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NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

熊森名古屋間伐講習と小栗旬 (4月17日)

2011年04月20日 | 間伐
延び延びになっていた熊森名古屋メンバーの間伐講習を行いました。
参加者は女性6人と男性3人の計9人。
講師陣は三宅さん、鬼頭さん、久しぶりの青島さん、井口さん、そして森岡の5人です。
場所は鍋山、我々が2007年に活動を開始した記念すべき森林です。
しかし、現場に着くと空気の冷たさが気になりました。
4年前の間伐は、最初に手がけた現場が大体そうであるようにやはり間伐不足だったようです。
すでに樹冠が閉塞し、林床には日がほとんど届いていません。
今回の講習を機にもう一度間伐に入ったほうが良さそうです。

間伐講習は二手に分かれて始めました。

チェンソーの始動方法から立ち位置、受け口、追口の作り方、掛り木にしないための正確な伐倒の大切さ、等々の説明をしながらでしたので、一人1本の伐倒で午前中が終わってしまいました。

お昼は、少し車で移動し東濃牧場の草原で摂る事にしました。
遮ることのない草原の明るさは、薄暗い人工林の中とは対照的です。
眼下に阿木のと阿木川湖を見下ろし、正面に恵那山の雄大な姿を見ながらの昼食は話が弾みます。

午後は玉切を行いました。

本日の講習はここまでで時間切れです。
皆さん物足りなかったかもしれません。

帰り道、ちょっと秘密のカタクリ群生地に寄ってみました。

雑木林の中を流れる小川に沿って淡いピンクの花々が密かに咲き誇っていました。


さて、ここまでこのブログを読んでこられた方はいったい小栗旬はどこに出てくるのかとお思いでしょう。
実は小栗旬に会った訳ではないのです。
ただこの日、東濃牧場で沖田修一監督の映画「キツツキと雨(仮題)」の撮影が行われていて、この映画の主人公の小栗旬がいたのです。
この日の撮影は、牧場に沢山の十字架を立てゾンビが蘇るシーンの撮影だったようです。
しかし撮影現場へ通じる道は閉鎖されていて、本日の撮影見学は出来ませんと但し書きが添えられ、見張りの関係者が撮影は夜までかかると申し訳なさそうに教えてくれました。
そんな訳で、ただ単に小栗旬に会える折角のチャンスを残念ながら逃してしまいましたという話でした。

本日は盛り沢山な一日でした。


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