波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

「8回目のピアノ発表会」&「年末あいさつ」~今年も有難うございました。

2017-12-29 22:24:33 | 息子の成長
☆アッピア夫です。

ついに2017年も暮れようとしていますね。
今年はクリスマスシーズンの時期に、8回目となる息子の「ピアノ発表会」が行われました。

生徒の人数が減ったことから、去年よりコンサート会場ではなくサロン的な会場となり、
保護者としては、去年に引き続きリラックスして演奏を楽しめました。

息子は今年も(多分これからもずっと・・・)最年長でした。
去年は唯一の男子だったのですが、今年は小学校低学年の男子が一人増えていて嬉しかったです。

息子が演奏したのは3曲・・・

1曲目は、モーツァルトの「トルコ行進曲」・・・
この曲は、アッピアがよく家で弾いていたので、練習を聴く度にアッピアを思い起こしていました。

2曲目は、「メリークリスマス」・・・
この曲は「嵐」の二宮君の作詞作曲で、「嵐」のアルバムに収められている一曲ですが、
「こんな曲を創る才能があるんだ・・・」と驚く程の、軽快でポップななかなか良い曲です。
息子も大好きな曲だったので、「クリスマスに相応しい1曲を」と言うことで選曲したようです。

3曲目は、「霧のレイクルイーズ」・・・
この曲は、倉本祐基さんと言うピアニストの作曲で、
かの有名な韓国ドラマ「冬のソナタ」のBGMとして流れている曲です。

なかなか綺麗な旋律の素晴らしい楽曲で、去年のピアノ発表会で先生が弾いてくれた曲ですが、
息子が即座に気に入り今回に是非弾きたいと希望していた曲でした。
難しい曲だと思うのですが、ノーミスで終えたので心の中で「よっしゃ!」と叫んでいました。

自分の子供だけでなく、小さな子が一生懸命大きなピアノと格闘する姿は本当に微笑ましいものですが、
演奏の合間にあった先生の「ちょっとした話」もなかなか楽しかったです。

楽器やピアノの種類の話から始まり、楽器によってはビックリする程高額な楽器もあり、
「幅広く奥深い楽器」の話だったのですが、
最後に「お金がかからず誰でも自由に使える楽器は何でしょう?」と言う問いかけがありました。

答えはもちろん・・・「声」ですね。
自分の身体を使って自由に音楽を奏でることが出来る「声」は素晴らしい楽器の一つ・・・
しかも人それぞれ固有のもので、世界に一つしか存在しない唯一無二の楽器になります。

その固有の楽器を使って楽しむことも音楽の一つ・・・
私は、来年2月に行われる「合唱コンクール」を思い起こしていましたが、
合唱曲も決まり、息子も私も今から楽しみにしています。

また、今年は年明け早々に音楽がらみの楽しみにしているイベントがあるのですが、
それについてはまた年明けに・・・

と言うことで、今年もこちらに訪れていただき有難うございました。
来年も日々の「ちょっとした話」を書いていきますので、よろしくお願いいたします。

皆さま、それぞれに楽しいお正月をお迎えください。

2017年12月29日


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「『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を満喫」~一瞬で子供に還れる世界観

2017-12-22 22:11:56 | 感動の出来事(映画)
☆アッピア夫です。

12月と言うと、私の中ではここ数年は「スター・ウォーズ」が風物詩・・・
今年も満を持して息子と最新作を観てきました。

今回も決して裏切られることなく、その世界観に存分に浸り、すっかり子供に還って来ました。
唯一、新しいキャラクターだけは(名前も覚えていない)、全く印象に残りませんでしたが・・・

「スター・ウォーズ」は、旧3部作を経て、時代を遡る前3部作、
そして旧3部作の未来を描く現3部作・・・今回はそのど真ん中の8作目となる作品です。

CGによる戦闘シーンの迫力やスケール感はますます磨きがかかり、
その中で繰り広げられる魅力的なキャストによる人間ドラマ・・・
そして、ちょっと笑えるやり取りなど・・・

