NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

春 (2023年3月16日)

2023年03月18日 | 遊び
森の入り口では日当たりのよい場所のクロモジガ花を咲かせました。
椿と共に今年最初に目撃した花です。
これから一気に新緑と花の季節の到来を感じさせる黄色です。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

間伐 (2023/02/11)

2023年02月19日 | 間伐
きっと3年ぶりくらいになるでしょう、森の入り口で間伐をしました。
残っているスギは樹高30m胸高直径50㎝位になってもう間伐は必要ないだろうと思っていたのですが、ある日突然狭苦しく感じたのです。
気付かぬうちにスギはまだ背を伸ばして樹冠が広がり、空を塞いでいたのでしょう。
森は絶え間なく変化し続けている事を改めて認識させられました。


森では中低層木や構造物もあるので、それらを出来るだけ傷つけない様伐倒方向を見定めます。


伐倒開始、途中で何度も伐倒方向を確認し微調整します。


木々の間を抜け狙った場所に正確に伐倒出来ました。


これは3本目に倒したスギです。
倒れた衝撃で杉皮が破裂し剥げました。
初めての経験です。

倒した4本の材は別日に玉切り集材し、市場に運ぶ予定です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

集材 (1月21日)

2023年01月30日 | 間伐
美濃の森造隊の新年最初の活動も集材でした。
1月も後半に入り開けた場所では日差しが温かく感じられる様になって来ましたが、森の中ではまだまだ太陽高度が低いため日差しが地表に届かず凍てついています。
早く太陽の恵みを森の中でも味わいたいものです。


集材用のポータブルウインチは活動の力強い味方です。


土場まで下ろした材はトラックに積み込み易くするため玉切りします。

集材の度にフックを持って斜面を上がり下りするのは意外に足腰に負担が掛かります。
集材は間伐の様に派手さは無く、地味で体力の要る作業です。
寒さと普段の運動不足に負け,集材作業は午前中の2時間だけで終了としました。
我々の今年の目標は、体力向上と粘り強い精神力を養う事ですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

門松作り (12月18日)

2022年12月26日 | 遊び
恵那市のイベント「ミニ門松作り」に便乗する形で今月の活動を行いました。
皆が集まる前の森は凍てついています。


しばらくすると4組の参加者とスタッフが集まり久しぶりに森が賑やかになりました。


お昼に食べる焼き芋の準備も大急ぎです。


鮎の炙り焼きも準備しました。


楽しい食事を挟んでミニ門松が出来上がりました。




楽しい一日でした。
門松を持ち帰った皆さんには年神様が機嫌良く訪れ来年の幸せをもたらしてくれることでしょう。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

集材予定を間伐に変更 (11月19日)

2022年11月24日 | 間伐
朝まで森の入り口上流で集材予定でしたが、集材箇所を選別している内にまだまだ森が暗いのに気付き、急遽間伐作業に変更しました。
前回間伐した日を覚えていないくらいかなり久しぶりの間伐作業です。




一度間伐している箇所なのですが結構掛かり木になり、倒すのに思わぬ時間がかかりました。
ワイヤーで作った木回しを使うもスギの割に細く背が高くて幹がしなり、なかなか回せません。


ほんの少しの間伐だったのに、苦労しました。
集材作業の方が楽だったかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

門松作りイベント紹介

2022年11月18日 | 間伐
12月18日(日)に森の入り口で門松作り、森遊びを行います。
興味のある方は参加下さい。
門松作りチラシ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

集材3 10月8日(土)

2022年10月17日 | 間伐
3回連続で集材を行いました。
集材に時間がかかるのと間伐材が大量にあるのとで、この場所での集材終了時期はまだ判りません。
写真中央杉の木の下に集材の強力な道具の一つ、ポータブルウインチ。


そのポータブルウインチで牽引の様子。
スリングによる簡易取り付けでは、トルクが掛かるとウインチが傾くので、足で抑えます。


貨車で牽引方向を変え、障害物を避けます。


それでも引き出せない時は、玉切りです。


いろいろ工夫を重ねながら集材はまだまだ続きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

集材(9月17日)

2022年09月26日 | 間伐
7月と8月の活動は雨の為中止したので今回は久しぶりの活動となりました。
6月に続いて集材です。
前回同様梯子を使って杉の木に登り出来るだけ高い位置に滑車を取り付け、さらにいくつかの滑車を使ってロープの方向をコントロールしポータブルウインチで材を林道まで引き出しました。

一気に引き出せない材は途中で玉切りします。


先端がつかえやすいので、トビで少し持ち上げます・


引き出した材を林道上で玉切り通行の邪魔にならない場所に集めます。


これで集材の一サイクル終了です。
これを延々と繰り返します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

集材(6月18日)

2022年06月22日 | 間伐
夏草に覆われた森の入り口上流斜面で集材作業を行いました。
間伐後1年以上は経っている材ですから、チップ材として木の駅に出す予定です。
林道は昨年から通行禁止となっていて車が入ってくる心配は有りません。
そこで、林道をまたいで材を出し林道上で玉切りしようと川側のスギの木に滑車を取り付けました。


細い材は30m近くの長さで一気に引きずりおろします。


玉切りをして林道脇に集めます


後はこれの繰り返し。
何度も何度も斜面を上り下りする、まるで足腰のトレーニングをしているような作業です。
大汗をかきながら、乱雑だった林床が片付く気持ち良さを感じ、森で活動するという事はこういう事なんだなと考え続けていました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハナノキの支障木を間伐 (5月21日)

2022年05月26日 | 間伐
隠されていたハナノキが良く見えるように支障木のヒノキを間伐しました。
切り倒した後ろの大木がハナノキです。


細く見えていたヒノキでもしっかり成長しています。」
倒したヒノキは有効に利用します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする