波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

「東京大規模接種センター」でワクチン1回目接種~無駄のないスムーズな運営に感動

2021-06-26 00:03:06 | 最近の出来事
つい先ほど陸上日本選手権の男子100m決勝で、山縣亮太、多田修平両選手がオリンピック出場を決めました。
ずっと応援している女子100mハードルの寺田明日香選手も準決勝トップで明日の決勝に進むことになりました。

東京オリンピック開幕まで1ヵ月を切って、出場選手も続々と決まり始め個人的にはかなり盛り上がっています。
開催が決まるまでは何とも嫌な空気感があり、声を大にして言えなかったものの決まったので遠慮なく書きます。

また、少しでもオリンピック期間に間に合うようにと、出足の遅かったワクチン接種もやっと加速し始めました。
そして、まだ高齢者ではない私も、2日前に「東京大規模接種センター」で1回目の接種を済ませてきました。

一時期は抱える後遺症への影響の懸念から接種を迷ったものの、やらないと分からないなら打っちまえ・・・
そう決めたものの首都圏での接種はまだ高齢者対象が中心で、いつ自分の番が回って来ることやら・・・

そうした中「東京大規模接種センター」で先週水曜日0時から18歳以上にも予約対象拡大のニュースが・・・
ただ、予約には自治体から発行される接種券が必要なため、残念ながらこれにはとても間に合わない・・・

そう思いながら、前回の記事に書いたライブを堪能して気分よく帰宅すると、何と郵便ポストには接種券が・・・
これはきっと神からの贈り物に違いないと、その日の夜の予約開始時間を待ってすぐに予約・・・

来週月曜日からは2回目の接種が始まり空きが限られてくるため、12日間限定の特別な空き枠となり、
予約対象拡大後2日目には空き枠が全て埋まってしまいました。

打って数時間後から腕の筋肉に疼くような痛みがあり、腕を横にすると痛くて肩から上には上げられない・・・
後遺症の背骨と肋骨も少し痛みが増した感じでしたが、今はずいぶん痛みも引いて落ち着いてきました。

2回接種後2週間経たないと強固なバリアとはならず、2回目の方が副反応が強く出る可能性もありますが、
それでもワクチンを打ったことで、強固な要塞を築く工事が始まった感じで少し気持ちが楽になりました。

それにしても、今回強く心を打たれたのが、自衛隊の「大規模接種センター」の無駄のない運営の見事さ・・・
入口に到着してから出口を出るまで約25分でしたが、30分毎の予約のためこのペースでやることが重要・・・

当日の接種の流れは以下の通り・・・
「受付(手荷物検査、体温測定、予診票確認)⇒医師による問診⇒接種⇒証明書発行⇒経過観察⇒終了」

これを30分以内で終わらせるには一切の無駄を省かないと無理・・・少しでももたついたらすぐに渋滞する。
かなり広い会場内の動線を明確にし、その動線に沿って的確に人員を配置し、簡潔で速やかな声掛けと案内・・・

持ち運ぶクリアファイルを予約時間ごとに色分けし、その色に従って決められた動線に誘導していく。
誰かが持ち場を離れる時はさっと交代要員が入り、案内された先には必ず次の人がいてすぐに声掛け・・・

災害地や避難地などでの自衛隊の方々の対応はニュースでよく目にしますが、お世話になったのは初めて・・・
このシステマチックで完璧な運営の仕方は、日頃の危機管理や訓練による賜物でその素晴らしさに感動しました。

コロナ対策ばかりが注目されるオリパラですが、自衛隊の方々の安全対策やサポートがあってこその安心開催・・・
私は今回お世話になったのを機に、自衛隊の方々のオリパラでの活躍にも注目していこうと思っています。

2021年6月25日


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優里の初バンドライブ「御伽噺のようなハッピーエンドへ向かって」~20代に紛れて・・・

2021-06-19 00:30:22 | 感動の出来事(ライブ)
「Pisa」さん、初コメントをいただき有難うございます。ブログをきっかけとしたこういう出会いが本当に嬉しいです。
また「アッピア」に因んでハンドルネームをつけていただいたことにも感謝いたします。

イタリア好きのアッピアとフランス好きの私は、どちらの方が魅力的かをよく議論し合っていました。
実は、私もイタリアにはまだ行ったことがなく、いつか「アッピア」という地を訪れることが一つの夢となっています。

改めてブログを通じて人と繋がっていることを嬉しく思いますし「藤原さくら」のファンとなられたことも感激です。
これからもどうかよろしくお願いいたします。

私の場合、毎晩その時々に好きな数曲を聴いてからベッドに入るのが日課となっていますが、
今はテレビCMにも起用され、1ヵ月前に配信された彼女の大瀧詠一のカバー曲「君は天然色」もその1曲です。
彼女のポップでありながら、独特のスイングで漂うような雰囲気の楽曲が大好きで、いつも癒されています。

そして、今回の本題となりますが今それ以外に毎晩必ず聴いているのが、優里の「ドライフラワー」・・・
数多あるストリーミングサイトで42冠を記録するなど、今年上半期に大ヒットした曲でご存じの方も多いかと・・・

まだメジャーデビュー1年半の駆け出しの彼ですが、素晴らしい曲と独特のしわがれ声の歌唱力は折り紙付き・・・
その彼のバンドセットでの初ライブ「御伽噺のようなハッピーエンドへ向かって」に、この火曜日に行ってきました。

楽曲の素晴らしさに加え抜群の歌唱力と甘いマスクを持ち合わせた彼のライブは、20代前後の女性客だらけ・・・
こういう客層が予想されるライブになぜわざわざ行ったのかと言うと、会社の後輩が当たった抽選チケットのお蔭。

オフィスで「今『ドライフラワー』が一番好き」だと発したところ、たまたまテレワーク中の20代前半の後輩が反応・・・
彼女も大ファンで今回5人分の抽選申し込み中で、複数枚当たったらその第一候補にしてくれることに・・・

そして、無事に3人分の当選となり、年齢的に目立たないように出来るだけの若い恰好をして参加しました。
しっかり紛れられたかどうかまでは分かりませんが・・・

まだデビューしたてで自身作成の楽曲も限られ、数曲はカバー曲となりましたがこれも私の好きな曲ばかり。
去年大ヒットのDISH//の「猫」や、これも今年上半期大ヒットの川崎鷹也の「魔法の絨毯」など・・・

そして「魔法の絨毯」を歌唱中には、優里本人も知らずに驚いた川崎鷹也自身のサプライズ登場もあり、
今を時めく二人のコーラス歌唱も聴けてお得感満載でした。

優里は高校を1年で中退し、好きな音楽を続けて来たもののなかなか目が出ず組んでいたバンドも解散・・・
その後一人で路上ライブをし続けて、27歳にしてやっと大きな夢を実現することになりました。

次々に仲間が去っていく寂しさや「いつやめようか」と考えながら路上に立ち続けた日々などが語られましたが、
響き渡る力強い声にそういった思いが乗っかって「諦めるな」シャワーとして皆に注がれていました。

そして、ライブを満喫して大満足で家に帰ったら、今度は息子から思わぬサプライズが・・・
帰るなり「これ聴いてみて」と渡されたイヤホンをつけると、何と息子の「ドライフラワー」のギター弾き語り・・・

受験勉強でライブには行かない宣言をしている息子ですが、ライブを想像しながら息抜きに録音したようです。
「上手い!凄い!素晴らしい!」と、息子を置いて遊びに行き少し肩身が狭かった私は目いっぱい彼を褒めながら、
久し振りに息子のいじらしさも感じた一日となりました。

2021年6月18日


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息子が主役の「最後のスポーツフェスティバル」観戦~コロナ禍を逆手に少し贅沢に

2021-06-12 00:43:02 | 感動の出来事(学校イベント)
今日の東京の最高気温は29℃・・・昨日の30℃よりは低かったとは言え、間違いなく真夏の気温・・・
そうした中で、今日は息子が主役となる最後の「スポーツフェスティバル」を一日観戦してきました。

幼稚園3年間、小学校6年間の運動会が、中学から「スポーツフェスティバル」と名称が変わって6年・・・
15年に亘る運動会・体育祭もついに今日で最後。

東京が緊急事態宣言延長となったため、本来全校生徒が参加するこのイベントも高3以外は秋開催に変更・・・
今日は高3の1学年のみで、借りている広い陸上競技場を存分に使って競技を楽しむことが出来ました。

去年は学年ごとに無観客で開催され、2年前は雨天延期となり仕事の調整がつかず観戦を断念したため、
高校では最初で最後の観戦に・・・


コロナの影響もあり、高3ともなると観戦する保護者も3割程度に・・・それでも私には観戦しない理由がなく、
しかも、今年は卒業対策委員として卒業に向けた準備にも携わり、写真係のため競技している近くで堂々と・・・

1学年のみのため、これまでにはない全員参加6種目、選抜参加6種目の全12種目に各自が数多く参加・・・
お昼の休憩時にはダンス部とバトン部の高3生のみのパフォーマンスで、見応えタップリでした。

リレーも3種目・・・全員リレー、選抜リレー以外に「サイコロリレー」というサイコロで出た目の長さを走るので、
運にも大きく左右される競技で逆転に次ぐ逆転で、一進一退の攻防でなかなか楽しかった。

障害物競走では、私たちの時代にはない今どきの「宅配便」があり、形や大きさがバラバラの空の数箱を運ぶ・・・
これがなかなかのくせもので、バラバラの大きさで空箱で軽いため慌てるとすぐに崩れてしまい、結構笑える。

大繩飛びは見事息子たちのクラスが1位となりましたが、この種目は小6の地区別運動会で感動して以来・・・
私は息子が跳ぶのを見て、6年前の光景を思い出して勝手にジーンとノスタルジックに浸ることに・・・

当時は、毎日練習して息が合ったところで本番を迎え、記録を塗り替えた後は皆が回数を大声で数えながら、
最高記録で勝利した時は、自分もすっかり小学生の一員になった気持ちで熱く応援していました。

見ている内にその時の光景が蘇って来て、大縄跳びだけは写真を撮るのも忘れてじっと見入ってしまいましたが、
こういう時が心底スポーツっていいなと思える瞬間です。

競技者の真剣な思いや願い、団体競技はチームが一つになる瞬間、そして人間が本能として持つ闘争心・・・
そういったものが見ている人にも感動を与え、強い影響力を及ぼす。それが子供だったらなおさら・・・

私が今日たくさんの感動をもらって来た競技場は某強豪国陸上チームのオリパラ選手たちの事前練習場・・・
もう1ヵ月後には、そこで大勢の選手たちが、自分の競技に向き合い本番に向けての調整を行うことになります。

そして、1ヵ月半後には感染防止の様々な工夫を凝らした東京オリンピック・パラリンピックが開催され、
多くの人が懸念するリスクを克服して大成功させた世界初のオリパラとして歴史に刻まれることを願っています。

2021年6月11日


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今月から「学校の配布物がデジタル化」~これで「そんなの見てない」もなくなる

2021-06-05 00:06:50 | はじまりの出来事
6月になりすっかり初夏となりましたが、梅雨入りするのかしないのかどうもはっきりしない天候が続いています。
実は、以前は当たり前だった「梅雨入り宣言」「梅雨明け宣言」はいつの間にかなくなっていたようです。

正確に言うと、宣言ではなく「梅雨入りしたとみられる」「梅雨明けしたとみられる」という曖昧な表現に変わった。
最近は「とみられる」という言葉さえなく、いつの間にか梅雨になっていたり、夏が到来していることも・・・

梅雨前線は南北2つの高気圧がぶつかるラインで、幅がかなり狭い上に2つの力関係により不規則に変動する。
スーパーコンピューターでさえ予測が難しいようなので、正確に予報を出すのが難しいのも無理のないこと・・・

梅雨入り宣言したとたんに晴れたり、梅雨明け宣言後すぐに雨が降ると、気象庁にどっとクレームが来るようで、
何事においても明確な答えを要求され、少しでもずれていると一斉に批判されるのがSNS時代の風潮・・・

予測が難しいもの、未知のものにはある程度手探りの対応にならざるを得ないのは当然だと思うのですが、
それを許さない世相や、対応を批判することで鬱憤を晴らそうとするコロナ禍ゆえの心理も感じます。

ところで、今月から息子の学校では「家庭への全ての配布物のデジタル化」が始まりました。
正確に言うと、学校から家庭へのお知らせや案内などの配布物が専用のアプリで確認出来るようになりました。

息子は割ときっちりと配布物を出してくれるのですが、生徒によってはほとんど親に届かない家庭もあります。
出し忘れならまだしも、他の親がもらっていると聞き、問い詰めても「そんな物もらっていない」の一点張り・・・

進級でカバンの中身を入れ替える時に、もらっていないはずの紙がカバンの底からくしゃくしゃ状態で出て来て、
呆れかえった親の話を大笑いしながら聞いたこともあります。

保護者会や親睦会などで配布物のことを知り、親同士で配布物の写真をやり取りする光景もよく目にしましたが、
コロナ下の今は親同士が顔を合わせる機会も減って、配布物の存在すら共有できない状態が続いている。

そういった背景もあり、学校の配布物のデジタル化も進んだのだと思いますが、
会社では随分前からペーパーレスが進んでいて、システム上での確認やデータのダウンロードも当たり前・・・

昨年から突然のオンライン授業対応などを余儀なくされ、学校現場のデジタル化の遅れが露呈しましたが、
学校からの配布物の多さは、ペーパーレス化が進む時代の流れの中でやはり疑問を感じていました。

取っておいた方がいいかと思う配布物はファイリングしていますが、1学年でファイル1冊分出来てしまいます。
中学入学以来もう6冊目で、卒業後はほとんどゴミ化してしまうことを考えるとやはりエコではないですね。

また、自治体が発行する冊子や広報紙もよく新聞の折り込みチラシと一緒に入って来ます。
いつも見たいところだけさっと見たらそのままゴミとなるだけなので、こういった物ももったいないと・・・

但し、新聞と本だけはどうしてもデジタルに馴染めない・・・購読する新聞の内1紙はネットでもう1紙は紙・・・
ネット書籍は一度試してみたものの、どうしても現物の紙の匂いや質感、存在感には勝てず・・・

人によって現物の存在価値は違うのでしょうが、デジタルできるものは出来るだけそうしていく・・・
省資源でエコな時代は、それを各自が選択していく時代と言えそうです。

2021年6月4日


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