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「カーリング女子」が明日オリンピック初の決勝に~もう抜け出せない「氷上のドラマ」

2022-02-19 17:41:26 | 感動の出来事(スポーツ)
日本人も大活躍し、また数々の物議を醸した冬季オリンピックも終盤となり、明日ついに閉会式を迎えます。
そして、明日はオリンピック初優勝がかかるカーリング女子日本代表「ロコ・ソラーレ」の決勝戦・・・

前回の平昌オリンピックで初めてカーリングの面白さにハマり、今回はもう一緒に戦略を考えて闘っていました。
「氷上のチェス」とも言われるカーリングはハマると抜け出せないので、勝手に「氷上の落とし穴」と呼んでいます。

見始めたら決着がつくまで途中で止められず、気づいたら平気で2時間、3時間経っている。しかも疲れもせず・・・
長い試合時間ながらも、始終ヒヤヒヤ、ワクワク、ドキドキして飽きずに楽しめるので「氷上のドラマ」とも言えます。

カーリングはハウス(円)に向けてストーンを投げ合い、最後にハウス中心に最も近いストーンを置いたチームが、
相手チームのストーンの内側にある自分たちのストーンの全ての数を得点に加算していくゲーム・・・

簡単に言うとそうなるのですが、これが将棋と同様に奥が深く、何手も先の展開まで読みながら戦略的に進める。
しかも、ストーンの数や位置関係などで状況がコロコロ変わるため、柔軟に戦略を立て直す必要があります。

失敗かなと思うショットが次の相手のショットで好転したり、完璧と思ったショットが次でどんでん返しされたり・・・
緻密な戦略と計算で進めていきながらも、最後を決するのは一発勝負の1ショットということもまた醍醐味・・・

最近その戦略が随分分かって来たつもりの私は「次はこうだろう。いや待てよ・・・」とひたすら考えています。
試合そのものが人生に思えてきて、浮かれていたら足元をすくわれ、コツコツやっていたらいつかチャンスが・・・

相手のストーンに狙い通りピッタリくっつけた時の達成感や、相手のストーンを蹴散らした時の爽快感もあり、
そこに、彼女たちの明るく楽しく逞しく闘う様子が見ているこちらを元気づけてくれる。

昨日は、予選最後の試合に負けて予選敗退が濃厚となり、泣きながらのインタビューの最中に決勝進出が決定。
泣いているのか笑っているのか複雑な彼女たちのけれんみのない表情を見ながら、これは試合展開と同じ・・・

彼女たちの明るさにスポットが当たりがちなのですが、優勝を争える高い技術力と戦略性をしっかり持っている。
全員のショットの正確性はもちろんながら、他国から「クレイジースイーパーズ」と称えられるスイープ技術・・・

スイープはブラシで氷面を擦ってショットしたストーンのスピードや方向を細かくコントロールするものですが、
日本はこの技術力も高く、特に「鈴木夕湖(ゆうみ)」選手の高速スイープは日本の大きな武器となっています。

鈴木夕湖、藤澤五月、吉田知那美・夕梨花姉妹の4選手は、いずれも北海道北見市出身でいわば幼馴染。
それぞれの事情から地元に戻り大好きなカーリングを続けていく中で結成され成長してきた「ロコ・ソラーレ」

ドーピング問題、疑惑判定問題、開催国・仲間のR国の露骨なプロパガンダ満載に嫌気を感じる今回の祭典が、
せめて純粋なアスリートである彼女たちの明るく爽やかな嬉し泣きで閉幕となってくれることを願うばかりです。

最後に、藤澤五月選手の好きな言葉を噛みしめつつ、明日の決勝戦を楽しもうと思います。
「チャレンジしている間の失敗はない。諦めた時が失敗である。」

2022年2月19日


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「一番心に残った競技とパラアスリート」~東京パラリンピックの閉幕を前に・・・

2021-09-04 00:54:59 | 感動の出来事(スポーツ)
残暑の厳しい中で始まった東京パラリンピックも、終盤は涼しくなったものの連日雨の中での競技となりました。
自国開催のお蔭で各競技のルールや面白さを知り、初めて様々なパラ競技を存分に楽しむことができました。

車いすバスケ・ラグビー・テニス、シッティングバレー、ブラインドサッカー、ゴールボールなどの球技から、
競泳、自転車、トライアスロン、アーチェリー、障がいの種類やクラス別に数多くの競技が行われる陸上種目・・・

病気や障がいの状態や程度は人によって様々で、パラアスリートそれぞれが自分の状態と向き合いながら、
残る機能を最大限に鍛え、進化する器具も上手く利用し、周囲のサポートも得て人生をかける姿がカッコイイ。

