NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

ブランコ (2月15日)

2015年02月20日 | 遊び
15日の当初予はヒノキの集材でしたが、参加者が少なく急遽ブランコ作りに変更しました。
森の入り口では二つ目のブランコです。
今度のブランコと以前のブランコの大きな違いは、取り付け高さです。
森の入り口のほとんどが人工林で、ブランコをぶら下げる枝を張った広葉樹はほとんどありません。
そこでここでブランコを作成しようとすると、二本並んだスギの立木に横木を渡してそこに吊り下げるしかありません。
そしてどうせ横木を渡すならという訳で、横木の高さを思い切って高くすることにしました。
ブランコを吊り下げる綱を長くすることでゆったりとした乗り心地も味わえるだろうという目論見も有ります。

そして横木を取り付けたのはこの高さです。
約9mあります。

安全帯と登山用ハーネスでニ重に落下を防止していますが、かなり緊張する作業になりました。
時折吹く強い北風で木が揺れると、揺れの振幅が大きく目まいの様な感覚に襲われました。
これもなかなか普段では味わえないスリルです。


そして完成した姿がこちら。
横木は滑車で吊り上げ、チェーンを巻き付け、それをスギの木に打込んだ打ち込みステッキにシャックルで留めました。
揺れ対策とスギの木を痛めない為です。、


作業中に上から見下ろすと、軽トラがこんなに小さく見えました。


小屋もこの通り。


座面の加工はチェンソーで行いました。


今回の作業でスギの立木に横木を留める方法が判りましたので、次はツリーテラスに兆戦です。
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