きのう、TVでおもしろいことが。
お昼に観た番組と、夜の番組、
同んなじテーマで、同んなじ病院を取り上げて、
かなり違うとらえ方になっていたみたい。
お昼は、『きみに託す 医のバトン』で拝見。
岩手県立高田病院。
津波の直撃を受け、その後院長さん始めスタッフの方々は
患者さんたちのために必死で奮闘してこられた様子が、
感動的でした。
でも、全国から応援に来てくれた他県の医師たちを
無理に引き止めることも出来ない。
応援の気風が薄れて、来なくなったら・・・。
戻ってきてくれて、「ずっとここでやっていきます」と言ってくれた医師なども
現われたけれど、
「順風満帆、これからはもう安心」とは云えない、みたいな感じで
番組は終わった。
夜、たまたまTVをつけると、その同じ高田病院が映ってるじゃないですか。
という番組、あと10数分で終わる、というところでした。
こちらは、医師不足問題で、
高田病院は、「解決に向けて大きなヒント」「未来は明るい」
といった風で、成功例として紹介し、
番組を締めていた。
その前の部分を観ていないので、なんともいえないけれど、
ひとつの同じ病院を見つめても、
これだけちがうのか、という印象が残ったんです。
少なくとも、自分の姿勢として、
肝に銘じておこうと思った。
どんなことについても、
その、どこを観るか
どの方向から とらえるか
なんだよねって。