機能を活かす独自の泳ぎ方や走り方、片足だけの高跳びや自転車、個性を活かした役割によるチーム構成・・・
そして視覚障害のアスリートと一心同体で並走するガイドランナーや走り幅跳びのタイミングを伝えるコーラー・・・

「人間に限界はない」「自分の限界は自分が決める」というパラアスリートのリアルな言葉は心に響きます。
心に響いた瞬間にも多く出会いましたが、オリンピック同様にその中でも一番心に残った競技と選手を挙げます。

【一番心に残った競技】「陸上400mユニバーサルリレー」 

今回から採用の陸上の新種目で、視覚障害、切断・機能障害、脳性まひ、車いすの男女2人ずつ4選手が、
タッチで400mを繋いで走るリレーで、日本は沢田優蘭(うらん)、大島健吾、高松佑香、鈴木朋樹の4選手・・・

障がいの順番は同じでも各国で男女の配置が異なり、抜きつ抜かれつの最後まで読めない展開が面白いし、
日本に銅メダルが転がり込んだ今日の決勝よりも、昨日のギリギリで決勝進出が決まった瞬間が最高でした。

【一番心に残ったアスリート】「戸山愛美(とやまあいみ)選手」

パラリンピック初出場で、女子400m知的障害クラスで見事決勝に残り自己ベストの記録で7位入賞の23歳・・・
黙々と自分と向き合いながらひたむきに走る姿が印象的で、そのストイックな雰囲気に自然と応援したくなります。

彼女が予選で走る時に両手の甲に書いてあった言葉が印象的で「絶対に決勝に行く」と「大きく走る」・・・
そして目標を果たした決勝で、今度両手に書かれていた言葉が「人生は変えられる」と「責任と自立」・・・

クラウチングスタートの時に必ず目にするので、自分の思いを手の甲に書いて走る健気な姿が印象に残りました。

今日も男子車いすバスケ準決勝勝利、女子ゴールボール銅メダル、競泳男子100mバタフライの金・銀メダル・・・
オリパラで多くの感動をもらえたのは、開催を決断した菅首相のお蔭と思っていたら、首相退任のニュースが・・・

1年間休みなしのコロナ対応に疲れたことは間違いないでしょうし、それ以外にも様々な事情があるのでしょう。
ただ、パラアスリートの必死な姿を見ていると、とても勝ち目がないと走ることを諦めてしまったようで残念・・・

せっかく開催に漕ぎつけてくれたオリパラは、感謝と共に最後までしっかりと楽しみます。

2021年9月3日


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「片翼の小さな飛行機」を演じた「和合由依」さんに感動~東京パラリンピック開会式にて

2021-08-28 00:25:23 | 感動の出来事(スポーツ)
小雨の降る火曜日の夜に東京パラリンピックの開会式が行われ、無観客でのパラリンピックが始まりました。
オリンピックの開会式は色々な思いから号泣しましたが、今回は清々しい感動と共に観ることが出来ました。

式のテーマは「WE HAVE WINGS」で、会場を空港に見立てそこに集う人々を飛行機として物語を構成・・・
演出の素晴らしさ、飽きさせない展開、出演者たちの魅力で、すっかり空の世界に引きずり込まれました。

片翼のためなかなか飛び出せない小さな飛行機が、周囲からの励ましを受けて勇気を出して大空に飛ぶ物語・・・
世界の人々が注視するショーで、主人公の「片翼の小さな飛行機」を見事に演じた「和合(わごう)由依」さん。

800人のオーディションで選ばれた彼女は、演技経験も初めての若干13歳の中学2年生・・・
彼女の物怖じしない表現力豊かな演技は、自身のハンディを片翼の飛行機に乗せた生き生きとした躍動感に。

上肢下肢に先天性の機能障がいがあり、車椅子で左手も自由に動かせないにも関わらず、4歳から水泳を習い、
中学では吹奏楽部で活躍し、生徒会の役員も務める彼女は「とりあえずまずやってみよう」と言う性格のよう・・・

母親の勧めで応募した今回の公募も「とりあえずやってみよう」とダメ元覚悟の軽い気持ちで臨んだようですが、
オーディションの選考をした演出家の二人は、両名とも直感で「主役はこの子しかいない」と感じたそうです。

音楽・ダンス・映像・色彩が見事に融合した素晴らしいショーでしたが、その中でひと際輝いていた彼女・・・
演技を終え舞台を降りると、舞台裏で待つ父親を目にした途端に色々な思いがこみ上げて号泣したとのこと。

重圧からの解放感、やり遂げた達成感、そしてこのために集まった仲間ともこれが最後という寂しい思い・・・
「とりあえずやってみよう」との思いで始めたことが、世界中に感動をもたらし、世界中に存在をアピールしました。

また、音楽パートでは「布袋寅泰」氏率いる4人のロックギターバンドのパワフルな演奏も圧巻でしたが、
高校生ベーシストの「アヤコノ」さんは、中学で不登校となってから始めたベース演奏が注目を集める17歳・・・

そして、車椅子ギタリスト「川崎昭仁」さん、全盲ギタリスト「田川ヒロアキ」さんのハンディを感じないパワフルさ。
片腕バイオリニスト「伊藤真波」さんは、筋肉の動きを電気信号に変換する筋電義手での近未来的な演奏・・・

一人ひとりの個性的でオリジナリティたっぷりの素晴らしい演奏を観ながら、何度「へえ・・・」を連発したことか。
彼ら彼女らが素晴らしいショーで見せてくれた人間の無限の可能性は、既に始まった競技からも感じ取れます。

無観客ながら学校連携プログラムで希望する学校、希望する生徒はPCR検査を受けての観戦が可能・・・
息子の学校もプログラムに参加し、今日から始まった陸上を希望者が観戦しているようです。

開会式のテーマ「WE HAVE WINGS」は「われわれには翼がある。誰にでも無限の可能性がある。」ということ。
子供の時にこういう貴重な競技を観て、何かを感じ、何かを考え「自分も何かやろう」と思えたら素晴らしい・・・

生での観戦を断念せざるを得なかった大人の私も、テレビでたくさんの競技の面白さに浸り、何かを感じたい。
既に車椅子ラグビーと車椅子バスケの面白さに連日ハマっている夏終盤です。

2021年8月27日


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2週間生活の中心だった「東京オリンピック」が終幕~一番心に残った競技とアスリート

2021-08-08 17:25:54 | 感動の出来事(スポーツ)
コロナ禍の中、1年遅れで開催された東京オリンピックは全ての競技を無事に終え、後は閉会式を残すのみ・・・
今日最後の観戦となった女子バスケ決勝戦で、世界ランキング10位の日本が1位の米国に負け銀メダル確定・・・

最終日に日本女子バスケ初メダルという歴史的快挙で、悔しさも感じることなくすっきりした気分で終えました。
また、感染者増に繋がることも発生させず、困難な中でのオリンピックを成功させてくれた関係者に感謝の思いです。

困難と障害が満載の中での今回の成功は、歴史に深く刻まれると共にきっと日本の評価を高めてくれることでしょう。

今回は日本人の大活躍もあり、感動的なドラマを書き尽くしたら今年いっぱいかかってしまいそうなので、
ここはぐっと我慢して、今回のオリンピックで「一番心に残った競技と選手」にだけ絞って書きたいと思います。

【一番心に残った競技】「BMXフリースタイル・パーク」

マウンテンバイクに夢中だった頃に少しかじった程度のBMXは「E.T.」にも登場し話題となった軽量自転車・・・
これまでのレース競技に加え、今回新採用のこの種目は各種の曲面やスロープを使っての空中技を競うもの・・・

男子は、トリック(技)の種類が多彩でアクロバティック・・・技がここまで進化していることに驚かされました。

乗ったまま後方に2回転する「ダブルバックフリップ」、車体だけ横に4回グルグル回す「4回転テールウィップ」、
ハンドルと前輪を横回転させる「バースピン」、ハンドルだけ持って空中で体をピンと伸ばす「スーパーマン」・・・

極めつけが、金メダルの豪州ローガン・マーティン選手の決めた信じられない大技「フロントバイクフリップ」
空中で手離しで車体を前回転させ、1回転後にハンドルを掴んで飛び乗るというマジックのような正に離れ業・・・

女子は、最有力候補の米国ハナ・ロバーツ選手が1回目に超高ポイントを出し金メダル確実と思われたたものの、
トリック失敗で1回目7位の英国シャーロット・ウォージントン選手が、2回目で女子世界初の大技を決め大逆転勝利。

こういう劇的なドラマがオリンピックの醍醐味・・・ここに観客がいたら大いに盛り上がったことでしょうね。

【一番心に残ったアスリート】スケボー女子パーク フィリピン代表「マージェリン アルダ・ディダル選手」

日本人最年少金メダリストとなった13歳の西矢椛、16歳銀メダルの中山楓奈両選手が活躍した女子ストリート、
金メダルの19歳四十住さくら、日本人最年少メダリスト(銀)で12歳の開心那両選手が活躍した女子パーク・・・

