天燈茶房 TENDANCAFE

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九州新幹線さくら、熊本市内陸送第2夜

2010-07-04 | 鉄道
国道3号線緑川橋付近で停車する、陸送中の九州新幹線さくら型車輌

7/1に熊本港に上陸した九州新幹線さくら型車輌
上陸した後は1編成8輌を、4輌ずつ2回に分けて熊本総合車両基地までトレーラーで公道上を陸送されました。
という訳で、7/2未明の陸送第1夜に続き、第2夜となる7/3未明にも陸送を見てきました!

既にマスコミ等でさくらの陸送開始が報道されているし、何より週末金曜の夜なので、さぞかし沿道は昨夜以上の混雑だろうと思いきや、熊本港まで行ってみてもそれほど見物客は多くありません。
それならと、陸送出発地点の熊本港でさくらを見送ることにしました。



7/3午前1時頃、熊本港に到着。
熊本港のフェリーターミナルの奥の方、貨物船が接岸する埠頭付近にさくらの車輌が陸揚げされている筈なのですが、照明もなく真っ暗闇な上に立ち入り禁止なので陸送出発準備中の様子を窺い知ることは出来ません。


午前2時頃、霧雨の中を水色のパトライトを点けたトレーラーが貨物埠頭の方からやって来ました。


間違いありません、新幹線の車輌を牽いています。
今夜のさくら陸送の開始です!


ギャラリー数人が待ち構える旅客ターミナル前の道路へと続くゲート前で暫く停車していましたが、
出発準備を整えて、とうとう動き始めました!


目の前を、トレーラーに牽かれた九州新幹線さくらが通過していきます!凄い迫力!!

でも、如何せん照明が全くないので真っ暗で、よく見えないのです。
という訳で、2輌目の車輌が出発したあとで熊本港から国道3号線方面へと移動開始。
途中、先程見送った2輌目の車輌を追い越し(軽自動車のヴィヴィオ・ビストロで新幹線さくらを追い越した!www)、国道3号線と合流する近見交差点付近へと先回りします。



やがて、さくらが交差点にやって来ました。



ギャラリーに見送られながら、夜明け前の熊本市内の交差点を新幹線さくらが右折していきます!
ここ近見交差点が、さくら陸送ルート上では一番の難所にして見所でしょうね。
でも、かなり広い交差点なので、凄腕のトレーラー運転手さんにとっては何の問題もないのでしょう、あっけなく通過してしまいます。

僕もそのまま国道3号線を南下して再び先回り。
結局、昨夜と同じ緑川橋のたもとで待ち構えることにしました。




ここでも沿道のギャラリーに見送られながら、あっさりと通過していきます。

やがてやって来たのは、今夜最後の4輌目。

おや?路肩に寄せて(と言うか左車線を占有してwww)停車しましたよ!
さくらが、国道3号線緑川橋に停車しました!

どうやらここで、詰まった後続車をやり過ごすつもりのようですね。
これはラッキー!歩道からじっくりとさくら型車輌を観察できます。




車端部の記載も見えます。
クマの表記が熊本在住者としては嬉しいですねぇ!これは地元熊本の車輌なんです!
ちなみにN700系は車輌間の連結部を全面的に幌で覆う構造なので、この表記を見る機会は営業運転開始後はなかなか無い貴重なものかも。


新幹線さくらを自動車がどんどん追い越していきます。


さくら型車輌のすぐ後ろには、こんなトラックがついて来ています。
「危険追越禁止」の電照と、走行ルートも詳細に掲示されていますね。
それから、このトラックには恐らく新幹線車輌から切り離されている線路走行用の台車も積まれているのではないでしょうかね?


更に後方には、警備員の方々を乗せた乗用車も数台続いてコンボイを組んでいます。
停車中は警備の方が後続車を誘導して追い越させていました。

約10分間程停車していたでしょうか?
さくら型車輌は緑川橋を発車、目的地の熊本総合車両基地はもうすぐ先です。
車両基地付近は今夜も、大勢のギャラリーが集まってさくらの到着を出迎えていました。

さて、2夜連続で行われた九州新幹線さくら陸送、第1回は無事に終了しましたが…
この後も、あと10編成分の陸送が予定されています!まだまだ当分の間、この陸送を見ることが出来るのです。
しかもそのうちの1編成は、新800系つばめの最終増備車輌です。水戸岡鋭治先生デザインの世界一ファッショナブルな究極の超高速鉄道車両が、唯一度だけ熊本市内を走るのです。これは見逃せない!!


天燈茶房 TENDANCAFEでは安全第一で、今後も出来る限り九州新幹線陸送をレポートするつもりです。
それでは、また夜明け前の熊本市内でお会いしましょう!