NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

上下流の交流(3月20日)

2009年03月23日 | 協力
土岐川・庄内川の上流地域と下流地域の交流を深めるため、15日にみずとぴあ庄内朝市に来ていた清須市近辺の住民の方々21名が、美濃の森造隊のテーブル作り見学と間伐体験のために恵那市を訪れました。
心配していた雨は朝方に上がり、気温は急上昇。
日差しが暑く感じられるほどの陽気になりました。
今年は春の寒暖差が大きくて桜も人も少々振り回されています。

隊員によるチェンソーでのホゾ作りの実際と解説に皆さん真剣に見入っていました。


テーブル作りの見学の後は間伐地に出向いて人工林の現状と問題、手入れの方法を解説しながら実際の間伐も行ないました。

真ん中に写っているのは見学者最年少の結香ちゃん、5歳です。
倒したばかりの間伐材の皮を剥いて甘い樹液を舐めてもらいましたが、あまりお気に召さなかったようです。
(大人には結構甘さが感じられ、新鮮な驚きだったようですが。)
こんなかわいらしい見学者が増えて我々の応援団になってくれたらいいですね。

見学と間伐体験も無事終わり、皆さんを見送った後の中央アルプスの残雪です。


もう直ぐ手前の田圃にも水が入り、早苗の緑が風に揺れ蛙の大合唱が響き渡る事でしょう。
山や田圃に命と喜びが溢れる季節です。
コメント
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