直通バスはその名の通り、統合病院に行くためのバスです。途中下車は出来ません。
例えば一番遠方(53分)の吉川から乗車しても途中下車は出来ません。
病院に用事の無い人は乗ってはだめなんです。
そして、各停留所では停車しません。
吉川からの場合はたった8箇所だけです。
基本的に福祉施策らしいですが最寄に停留所の無い方は当然何らかの方法で行かなければ行けません。
又、高速道路を走るバスはノンステップバス(低床バス)は走れませんので観光バスのようなステップのバスのようです。高齢者には不親切です。
何故こんな施策になるのでしょうか?
現在の市民病院より遠方になった事による時間短縮が目的です。
しかし、高齢者施策や事業費や公共交通網を考えるとヒズミが増すばかりです。
これは年間ランニングコスト2億5000万円をかけ、単独路線で運行させる病院専用送迎バスです。
統合病院の経営にプラスに働くのなら市が行なうのではなく、統合病院が行うべきです。それとも、小野市が賛同しない理由があるのかもしれません。
三木市が行うことは、新たにバス路線を追加し歳出を増やすのではなく、公共交通そもそもの仕組みを見直し予算の圧縮に努めるべきです。
直通バス運行後の市の公共交通に関係する歳出額総額は約5億2000万円
それは、法人税収入約7億円に相当します。