ルーアンはジャンヌ・ダルク終焉の地として知られています。英仏100年戦争中、劣勢の祖国を勝利へ導きながらも魔女として火刑に処された19歳の少女に関する遺跡が街の至る所にあります。
まずは駅から街に伸びる通りがその名も「ジャンヌ・ダルク通り」。その道を行く途中に見えるジャンヌ・ダルクの塔。住宅地の中に突如現れ一見のどかなな雰囲気ですが、幽閉・拷問されたところだそうです…。
ルーアン美術館の中にはジャンヌ・ダルクを特集した部屋があり、絵画や銅像があります。
街の至る所から見える、モネの絵でも有名な大聖堂の中にもジャンヌが…
大きな大聖堂の中を進むと奥のほうにジャンヌ・ダルクのチャペルがあります。
そのステンドグラスには、ジャンヌ・ダルクの活躍から王との接見、捕らえられる様子が描かれています。
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ステンドグラスの全景。
さらに古い街並みの中を進むと、ジャンヌ・ダルクが処刑された地に立つジャンヌ・ダルク教会と巨大な十字架があり、ジャンヌの胸像もあります。
教会の中にはジャンヌを模した銅像があり、ステンドグラスを眺めるように憂いをもって立っています。
ジャンヌ・ダルクは、歴史の教科書で聞いたことある程度でしたが、この地では人々の心の中に深く刻まれているようです。