三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

直通バスはコミバスの4倍の赤字を負担!それでも試行せず!!

2013年04月20日 | 公共交通

直通バスの年間ランニングコスト2.5億円を役所試算の直通バスの年間乗車人数61,740人(1日乗車人数252人×開院日数245人)で計算すると、

2.5億円 ÷ 61,740人 ≒ 4050円

乗客が負担する金額150円×往復=300円とは別に、乗客一人当たり4050円(往復)の運賃が赤字補助で支出されます。

直通バス運行業者は300円+4050円=4350円の収入になります。

(利用者は基本的には往復の利用と考えられるので4350円としていますが、片道と考えると2175円の収入になります。)

 

因みに、資料の箱で公開している第2回三木市地域公共交通検討協議会の市内交通の充実に向けて(市内バス交通の整理)では、バスの利用状況についての項でコミュニティバスが大きく取り上げられていますので上記と同じ計算をしてみました。

22年度のコミバス利用者数は91400人、補助金額5000万円、運賃150円

5000万円÷91400人=550円

神姫バスは150円+550円=700円の収入になります。

 

赤字補助(血税支払分)では

直通バス約2000円の負担(乗客一人当たり、片道)

コミバス約550円の負担(乗客一人当たり)

以上から乗客一人当たりの負担は、コミバスの4倍(補助金額は5倍)の費用を費やすのに試行をせずに始めから全路線をフルオープンとは、経営手法の観点から考えても如何に無謀かと言うことがご理解頂けるかと思います。


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