** エント・モファガグリリ (上越市) ** オンマウス 小画像はクリックで拡大
今月2度目のエント・モファガグリリ 先日上越に行った時のもの オンマウス枯れ草にしがみ付いている姿は細長く 地元埼玉で見るショウリョウバッタだと思いましたが 近寄るとミヤマフキバッタでした このブログ最後に生きているミヤマフキバッタを載せましたが 腹部が異常に伸びています 菌の影響のようです
エントモファガ・グリリとはバッタ類に寄生する糸状菌(カビ)のことで この菌に侵されると 早朝から茎や枝に登っていき その日のうちに死を迎えます 小画像左は菌が増殖して外に出たようで この菌が拡散されバッタ類に感染するのでしょう 上越の山間部ではフキがいたるところにあるので しがみ付いているのはミヤマフキバッタだけしか見つけられませんでした
9月2日とそれ以前のエント・モファガグリリはこちらからリンク
** ヤマトシリアゲ・オス ** オンマウス 小画像はクリックで拡大
シリアゲムシ科 体長:15mm内外(♀) 前翅長:14~20mm (図鑑)
ベッコウ色しているのでベッコウシリアゲと呼ぶようですが 生まれる時期で体色に変化があり 4~5月に生まれるのは黒でヤマトシリアゲ
7~8月に生まれるのはベッコウ色でベッコウシリアゲと呼ばれ
以前は別種扱いでしたが 同種だと分かり単にヤマトシリアゲと呼んで良いようです 蝶の仲間の春型・夏型と同じなのですね
昆虫の体液・小動物の死骸・腐った植物を食べるようですが エント・モファガグリリはどうなるのかな
** ミヤマフキバッタ ** オンマウス
イナゴ科 体長:オス26mm内外 メス36mm内外 (図鑑)
前翅が短く幼体のようですが これ以上伸びず成体です 検索するとこの画像よりもっと翅が小さいのやら もうちょっと長いのがいます 以前はまとめてミヤマフキバッタと呼んでいたそうですが 現在では地域ごとに「◯◯◯フキバッタ」と名があるようですが ブログレベルでは「ミヤマフキバッタ」で十分です f^_^;