライベートを犠牲にして、
全てを柔道に捧げている人かと思いきや、家事育児を担う夫と7歳の男児、3歳の女児を育てる母親でもある。

そして、その夫との出会いと結婚の過程がとてもユニークで、なんと「交際0日での結婚」だそう・・・

4歳下の夫は高校サッカー部から大学の体育学部に進学後、中学校の体育の非常勤講師を経て教員に・・・
スポーツという共通項があるとはいえ、別々の世界に住む二人がどうやって出会ったか・・・

彼が大学卒業直後の欧州旅行に行った際、母親が元柔道選手で彼女の指導教官と知り合いだったことから、
その教官のロンドンの家に泊まることになり、そこでたまたま彼女と出会うことに・・・

そして、ロンドン観光に付き合うなどの短期間だけの関係で、日本に戻った彼とはたまにメールする程度・・・
その後、彼女が2011年末に一時帰国した際に一緒にランチをすることになり、お店に向かって歩いていた時に、
突然彼に「この人と結婚したい」という思いが下りてきたようです。

2011年3月の東日本大震災で「世の中何が起きるか分からない。やりたいと思ったことは躊躇なくやるべきだ。」
そう強く考えていた彼は、自分の思いをすぐに行動に移し、交際期間もないままその場で彼女にプロポーズ・・・

普通は「変な人」で片づけられそうですが、ロンドンオリンピック終了後にブラジル男女代表のコーチを打診され、
その受諾を決めていた彼女は「この無謀な勇気は面白い。乗ってみるか・・・」とそのプロポーズを受け入れる。

そして、日本には戻らずブラジルに行く予定だと話す彼女に、今度は彼が絶句し「少し考えさせてください」・・・

プロポーズした方が逆に相手からのYesの答えを保留にするというのは何とも妙で楽しいやり取りですが、
次に会った時には「自分もブラジルに行ってあなたを支える」と返答するという展開・・・

突然プロポーズされた彼女は、ブラジルに行くという話に「この人は絶対に逃げないだろう」と思ったようで、
こうなるともうどちらも凄い勝負師の二人としか言えないし、出会うべくして出会った運命的な二人なんでしょうね。

そして、彼女はロンドンオリンピックで英国に銀と銅の2個のメダルをもたらす12年ぶりの快挙を達成し、
日本で結婚式を挙げてブラジルに渡るも、今度はすぐに妊娠が判明することに・・・

契約解除されることを覚悟してブラジル柔道連盟にその旨を伝えると「全く問題ないよ。おめでとう!」と・・・
快く歓迎してくれたブラジル柔道連盟に対して、彼女は「この恩は絶対に返さないといけない」と心に誓う。

お腹をかばいながら受け身をするなど出産直前までコーチの仕事を続け、出産後は4か月で仕事に復帰・・・
それからは、仕事場に赤ちゃんを連れて行っている間は夫が面倒をみて、練習の合間に授乳という日々・・・

そしてリオオリンピックで結果を出した彼女に東京オリンピックまでブラジル代表のコーチ継続の依頼が・・・
その後、今度は次女を産み、その翌年の2018年にはブラジルの男子代表監督に指名されることに・・・

「あなたはパイオニア」とよく言われるものの「それは結果を出してから」と答える彼女は本当に魅力的・・・
そして、この出会いと結婚、異国の地で奮闘するファミリーの在り方がまた素晴らしい・・・

東京オリンピックでは、柔道の試合会場で彼女を見つけることとブラジルの活躍が楽しみとなりました。
そして、とにもかくにも予定通りオリパラが無事に開催されることを心から祈っています。

2021年2月26日


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「自分と同じ誕生日の人に出会う確率は?」~同じ誕生日の人に出会って考えたこと

2017-01-28 00:13:56 | 感動の出来事
☆アッピア夫です。

1月27日の今日は、自分の中では毎年特別な日です・・・つまり、私の誕生日なんですね。
誕生日が来てももう嬉しくも何ともないのですが、昔から「モーツァルトと同じ誕生日」と言うことだけがささやかな自慢です。