このあたりはいつもながらの「スター・ウォーズらしさ」なのですが、
今回特に感じたのは、「キャストの多様性」と旧3部作を思い起させる「懐かしいシーン」の数々・・・

前作に続き主人公は女性、そしてそれに絡む主要人物は人種・年齢・性別が見事にバラバラ・・・
色々なところで多様性が語られる現代を反映していると感じます。

「懐かしいシーン」としては、私が旧3部作の中でも特に好きなシーンの一つとして、
「宇宙人たちが集うバー」のシーンがあるのですが、今回もそれを彷彿とさせるシーンが出てきます。

また、これも大好きな「ミレニアム・ファルコン号」から敵を撃ち落とすシーンがありますが、
今回は、同じシーンを別のキャストが演じていて、懐かしさと新しさが混在した不思議な感覚を覚えます。

現3部作は、特に「スター・ウォーズファンのための作品」と言う言い方もされるのですが、
「懐かしいシーン」を観ていると、確かにその通りだろうなとも思います。

少なくとも、「スター・ウォーズ」は全体のストーリーとキャストの関係性が分からないと、
観ていても入り込めない映画ですね。

新3部作では、世代交代が浮き彫りとなるのですが、前3部作からすると三世代に亘っての物語となり、
三世代に亘って壮大なドラマが展開されるパール・バックの「大地」を思い起させる壮大さがあります。

「世代」と言う意味では、親としては「自分の好きなものを子供と楽しみたい」、
「子供にもその良さを知って欲しい」と言う思いがあります。

私が「スター・ウォーズ」の記念すべき1作目を観に行ったのが、ちょうど今の息子と同じ中学生の時・・・
今、中学生の息子と一緒に映画を観に行くことがとても感慨深いです。

「どっちでもいい」・・・映画を観に行く前はそう言っていた息子も、
観終わった後は「これは凄い!やられたわ・・・」「やっぱりスター・ウォーズは違うわ・・・」
と心騒いでいる様子に・・・「よっしゃ!」

因みに、「スター・ウォーズ」は既にジョージ・ルーカスが構想していた9部作を超えて、
その先の全く新たな3部作が計画されています。

これはもう「いつかは孫も一緒に」・・・と三世代を目標にするしかありませんね。

2017年12月22日


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「8年間の『ボーイスカウト』を卒業」~これも一つの成長の証・・・

2017-12-15 23:41:40 | 息子の成長
☆アッピア夫です。

12月は1年の最終月・・・色々なことが終わりを迎える節目の月でもありますね。
息子は、幼稚園の年長から8年間続けて来た「ボーイスカウト」を、
この12月で卒業することになりました。

6歳から14歳と大きく成長する時期に、親子一緒にこの活動を存分に楽しんで来たので、
終わりを迎える寂しさを感じつつ、やるだけのことはやった充実感も感じています。

「ボーイスカウト」に関わるようになってから、幾度となく訊かれたのが、
「『ボーイスカウト』って何やっているんですか?」・・・

私が子供の頃は「ボーイスカウト」をやっている人も多く、町中でも良く見かけました。
「カッコいい」と思った小学生の私は、親に「ボーイスカウトやりたい」と訴えましたが、
少年野球をやっていたため、「両方やるのは無理!」と一蹴されたことを覚えています。

その時の記憶が私と「ボーイスカウト」を結びつけてくれたのか、
息子が生まれてからよく遊びに行っていた公園で、「ボーイスカウトのお祭り」に遭遇・・・

そこでは、子供から大人まで様々な年齢の人が集まり、楽しそうにゲームやバザー、
安くて美味しい色々な食べ物の作り売りをしていて、昔懐かしい縁日を思い出していました。

当時幼稚園の年中であった息子は、まだ1年半後でないと入ることが出来なかったのですが、
やはり縁があったのでしょう・・・1年半後にはその集団に入っていました。

「ボーイスカウト」の活動は挙げたらきりがないのですが、

総勢130人にもなる毎年恒例の「夏のキャンプ」・・・
ホームグラウンドで行われる野外ゲームや公園でのオリエンテーション・・・
野外料理や餅つきや鍋パーティ・・・
自然のものを利用した工作や遊び・・・
課題を楽しみながらのハイキングや登山、一泊キャンプ・・・
スキーやスケートなどのスポーツ・・・
募金や河川敷の清掃などの社会奉仕活動・・・

