波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

「今年最後のイベント『軽音クリスマスライブ』」~顧問の先生に間違われ・・・

2018-12-28 21:41:05 | 感動の出来事(学校イベント)
アッピア夫です。

今年も残すところ4日となりました。
色々とあった・・・と言うよりも色々あり過ぎた1年もついに終わろうとしています。

先週末、息子の学校の関連校での軽音のイベント「クリスマスライブ」に息子のバンドが出ることになり、
私にとっても今年最後のイベントとなりました。

そのライブは、息子の学校の軽音部にとってもゲストとして今回が初参加で、中3の3バンドが出演しました。

「学校が違うと随分雰囲気も違うものだなあ」と学生達を眺めながら、保護者席に座っていたところ、
主催校であるその学校の軽音部の顧問の先生が保護者の皆さんに挨拶に来られました。

そして、私のところに・・・

T「顧問の〇〇と言います。失礼ですがお名前は・・・?」
☆「〇〇校の〇〇〇〇と言います。今日は参加させていただき有難うございます。」
T「ああ、〇〇校の顧問の・・・?今年からゲスト参加と言うことでよろしくお願いします。」
☆「あ、いや顧問では・・・」(もしかして私を顧問と間違えている?)
T「すぐに名刺を持って来ますからちょっとお待ちください。」(だから違うって・・・)

早口でせっかちな年配の方でしたので、名前だけで完全に私を顧問の先生と勘違いしているようでした。

私の名字は4文字で顧問の先生は3文字・・・順番の入れ替わりはあるものの顧問の先生の3文字が
全て私の名字に入っているので、聞き間違えて完全に顧問の先生だと思い込んでしまったようです。

「名刺を持って来られたら、勘違いをしっかり伝えなければ・・・」と思っていたところ、
タイミング悪く突然ライブが始まってしまいました。

そして、音がガンガン鳴り出した時に、先ほどの先生が名刺を持って来られました。

T「改めて〇〇です。今日はお世話になりますが、最後までよろしくお願いします。」
☆「こちらこそ・・・あの、私は顧問ではなく・・・」(これだけ音が鳴っていたら聞こえないよな・・・)
T「来年もまたゲスト出演をよろしくお願いします。」(やっぱり通じてない・・・)

結局、その先生は私をゲスト校の顧問と勘違いしたまま会場の体育館から出て行ってしまいました。
私としては間違えられたままでいることが気持ち悪くて、罪悪感すら持ち始めていたのですが、
すぐに息子のバンドの出演順が来るタイミングでもあり、諦めてその後はしっかりとライブを楽しみました。

主催校の出演はほとんどが高校生で、息子の学校はちょうど高校生が行事などの関係から参加出来ず、
参加の3バンド共に中3でしたが、いずれのバンドもそれぞれの個性を発揮して堂々と演奏していました。

3バンドは同学年でも中心的なグループで、今回はたまたま同時に学外でのデビューとなりましたが、
それぞれの出番の時には、他のグループが舞台下で熱く応援して盛り上げている様子が感動的でした。

息子も後で言っていましたが、ある意味ライバルでもある3バンドの仲間意識が強くなったことが、
今回のライブに参加して一番良かったことのようです。

また、違う学校でしかも高校生が中心の中でやりにくいのではないかと思っていましたが、
主催校の生徒も息子達の学校の演奏の時にもしっかりと盛り上げてくれて、
終盤には主催校もゲスト校も関係なく、ひとかたまりになって演奏を楽しんでいたのが印象的でした。

今年の最後にまたまた眩しい青春を感じることが出来、気持ち良く新しい年を迎えたいと思います。
今年は色々と心配をおかけしましたが、温かい応援を有難うございました。

皆さまもどうか良いお年をお迎えください。

2018年12月28日


男二人を応援いただける方、応援クリックをお願いいたします。

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「『自由』と『規律』のバランスの難しさ」~今年1年の出来事を振り返って・・・

2018-12-21 23:58:31 | 最近考えること
アッピア夫です。

2018年も残すところ10日となり、色々なところで「今年の重大ニュース」が語られています。
今年は、特にスポーツが目立って賑やかだった1年だったように思います。良くも悪くも・・・

良くも・・・は、平昌オリンピックでの日本選手の大活躍に始まり、ワールドカップロシア大会ベスト16、
大阪桐蔭の史上初2度目の春夏連覇となった第100回高校野球、大谷翔平選手の大リーグでの大活躍、
世界女子バレーの健闘、大坂なおみ選手全米オープン優勝、アジア大会やパンパシ水泳の池江璃花子選手、
フィギュアグランプリファイナル優勝の紀平梨花選手などなど・・・

悪くも・・・は、日大アメフト悪質反則問題、レスリング女子パワハラ問題、体操女子パワハラ問題、
日本ボクシング連盟会長問題、元貴乃花親方を軸とした相撲騒動などなど・・・