ちょうど年明け早々に、オフィスで誕生日について話題になっていた時に、私と同期入社のA氏が、「俺、モーツァルトと同じ誕生日なんだよ」と発言・・・「えェ~!」・・・と言うことは・・・

☆「まさか、1月27日生まれ・・・?」
A「そう!」
☆「俺も同じ日だよ!」
A「うそだろ?」

その後、誕生日話で随分と盛り上がりましたが、何と10人位のオフィスの中に同じ誕生日の人がいたとは・・・しかも同期入社後、ずっと気の合う飲み友達でもある人が・・・

実は、私は半世紀以上も生きて来て、同じ誕生日の人に会ったのは全く初めてです。しかもこんな身近で・・・といたく感激したのですが、「ところで、自分と同じ誕生日の人に出会う確率ってどの位なんだろう?」と考え始めました。

1年が365日なので、全員がそれぞれ違う誕生日だとすると、366人いれば一人は自分と同じ誕生日の人がいる計算になりますが、当然そんな単純なものではないんですよね・・・と言うことで調べてみました。

調べてみて分かったことはなかなか面白く、数学の世界では「誕生日のパラドックス」とも言われている有名な確率論のようです。

まず、同じ誕生日の人が一組いる確率はどの位かと言うと、難しい計算式は置いておいて、23人いれば50%を超え、41人いれば90%、70人いればほぼ100%に近づくようです(正確には99.9%)・・・と聞くと、実感値よりも随分少ないと思いませんか?

これが、いわゆる「誕生日のパラドックス」と言われる所以で、同じ誕生日のペアがいる確率と自分と同じ誕生日の人がいる確率を、感覚的に混同してしまうことから起こるようです。

それでは、「自分と同じ誕生日の人がいる確率」は一体どの位なのかと言うと、40人いると約10%の確率のようです。またまた単純計算すると200人いれば50%、400人いればほぼ100%になる訳ですが、これもそう単純ではなく、数学上では254人いれば50%を超え、1年と同じ365人だと63.2%のようです。つまり100%に近づくためには、400人どころかもっともっと多くなる。

一方、ランダムに選んだ二人の誕生日が一致する確率は何と13万分の1だとか・・・と言うことは、自分と同じ誕生日の人に出会う確率は数百人~13万人に一人・・・モーツァルトのような有名人は別として、自分が生きている間に身近で自分と同じ誕生日の人に出会うと言うのは、数学的な確率を超えた「運命的な出会い」としか言いようがない・・・と言うことになるのでしょうか?

オフィスで二人の誕生日が同じことが分かると、「やっぱり二人は性格が似てるよ」「何か同じ匂いがする」と、勝手なことを言い始めた同僚に・・・「みんな結構適当だよなあ」と思うと同時に、「確かにそうかも・・・」と思う自分がいました。

やはり「数学」として考えるよりも「運命」として考えた方が楽しいですよね・・・

2017年1月27日 アッピア夫


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「粋なサヨナラプレゼント」~定年退職する先輩からの贈り物

2016-11-04 23:21:54 | 感動の出来事
☆アッピア夫です。

秋も深まり寒さが身にしみる季節になって来ましたね。最近は朝起きてカーテンを開けても外が暗いので、余計に寒々しい感じがします。

10月末に、随分お世話になった会社の先輩が定年退職を迎えました。明るく冗談好きな上、懐の深い楽しい方でずっと尊敬していましたし、その方の最後を同じ支店で迎えられたことに感謝しています。

私のやっている仕事は全員が専門職で、全国的に支店が点在しています。各支店には支店長がいますが、あくまで業務をスムーズに進めるための便宜上の役割です。そこには明確な上下関係がある訳ではなく、年齢・性別・役割などに関係なく基本的に対等です。なかなか面白い組織形態だと思うのですが、これからの時代は仕事の専門化に伴い、これまでのような縦型ではなく、このような横型やネットワーク型と言われるフラットな組織が増えていくのではないかと思っています。

