ルクセンブルク2日目の朝は、絶景を求めて「ヨーロッパで最も眺めが良いテラス」と言われる高台に来ました。崖下の市街地と、左手に城壁、前方に古代の城跡を思わせる岩肌、その上に近代的なヨーロッパ地区のビル群を望めます。
↓これは、前日に見た「ボックの砲台」付近の絶壁と、その上に広がるヨーロッパ地区の近代的ビル群の遠景。断崖絶壁の上下に広がる市街地と、EU議会事務局があるEUの中心都市の一つというルクセンブルクの特徴が見て取れます。
崖上の旧市街地と崖に沿って広がる崖下の街並み。
緑に囲まれ、断崖の上に市街地があるので、崖上の市街地を結ぶ鉄道の橋も景観に映えます。
崖下の市街地から望む旧市街の街並み
ノインミュンスター修道院の尖塔と城塞都市ルクセンブルクの象徴ともいえる城壁。
風景が水面に反射して、絵葉書のようです。
ノインミュンスター修道院は、ナチスドイツの占領下、政治犯が収監されたという歴史もあるようです。
ルクセンブルクが古代からの城壁都市であることが下から見上げるとよくわかります。
古くからヨーロッパの交通の要衝にあり、それがために要塞化され、現代ではEUの礎となるEECの創設国家の一つであるルクセンブルク、こじんまりとしていますが、なかなか見ごたえのある街でした。