年齢が上がると共に活動内容や行動範囲も広がり、自分たちもそうだったように、
今度は下の子供達の面倒も見る・・・

息子の成長もさることながら、自分自身もこう言う活動に関わったお陰で、
奉仕の精神や、イベントやお祭りを運営することの楽しさ、価値観の合う沢山の仲間・・・
そう言った貴重なものに巡り逢うことが出来ました。

そう言う場所を離れるのは辛いことですが、ずっと続けて行くのもあり・・・
そこを巣立ち新たなところに行くのもあり・・・

どっちを選択するのかは個々に決めることですが、息子は部活の主力となったこの1年で、
サッカーへの思いがより強くなり、その上軽音楽部を兼部しバンド活動も始めたことから、
自らが熱中出来る新しい世界を作り始め、「ボーイスカウト」への思いが薄らいでいきました。

私は、これも一つの成長の証として前向きに捉えていて、
もう親が主導する時代は終わり、これからは自分の意思で選択し成長していくのを、
見守って行く時期に来たのだと思っています。

・・・と言いつつ、「どっちでもいい」と言う息子を「じゃあ行くよ!」と、
来週は「スターウォーズ」に連れ出します。

思い返すと「ボーイスカウトやるよ!」と半ば強引に入れた当時とあまり変わっておらず、
子供はどんどん意思を持って成長するけれど、それに比べて自分はあまり成長していないのかなあ・・・?
と言う思いも少し・・・感じさせられています。

2017年12月15日


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「価値観は人それぞれ」~「みどりの窓口」の行列を見て感じたこと

2017-12-09 00:56:54 | 最近考えること(多様性)
☆アッピア夫です。

12月に入り、いよいよ年末のカウントダウンが始まった気がします。

私が、毎年1年の終わりを意識し始めるのは、一斉に来年の手帳やカレンダーが並ぶ10月の初め・・・
そして、11月1日発売の年賀状の申し込み案内が入るようになると、もう落ち着かなくなる・・・
とどめは、正月に帰省するための新幹線のチケットを購入する時・・・

新幹線のチケット購入は乗車日の1ヶ月前からとなりますので、
11月末~12月頭にかけての時期に、帰省のための新幹線のチケットを購入することになります。

もう10年程前からはネットで購入し、乗車の直前に駅構内の端末でチケットを受け取ることが
出来るようになったので、本当に楽になりました。

それまでは、早朝から「みどりの窓口」に並んで予約し、その日の夜にチケットを受け取りに行く必要がありました。
年末年始の混雑時期だけは、「みどりの窓口」が開く7時から一斉に予約を受付けるのですが、
席が取れないことを避けるために、毎年早朝の5時半から並んでいました。
しかも、往復分を別々の日に取る必要がありますので、間を空けずに2度も・・・

5時半だと10番目位には並べて確実に席は取れるのですが、「みどりの窓口」が開く7時前には、
「ここはディズニーランドか・・・」と思う程のもの凄い行列になっていました。
寒い時期の早朝ですので、厚着で震えながら1時間半も待っていたことを懐かしく思い出します。

今は楽になったとは言え、購入する日は平日だったり休日だったり、仕事が忙しかったり用があったり、
いつもPCの前で満を持してと言う訳には行きません。

今年は、10時すぐのチケット購入が難しく、行きの新幹線は昼食時にスマホで予約することになりました。
たった2時間程度のことながら、予想通り希望の時間帯は既に二席並んだ席が壊滅状態・・・
必死で探した結果、少し遅い列車ながらやっと喫煙ルームに近い席で二席を見つけ、急いで購入しました。

帰りのチケットは休日だったにも関わらず用事があり、10時半からの用事直前にスマホで予約しました。

スマホで新幹線のチケットを購入したのは、今年が初めてだったのですが、
携帯端末の本領発揮で、こう言う時のスマホの便利さを改めて感じさせられました。

先週は朝の通勤時や休日の朝にたまたま「みどりの窓口」の行列を、何度か目にすることになりました。
懐かしさと同時に、以前程ではないとは言え、まだ結構並んで購入している人がいることに驚きました。