支店内で送別会を行っている時に、その方から皆への「サヨナラプレゼント」と言うことで、男性はネクタイ、女性はスカーフの贈り物を貰いました。誰もがそのようなプレゼントを想定していなかった上に、それぞれのイメージに合った色やデザインだったので、サプライズな感動に包まれました。

贈り物というは本当に難しいもの・・・贈る相手の好みを考えつつ、しかもありきたりではなく、「うわぁ・・・本当に?」と言って貰える贈り物を考えるのは楽しいことなのですが、本当に感激してくれるかどうかは分からないので、そこに贈る人のセンスと想像力が問われるんですよね。

プレゼントと言えば、私がこれまで貰ったプレゼントの中で最高に感激したのは、本場の「オペラ鑑賞」・・・観劇が好きだった私は鑑賞後の話の中で、「一度本場のオペラを観てみたい」と言うようなことを言ったのだろうと思います。

それからフランスに行く機会があり、ちょうどその最中に誕生日を迎えた私に、「はい、誕生日プレゼント!」と言って渡されたのが「ラ・ボエーム」と言う有名なオペラの鑑賞券でした。しかも上演がパリの「オペラ座」・・・思わず「うそだろ!」と叫んだのを覚えています。

イタリア語の劇にフランス語の字幕のため内容は観て感じるしかなかったのですが、そこで観たオペラの圧倒的なスケール感と迫力に身震いするような感動を覚えました。その感激は未だに忘れることが出来ず、今でもオペラは最高の総合芸術だと思っていますし、そうしたオペラとの感動の出会いを演出してくれた友人(当時の彼女)に深く感謝しています。

贈り物と言えば、もうすぐクリスマスですね。そろそろソワソワし始めた息子ですが、今年はもうプレゼントを決めています。ちょっとやそっとの物では感激してくれなくなっている思春期の息子に、サプライズを与えることが出来るかどうか・・・それはクリスマスが来てのお楽しみと言うことで・・・

これから、大切な人に贈り物を考える人も多い時期・・・「何を贈るか」を存分に楽しみましょう。

2016年11月4日 アッピア夫


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「『うな重』を食べながら考えたこと」~美味しさよりも会社と同僚に感謝

2016-07-30 00:14:11 | 感動の出来事
☆アッピア夫です。

明日は土用丑の日・・・スーパーからコンビニ、はたまた丼物のお店までうなぎの宣伝で持ち切りですね。我が家では、昨夜1年ぶりに息子と「うな重」を食べました。うなぎは絶滅危惧種に指定されてからどんどん高くなっているので、簡単に食べることが出来なくなりましたね。我が家でも1年に1度の特別な食事となりました。去年はスーパーで買った1枚を半分ずつ(セコい・・・)どんぶりにして食べましたが、今年は専門店の立派なものを食べることが出来ました。しかも費用の負担は全くなく・・・

私の会社では、所属チームの誰かが顕著な貢献をすると個人とチームの両方にインセンティブが付くという制度があります。これが個人だけではなくチームにもと言うところが味噌・・・インセンティブが個人だけだと個人主義になりがちですが、チームにも付くとチームのために貢献出来たと言う満足感と共に連帯感も高まります。

今月、私のチームにインセンティブが付きました。チームのインセンティブは必ず親睦用として使わなければならず、大抵は飲み会となります。今回チームにインセンティブが付き、皆でどう使うかを考えていました。

今月は、たまたま関連する人の動きが結構あったため歓送迎会が頻繁にあり、さすがに「飲み会はもういいよね」と言うことになり、ちょうど土用丑の日も近いこともあり、「うなぎでも食べに行こうか」となり、それであれば「私の息子にも食べさせてあげたいよね」と言う皆の好意もあって、結局「専門店でそれぞれ2食分ずつ注文して、各家庭に持ち帰って食べよう」と言うことになりました。実は私の息子はうなぎが大好物です。大好物ながら滅多に食べさせてあげられないところが辛いところですが・・・(普段は、穴子寿司で満足しています)

