ミミ子の日記

おばさんうさぎの写真日記

雨の鉾岳

2008年06月11日 | 登山日記
10日(火)雨の中 宮崎県の鉾岳に行った。熊本から登山口まで約4時間。
雨が少し降り始めていたので準備に時間がかかり歩き始めたのは11時前。登山口は鹿川(ししがわ)のキャンプ場。
*この日の写真は全部コンパクトカメラ(ニコン coolpix s700)


歩き始めてしばらくすると鉾岳の姿が現れる。左側が雄鉾(おんぼこ)右側が雌鉾(めんぼこ)


樹林帯の中をしばらく登って行くと突然雌鉾の岩面が広がった。ずっと向うに「ササユリ」が見える。


写真を精一杯拡大してみる。もっと近くで見たかったが、岩登りをしない限り無理とのこと。残念。


鉾岳は思っていたより厳しい。細い崖ぷっちがあったり岩と岩の間を抜けたりしていくと大きな滝に出会った。この滝の先が最初の渡渉点。


まず一番目のHさんがロープを頼りに渡った。


2番目のYさんが無事渡り終える。こんな具合に5人の女性がガイドのはらださんの助けで無事渡り終える。


いくつもの岩場をロープを頼りに登りあがって2回目の渡渉点についた。ここで歩きの遅い3人(私も)は食事をしながら1時間待つことになった。
このあたりは「ツチビノキ」の生育地。


「ツチビノキ」という花は宮崎県のここにしか生息しない珍しい花で、山渓の花図鑑には載っていない。南方新社出版の「九州野山の花」図鑑でやっと見つけた。ジンチョウゲ科の花だそうだ。


おじいさんの髭のような花があちこちに咲いていたが名前がわからない。オオヤマレンゲも一箇所咲いていたが写真どころではない場所でパスした。


頂上まで行った人たちが2時過ぎに帰ってきたので登った道を下った。スリル満点の歩きで5時頃やっと登山口に下りてきた。

帰りは日之影温泉によった。雨のためか温泉は貸切状態。昼食のとき食べ残したおかずをサカナにしてを戴き熊本へ。我が家に着いたのは9時半であった。




ベランダの花

2008年06月09日 | ベランダの花便り
春の花が終わってしばらく寂しかったベランダがアジサイで明るくなりました。新しいカメラを買ったのでさっそく試してみたのですが・・・
使い方がまだよくわからず駄目ですね。


今年はゼラニュウームがよく咲きましたそういえば昨年の6月スイスに行ったとき、どこの家の窓にもこのゼラニュームが咲いていたのを思い出しました。


ナスの花。あまりきれいではありませんね。開いてすぐ撮るべきでした。

ミヤマキリシマの三俣山

2008年06月06日 | 登山日記
5日(木)ミヤマキリシマを求めて三俣山へ。
写真は南峰から見た平治岳。


大曲登山口より歩き始める。スガモリ越えの手前のガレ場。


スガモリ越えからまず西峰へ。そして本峰へ。
写真は本峰から見た光景。この尾根はどこにつながっているのだろう。

本峰あたりから急に寒くなり風は強くなった。しかしお天気は回復しはじめ、ガスが動き始めた。


南峰に着き平治岳を見ながら昼食をとった。雲の間からちらちらと陽が射しこみピンクの山肌が見えたり隠れたりした。


南峰からピストンで俣スガモリ越えへ。途中硫黄山の煙がきれいであった。

3時に登山口に下りてきた。今回も満足の山行きであった。今年は普賢岳。高千穂峰そして九重のミヤマキリシマをたっぷり楽しめてよかった。

やまめの里

2008年06月03日 | 日記
人吉ではおいしい食べ物に出会いましたが、その中でも最高は「やまめ庵」の山女料理でした。
オーナーの鮒田さんは予約が入ったら川辺川にヤマメ釣りに行き、そのやまめを料理して出されます。

写真は炉ばたでの「塩焼き」。



これは「甘露煮」  3匹目は「から揚げ」でしたが、あつあつのときがおいしいということですぐ頭からかぶりつき写真を撮るのを忘れていました。


ヤマメの他には野菜類の煮しめ、おから入りサラダ、竹の子の和え物、ワラビの卵とじなどがありました。


左側のステキな男性がオーナーの鮒田さんです。ご一緒の美人達は東京からのお客さんで、「ツクシイバラ」を見学中です。


最後の写真は「ツクシイバラを守る会」の会長さんでアクティブでかつ女優のようにお美しい小川香さんです。また色々な分野の芸術の発表の場である「森のほーる」の代表の方です。

皆さん!人吉に行ったら是非「森のほーる」に行きましょう。そこでヤマメ捕り名人にもキット会えるでしょう。


ツクシイバラ

2008年06月02日 | 日記
金曜日から日曜日まで人吉の「あさぎり町」のツクシイバラのイベントに行ってきました。

私は「ツクシイバラ」の撮影会に参加してきました。


ツクシイバラは西日本に自生するノイバラだけど、現在は少なくなって「絶滅危惧種」に指定されているバラだそうです。


金曜日の夕方自生地の球磨川の岸に案内してもらってびっくりしたのは、その自生地の広大さ。地味であまり知られていないがその広さはすごい!


もうひとつ驚いたのはこの広いツクシイバラの自生地を守っているのは町とか市とかのお役所ではなく個人のグループです。小川香さんというほっそりしたきれいな女性が守る会の会長さん。守る会のメンバーは今20名くらいだそうです。



ツクシイバラの写真を撮るのはとても難しかった。アップで撮ってもちょっと地味でその美しさを表すのが難しい。全体を撮ったら何の花かわからない。


花の色はいろいろ。白からピンクの濃い色まで木によって違う。また一本の木の中に色々な色の花が混じっている。

私はこの真っ白な花が好きでした。

ちなみに写真撮影会はあまりパッとしませんでした。講師の吉岡功治さんはデジカメの専門ですが、集まった人たちはフィルム派でかみ合いませんでしたね。