NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

名古屋RAC間伐講習 (5月3日)

2014年05月08日 | 間伐
久しぶりに名古屋ローターアクトクラブの皆さんを迎えて、間伐講習を行いました。
森の入り口の今は山桜が花びらを散らし終え、若葉が一斉に成長を始めています。
日当たりの良い地面からは草いきれが立ち上り、風に木の葉がざわめき始め、小鳥の声が高い梢から降り注いでいます。
しかし本日は連休後半が始まって道路は大渋滞、名古屋からの皆さんの到着は大幅に遅れてしまいました。
そこで自己紹介や座学もそこそこに、安全に関する注意だけで到着早速間伐実習に入りました。
場所は森の入り口に隣接するヒノキ林です。

チェンソーの始動方法と安全対策、木を倒す方向に見極めて、正確に倒すための受け口と追い口の作り方、そして掛木の処理方法。
間伐作業のための必要最小限度の知識と実際の間伐作業を数本体験してもらうだけで、あっという間に午後1時近くになってしまいました。

短時間の体験で山を降りる皆さん。
緊張から開放され安堵の表情が見えます。




昼食前の本日の活動の纏めミーティング。


昼食後の一時にブランコを体験。

お疲れ様でした。
間伐体験を通して皆さんの心に森の魅力が少しでも残ったでしょうか。

皆さんを見送った後、我々は山岡の古民家の薪小屋作りと小屋の屋根用製材を行いました。




フリーハンドでの製材はなかなか難しい。

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