専門店のうな重は、スーパーで買ったものとは違い柔らかく美味しかったのは勿論ですが、それ以上にいつものことながら息子のことを思いやってくれる仕事仲間のことが嬉しかったです。アッピアが亡くなって以来、会社には常に息子や家庭のことを優先させてもらっていて、本当に有り難いと思っていますし、良い会社良い同僚に恵まれたことに心から感謝しています。

お陰で、平日の学校の行事なども欠かさず参加出来ています。これが仕事で行けないとなると、息子もきっと寂しい思いをすることになるでしょうし、どこかにその歪みが出ないとも限りません。

病気と闘っている方々も、仕事との両立は大きな課題ですね。実際に制度として傷病休暇や傷病手当などがありますが、法的に義務づけられている訳ではないので会社や職場の理解が必要ですし、いずれも限度があるため長丁場の治療ともなるとなおさらですね。そろそろ法律的に会社にそういった配慮を義務づける時期に来ていると思います。

「ダイバーシティ」・・・これは多様な人材が活躍することを表す言葉ですが、労働人口が減少する中で職場環境として今最も必要とされていることです。男性も女性も、若年者も中高年者も、日本人も外国人も、健常者も障害や病気などのハンディキャップを持った方も・・・どのような立場の方も気兼ねなく仕事を続けて行ける環境が広がることを願っています。

「うな重」から書き始めてこう言う話になるとは・・・「うなぎの寝床」のように奥が深い・・・と言ってもらえたら嬉しいです。

2016年7月29日 アッピア夫


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「ハウスキーピングサービス」~今の時代にマッチした家庭のお助けマン

2016-07-09 00:52:42 | 感動の出来事
☆アッピア夫です。

前回、「ハウスキーピングサービス」の利用を始めたことを書きましたが、これからの時代に益々必要となるサービスですし、病気と闘っている方々にとっても強力なサポートとなるサービスだと思いますので、参考になればと思いこの機会に追加で書いておこうと思います。

前回書いたように「ハウスキーピング」は掃除だけではなく、家事全般で必要に応じて様々な代行を依頼できるサービスですが、残念ながら一般的にはまだまだ社会に浸透しているとは言えない状況です。

私も家事を一手に担う身として、既存の「ハウスクリーング」や「家事代行サービス」も気にはなっていましたが、費用もそれなりの上、「知らない人を家に上げるのもどうか・・・」となかなか一歩踏み出せず、そのままになっていました。そうしたところ、今年度から政府が進める「国家戦略特区」の一環として、「外国人家政婦の家事代行サービス」が神奈川県と大阪府限定で認められることになりました。

それを受けて「雇用創出」をテーマにビジネスを展開する私の会社が、フィリピン最大手の家政婦サービス企業と提携し、フィリピン人の女性社員がリーダーとなり、当事業に乗り出すことになりました。

会社のイントラで、「社員限定の無料トライアル」を募っているのを見つけた私は「これはやらない手はない・・・」と真っ先に手を上げ、1ヶ月の無料トライアル期間の初日に体験することに。体験した感想は「感動!」の一言です。自分でやったらほぼ一日がかりになるであろう範囲を見事2時間で完璧に仕上げてくれました。イメージとしては「ホテルの清掃サービス」と同じで、完全にプロフェッショナルな仕事ぶりでした。

「無料トライアル」の後に、担当していただいたフィリピンの方(来日15年で日本人国籍も取得。日本で結婚し3人の子育て中)と面会し、その方の信頼できる人柄にも安心し、正式にサービスの利用を決め、現在は月2回(1回2時間)で、10000円の費用でお願いしています。

フィリピンの方は欧州などで家政婦として働く人も多く、元々職業としての家政婦文化が根付いた国の一つです。家政婦の勉強をして専門の資格を持った人も多く、国民性としても綺麗好きです。それに親日的で日本人の感覚に近く、明るく素直で謙虚な人柄も日本人が親しみやすい国と言えます。

私は自分だけで決めることが出来ますし、自社のサービスでもあったので安心して利用出来ましたが、このようなサービスを利用するとなると、家族の理解も必要でしょう。鍵を預け留守の間にやっていただくことになるので、依頼する方との信頼関係や、場合によっては利用する側の意識改革も必要かも知れません。

是非お伝えしたいのは、通院・治療などで家事に手が回らない時には、このようなサービスも利用出来ると言うこと・・・本当に困った時は、大いに助けになるサービスだと言うことです。今は神奈川県と大阪府のみの特区ですが、東京都も前向きに検討していたようです(セコくて恥ずかしい知事が辞任するまでは・・・)。また、神奈川と大阪でうまく浸透すれば全国に広がる可能性もあります。

サービスを利用する日の前日は、「あまり酷い汚れがあると恥ずかしいから・・・」と一部掃除を始めてしまうことがあり、「何のためのサービスやねん!」と自分に突っ込みを入れています。

2016年7月8日 アッピア夫


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「動く卒業アルバム」~小学校卒業の最高の贈り物

2016-04-28 23:58:30 | 感動の出来事
☆アッピア夫です。息子が小学校を卒業してもう1カ月を過ぎたと言うのに、私も息子もまだ卒業気分が抜け切れない状態が続いています。

その理由は色々とあります・・・6年1組と言うクラスが本当にいいクラスだったこと、担任のF先生がこれまでの担任の先生の中で断トツの素晴らしい先生だったことなど・・・しかし一番の理由は、そのF先生からもらった素晴らしい贈り物である「動く卒業アルバム」にあります。

「動く卒業アルバム」と言うのは私が勝手にそう呼んでいるだけなのですが、6年生のクラス1年間の様々な写真がBGMと共に編集されたDVDのことです。時間はたっぷり1時間・・・卒業式の時の写真も含まれているので、忙しい合間を縫って一生懸命卒業式後に仕上げてくれたようです。卒業式から1週間後の先生方の離退任式の時にもらって来たのですが、学校としてではなくF先生個人としての贈り物なので、生徒を思うその気持ちに頭が下がります。

このDVDは1年間のイベントや授業風景の写真がBGMに乗って次から次へと流れて行くのですが、一番気に入っているのは、6年生になりたての頃の写真と卒業式の時の写真がBefore/After的に一人一人対比されて映る場面・・・クラスみんなのそれぞれの成長と変化が何度見ても飽きないんですね。

私がボーイスカウトと言う組織に関わっていて楽しいと思うことは数多く、その中でも上位に来るのは、自分の子供だけではなく、幼稚園生や小学校低学年だった幼い子供たちがどんどん成長していくのを見守って行けることですね。甥っ子や姪っ子がうじゃうじゃいるような感じでしょうか。子供たちの成長を見て「自分も成長しなきゃ・・・」って前向きな気持ちになれるところがいいですね。

ところで、写真と共に流れるBGM、これがまたいい・・・F先生は「いきものがかり」のファンなのか「いきものがかり」の曲を中心に歌詞やメロディとテンポの良い曲が、これをより素晴らしいものにしています。

数多く使われている「いきものがかり」の曲の中でもDVDの最初に流れるのが、ユーキャンのCMにも使われていた「ワンゴール」と言う曲で、私も息子も大好きな曲です。息子はこのDVDの影響もあり、毎朝電車の中でこの曲を聴きながら中学校に通学しています。

「いきものがかり」がデビュー10周年記念として発売した「超いきものばかり」と言う3枚組のベストCDも発売してすぐに買いましたが、「ワンゴール」は残念ながら入っていないので、余計にこのDVDを象徴する曲としてイメージされています。

因みに、私は4年前から神奈川県の厚木市で勤務していますが、元々メンバーの出身が厚木や海老名で、小田急線沿線で路上ライブをやっていたこともあり、電車の接近を知らせるメロディが「本厚木駅」が「YELL」、「海老名駅」が「SAKURA」・・・いずれも「いきものがかり」の曲が流れます。

シンプルでポップな前向きで明るい曲の多い「いきものがかり」は好きなグループの一つです。息子は「ワンゴール」を聴きながら、私は「YELL」のメロディを聴きながら・・・「いきものがかり」で朝が始まり、「SEKAI NO OWARI」で夜が終わる・・・そんな毎日が続いています。

2016年4月28日 アッピア夫


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