波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

最後の学校イベントとなる「ライブ配信学園祭」~高3の2学期の始まりと共に・・・

2021-09-11 00:00:09 | 感動の出来事(学校イベント)
7月に起きた息子の学年でのコロナ感染ミニクラスター発生のため、夏休み直前の2週間が自宅学習となり、
実質2ヶ月となった長~い夏休みも終わり、今週から実質最後の学校生活となる高3の2学期が始まりました。

コロナの新規感染者数はやっと減少に転じたものの、9月末まで緊急事態宣言が延長される落ち着かない中で、
今日は2年ぶりとなる息子の学校でのリアルな学園祭が、来場者をかなり制限しつつ行われました。

今回は一般公開中止で、在校生以外に卒業生も来場できず各家庭の保護者1名のみ参観可能となりました。
その代わりに今回はライブ配信が行われ、全てではないものの一部の企画をライブ中継で観ることが出来ました。

去年はオンライン開催で、学園祭サイトにアップされたクラス企画や部活発表の動画を観る形式だったため、
今回は貴重な機会ながら高3生は不参加で、直接観に行くモチベーションが持てずライブ配信を楽しむことに。

今回はライブ配信のスケジュールに合わせて「吹奏楽部の演奏」、「学校関係者によるオーケストラ演奏」、
学年横断型ミュージカル「Show must go on!」、「高2生による団体劇」の4つの企画を視聴・・・

吹奏楽部の演奏は、入学直後に高3の卒部公演となる演奏会を観に行って、劇と組み合わせた楽しい演奏と、
最後に高3生を送り出す演出にもらい泣きしてからずっとお気に入りだったので、今回はその集大成として・・・

在校生・OBOG・先生・保護者など学校関係者で構成するオーケストラによる演奏は今回初めて聴きましたが、
本格的な素晴らしい演奏に聴き惚れてしまい、これまでもっと聴いておけば良かったと少し心残りです。

学年横断型ミュージカル「Show must go on!」は、ディズニーソングを中心に途中までは楽しい展開でしたが、
終盤に「レ・ミゼラブル」の「民衆の歌」が出てきて???、最後は「アニー」の「トゥモロー」で?????

いくら何でも有名なミュージカルソングをたくさん盛り込めばいいというものでもないでしょうに・・・
最後の、竹取物語をミュージカル風にアレンジした「高2生による団体劇」の方が、一貫した流れで楽しめました。

もう高3生は卒業までイベントがなく、今回の学園祭でずっと楽しんできた私の学校イベントもあっけなく終了・・・
色々なイベントを楽しめるだけ楽しんで来たけれど、高2以降はコロナのせいであまりにもあっけなかった・・・

オリパラも終わってしまい、今は少しイベントロス状態ですが、今度は藤原さくらの野外ライブを楽しみに・・・
コロナ禍であっても、やっぱり人間にはイベントが必要・・・その必要とするイベントは人それぞれですが・・・

今年は卒業対策委員でもあり、最近まで生徒に贈る記念品を決めるためにあれこれとやって来ました。
これから、これも記念品の一つとなる様々なイベントの写真集作りや謝恩会の企画もやっていく予定です。

もう学校のイベントは終わってしまいましたが、来春の卒業式が終わるまでは私の卒業イベントは続きます。
こういうイベントがあるからこそ、大きなロス状態にならずに済む・・・

本当のロス状態は息子が高校卒業を迎えた時にやって来るのかも知れませんね。
そのためにも今からその先の楽しみを考えておかないと・・・

2021年9月10日


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息子が主役の「最後のスポーツフェスティバル」観戦~コロナ禍を逆手に少し贅沢に

2021-06-12 00:43:02 | 感動の出来事(学校イベント)
今日の東京の最高気温は29℃・・・昨日の30℃よりは低かったとは言え、間違いなく真夏の気温・・・
そうした中で、今日は息子が主役となる最後の「スポーツフェスティバル」を一日観戦してきました。

幼稚園3年間、小学校6年間の運動会が、中学から「スポーツフェスティバル」と名称が変わって6年・・・
15年に亘る運動会・体育祭もついに今日で最後。

東京が緊急事態宣言延長となったため、本来全校生徒が参加するこのイベントも高3以外は秋開催に変更・・・
今日は高3の1学年のみで、借りている広い陸上競技場を存分に使って競技を楽しむことが出来ました。