これ程、スポーツの「光と影」がクローズアップされた年も珍しい・・・

私は、小学生時代に少年野球をやっていましたが、監督はめちゃくちゃ厳しかったです。
エラーでもしようものなら、容赦なく罵声が飛んできましたし、今では体罰となる蹴りを受けることも・・・

そのお陰で、私は野球をすることが嫌いになり、中学では自由さに憧れバスケに転向しました。

スポーツには練習のきつさや厳しさに耐えると言うイメージがありますが、ただそれだけでは・・・
今は、選手と指導者間のコミュニケーションが問われる時代になりました。

その時代感覚に取り残された昔ながらの指導者が、色々な問題を引き起こしている大きな要因・・・
ではないかと思っています。

また、スポーツも含め社会や組織には規律が必要・・・特に団体競技はそれがないとまとまらない。
だからと言って規律が厳しすぎると、受け身になって個々人の自主性が損なわれる。

それでは、自由に選手の自主性に任せれば良いかと言うと、これもなかなか難しい。
規律を緩めて自由にすると、自律して自制心がある選手は伸びるが、自制できない選手は落ちていく。

私の仕事は、専門職でもあり会社組織の中では自己裁量に任される、かなり自由度の高い仕事となります。
人によって、仕事のやり方も意識も違うので、当然それが実績や評価に差となって表れて来ます。

これまで、自己裁量に委ねられる自由さの中で、自制できずに異動させられたり、
自己中心的な振る舞いで周りの信頼を失い、孤立して辞めていった人を何人も見てきました。

「自由」・・・と言うと聞こえは良いのですが、自由には必ず責任が伴います。つまり「自己責任」・・・

「自己責任」が取れるためには、まずはきっちりと規律を学ぶ必要があると思います。
しっかりと規律を学んだら、今度はある程度自由な環境の中で、自律性や自制心を身につけていく。

そうやって初めて自由というものを自分のものに出来るように思います。

今年の数々の印象に残るスポーツの出来事の中でも、私は今年の一番にオリンピックでも活躍した
「カーリング日本女子」を挙げたいと思います。

彼女たちはバランス良く「自由」と「規律」を持ち合わせていて、彼女たちの伸び伸びと活躍する姿に、
「自由」と「規律」の真髄を見た気がしました。

私は、子育てでもこの「自由」と「規律」を意識しているのですが、思春期の息子には試行錯誤・・・
それでも、今それをやっておかないともうすぐに手の届かないところに行ってしまいます。

18歳から成人となるので、もう後3年・・・もう子育ての最終コーナーに差し掛かっています。

2018年12月21日


男二人を応援いただける方、応援クリックをお願いいたします。

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なぜか最近私の周りで起きる「体調不良」の連鎖・・・この寒さが影響?

2018-12-14 21:45:37 | 最近の出来事
アッピア夫です。

12月も中旬となり、「もうすぐ今年も終わるんだなあ・・・」と徐々に感傷に浸りつつあります。
そして、急に冷え込んできたことも影響しているのか、なぜか私の周りで体調不良が連鎖しています。

まずは、同僚の奥さんが「肩関節石灰沈着症」に・・・

夜中に突然肩関節に激痛が走り、あまりの痛さに朝には包丁を持つことも出来ず病院に駆けつけたところ、
初めて耳にする「肩関節石灰沈着症」と診断されました。

元々の原因は、肩の腱内に沈着して石灰化したカルシウムとのこと・・・

人間は、体内で必要なカルシウム量を維持するために、吸収と排泄のバランスを取っているようで、
そのバランスが崩れると、排泄されなかったカルシウムが身体の中に蓄積されていくようです。

蓄積される部位は血管内膜や関節内の腱や靱帯が多く、それだけでは何も起きないようですが、
脳が何かのきっかけにその石灰化されたカルシウムを異物として認識し、攻撃指令を出すことによって、
激しい痛みが起きるようです。

その痛みの強さは陣痛と同じ程度のようで、3人の子供を産んで陣痛には慣れているはずの彼女にとっても、
想定外の痛みだったでしょうね。

次に、別の同僚の娘さんが「ぎっくり首」に・・・

息子と同学年のため、「学校でこんなことがあった」「今こんなことにハマっている」などと、
いつも話は尽きないのですが、彼女は今高校受験に向けて勉強の追い込み中・・・

母親曰く、珍しく前日に長時間勉強した結果、翌朝首が固まってしまって痛く、全く動かせない状態に・・・
そして病院に駆け込んだところ、こちらも初めて耳にする「ぎっくり首」との診断・・・

「ぎっくり腰」ならず「ぎっくり背中」になった知人がいましたが、ついに「ぎっくり首」まで・・・
長時間同じ姿勢をとり続けた結果、首の筋肉が硬直して異常をきたしたようです。
急に冷え込んで身体が硬くなったことも影響しているような気もします。

