NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

どんぐり (10月)

2019年11月04日 | 森林
今年も恵那病院の周りでアベマキのドングリを沢山拾って来ました。(10月22日)
昨年沢山拾った源斎橋の辺りでは殆んど無かったのに、ここでは昨年同様沢山のドングリを拾えました。
拾っている間もドングリが木から落ち、その実はアスファルトに跳ね返って硬い殻にひびがはいっていました。
ひょっとすると殻が割れた実は水分を吸い易く、発芽が促進されるかもしれません。
道路に落ちた実は車にひきつぶされるか発芽出来ないで無駄になると思っていましたが、殻が割れてはじけて土に落ちた実の発芽率が上がることで無駄にはならないのかもしれません。
どうなんでしょう。
沢山拾ったドングリの一部はポットに蒔き、苗を作るつもりです。
昨年森に置いておいたポットのドングリは全て何者かに奪われてしまったので、半分は家に持ち帰りました。
残りは森へ置いて、略奪防止にネットを一枚掛けておきました。
しかし、2日後に見てみるとネットの数か所に穴が開き、中のドングリが奪われていました。
そこでネットを3枚重ねてみました。
それでも1か所穴が開けられドングリが奪われました。
どうやらドングリが大好物な略奪者が森にいるようです。
そして今はネットの上に木の枝を置いて様子を見ています。
今のところ大丈夫のようです。


まだ残っているドングリは森のあちこちに少しずつ穴を掘り蒔いています。
このドングリのどれ位が芽を出し、無事育つのでしょう。
今までの経験では確率はかなり低そうです。
人工林にドングリの木が戻る日は来るのでしょうか。

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