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藤原さくら「ファンクラブライブ」で2021年が閉幕~日本レコード大賞の失望にも負けず

2021-12-31 18:43:39 | 感動の出来事(ライブ)
新年早々に2回目の緊急事態宣言を皮切りに、コロナ禍2年目となった激動の2021年も今日が大晦日・・・
昨日は、藤原さくらの「ファンクラブ限定ライブ」に参加し、気分よく2021年の閉幕を迎えることが出来ます。

今年は、年初に予定されていた彼女のコンサートが緊急事態宣言で延期となったことから始まっただけに、
気分よく年末を迎えられたことが嬉しく、また今回のアットホームなライブで改めて生ライブの良さを再確認・・・

彼女の誕生日12/30に行われる「ファンクラブ限定ライブ」は、去年の配信を除き4回目の応募で初当選・・・
ざっと見たところ100人位の観客数、2回で約200人・・・この少ない人数ではなかなか当選できない訳です。

ギターの弾き語りライブで、カバー曲や初めて聴くオリジナル、それに彼女を知ったきっかけの「500マイル」も・・・
カバー曲は、ビートルズの「In My Life」、井上陽水作詞・作曲で中森明菜が歌った「飾りじゃないのよ涙は」の2曲

2曲目は、彼女が今年出演していたEテレの音楽番組「ムジカ・ピッコリーノ」の中で歌った曲で、私も懐かしい・・・
同時配信のある2回目は著作権の関係で簡単にカバー出来ないようで、配信なしの1回目で大正解・・・

今回は、今年から挑戦しているという「ルーパー」という機材も取り入れて、表情豊かな弾き語りとなりました。
「ルーパー」は最近よくライブで使われる機材で、事前録音やその場で奏でた音をループ再生できる優れもの・・・

ドラムやベース音を曲に合わせて再生しながら弾き語りをすると、リズムに変化をつけられるので飽きずに聴ける。
最近は、この機材を縦横無尽に扱いながらバンド演奏的にライブをするソロアーティストまで現れています。

彼女に内緒で作成のお祝いメッセージのサプライズムービーを流したり、笑いの絶えない楽しい企画などもあり、
くつろいだ雰囲気で彼女のスモーキーな歌声を楽しんで、最後はハッピーバースデーシートを手に記念撮影・・・

2年間のコロナ下でライブを静かに聴くことにも慣れ、またノリノリでライブを楽しむような年齢でもなくなったため、
程よい空間で近い距離の高揚感を感じながら、静かに生で聴く音楽の良さにずっぽりと浸った1時間半でした。

そして、その余韻をそのまま持ち帰った後に観た「日本レコード大賞」には愕然とし、失望感を拭えませんでした。
最近は、新人賞も優秀作品賞も選曲に「・・・?」を感じていましたが、今回は特に大賞そのものに「・・・???」

「大衆の強い支持を得、芸術性、独創性、企画性に優れ、その年度を反映したと認められた作品」・・・
これが優秀作品賞の選考基準のようですが、今回この基準に照らして納得・・・と思った人は何人いるでしょうか?

この賞は、元々ソ〇〇とエイ〇〇〇〇のプロダクションがほぼ独占状態で、裏で何かがあるのは確かでしょうが、
今年でもう完全に愛想が尽きました。来年からは録画して応援するアーティストだけ観ようと思います。

私が好きな藤原さくらも家入レオもこういうあからさまな音楽ビジネスの匂いが全くしないアーティストなのですが、
そういうスタンスを持ち続けてくれることを願ってこれからも応援していこうと思います。

昨日は、あまりにも対照的な音楽の側面に触れた年末の一日となりました。
今年もこちらに訪れていただきどうも有難うございました。来年も宜しければ時々お立ち寄りください。

来年はコロナが収束に向かい、少しでも希望の持てる一年となりますように・・・

2021年12月31日


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私の好きな「クリスマス・ソングBEST3」~今年も音楽と共に「サイレントナイト」

2021-12-25 00:04:16 | 音楽とピアノ
今日はクリスマス・イブ・・・しかも金曜日でコロナも日本はまだ落ち着いているし、少し街も華やいだのでは・・・
我が家は息子が受験目前となり、プレゼントも受験が終わってからとの希望で、今年も音楽と共に「サイレントナイト」

因みにクリスマス・ソングはたくさんあり、人それぞれに好きな曲や思い出の曲があるのではないかと思いますが、
参考までに今回は私の好きな「クリスマス・ソングBEST3」をご紹介・・・

【BEST3】 ペンタトニックス「Thank You」

アカペラグループ「ペンタトニックス」が去年発売したXmasCD「We Need A Little Christmas」の中の1曲で、
アカペラにアレンジしたカバー曲が中心の彼らには貴重な、アルバム唯一のオリジナル曲ながら素晴らしい曲・・・

「アメイジング・グレイス」をピアノで練習していた去年のXmasにこのアレンジを気に入り買ったCDですが、
次に流れるのがこの曲で、ピアノとチェロのシンプルな演奏と美しいハーモニーが印象的なクリスマスバラード・・・

人生の色々なことに感謝する歌詞と穏やかで温かい曲調が好きで、今ではこちらの方がお気に入りとなりました。

【BEST2】 セリーヌ・ディオン「The Magic Of Christmas Day」

彼女の唯一のXmasCD「スペシャル・タイムス」のメイン曲で、和訳すると「魔法のようなクリスマスの日々」・・・
「クリスマスだけでなく、毎日をワクワクしながら生きよう」という歌詞で、自然とワクワクする軽快で温かい曲・・・

数えきれない程のセリーヌ・ディオンの好きな楽曲の中でも、家庭的で温かい彼女の雰囲気が溢れている一曲です。

【BEST1】 ジャクソン5「1 Saw Mommy Kissing Santa Claus(ママがサンタにキスをした)」

そして、クリスマスの時期になるとブログにもよく登場する、とにかく大好きな「ジャクソン5」のXmasCD・・・
その中でも一番好きな曲がこの「1 Saw Mommy Kissing Santa Claus(ママがサンタにキスをした)」・・・

誰もが知る有名なクリスマス・ソングですが、オリジナル曲が作られたのは今からもう70年前の1952年・・・
「トミー・コナー」というパロディ作曲家が、某百貨店のクリスマスカード宣伝用として作った曲のようです。

米国でも、当時はその不謹慎な内容にカトリック教会からのクレームもありましたが、何とか世に出すことが出来、
「ジャクソン5」のカバーで有名となり、その後多くのアーティストにカバーされて世界的に愛される曲となりました。

「ワオ!ママがサンタクロースにキスしてるよ!」と当時12歳のマイケル・ジャクソンの驚きの声から始まり、
「パパに教えなきゃ」と慌てるマイケルを兄弟がなだめながら終わるこの曲は、微笑ましくてウキウキする曲です。

オフィスのラジオからもこの時期によく流れてくるのですが、イントロの鉄琴らしい音が鳴るともう仕事が止まります。
12月にもなると「The Magic Of Christmas Day」を感じるこのワクワク感、ウキウキ感・・・

何歳になっても、この思いを持ち続けることが大事ですよね・・・メリークリスマス!
良いクリスマスと年末をお過ごしください。

2021年12月24日


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いい大人からも感じる「マザコン族」の実体~誰かに依存しないと生きられない悲劇

2021-12-18 00:40:28 | 驚いた出来事
最近、女性の同僚からある年上男性の部下のことで相談を受けることが増えました。
とにかく何でもかんでも訊いてきて「少しは自分で考えてよ!」とキレそうになる位指示を仰ぐのだそうです。

一度私も驚いたのが、夜中にその人から会社携帯に電話があり、何かあったのかと慌てて電話に出ると、
オフィスの保温ポットの電源を抜き忘れたことに気づいたらしく、会社に行って確かめた方が良いかとの相談・・・

心配なら翌朝早くにでも出社して確かめれば良いことで、こんな夜中にその確認のために会社に行く・・・?
「ポットの電源を抜き忘れたくらいで発火することもないし大丈夫ですよ」と言うと、安心して電話を切りました。

皆さんの周りにこういう男性はいませんか?実は、私が仕事で接する人の中にもこのような男性が結構います。
自分で決められず何かにつけ「これでいいか?」と訊いてくる、細か過ぎる報告、細か過ぎる確認、指示仰ぎ・・・

年齢問わず圧倒的に男性に多い傾向のため「自分で決められない理由は何なのだろう?」と考えてみた結果、
「マザコン」と言う結論に行きつきました。最近、私はこのような人達を勝手に「マザコン族」と呼んでいます。