もちろん全員が新幹線のチケット購入目的ではないでしょうし、割引チケットの利用や
何らかのメリットがあるなど色々なケースがあるのでしょう。

ネットで購入する際に、以前は「早割」のようなものもあって少し安くなったりしたのですが、
今は特に割り引きなどのメリットはなく、基本的には定価での購入となります。

今は映画館もそうですね。
事前にネットで予約する場合は、席も自由に選べる代わりに定価での購入が前提となります。

前売り券や映画館独自の割引サービスを利用する場合は、
安い反面席も限られ、場合によっては、満席で希望する時間に正チケットを取れないこともあります。

今は、割引がなくても便利さを取るか、手間や時間がかかっても割引を取るか・・・
個人によってどちらを選ぶのかが問われる時代になっていると感じます。

私がシングルファーザーになって価値観が大きく変わったことの一つがこの選択の基準・・・
どうしても時間を効率的に使わなければならないため、基本的にコストよりも便利さを重視します。

何に価値を置くかは人それぞれで、自分の意思で個人が自由に選べる・・・
ネット社会の今は、自由選択で自己責任の時代なのだと感じさせられます。

2017年12月9日


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「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」~昔の日本が舞台の壮大な映像美と独特の世界観を感じる映画

2017-12-02 21:20:19 | 感動の出来事(映画)
☆アッピア夫です。

今年のアカデミー長編アニメーション賞と視覚効果賞、ゴールデン・グローブ賞にも
ノミネートされている映画「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」を観てきました。

この映画を簡単に紹介すると、
「昔の日本を舞台に『ストップモーション』と言う技法で撮影されたハリウッドのアニメ映画」
と言うことになるのですが、とてもそんな簡単な表現では収まりきらない程の、
壮大で素晴らしい映像美と独特の世界観を持った映画で、存分に楽しむことが出来ました。

アニメと言っても正式には「ストップモーション・アニメ」と言うようですが、
登場人物である人形たちが表情豊かに躍動的に活躍するので、
アニメよりも現実感があり、実写よりも壮大なファンタジー・・・とても不思議で魅力的な世界です。

「ストップモーション」自体は、昔のアニメや人形劇の撮影で使われている技法で、
制作物を少しずつ動かしながら撮影する・・・いわゆる「コマ撮り」と言うアナログ的な技法ですが、
その古くからの技術がコンピュータと融合して、劇的に進化していることに驚かされました。

昔のアニメ映画を観ると動きがぎこちなく、そこに古き良き趣きがあったりするのですが、
この映画はとても「コマ撮り」で撮影したとは思えない程、自然で精緻な表情と動き・・・
そして、壮大なスケール感と絵画のような映像美が見事に表現されていました。

最終的にはコンピュータで修正・加工されているとは言え、
撮影そのものには膨大な時間と手間が費やされているはず・・・

調べてみると、撮影に費やされた時間は「115万時間」、コマ数は「13万コマ」とのこと。
そして、1週間で作られる映像は時間にしてたったの「3.3秒」と言う途方もないもの・・・

登場人物は3Dプリンターで造られているようですが、
顔の上半分と下半分に分けて何種類も造り、その組み合わせによって多様な表情を生み出しているようです。

また、この映画で描かれている古き日本の風景や文化が、日本人にとっては嬉しいですね。
昔の日本の日常の中での英語の会話が、また不思議な雰囲気を醸し出しています。

この映画は「ストップモーション」の高い技術を擁する「スタジオライカ」と言う製作会社の作品ですが、
その会社のCEOでもある「トラヴィス・ナイト」と言う方が監督です。

この映画では、三味線、折り紙、灯籠流し、盆踊りなどの日本の固有文化が色々と登場しますが、
彼は、小さい頃から何度も来日している大の日本マニアで、日本の文化や風習にも精通しているようです。

これまで洋画で描かれる日本は、「これは中国でしょ!」と言うようなシーンや、
日本人として違和感を持つことも多かったのですが、この映画では日本の文化や風習をちゃんと描いていて、
すんなりと入り込むことが出来ます。私は、懐かしさすら感じました。

内容も「親子」「死」「子供の成長」など、普遍的な家族観を描いていて、
ちょっと怖さもあり、大人も子供も楽しめる「宮崎アニメの次」を感じられる作品です。

映画と言えば、もうすぐ「スターウォーズ」の最新作が公開されますね。
私はもう待ちきれず、どうも落ち着きがなくなっている今日この頃です・・・

2017年12月2日


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