ゆうべの
ETV特集「被災農家を救え~若きビジネスマンが挑んだ農業再生550日~」
「津波で潮をかぶった田畑で農業再開の支援を続ける西辻一真さん。復興行政の壁にもがき苦しみながら、農業再生を夢見る日々を追った1年半のドキュメント。」
――なんだか胸が熱くなりました。
どんな状況になっても誠実で、その時その時 懸命に取り組んでおられる。
そんな西辻さんの言動で、とても印象に残る場面が。
話し合いの席。
農家さんたち、生活かかってる訳で、切実、
も、必死。
ある農家さんの率直な発言があり、
西辻さん、じっと聴いてから、
「…僕にしてみたら、アレッ!? って感じなんですけど――」
人によったら、
「そんなの おかしい」とか言ってもおかしくない状況で、
彼の場合は、こういう言葉が出て来た。
「…僕にしてみたら、アレッ!? って感じなんですけど――」
批判とか理屈とかじゃなく、
『今の発言を聴いて、自分の中からは、こんな反応が出てきたんです。』
これは、まぎれもない事実、そのまんまですよね。
自分のふだんの会話でも、話し合いとかでも、
「ちょっと困惑してしまった…」
「私の心がとっても喜んでるのよ~ 」
こんな風にいきたいナ、って私は思いましたね。