去年は学年ごとに無観客で開催され、2年前は雨天延期となり仕事の調整がつかず観戦を断念したため、
高校では最初で最後の観戦に・・・


コロナの影響もあり、高3ともなると観戦する保護者も3割程度に・・・それでも私には観戦しない理由がなく、
しかも、今年は卒業対策委員として卒業に向けた準備にも携わり、写真係のため競技している近くで堂々と・・・

1学年のみのため、これまでにはない全員参加6種目、選抜参加6種目の全12種目に各自が数多く参加・・・
お昼の休憩時にはダンス部とバトン部の高3生のみのパフォーマンスで、見応えタップリでした。

リレーも3種目・・・全員リレー、選抜リレー以外に「サイコロリレー」というサイコロで出た目の長さを走るので、
運にも大きく左右される競技で逆転に次ぐ逆転で、一進一退の攻防でなかなか楽しかった。

障害物競走では、私たちの時代にはない今どきの「宅配便」があり、形や大きさがバラバラの空の数箱を運ぶ・・・
これがなかなかのくせもので、バラバラの大きさで空箱で軽いため慌てるとすぐに崩れてしまい、結構笑える。

大繩飛びは見事息子たちのクラスが1位となりましたが、この種目は小6の地区別運動会で感動して以来・・・
私は息子が跳ぶのを見て、6年前の光景を思い出して勝手にジーンとノスタルジックに浸ることに・・・

当時は、毎日練習して息が合ったところで本番を迎え、記録を塗り替えた後は皆が回数を大声で数えながら、
最高記録で勝利した時は、自分もすっかり小学生の一員になった気持ちで熱く応援していました。

見ている内にその時の光景が蘇って来て、大縄跳びだけは写真を撮るのも忘れてじっと見入ってしまいましたが、
こういう時が心底スポーツっていいなと思える瞬間です。

競技者の真剣な思いや願い、団体競技はチームが一つになる瞬間、そして人間が本能として持つ闘争心・・・
そういったものが見ている人にも感動を与え、強い影響力を及ぼす。それが子供だったらなおさら・・・

私が今日たくさんの感動をもらって来た競技場は某強豪国陸上チームのオリパラ選手たちの事前練習場・・・
もう1ヵ月後には、そこで大勢の選手たちが、自分の競技に向き合い本番に向けての調整を行うことになります。

そして、1ヵ月半後には感染防止の様々な工夫を凝らした東京オリンピック・パラリンピックが開催され、
多くの人が懸念するリスクを克服して大成功させた世界初のオリパラとして歴史に刻まれることを願っています。

2021年6月11日


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色々な楽しみ方ができる「オンライン学園祭」~オンラインで知るリアルな学校生活・・・

2020-12-04 23:55:26 | 感動の出来事(学校イベント)
先日、年末恒例の「ユーキャン新語・流行語大賞」が発表され、「オンライン〇〇」がトップ10に選出されました。
まあ当然と言えば当然・・・

私自身も今年は「オンライン会議」「オンライン授業」「オンライン保護者会」「オンライン飲み会」など、
色々な「オンライン〇〇」という言葉を使ってきたように思います。

そして、今回新たに加わったのが「オンライン学園祭」・・・
1週間ほど前から、本来9月に開催される予定だった息子の学校の学園祭がオンラインで開催されています。

開催が始まってから毎晩少しずつ観ていますが、まだまだ全てを観きれずにもう1週間位は楽しめそうです。
もちろんリアルな学園祭の方がいいのですが、初の「オンライン学園祭」は長く楽しめるのがいいところ・・・

また、色々な企画を好き放題に何度でも観ることができるのもいいところ・・・
各クラス、運動部・文化部の各部活、有志企画、各委員会や教科の展示など様々な動画がアップされています。

クラス企画の内容は本当に様々で、短編映画的なもの、ドキュメンタリー的なもの、立てた仮設を検証するもの、
ジャンルもホラー、ミステリー、コメディー、リアルなど多岐にわたり、先生もキャストの一人として参加したり・・・

部活企画も、学園祭用の発表、普段の活動や練習風景、部活そのものの紹介、最近の活躍の紹介など、
普段なかなか目にすることのない部活の活動の様子を知ることが出来て、それはそれで有意義・・・