そして、息子は「突き指」と「風邪」・・・

体育の授業中、サッカーの試合で倒れそうになりきつい突き指をしてしまった息子の右手の親指は、
その夜にパンパンに腫れて皮下出血が酷くなりました。
こちらも冷え込んで身体が硬くなっていることも影響しているような・・・

翌日病院でレントゲンを撮ったところ、骨の一部が欠けてしまったようで、今は指ギブスで固定中・・・
お陰でピアノもキーボードもギターも弾けない分、代わりに酷い風邪をひき、そのまま学期末試験に突入・・・

いつもは口数の多い息子も、人生の不幸をバケツでバシャッと一気に被ってしまったようで、
珍しく口数の少ないこと少ないこと・・・

最後に、別の同僚は魚の骨が喉に刺さったまま5日目・・・

月曜日に飲みに行ったお店で出て来たのが一人一尾のかなり大きい丸ごとのニシン・・・
相当久し振りに食べたニシンはとても美味しかったのですが、ニシンは骨が多いのが難点・・・

彼の喉に突き刺さった骨は、ご飯を丸呑みしようが、シャワーをぶっかけようが、全く動じず・・・
ここまで来たら絶対に病院に行かず自分で取ってやる・・・と毎日格闘しています。

こればかりは寒さとは全く関係なさそうですが・・・

2018年12月14日


男二人を応援いただける方、応援クリックをお願いいたします。

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「中3学年の軽音発表会」~今の学生に自由と羨ましさを感じて・・・

2018-12-07 23:22:20 | 感動の出来事(学校イベント)
アッピア夫です。

12月になるとどうしても「とうとう」とか「ついに」・・・と言う言葉を使ってしまいますが、
いよいよ12月に突入しましたね。

先週末は、中3のクラス懇談会に参加しましたが、その裏で「中3学年の軽音発表会」が行われていたため、
ずっとそちらが気になり、気もそぞろで懇談会に出ていました。

「今回、保護者は入れないと思うよ」・・・と息子から聞いていたので、
懇談会終了後、ちょっとだけ覗きに行ってみようと部室兼ライブハウスの教室に行ってみました。

入口にいた顧問の先生に「保護者も入れますか?」と訊いたところ、「良かったらどうぞ・・・」と言われ、難なく中に入ることが出来ました。ヨッシャ・・・

入ってみると、同じように「あわよくば・・・」と言う保護者が数人いましたが、
軽音の部室ですっかり顔馴染みとなった母親から、「来ると思ってました・・・」と楽しそうに言われ、
勝手に同士のようなものを感じました。

学園祭の後に同学年が盛り上がってバンド結成が相次いだため、当日は全部で9つのバンドが出演しました。
息子も従来の男女混合バンドに加えて、新しく結成した男子のみバンドでのデビューも果たしました。

新しい男子のみバンドの演奏は、残念ながら既に終わっていて観ることが出来なかったのですが、
従来の男女混合バンドの演奏を聴くのは3回目・・・結成して1年で随分こなれてきたなと思いました。

また、息子のバンドだけではなく、初期からの5つのバンドはそれぞれにカラーもはっきりして来て、
バンド毎の個性も際だって来ました。

私の中高生時代には、バンドと言えばロックかフォークでしたが、今の学生は基本的にポップスで、
軽快でテンポの良いノリが特徴・・・

今流行っている曲自体もそうですが、いわゆる激しさでも葛藤でも反抗でもなく、
カラッとしている今の学生気質や、豊かで平和な今の時代の空気感の反映なのでしょうね。

中3にもなると色々な分野で活躍する生徒が出て来ます。
スポーツはもちろんのこと、音楽やダンス、写真や美術、スピーチやディベート、ロボット大会などなど・・・

私が中学生の頃は、女子は運動系か文化系に分かれましたが、男子たるものまずは運動でしょ・・・
と言うような雰囲気があり、文化部の男子は運動が苦手な人がやるもの・・・と言うような時代でした。

今の学生の活躍分野がこれだけ多岐に亘っているのを見ると、運動系だろうが文化系だろうが関係なく、
それぞれが自分のやりたいこと、表現したいことを自由にやっているなと感じます。

また、息子の学校では兼部は当たり前・・・同好会や毎年のように新しく立ち上がる部もあり、
中には3つも4つも掛け持ちでやっている生徒もいます。

「〇〇はダメ!」「〇〇じゃなきゃ!」・・・なんて頭から否定する大人にはなりたくないと、
随分いい歳の大人になった今さらながら、自由を謳歌する息子たちを見ながら感じています。

若かりし頃、固定観念で選択の自由を奪おうとする親にずっと反発し続けて来た私にとっては、
きっと今の息子たちの縛られない自由さが羨ましいのでしょうね。

若い時に自分が欲しかった自由を息子に謳歌させて、自己実現しているのかも・・・ですね。

2018年12月7日


男二人を応援いただける方、応援クリックをお願いいたします。

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする