現地に着いたら、先ずはブルートレインの始発駅バンコクのフアランポーン駅へと向かった。バンコクにはつい半年程前に来たばかりなので勝手は解かる。
チケット予約窓口に並んで、国鉄職員のおっちゃんに
「サワディーカー(こんにちは)…I want to get on The Japanese“BLUE TRAIN”! I'm Japanese Train Lover! I Want to go to Trang,By Express 83…」とか捲し立てると、おっちゃんは「わかったわかった」という感じでみどりの窓口のマルス、じゃなかったウィンドウズベースのチケット予約発券システムに何やらカタカタ入力して、打ち出されたチケットにペンでアンダーラインを引きながら
「トラン行き83列車。お前さんの乗りたいブルートレインだよ。ここを見ろ、2 ANSJRと書いてあるだろ、ANSJRは日本のブルートレインだ、間違いないから安心しなさい!発車は17:05、4番のりばだよ。」とえらく親切に対応してくれた。きっと僕と同じようにブルートレイン目当てで来る日本人の「乗り鉄」が多いんだろうなぁ。。。
「ありがとう!やった、これで念願のタイのブルートレインに乗れるよ!」
ところで僕、挨拶をサワディーカーと言ったけど、これって実は女性言葉なんだよね…後で気が付いた(男性の場合はサワディークラップになるらしい)。窓口のおっちゃんも突然「オネエ言葉」で話しかけてきた日本人鉄オタに面食らっただろうな。