今の学生はユーチューブなどで撮影動画などに慣れ親しんでいるので、動画のレベルの高さにも驚きます。
また、部活や同好会の多さから各生徒の好みや興味が多様化し様々な方面に広がっていることも知りました。

一般的な運動部・文化部に加え、普段あまり馴染みのない茶道部、競技かるた部、文芸部など伝統的な部から、
折り紙研究会、漫画・イラスト・小説の創作合同誌を発行している部、写真同好会などなど・・・

そしてまだまだ「COMING SOON」な動画があり、年内いっぱい位は楽しめるかも知れません。

息子の軽音部は、1ヵ月ほど前に行われた定期演奏会の動画をバンドごとに観ることができました。
息子の所属する2バンドは息子が留学に行っている間に、コロナもありいずれも休止状態となってしまいました。

軽音部は大声で歌うために活動制限も大きく、息子の学年で13あったバンドも今回の出演は6組に激減・・・
例年は2月に行われる最後の定期演奏会も開催が未定で、もしかしたらもう演奏することがないのかも・・・

中途半端に終わってしまうことが寂しいのですが、同じ学年で結成時から断トツにレベルが高かったバンドは、
予想通り高校生の大会で優秀賞を獲り、現在アマチュアバンドの様々なライブに出演して活躍しています。

こうやって、興味のあることに打ち込んできた仲間の生徒達が色々な方面で活躍しているのを見ると、
これから大学生や社会人と成長していく中で、個々にそれぞれ多方面で活躍していくのを見守っていきたい。

今の学生のそういう可能性やコロナ後の未来を感じた「オンライン学園祭」となりました。
やっぱりリアルがいいけれど、オンラインも新たな発見や楽しみ方をもたらしてくれるものですね。

どんな形式であれせっかくなら存分に楽しまなきゃ損・・・ということを実感しています。

2020年12月4日

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5ヶ月遅れの「スポーツフェスティバル」開催~今年は学年ごとの半日開催に・・・

2020-11-13 23:47:46 | 感動の出来事(学校イベント)
スポーツの秋・・・

息子の学校では例年6月に行われている「スポーツフェスティバル」が、先週土曜日に無事に開催されました。
コロナの影響で積み残していたものの一つをやっと回収できた思い・・・

今回は学年ごとに日にちを分散しての開催となったため、高2だけの体育祭でしかも午前のみの短縮版・・・
それでも10種目の競技が組まれ、息子はその内の3種目に出ることが出来、準優勝だったようです。

「ようです」というのは、今回は残念ながら保護者の観戦は禁止のため観に行くことが出来ず・・・
去年は雨で日程がずれ、さすがに急な日程変更に合わせて仕事の調整が出来ずに観戦を断念したため、
2年続けての無念となりました。

もう高校生だしいいじゃないかと言われそうですが、私はこういうイベントは観ないと気が済まないので、
高3でそれこそ最後の最後となる来年は何が何でも、仕事をキャンセルしてでも観ることを誓っています。

そんなことを誓ってどうする・・・ですが、コロナや天候は自分ではどうすることも出来ないので、
誓うより日頃から良い行いをして神に祈った方が良いかも知れませんね。

今年は、赤・青・緑・紫・黒の5色に分かれた5クラスの対抗戦で、例年通り各色のクラスTシャツを作成・・・
息子はどうも赤に縁があるようで3回目の赤色となり、また赤色のTシャツが1枚コレクションに加わりました。

息子が参加した競技は、綱引き、借り物競争、ドッジボール・・・
最初は「高校生がドッジボール・・・?」と思いましたが、普段の体育の授業でも結構やるのだそうです。

種目は大会を企画している生徒が考えているので、ドッジボールは年齢に関係なく人気があるのでしょうね。
また、シンプルなルールながら結構ワーワーキャーキャーと盛り上がります。

息子もドッジボールが一番楽しかったようで、一投で一気に3人アウトにしたと自慢気に語っていました。
まず一人に当てたボールがはじかれて別の人に当たり、さらにもう一人に当たるという芸術的なもので、
その時はずいぶんと盛り上がったようです。

