「つながり」の旅 in Paris ~ 人と人、自然、地域との「つながり」 ~

人・自然・地域との「つながり」をテーマにした旅や暮らし(エコツーリズム、スローライフ等)について日々の想いを綴ります。

ストラスブール その②

2021年05月18日 | パリに暮らして~in paris
川に挟まれたストラスブール旧市街は中世の街並みやドイツ風の木組みの壁が多く残り、雰囲気があります。川沿いの散策も快適。
狭い路地に入るとかわいらしい木組みの壁が残っており、独特の雰囲気。

川の中州一帯のプティット・フランスと呼ばれるエリアは、昔から水運の中心や水力発電所となって栄えたところ。今では水の眺め越しに旧市街を見渡せる観光名所になっています。

訪れた時は藤が満開でした。川の中州の公園で子供たちも喜んで遊んでいました。

ストラスブール大聖堂の尖塔も遠くに望めます。

街中のお菓子屋もおしゃれ。


散歩と味を楽しんだストラスブールとコルマールの週末でした。

ストラスブール その①

2021年05月18日 | パリから足を伸ばして
ドイツと国境を接するアルザス地方の中心都市、ストラスブールに来ました。小学校の教科書に載っていた「最後の授業」の舞台となった地域で、何度もドイツとフランスで領有権争いが繰り返されてきた都市です。そのため、今でもドイツ風の木組みの壁が街並みに残るほか、ヨーロッパの平和は独仏の融和が礎になるという考え方から、EUの議会ほか様々なEU関係機関が置かれています。
 
こちらは、トラムで10分ほど町の中心から離れたところにある、EU議会の建物。緑の中に近未来的なガラス張りの建物が出現します。
一帯は、ヨーロッパ地区として、さまざまEUの機関が集まっていて、ブリュッセルと並ぶEUの中心地です。

ちなみに、この近くの広大な公園ではコウノトリの繁殖が行われているようで、街路樹の一本一本の上にはコウノトリが鎮座しています。
こんなに間近にコウノトリが見られるとはびっくり。

でも、なんといっても、ストラスブールで見逃せないのは大聖堂でしょう。
赤い砂岩の外観に圧倒されますが、中でも、教会建築としてはフランスで2番目、世界でも6番目の高さを誇るという尖塔が目を引きます。
中のステンドグラスや彫刻も息をのみます。
巨大なからくり時計もあります。12時半になると動き出すそうです。(これを見るための有料鑑賞チケットも発売されるようですが、訪れた時はコロナで美術館等はクローズされる期間だったからか、やっているのか不明でした。)
 
これまで多くの立派なカテドラルを見てきましたが、間違いなく5本の指に入る圧倒的な存在感(規模感、インパクト)です。

コルマール

2021年05月18日 | パリから足を伸ばして
自宅から10Kmという行動制限を伴うフランス政府のロックダウンが4週間ぶりに解除され、2、3か月ぶりに遠出の旅行に出ました。目指すはドイツに隣接するフランスの東部、アルザス地方。
 
まずは、ハウルの動く城、の舞台となった中世の雰囲気が残る街、コルマールに来ました。
こちらの中世の建物が、ジブリのアニメの背景のモデルの一部だそうです。雰囲気ありますね。旧市街も、こんな感じでかわいらしい街並みが続きます。
105個の頭部が窓枠や壁に装飾として施された、メゾン・ド・テット(「頭の家」)という建物もあります。
 
こちらのハートが並ぶお店はビストロのようで、行ったときはコロナの影響で店内営業ができないので、アルザス名物の「タルト・フランベ」という薄い生地のピザを持ち帰る人が並んでいました。これは、薄い生地に、フロマージュブランというヨーグルトのようなチーズを塗り、その上にベーコンやマッシュルームを載せたものですが、焼き立てで美味しかったです。

すぐ近くには、なめし皮職人街だったエリアが並び、中世のドイツ風の木組みの壁を残した家が立ち並び、独特の雰囲気。

5分ほど歩くと、プティット・ベニスという運河の風景を望む一帯に到着。このあたりのメルヘンチックな街並みも印象的。
旧市街から離れると、フランスチックな重厚な裁判所もあります。

駅自体もかわいらしい雰囲気。
夜はアルザス地方の中心都市・ストラスブールに電車で35分ほどかけて戻り、アルザスの名物料理を配達してもらいました。
真ん中上:肉とジャガイモをじっくり重ね焼きした「ベックオフ」
左下:塩漬け発行させたキャベツとジャガイモ、豚肉を白ワインで煮込み、腸詰を盛り合わせた「シュークルート」
右下:名前を忘れましたが、ジャガイモとチーズ、卵のグラタン風
どれも美味しかったです。