以前から、他者への依存度が高い男性や、頼りない男性と接すると「これはマザコンだ!」と思っていましたが、
実は「マザコン」というのはもっと根が深く、人間関係上とても厄介な「族」を生み出しているように感じます。

「マザコン傾向」にも強弱があり、強い人の特徴は依存体質や他責の念が強く、行動力・決断力不足が顕著・・・
誰かに頼らないと一人では何も出来ず、指示を出さないと何も行動できないような人も実際に存在します。

病気とまでは言えずあくまで一種の性格・傾向ながら、男性の半分程度は「マザコン傾向」という説もあります。
その原因は親の関わり方の影響力が大きく、子供の頃の親の過干渉や口出しが大きな要因だと言われています。

息子の中学受験で塾の保護者会に参加せざるを得なくなって感じたのは、怖いくらいの母親の熱心さ・・・
一字一句を書き漏らすまいと、必死にメモを取り続ける多くの母親の姿に恐怖を感じたことを思い出します。

この親の熱心さがそのまま子供に向かったら不幸だと感じましたが、実際にそれによる悲劇があることも知りました。
親からの過度なプレッシャーに耐え切れずにつぶれてしまう子や、メンタル不調となってしまう子も・・・

子供への過度な期待や願望が高じるとその子を支配するようになり、子供の自主性や自立心を奪ってしまう。
そして、自立の機会のないまま家庭を持つと奥さんが母親代わりとなり、会社では女性上司が母親代わりとなる。

私が就職支援をしているいい歳の男性と話していても「家内と相談してみる」「家内が抵抗を示している」・・・
そういった言葉によく耳にしますが、この人は自分の人生を自分で決める力がないことを知って愕然とします。

中学生になる息子と一緒に寝ていて「ずっとお母さんといる」と言うことを嬉しそうに話す同僚女性もいますが、
「それは希少価値だね」と言いながら、「この子も将来マザコン族の仲間入りかな・・・」とも思ってしまいます。

子供の自立心を養い、自分の人生を自分で決められる大人になるためには、ある意味放っておくこと・・・
後ろからちゃんと見守り心底応援することはもちろんですが、そういうことを痛感している年の瀬です。

2021年12月17日


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卒業記念写真集を「USB」から「フォトブック」に変更~そして息子の授業が今日で完結

2021-12-11 00:00:05 | 最近の出来事
高3になってからは部活もなく、小学生のように3時頃には帰宅していた息子ですが、今日は珍しく遅い帰宅・・・
今日が高校での授業最終日となるため、授業が終わってから友達と散々ダベってから学校を出てきたようです。

最後の授業のため、内容も記念授業的に各先生がそれぞれに趣向を凝らした面白いものだったようですが、
もう残り3か月で高校卒業を迎えることを突然実感することになり、息子よりも私の方が感傷的になっています。

来週は学期末テストだけのために登校し、再来週には2学期の終業式を迎え、年明け後は始業式すらなく、
次に登校するのは卒業式前日の予行と卒業式当日のみということに・・・ってやっぱり寂しいよなあ・・・

そして、今日学校から配られた資料の中には、自分が作成した「卒業記念写真集の内容変更」のお知らせが・・・
元々計画していた「USB写真集」から「スポーツフェスティバル限定のフォトブック」に変更した旨の案内です。

以前にブログにも書きましたが、10月に一生徒から写真データ配布における個人情報に関する要望を受けて、
この2ヶ月間、LINE、オンライン、対面と委員間で話し合いを重ね、学年主任の先生とも話し合いました。

その結果、昨今の社会状況を考慮し「写真データ」から「フォトブックの印刷物」に変更することに落ち着きました。
ここに至るまで色々な可能性を考えましたが、改めて今の時代の個人情報の扱いの難しさを知る機会となりました。

一度は、入学から卒業までの貴重な写真データを、個人が自由にダウンロードして楽しめることを諦めきれず、
2週間の期間限定、パスワード付でクラウドにアップすることも考えたのですが、学校側の懸念から断念・・・

そして、最終的にはデータを扱うことをやめて印刷物とすることで、無事に当生徒の了解も得ることができました。
私としては、もうこれで仕事が終わった気分なのですが、実はやっとスタートラインに立ってこれからが本番・・・

生データであればファイルに放り込んでいけば済むのですが、フォトブックとなると完成までの工程が大変・・・
まず仕様と発注先を決め、仕様に合わせて写真をピックアップし、デザインや配置を決めなければならない。

紙面デザインは知人のデザイナーに安くお願いすることが出来たのが救いですが、問題は写真のピックアップ。
当生徒からは集合写真をそのまま使う了解は得たのですが、個人的な写真だけは外して欲しいとの要望・・・

競技写真のため、使う写真にはその生徒がどこにも写り込んでいないよう入念にチェックしなければならない。
後ろ姿も、足だけでも、靴だけでさえも徹底的にチェックしてやると、もう完全に意固地になっています。

過去に、息子の誕生から小学校卒業までのフォトブックを6冊作りましたが、その過程は結構楽しいものでした。
但し、今回の場合は200人ちょっとの卒業生に記念品として贈るものなので、丁寧に作らなければならない。

最近は、卒業アルバムに対してでさえも「我が子の写真が少ない」と学校にクレームが入る時代なので、
学校も卒業アルバムを作る際には、生徒の偏りがないように気を遣ってしっかりチェックするそうです。

今は、写真に写っていてもいなくても両方に気を遣う必要がある何とも厄介な時代になったものですが、
どうやら今年の年末年始はフォトブックで暮れてフォトブックで明けることになりそうです。

2021年12月10日


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我が家の「写真入り年賀状」の歴史とその終幕~そしていつまで送り続けるか・・・

2021-12-04 00:33:46 | 最近考えること
今年は結局「木枯らし」が一度も吹かないまま、ついに最後の1ヵ月を迎えました。
朝晩の気温が下がり冬の気候となってきたことは間違いないものの、例年よりはまだ暖かい12月と言えます。

12月に入ると同時に、毎年条件反射のように「写真入り年賀状」を作成することになります。
まだ喪中はがきが届く可能性があり宛名面は印刷できないものの、通信面は2時間ほどで印刷まで完了・・・

結婚報告はがきをきっかけに20年に亘り「写真入り年賀状」を作り続け、余る数枚を毎年保存していますが、
これが貴重な我が家の歴史、そして息子の成長記録となっています。

毎年、どの写真を使おうかと、部活やイベントの写真をああでもない、こうでもないと配置していく作業・・・
それなりに時間がかかるものの、1年間の出来事を整理して振り返るような貴重な時間でもありました。

残念なことにアッピアが写真から消え、病気をしてから私の写真も消え、今は息子のみの写真となりました。
特に高3は、スポーツフェスティバルが学校の唯一のイベントとなるため、今回はその時の写真のみで構成・・・

そんな家族の近況報告、息子の成長記録的な年賀状も来年の息子の成人を機にもう別々の年賀状となります。
Z世代の息子たちは年賀状を出すことすらしない可能性もあり、家族としての年賀状は多分今回が最後・・・

時間の流れに一抹の寂しさを感じると共に、次回以降に写真のない年賀状を作るモチベーションも持ちにくい。
そして、今度は年賀状って一体いつまで出し続ければ良いのだろうと、ふと考えることになりました。

虚礼廃止の時代の流れの中、お中元やお歳暮はとっくに中止となりましたが、年賀状はまだまだ根強い・・・
但し、私も数年来は時間をかけて儀礼的な年賀状をやめてきて、今はもう25枚位と随分少なくなりました。

写真入り年賀状を終えることをきっかけにもう一段減らして20枚程度に出来ればとも考えています。
年賀状の減らし方もなかなか難しく、貰う人に出さない訳にはいかないし。年賀状で繋がっている関係もある。

因みに、年賀状の発行枚数は2003年の44億6000万枚をピークに減少を続け、今年は19億4000万枚に・・・
この20年でピーク時の半分以下にまで減ったことになります。

年賀状を出さないことは虚礼廃止時代に合ってはいるものの、年賀状を通してお互いを思い合うことも大事・・・
「今年でもう年賀状をやめます」宣言も時々耳にしますが、全てやめてしまう必要はあるのかなあ・・・とも感じます。

毎年の喪中はがきが当たり前の世代感を感じると共に、1年に一度安否確認をし合うことの意味もありかと・・・
ただ写真がなくなって特徴のない普通の年賀状となるのはつまらないので、何か新しい年賀状に挑戦したい。

まだ1年先の年賀状のことも考えながら、
最後となる「写真入り年賀状」を名残惜しく眺めている師走の一日です。

2021年12月3日


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