午前中に終わったはずなのに帰って来たのは夜で、どこで何をしていたのかは知りませんが、
こういうイベントは終わった後がまた楽しいんですよね。まあスポーツフェスティバル・・・お祭りですからね。

これで、他に積み残している大きなイベントは「学園祭」と「修学旅行」・・・
「学園祭」は例年より2ヶ月遅れで今月下旬にオンラインで行われる予定で、現在着々と準備が進んでいます。

また「修学旅行」は高2が終わった春休みに日数を短縮して行うよう現在企画中のようです。

どのイベントも生徒自身が企画・運営をしていますが、今年はイレギュラーで例年通りという訳にいかず、
関わっている生徒たちは本当に大変で、かなり負荷がかかっているのだろうと想像します。

ただ、今年のように初めての形式でのイベントに関われたことは貴重で、絶対にその生徒の力になる・・・
何事も失敗やアクシデント、イレギュラーな対応が人を成長させる原動力になるのだと信じています。

2020年11月13日


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高2で「最初で最後の対面保護者会」~「直接会う、話をする、その人を感じる」良さを実感

2020-09-25 23:58:02 | 感動の出来事(学校イベント)
先週の土曜日、息子の学校で約1年ぶりとなる対面での保護者会がありました。
高2で2回目の保護者会ですが、前回はオンラインのため対面での保護者会は、今学年では最初で最後・・・

始めはいつも通り全体会が行われましたが、今回は体育館で保護者席の間隔も充分に空けての開催・・・

例年であれば今月に行われていたはずの学園祭が、11月にオンライン開催予定で生徒が企画中であること、
中止となった秋の修学旅行も、自治体で解禁予定の来年に日程を短縮して近場での実施を検討中など・・・

そして、全体会の後は各教室に分かれてのクラス別懇談会・・・

もう5年目ともなると、親しい人や良く知った顔の人が増えて、保護者会というよりも同窓会に近い雰囲気・・・
顔を合わせるのは久しぶりのため、私も高揚感を抑えられずに色々な人と喋り倒しました。

いつもは、保護者会の前後にランチ会をアレンジして楽しく盛り上がるのですが、さすがに今回はそれも難しく、
先生の話が終わった後は、順番に自己紹介とコロナ禍での一言エピソードを話してもらうことに・・・

2ヶ月にも及ぶ休校と在宅勤務の中で繰り広げられた、各家庭の生活模様・家族模様はなかなか面白かった。
在宅勤務で3キロ太った人、逆にダイエットを始めて3キロ減量した人、ヨガや太極拳を始めた人・・・

女子生徒は、この機会に母親と一緒に料理を始めたり、スイーツ作りに凝る人も多かったのですが、
男子生徒は、部屋をトレーニング場にしたり、一人スポーツを始めたり、一人で出来る趣味に没頭する人が多い。

こういうところでも性別の違いや価値観の多様さが感じられ、人間の面白い一面を垣間見ることが出来ました。

そういう我が家は、留学先から帰国した息子は、留学先では出来なったピアノとギターを延々と弾き出し、
合わせて大声で歌うことにも熱が入りすぎ、ついにはマンションの住人から苦情を受けることに・・・

エネルギーを持て余したティーンエイジャーが家に籠るとロクなことにならないことを痛感させられ、
学校での体育や部活、それに友人関係がエネルギー発散にいかに重要なことかを思い知りました。

そういう親同士も久しぶりに話せることが楽しくてしようがなく、マスク越しの会話もオーバー気味・・・
この状況下でこんなにワイワイと喋っていていいものかと思いつつも、私もひたすら喋り尽くしてきました。

オンライン会議やテレワークは確かに効率がいいものの、仲間との豊富なコミュニケーションには難があり、
雑談が出来ないことや、仲間との一体感を持てないことが一番のネックかなと感じます。

雑談って実は貴重な情報を得たり、思いがけないヒントや視点を感じたり、何かを考えるきっかけになったり・・・
ジョークを飛ばしながら仕事をすることもコミュニケーションの潤滑油として、精神衛生上も必要なこと・・・

ある企業で「テレワークは雑談が出来ないのがちょっと・・・」と誰かが言ったのを受けたマネージャーの、
「『雑談コーナー』を作ったので好きな時に書き込んで」という対応に愕然としたという話も聞いたことがあります。

情報交換であれば最近よく使われているチャットで良く、その場の雰囲気で即興的に湧いてくる雑談が貴重・・・

また、オンラインでは人のエネルギーや熱量といったものが感じられず、どうしても無機質感を感じてしまいます。
改めて「直接会う、話をする、その人を感じる」という当たり前のことの良さを実感する機会となりました。

2020年9月25日


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息子の学校の「4回目の学園祭」~初めて知る「女子の青春」・・・

2019-09-13 23:43:54 | 感動の出来事(学校イベント)
今日は、息子の学校の4回目の学園祭に行って来ました。
息子のいない学園祭・・・と言うよりも本人のいない学校のイベントへの参加は初めての経験でした。

現在、息子は高校1年R組と言う一人の生徒もいない架空のクラスに所属しているため、
当然のことながらクラス企画はなし・・・

ただ、学園祭は部活の発表が一番の目的なので、今年も9時から16時までフルに楽しんで来ました。

今年も、例年通り演劇で始まり演劇で終わったのですが、それ以外に今年は異例のスケジュールとなりました。
「演劇①⇒軽音①⇒高1有志の劇⇒各展示品⇒軽音②⇒バトン⇒ダンス⇒演劇②」

去年から演劇と軽音がメインですが、今年の演劇部の公演はまあまあで特筆すべきことはなく、
演技力は別にして高1有志の劇の方が、個性的なキャストや劇以外にダンスなどもあり変化があって面白かった。

軽音は、息子がいるいないに関わらずお気に入りの数バンドを観るのが目的なのと、
今回は息子が一時抜けしたバンドがどう言う編成でやるのかに興味津々でした。

息子の所属する男女混合バンドは、キーボードの代わりをサイドギターとして新メンバーの女子が務め、
なかなか上手くまとめていて感心しました。

私が一番のお気に入りのバンドは、女子のボーカルもメンバーの演奏も相当なレベルのバンドで、
今回演奏した3曲全てがボーカルの彼女のオリジナル曲・・・

高校の軽音部のオリジナル曲としては、歌詞やメロディのレベルの高さが群を抜いており、
演奏した曲の全てがオリジナルと知った保護者からは「まさか・・・うそでしょう!」と驚きの声が・・・

そして、今年特筆すべきことは、何と言ってもバトン部とダンス部の公演を初めて観たこと・・・
今まで、この二つは完全に女子ワールドで、私の中では残念ながら全く興味がありませんでした。

それじゃあなぜ観たのかと言うと、ランチコーナーで毎年恒例の結構美味しいカレーを食べていると、
息子のバンドのメンバーの一人である女子に「〇〇〇君のお父さんですよね?」と声を掛けられました。

彼女とは挨拶以外に話をしたのは初めてですが、何度か演奏会に行く内にお互いに顔馴染みと言う気安さもあり、
色々と気軽に話してくれました。

彼女はダンス部も兼部していて、「午後にダンス部の発表もあるので良かったら観てってください」と言われ、
そう言われたら律儀な私としては観ない訳にもいかず、これも何かの縁だと思い観ることにしました。

そして、ちょうどダンス部の前にバトン部の発表があり、親子それぞれに親しい娘さんが出ることもあり、
それであればついでに両方をと言うことになりました。

バトン部は、一つのテーマ(今回は「宇宙」)を色々なパターンで表現するのですが、
軽快でキビキビした動作が小気味よい・・・ただバトンを落とさないかずっと気になって落ち着かない。

ダンス部は、一つの物語(今回は「白雪姫」)をストーリーに沿って踊りで表現していく・・・
声を掛けてくれた彼女は背が高くて大人っぽい雰囲気なので、華やかな衣装と大きな動きのダンスが優雅で、
踊っている姿がカッコいいなあと思いました。

どちらもこれは「完全に女子の青春だよな・・・」ですが、ネックは観客の生徒からのかけ声が少し鬱陶しい・・・

女子の「〇〇~!」「〇〇先輩!」は良しとして、バトンでの男子の「〇〇~!」と言うかけ声には引きました。
保護者もさすがに違和感を持ったのか、観客席にも笑いと共にどよめきが起きていました。

今回初体験のバトンとダンスから感じたのは「眩しい女子の青春」・・・
最近は男子もダンスをやりますが、息子の学校にはまだ男子のダンス部員はおらず、女子の園・・・

男子は、かけ声をかけながら堂々と観るよりも、女子特有の青春の眩しさを感じながらそっと観る・・・
そう言う世界観が合っているように感じた私は、もう古い人間なのかな~

2019年9月13日


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留学組11人のための温かい「追い出し会」~1学期の終業式が卒業式のよう・・・

2019-07-26 22:11:38 | 感動の出来事(学校イベント)
月曜日に1学期の終業式があり、息子は本当にあっけなく日本での高1生活を終えました。
終業式後には、学年全体で留学組11人の「追い出し会」と言う名の壮行会をやってもらいました。

学校のイベントではなく、有志の生徒が自主的にやってくれたもので、生徒の温かさに心から感謝です。

内容は軽音部4バンドの演奏と、ダンス部とバトン部の演技、留学する11人に関するクイズ大会、
旅立つ11人に向けた学年全員での合唱・・・と盛りだくさんの楽しい企画だったようです。

息子は、先週の軽音部の発表会同様に、2つのバンドでキーボードを1曲ずつ演奏したようですが、
いずれもレパートリーの中からキーボードが目立つ曲を選択してくれて、息子を立ててくれました。

そして、11人に向けて皆で合唱してくれたのが、今や卒業ソングの定番となった「旅立ちの日に」・・・

私の学生時代にはなかったこの曲が生まれたのは、今から28年前のこと・・・
荒れた学校を音楽の力で立て直そうと、埼玉県の某中学校の校長と音楽教師が奮闘し、
その学年を送り出す時に、校長が作詞、音楽教師が作曲し、教職員から生徒に向けて歌われたのが最初・・・

音楽教師から作詞のお願いをされた校長は「自分にはとてもそんなセンスはない」と断ったそうですが、
翌朝の音楽教師の机の上には校長が一晩で書き上げた歌詞が置かれていた。

それを読んだ教師が感動し、その感動の思いのまま15分足らずでメロディを付けて出来た曲のようです。

本来はその学年のためだけに作られた曲だったのですが、その学校の卒業式で毎年歌われるようになり、
素晴らしい楽曲が評判を呼び、どんどん広まって今や全国の学校で一番歌われる卒業ソングとなりました。

私もこの曲が大好きで、卒業シーズンに耳にしただけでいつも泣きそうになるのですが、
息子に「泣いた?」と訊いたら、「そんな雰囲気じゃないよ」と言われてしまいました。

「留学する仲間に対して皆がここまでしてくれているのに、せめて泣けよ!」と、冗談半分で言いましたが、
1年後には全員戻って来るので、しばらくのお別れと言う感じで、明るく楽しく送り出してくれたようでした。

こうやって温かく送り出して帰りを待っていてくれる仲間がいると言うのも、もう3年半となる関係があってこそ・・・
息子も泣きはしなかったものの、「やっぱり嬉しかった」と・・・

それにしても「旅立ちの日に」と言う曲は、荒れた学校を音楽の力で変えようと奮闘した結果として出来た曲で、
そこに生徒を温かく見守る「思い」を感じるので、自然と感動してしまいます。

 白い光の中に 山並みは萌えて 遙かな空の果てまでも 君は飛び立つ
 限りなく青い空に 心ふるわせ 自由を駆ける鳥よ ふり返ることもせず
 勇気を翼にこめて 希望の風に乗り この広い大空に 夢をたくして・・・

これが1番の歌詞ですが、鳥が大空に羽ばたいていく美しいシーンを背景に次のような思いを感じます。
空には終着点がない。どこまでも行ける。自分の行きたいところまで飛んでおいで・・・

今日、最初の3週間の研修期間中に息子を引き受けてくれるホストファミリーの情報が届きました。
楽しみで仕方がない息子の思いは、もう既に大空の中にあります。

2019年7月26日


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最初で最後の高1での「軽音部定期演奏会」~ついにオリジナル曲が登場・・・

2019-07-19 22:10:34 | 感動の出来事(学校イベント)
先週土曜日に、息子の高1では初めての「軽音部定期演奏会」がありました。
今度演奏会に参加するのは1年後の高2となるため、高1では最初で最後の部活の発表会となりました。