日本人10代選手の大活躍に「真夏の大冒険」という実況アナウンサーの新しい名言も生まれたスケボー女子・・・
その女子ストリートでひときわ目を引いたのが、決勝7位のフィリピン「マージェリン アルダ・ディダル」選手・・・

他の選手が失敗しても駆け寄って笑顔で励まし、大技を決めると一緒に大喜びする姿に感動させられました。
最後に自身が着地で失敗しても、転んだまま日本語で「有難う!!」と満面の笑顔で手を振る姿が忘れられない・・・

セブ島で生まれ育った22歳の彼女は、家が貧しかったため幼い頃から母の働く屋台を手伝っていたようです。
その公園で少年たちに借りたボードで遊ぶ内にどんどん上達し、中古パーツで作ったボードをプレゼントされる。

その中古のボードで練習する内にみるみる腕を上げ、地元のコンテストで賞金を稼ぎ3年前にアジアで優勝・・・
それをきっかけに今回のオリンピック出場が決まったようです。

いつも明るい笑顔の彼女がトリックに失敗したライバルにかける言葉が・・・「NEXT ONE!」
周りを明るくポジティブにする彼女の自然な振る舞いは、競技を観ていた全ての人の心も明るくしたのでは・・・

人生色々あるし、何かで上手くいかなくても彼女の言葉を思い出したい・・・「NEXT ONE!」「次だよ、次!」

2021年8月8日


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息子が1回目、私が2回目の「ワクチン接種」~そして号泣の「オリンピック開会式」・・・

2021-07-24 02:27:55 | 感動の出来事(スポーツ)
火曜日に息子が1回目のワクチンを接種し、私は今日2回目のワクチン接種を無事に終えました。
息子も私と同じく腕の筋肉痛の副反応があり、私も前回同様にまた腕の筋肉に痛みが出始めています。

そして、今日は何と言っても「東京オリンピック」が様々な困難を乗り越えて、待ちに待った開幕を迎えました。
特別な思いで開会式を観ていた私はやっと落ち着きつつも、今は放心状態でこのブログを書いています。

開会式が始まると同時に涙が出て止まらず、大坂なおみが聖火台に点火した瞬間に私の感情はマックスとなり、
こんなに泣いたのはアッピアが他界した時以来ではないかと思うほど号泣してしまいました。

理由は自分でもよく理解できませんが、開催延期後から開催されるかどうか分からない状況が長く続いたことと、
コロナ禍で鬱積していた色々な思いがこの開会式に触発されて、一気に噴き出したのではないかと・・・

開会式そのものは、多様性の認め合いと困難に立ち向かうという、メッセージ性のあるシンプルな演出・・・
コロナ禍の中無観客で何とか開催できたこともあり、開催できる喜びを表現する原点に戻ったのが良かった。

オリンピックの肥大化した過剰で派手な演出は、今回を機に修正されきっと基本に戻っていくことでしょう。
ただ、来年開催予定のP冬季オリンピックが、また過剰で派手な演出になることは十分予想されますが・・・

そして、既に始まっているソフトボールの予選は、昨日はメキシコに延長サヨナラ勝ちで日本が2連勝・・・
女子サッカーは強豪カナダに追いついての引き分け、男子サッカーは南アフリカに勝ち幸先の良いスタート。

ソフトは、昨日が39歳の誕生日だった絶対的なエースの上野も、この暑さの中でもう年齢的なきつさが否めず、
招いてしまった絶体絶命のピンチを、リリーフした新星20歳の後藤希友(みう)がしっかりと抑えて救いました。

女子サッカーでゴールを決めたのが、10年前のワールドカップ初優勝時にはまだ新メンバーだった岩淵真奈・・・
今では当時の絶対的なエース澤穂希選手の後を継ぐエースとして、しっかりと成長していました。

男子サッカーは、ゴールを決めたエースストライカーの久保建英(たけふさ)だけではなく、個々のレベルが高い。
メダルを獲るところまでの活躍を期待出来そうな予感もします。

しかし、無事に開幕を迎えたオリンピックも、今後デルタ株という感染力の強い変異株との闘いになりそうです。
来日する1万1千人の海外選手やその関係者もきっちりとルールを守って来日する選手ばかりではないし・・・

いかに徹底して早く感染者を見つけ出して感染を広げないか、クラスターを発生させないかが鍵となりそうです。
東京だったからオリンピックを無事に開催し最後までやり遂げた。今回は本当に東京での開催で良かった・・・

オリンピックを終えた時に世界からそう賞賛してもらえるような大会になることを応援しつつ、
可能な限りの競技に触れて、人生最初で最後となるであろう「東京オリンピック」を目いっぱい楽しもうと思います。

そして、その先にはチケットも有観客の期待も持っているパラリンピックを競技場で楽しめることを願って・・・

2021年7月23日


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1人1人の「ジャイアント・キリング」~ラグビーとバレーボールから学んだこと

2019-10-04 21:39:58 | 感動の出来事(スポーツ)
今年は、二つのワールドカップのお陰で「スポーツの秋」を存分に楽しんでいます。

一つは、驚異的に強く成長した日本代表チームのお陰で盛り上がっている「ラグビーワールドカップ」・・・
もう一つは、ラグビーの陰に隠れてしまっている感があるものの「バレーボールワールドカップ」・・・

ラグビー日本代表が世界ランク2位(前週までは1位)のアイルランドに勝った試合は、歴史的な1戦となりました。
私もテレビの前で一人で盛り上がり、雄叫びを上げ、そしてボロボロ泣きました。

ラグビーへの興味は、「スクールウォーズ」と言う実話を基にしたテレビドラマがきっかけですが、
当時はルールも良く分からず、「ただただボールを前に運ぶスポーツ」くらいに思っていたのが正直なところです。

ルールがようやく分かって来たのは、実は今回のワールドカップ予選の日本戦の2試合を観てからで、
非常に分かりやすい字幕付の詳細な解説に感謝です。

「タックルして倒れてぐちゃぐちゃに折り重なって、何をやっているのか良く分からない」(笑)と言う人もいますが、
実はそのぐちゃぐちゃのところで、色々と駆け引きや闘いが行われていることに魅力を感じるようになりました。

そして、激しいぶつかり合いの試合が終われば、お互いを称え合う「ノーサイド」精神が気持ち良い・・・
試合終了後、お互いが作った花道を相手チームが通りながら称え合う姿は何とも清々しいです。

それは観客も同じで、観客席も敵味方分かれずごちゃごちゃで、お互いを称え合いながら一緒に楽しむ・・・
まるで格闘技をボールゲームにしたようなスポーツなのに、そこに流れる相手を思いやる精神が素晴らしい。

そして、その歴史的な1戦となった前日には、「バレーボールワールドカップ女子」で、
世界ランク6位の女子日本代表が世界ランク1位のセルビアを倒した試合でも涙し、二日続けて泣きました。

2セットを落として、このままあっさり・・・と思っていたところ、残りの3セットを奪い返しての逆転勝ち・・・
日本女子代表は最終的には実力相応の5位で終わりましたが、この試合に勝ったことは大きな自信になる。

更に、バレーボールワールドカップ男子では、世界ランク11位の日本代表が世界ランク3位のイタリアを相手に、
1セットも落とさずに快勝し、今も実力以上の好位置につけて闘い続けています。

今回のラグビー日本代表の快進撃で「ジャアイント・キリング」と言う言葉が改めてクローズアップされましたが、
「大番狂わせ」や「奇跡の勝利」と言うような意味ですね。

スポーツにおける「ジャイアント」は、普通ではとても勝てそうにない実力差のありすぎる強い相手のことですが、
1人の人間としての「ジャイアント」が意味するものは、大きな病気や難病、怪我、障がいや後遺症など・・・

人それぞれが抱える難敵、手強い相手は様々ですが、それに打ち勝つことが「ジャアイント・キリング」・・・
そもそも倒そうと思わなければ勝てないし、打ち勝つためには様々な努力や情報収集、戦略が必要。


歴史的なアイルランド戦後のインタビューで、選手のほとんどが口にしていた次のような言葉が印象的でした。
「自分達は世界一タフな練習をこなしてきた」「このために色々なことを犠牲にしてきた」
・・・そして「自分達を信じていた」

アッピアは決して諦めなかったから10年も命を繋いだし、私も諦めたらもうこれ以上の後遺症の回復は望めない。
人それぞれにとっての「ジャアイント・キリング」は、その人にしか出来ないし、その人が信じるしかない。

「とてつもなく巨大で手強い相手を倒す」・・・その可能性は絶対にゼロだとは言えないのですから・・・

2019年10月4日

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日本初の「高校対抗eスポーツ大会」が熱い~息子の学校が1部門で初代チャンピオンに・・・

2019-09-06 22:53:10 | 感動の出来事(スポーツ)
先月、第101回目となる全国高校野球選手権大会が甲子園で行われている真っ最中に、
今年が初開催の「eスポーツ甲子園」の1部門で、息子の学校が初代チャンピオンになったらしい・・・
との情報が飛び込んできました。

高校生ともなると、各人の興味や得意とするものがどんどん広がり見事に多様化していきますね。
「〇〇甲子園」と言われる高校対抗の大会も色々ありますが、私が最近感動したのは「黒板アート甲子園」・・・

卒業記念として、黒板にチョークで様々な絵やイラストを描くものですが、このクオリティが半端ではなく、
いつかその様子をテレビで観て、あまりのレベルの高さに歓声を上げてしまいました。

「黒板アート甲子園」に参加する高校もどんどん増えて、徐々に盛り上がって来ているようですが、
「eスポーツ甲子園」と言われる「高校対抗eスポーツ大会」が今年の夏に日本で初めて行われたことは、
その時が初耳でした。

「eスポーツ」は、PCやスマホで行う対戦型ゲームで、昔は一人でコツコツやっていたゲームが対戦型となり、
世界共通で認知されるゲームがいくつか出て来て、世界各地で大会が行われるようになったものです。

「そもそもゲームである『eスポーツ』はスポーツなのか?」と言う議論があり、正直私も懐疑派でした。
「スポーツ」って、毎日身体を鍛えて練習を積んで、体力や技を磨いて、身体を使って汗をかいて・・・

それが、モニターに向かって椅子に座り指先の器用さで相手を攻撃して倒せば勝ち・・・
私も昔ハマりましたが、ゲームセンターにあった複数参加の車のレースでトップを競い合うのと同じ感覚・・・

所詮はゲームで、勝てば一時的に高揚感が得られる程度のもの・・・と言うような認識でした。
ところが、後日にテレビ放映された大会のドキュメンタリーを観て、このスリルとワクワク感は何なのだろうと・・・

毎日練習を積んで技を磨いて、頭と指先の器用さを使って、戦略を立てて協力しながらのチームプレイ・・・
緊張してミスをして落ち込んでしまう子、それをフォローしながらチームを引っ張っていくリーダー・・・
緻密な戦略ととっさの判断力、相手チームをリスペクトしながらも熱い真剣勝負、そして大逆転劇・・・

これって、まさに「スポーツ」・・・だよな・・・
初めて観た「eスポーツ」の大会で、確かにこれは一種の「スポーツ」なのだと思わざるを得ませんでした。

その上、「スポーツ」は運動神経、体格、体力のある人が圧倒的に有利なのはもちろんですが、
「eスポーツ」は、元々個人に備わる身体的な要素はほとんど関係なく、
性別も国籍も年齢も、健常者も障がいを持つ人も、誰もが平等に競えるスポーツ・・・とも言えます。

また、将棋や囲碁、オセロのような頭脳ゲーム的な要素と、スポーツ的な競い合いと、時代に合った娯楽性・・・
そう言ったものを兼ね備え、新しい時代に生まれて来た一つのムーブメントなのだとも感じました。

日本はまだ遅れている方で、欧米を中心にスポンサー企業がついた大会も盛んに行われています。
プロ選手もどんどん誕生し、若くして年間1億円以上を稼ぐプロ選手も・・・

ドキュメンタリーでは、各校で「eスポーツ部」と言う部活が発足して来ていることも取り上げられていました。

もう、「eスポーツ」のような新しい競技をスポーツとして認識し、受け入れていく感性を持たないと、
自分がガラパゴス化してしまう・・・そんな危機感を感じた体験でした。

2019年9月6日


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レベルの高さに驚いた「高校サッカー決勝」~ここまで進化しているとは・・・

2019-01-18 23:57:10 | 感動の出来事(スポーツ)
1月14日成人式の日に行われた第97回高校サッカー決勝・・・
「青森山田」が「流通経済大学柏」に3-1で勝利し、2大会振り2度目の優勝を果たしました。

青森出身の同僚から、2年前に「青森山田」が初優勝してから地元が盛り上がっていると言う話を聞き、
準決勝戦から「青森山田」を応援しながら観ていました。

にわかもにわかの「青森山田」ファンとして優勝が嬉しいこともさることながら、
Jリーグの試合を観ているのかと錯覚する程、今の高校サッカーのレベルの高さに驚かされました。

実は、高校サッカーの試合をじっくりと観たのは随分久し振りのこと・・・

一時期、千葉県の「市立船橋」出身の友人の影響で、数年間は高校サッカーの試合を観ていました。
「市立船橋」は、大会の常連で20年位の間に5回も優勝している強豪校・・・

今でも良く覚えているのが、当時はJリーグが発足して日本に一大サッカーブームが起きていました。
そのJリーグ発足の翌年に「市立船橋」が初優勝し、友人と観た決勝戦は大いに盛り上がりました。

その当時以来の高校サッカー観戦となりましたが、試合展開の速さや個人の能力の高さに魅了され、
時間を忘れて引き込まれました。

決勝戦の2校には、既にJリーグのチームに内定している選手が4人もいて、
プロレベルの実力を持った選手同士が試合をしているので、レベルが高いのも当然と言えば当然・・・

