michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

『傾聴』自分は、どうや?

2012-10-16 13:28:28 | ふれあい

このごろ『傾聴』についての話題を時々耳にします。

これまでの自分の経験からは、特に仕事のことでは、

「一旦、聴いてくれたらええんやけどなぁ…」なんて思ったり、

つい人に求めてしまうことが多かった。

(会話でも メールやメモなどでも。)

 

暮らしのなかでも例えば、親しい人に出会って、

「あら、どうしたの、しんどいの?」など訊いてくれたら、

「うん、、」と自分の体調不良、どこどこが…と話し出す。

すると、すかさず、

「あら、それって老化現象よぉ」

 (私の これは、それとは別ものなんやけど…)

 

また別の件では、

「あ、わたしもねぇ~」と、自分の方に話をもってかれちゃったり。

 (結局、自分のこと喋りたいんやなぁ…)

その話が参考になる場合は良いけれど、

例えば、「膝が痛い」といっても、

症状から原因、対処法など、千差万別なのですよ。

 

また別の例。

心の話になって、自分の最近の心境などしゃべり出すと、

パッと時計に目をやる人がいる。 そうなると、

(ああ、あたしの喋り方って、モタモタしてるから、

時間が気になるんでしょうねぇ…)

と、話を はしょってしまう。

そうなると、ますます話は中身の無いものになっちゃう。

 

 

話を引き出すのがうまい、と思ったことは――、

たとえば、

こちらが一つ話すと、身を乗り出すようにして

「うんうん、それで?」と興味を示してくれたりした時。

 

とにかく、ゆったりと安心して話せる 空気 が、まず必要だわねぇ、って

よく思うんです。

 

――と、ヒトのことは よく見えるけど、

果たして自分自身は、どんな聴き方をしとるかね・・・?

 

傾聴を心がけていると、

家族の間でも、職場でも、

互いの関係が良くなり深まっていくということです。

聴きながら こころから相手を思いやったり、

その人の立場になって考え、共感したり。

そういうのから始まるんですよね。

 

 

こんなサイトを見つけました。 ↓

https://sites.google.com/site/shigotonokotsu/qing-ting-liwo-gaomerukotsu

「あやつる」とか「スキル」とかいう言葉が気になったけど、

それは横に置いておきたい

(私は、「心を」「相手の方に傾けて」「丸ごと聴く」みたいなことをしたいんです)。

中身をサッと読んでみると、参考になることがたくさん。

少しずつ、じっくりと読んでみようかしらん。

そして、目指すのは、

『時間ドロボウ』のお話の主人公、

  「モモ」です。

 

 

 

 

コメント
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