前期の高2が引退した後、部として新しい体制となって初めての演奏会でしたが、
息子の代の高1が10バンド、高2が1バンド、中3は参加なしで、完全に高1メインの演奏会でした。

高2は他にも数バンドいるはずですが、中3はまだ新入部員がいないのか代によっての違いが顕著・・・
息子は、今回も男女混合バンドと男子バンドの2つ共にキーボードで参加し、5曲演奏しました。

バンドの面白いところは、そのメンバー構成によって音楽のジャンルや雰囲気も全く異なること。
同じ人が掛け持ちしていてもメンバーが違うと別物になり、まるでそれぞれ別個の家庭を見ているよう・・・

息子のバンドも、男女混合の方は軽快なポップロック調で、男子のみの方はミドルテンポからバラード調・・・
それぞれ演奏する曲の構成や雰囲気も異なるため、本人はその違いを楽しんでいるようです。

私は、留学先でこれまでとは全く異なるカラーの家庭にホームステイをする息子の姿を想像していました。

同学年のバンドは、結成したての頃からずっと応援してきていますが、その成長振りには驚かされます。
1年前には「二倍のゆっくりテンポでやります」と言っていたバンドが、今や代表的なバンドの一つになっている。

息子の男女混合バンドは、結成間もなくドラムの男子が留学で抜け、リードギターの男子がドラムにまわり、
リードギターは曲に合わせてメンバーを入れ替えながらやって来ました。

そして、今回1年振りにやっと結成時のメンバーが揃ったと思ったら、次は息子が抜けることになります。

なかなか固定メンバーで練習を重ねることが出来ないので、全体的な仕上がりが今ひとつなのですが、
その分良い意味で変わらぬフレッシュさが売りで、曲によりメンバーが交代することも、また楽しみの一つ・・・

息子のバンド以外にも思い入れのある初期の頃からのバンドの成長振りを感じながら、一日中楽しめましたが、
今回は全てのバンドの演奏を終えた後に、スペシャルな企画がありました。

軽音の副顧問の先生は、著名なエレクトーン奏者でもあるらしく、
いかにも高級そうな専用のエレクトーンを持ち込んで、プロフェッショナルな演奏を聴かせてくれました。

「エレクトーン」は両手両足で演奏し、たった一つの楽器でバンド編成の全ての音を演奏できる電子オルガンです。
最近はコンピュータ化で「シンセサイザー」に取って代わられている感がありますが、一時期ブームになりましたね。

ジャズフュージョン系の曲を3曲披露してくれましたが、音の厚みと広がり、全体的なグルーヴ感が凄かったです。
その内1曲は顧問の先生も歌で参加し、本当に音楽好きが集まって楽しんでいる部なんだなと感じました。

音楽は、仲間とでも1人でも、演奏しても聴いても歌っても・・・とにかく色々な楽しみ方が出来る。
そして、今回代表的なバンドの一組はオリジナル曲を2曲演奏しましたが、その完成度の高さにも舌を巻きました。

軽音部の目標としては、オリジナル曲を創ると言うこともその一つですが、早くもその兆しが出て来たようです。
息子たちもオリジナルを創ろうと盛り上がっているようですが、曲を創るのはそう簡単ではなくハードルが高い・・・

せっかくポップス音楽の本場である国に留学するので、勉強、運動と共に音楽も存分に楽しんで来て欲しい。
そして、一緒に音楽を楽しめる異国の友達もたくさん作って欲しい。

そして、「バンド仲間へのお土産代わりに自作の曲を1曲創ってくる」
・・・これが私からの唯一の宿題です。

2019年7月19日


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「中学卒業記念『中1クラス保護者懇親会』」~これも一つの同窓会・・・

2019-03-22 20:29:17 | 感動の出来事(学校イベント)
桜も咲き始めいよいよ春本番・・・

先日、中学卒業記念として、約2年振りとなる「中1クラス保護者懇親会」を開催しました。
なぜ中学の卒業記念に中1クラスの懇親会なのかと言うと、中1への思い入れが一番強いため・・・

