トゥールーズはガロンヌ川とミディ運河などの水運で栄えた街。暑いだったこともあり、水上から街を眺めることにしました。
街の中心にあるガロンヌ川沿いの遊覧船乗り場にて。
チケットを買った出港1時間前は誰もいませんでしたが、出港間際に行ったら川と運河めぐりの船は満席でした。
ガロンヌ川の橋は、洪水時に水を通過させて橋にあたる衝撃を弱めるため、上のような穴を橋桁に明けているそうです。
運河に入ると木陰でひんやり。水が干上がらないように影を作るため、そして土手を強固にするために、運河のそばには植樹がされたとか。
16世紀に作られたミディ運河は、ルイ14世の頃、ベルサイユ宮殿建設と並ぶ国家プロジェクトだったそうです。
3つの運河が出会うところで折り返し、ガロンヌ川沿いの乗船ポイントに戻ります。約1時間の船旅でした。
乗船ポイントのすぐ近くにある古い教会、中はカラフルな装飾です。
こちらは町の中心にある、サン・セルナン・バジリカ聖堂。8角形の塔が目立ちます。世界遺産の一つです。
スペインのサン・ティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼地として、大勢の巡礼者を迎える巨大な聖堂が作られたとか。
こちらはサンテティエンヌ大聖堂。
さすがフランス第4の大都会だからか、トゥールーズの街には、立派な教会がいくつもありました。