「青森山田」出身の選手として最も有名なのは、日本代表メンバーでもある「柴崎岳」選手ですが、
同校サッカー部には全国からレベルの高い選手が集まり、何と120人以上もの部員がいるようです。

その中でレギュラーとなるだけでも相当なものですが、全国からこれだけ集まるのも凄いこと・・・

サッカーで勝負をしたくてわざわざこの辺境の地にある私立高校に入学して来る訳ですが、
レギュラーレベルの選手でさえ雪国の過酷さに直面した時には、「来る場所を間違えた」と思うようです。

息子の学校でもそうですが、今はサッカーの実力を磨きたい学生は学校の運動部ではなく、
Jリーグの下部組織やクラブチームに行くことが多くなっています。

その一方で、日本代表レベルの選手はJリーグの下部組織やクラブチームから上がって来た選手よりも、
高校のサッカー部で活躍していた選手の方が圧倒的に多くなっています。

また、学校の部活については先生の過剰労働の一つの大きな要因として色々と言われています。
一方で、中学高校での部活の熱心さや活発さが日本のスポーツの発展を支えてきたのも事実・・・

部活の中で育まれる連帯感や一体感のようなものは、クラブチーム以上に選手を実力的にも人間的にも
成長させてくれるものがあるように思います。

私の会社の先輩でもう定年退職した方ですが、今でも高校の部活仲間でシニアサッカーを楽しんでいます。

「部活の仲間意識」・・・同じ学校で一緒に汗を流し葛藤し頑張ったことで得られるこの感覚だけは、
運動部でも文化部でも他に代えがたい一生続く大きな財産・・・なのだろうなと感じています。

2019年1月18日


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「中田ジャパン」の健闘に感動~6位に終わった日本女子の「世界バレー」

2018-10-20 09:05:27 | 感動の出来事(スポーツ)
☆アッピア夫です。

今回は「スポーツの秋」の話ですが、旬の話題である4年振りの「世界バレー」・・・
女子日本代表の「中田ジャパン」は、昨夜のアメリカとの試合に敗れ、6位で闘いを終えました。

世界ランク通りの結果ではあったのですが、準決勝を賭けたイタリアとの試合が大接戦となり、
あと一歩のところで準決勝進出を逃しただけに悔しい思いが残ります。

しかし、この3週間は息子と一緒に「世界バレー」に夢中となり、改めてバレーの面白さに浸りました。
全ての日本戦を観たのは、中田久美監督が選手として全盛だった時以来・・・

中田久美さんは選手時代からひたむきでストイックな方で、アスリートとして尊敬していました。
その中田久美さんが監督に就任してから、同世代と言うこともあり改めて応援したい気持ちになりました。

女子バレーと言えば、何と言っても東京オリンピックで大活躍した「東洋の魔女」・・・
私自身は伝説としてしか知らないものの、その活躍をきっかけに日本ではバレーブームが起きていて、
私が子供の頃は「ママさんバレー」が盛んでした。

当時、まだ20代でエネルギーを持て余していた母親も、毎日夕食後にバレーの練習に通い、
おぼろげながら何度か試合に連れて行かれた記憶があります。

私自身が初めてバレーに興味を持ったのが、1972年の「ミュンヘンオリンピック」・・・

当時、小学生だった私は、男子日本代表が「ミュンヘンオリンピック」での優勝を目指す姿を描いた
「ミュンヘンへの道」と言うテレビドラマに夢中になりました。

「アニメドキュメンタリー」と言う、実際の映像とアニメを組み合わせた今では珍しい形式のドラマで、
登場人物は全員が実際の選手と監督、試合は実際の映像、それ以外はアニメでの構成と言うものでした。

当時期待されていた男子日本代表の厳しい練習や選手・監督間でのリアルなドラマを描いたもので、
番組終了後に開催された「ミュンヘンオリンピック」で、本当に金メダルを獲ったことから、
ドラマとオリンピックがセットでの感動と言う、決して忘れることの出来ないものとなりました。

それから月日が流れ、男子はオリンピックの出場権を得ることもままならない位に力を落とす一方、
女子日本代表は長年に亘りメダルの常連で、ずっと高い力をキープしていました。

1984年のロサンゼルスオリンピックで銅メダルを獲得したのを皮切りに、その後約10年に亘り、
日本女子代表をリーダー選手として引っ張ってきたのが中田久美さん・・・

その中田久美さんが選手を引退した頃から、日本女子代表も徐々に力を落とすと同時に、
バレーに何の関係もないタレントが実況中継したり、試合前にアイドルがコートで歌って踊ったり、
テレビ局の行き過ぎた演出にも嫌気が差して、しばらくはバレーから遠ざかっていました。

そして、今回改めてじっくりと観た「世界バレー」では、以前のようなテレビ局のバカ騒ぎは影を潜め、
また、世界の女子選手も2メートルを超える選手が増え、驚くほどスピードとパワーが増していました。

最近のスポーツ界はパワハラ事件や不祥事など残念なことが多いのですが、
アスリートのひたむきさは変わりなく、科学的トレーニングも進んでどの競技もレベルアップしていますね。

まずは「2020東京オリンピック」に向けて色々な競技に興味を持ち、足がもう少し動くようになったら、
実際の競技を観に行こうと思います。

本当は「スポーツはやるのが一番」だと思っているのですが、身体が自由でない分観て楽しむしかないですね。
もう歳も歳だし・・・

2018年10月20日


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感慨深い「20年振りのフランス優勝」~ワールドカップ「ロシア大会」を終えて

2018-07-20 22:25:11 | 感動の出来事(スポーツ)
☆アッピア夫です。

「ノア」さん、アッピアの命日のビリー・ジョエルの記事にコメントをいただき、有難うございました。
そのコンサートに一緒に行かれた奥様が今年の1月に他界され、息子さんはまだ2歳・・・

息子さんの成長がきっとノアさんの心の支えとなるものと思います。
これからもお互いに子供のためにも自分のためにも一緒に頑張りましょう。

さて、ワールドカップ「ロシア大会」は、20年振りのフランスの優勝で幕を閉じました。

5回も旅行するほど大好きな国で、もしも生まれ変わるとしたら絶対フランスにと願っている私にとっても、
今回の大会は感慨深くとてもハッピーな2週間でした。

20年前の自国開催で優勝したフランスには、今回の代表監督の「デシャン」が主将として出場していました。
選手と監督の両方でワールドカップ優勝を経験したのは史上3人目となるようです。

20年前の「フランス大会」は、日本がワールドカップ初出場を決めた記念すべき大会でもあり、
日本でも大いに盛り上がりました。

当時は、日本戦やフランス戦だけでなく、他の強豪国の試合も食い入るように観ました。
日本のサッカーとのレベルの差に愕然とし、強豪国の試合の展開の速さと面白さに随分と魅了されたものです。

因みに、20年前のフランス代表メンバーは、今でもすぐに思い浮かびます。
ジダン、デシャン、プティ、テュラム、デサイー、バルテス、アンリ、トレゲゼ・・・などなど

一人一人の顔もよく覚えているので、自分にとって余程特別なチームだったようです。

当時のフランスのメンバーではジダンやアンリが目立っていてデシャンは地味でしたが、
日本代表の長谷部と同じボランチのポジションで、長谷部同様にチームをまとめる精神的支柱でした。

そして、フランス大会の4年後の「日韓大会」は、地元開催と言うこともありましたし、
アッピアとの思い出も多い特別な大会となりました。

最終日には、アッピアと二人でブラジルとドイツの決勝が行われる「日産スタジアム」まで行きました。

・・・と言ってもワールドカップ決勝戦のチケットが手に入る訳もなく、
試合が始まるまでスタジアム周辺をウロウロし、決勝当日の独特の雰囲気だけタップリと味わってきました。

当時は、今ほど外国人観光客が多くなかったこともあり、スタジアム周辺や新横浜の一帯は、
外国人が溢れていて異国情緒たっぷりの特別な空間でした。

あちらこちらにブラジル人やドイツ人の輪が出来ていて、試合前からお酒を飲んで盛り上がっていました。
私とアッピアも、その輪をハシゴしながら一緒に楽しませてもらい、たくさんの記念写真を撮りました。

大した英語も話せないくせに、適当に合わせて盛り上がっていたのが、今考えても恥ずかしくなります。

当時は、アッピアとハイタッチをしながら盛り上がって日本戦を観ましたが、
今回は息子とハイタッチをして観たことで、私の中では思い出と今が時を超えてクロスしました。

ところで、ワールドカップは一つの長編映画を観ているような不思議な感覚になります。
「グループリーグ」では様々なドラマがあり、「決勝トーナメント」では、そのドラマがさらに劇的に展開する。

特に今回の日本代表の活躍は、昭和時代のような古い価値観の押しつけに反発する鬱屈した子供達が、
信頼出来る大人と出会って、各人が精神を解放することで成長した一つの物語を見せてくれたような・・・

最初からシナリオなどはなく、「どう展開するか誰にも分からない物語」・・・
それが映画や演劇とはまた違うスポーツの真の魅力なのだと思いますし、人生もまたしかり・・・ですね。

2018年7月20日


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