息子の学校はまだ歴史が浅く子供と同じ学校出身の親がいないこともあり、生徒のようにイベントを楽しむ親も多い。
私もその一人ですが・・・

中には兄や姉が同じ学校に通う家庭もありますが、ほとんどの人にとっては親も初めて経験する学校となるため、
中1で同じクラスになった保護者はまるで同窓生・・・

学校のイベントを楽しんだり懇親会をやっている内に学友のように親しくなり、その関係は高校卒業まで続きます。
場合によっては卒業後も・・・

私が、息子の学校で一番いいなと思うのが、生徒も親も先生も一緒になってイベントを楽しんでいること・・・

学園祭で看板を持って生徒とニコニコしながら話している先生や、スポーツフェスティバルで同じTシャツを着て、
張り切っている先生を見ると、微笑ましくなります。

学校を取り巻く人がそれぞれの立場でイベントを盛り上げ、自分でも楽しみ、同じ目線で交流し合うことで、
垣根を感じさせないオープンな雰囲気が創り上げられているように思います。

そう言う雰囲気の学校であるからこそかも知れませんが、子供が卒業すると学校ロスに陥る親も多いよう・・・
それを埋めるように、親だけで結成されているコーラス隊に入る母親も多いようで、学園祭での発表もあります。

父親にはあまり学校ロスと言うのはないのかも知れませんが、半年に一度父親のみの飲み会があり、
既卒・在籍の父親が自由に参加していて、私自身もそちらに参加して父親同士の交流も楽しんでいます。

アッピアが他界したことで、小学校のPTAやイベントに関わるようになり、学校に関わることの楽しさを知ってから、
中高の今もその感覚がずっと続いている感じです。

何だかんだ言っても、親が子供の学校に関われるのは高校卒業まで・・・
せっかくなら、これからの高校3年間もしっかり楽しみ、卒業後は「親の同窓会」を楽しもうと思っています。

随分昔に学校というものを卒業してからも、こうやって学生気分を味わえる・・・
これって実はかなり貴重なことなのだと、今になって気づかされた遅れてきた春でした。

2019年3月22日


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中学部活の最後のイベント「軽音定期演奏会」~先輩とのコラボが良き思い出に・・・

2019-03-01 22:00:11 | 感動の出来事(学校イベント)
「中学合唱コンクール」の二日後となる先週末に、「軽音定期演奏会」がありました。
息子にとって、中学生としては最後の部活、そして中学最後のイベントとなりました。

10:30~15:30までの5時間ぶっ通しで行われ、高校2年生の引退イベントでもあるため、
最後まで観たかったのですが、体力的にきつくお腹も空き、中3バンドだけ全て観て退室しました。

・・・と言っても、中3バンドだけで何と13バンドもあり、退室したのは13時過ぎでした。

去年のクリスマスライブに参加した関連校から4バンド、高校生7バンドと併せて全24バンドの演奏・・・
その中の最大勢力がいまや中3バンドとなりました。

去年9月の学園祭に出演した中3バンドが6バンドだったので、この半年で倍以上に増えたことになります。

なぜこんなに増えたのかは分かりませんが、学園祭の時の軽音のイベントが異様な盛り上がりだったので、
それに触発されて楽器を始める生徒が増殖したのでしょうね。

息子は、男子のみのバンドで2曲、男女混合バンドで3曲、合計5曲のキーボード演奏をしました。
5曲も演奏して1カ所も間違えなかったらしく、演奏もさることながらそれ自体に拍手・・・

そして、男子バンドの2曲目が、スピッツの「楓」・・・
男女混合バンドの3曲目がJUDY&MARYの「Over Drive」・・・

2曲とも私も大好きな曲で、こう言う私達の時代の名曲を今の中学生が演奏してくれることが嬉しいですし、
音楽は普遍的で時代を超えると確信出来る瞬間です。

それに、JUDY&MARYの「Over Drive」の演奏には、高校2年生のもの凄くギターの上手い先輩が、
リードギターで参加してくれて、息子達にもまた私達観客にも素晴らしい贈り物をくれました。

音楽にしてもスポーツにしても、こうした学校や学年を超えた交流は、貴重で一生の思い出になります。

息子は随分と自由を謳歌した中学校生活を送って来ましたが、4月から高校生になっても、
イベントや部活を通じて、色々な人との交流や出会いを重ねて、感性を磨いて行って欲しいなと思います。

そして、明日の修了式(中学卒業式)で中学生活が終わります。
より楽しく有意義な高校生活を願いつつ、まずは中学3年間お疲れ様でした。

2019年3月1日


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