三木市の消防体制について
広野分署、吉川分署の職員数が状況があまりにも少ないので「市民の安全安心」が守れるのか!
本会議の要約です。
消防職員の条例定数は93人
実人員91名
今年度退職者数は7名
次年度新規採用者数は7名
Q:7名が消防学校等にほぼ1年研修に行きそれだけ欠員が出るので、
実質84名ですが、定数は増やせないか?
A:職員間で協力しており、今まで支障をきたしたことはない。
広野分署では5名、吉川分署では分署長と職員5名。
広野管轄34000世帯で救急出動があった場合3名が救急車で出動、同時に火災があった場合2名で消火活動へ行くことになります。
交通事故の場合救急車と消防車同時に出動する場合があり、他からの救急要請があった場合、その分署では対応不可能です。
吉川分署の場合は、同上のようなことがあった場合、本署から20分以上かかるにも関わらず、そのような状態です。
Q:消防体制の充実、危機管理体制の充実、安全安心のまちづくりを考え定数を増やせないか?
A:市長)市民の安全安心を守っていくのは市政運営方針の大きな柱の一つです。しかし、消防力基準が113名(三木市の場合)これを満たしている自治体は1800の内0、充足率の平均は77%(全国)
兵庫県76%、三木市81%、小野市63%と高い充足率であり、今の段階では増員については考えていない。
私は、他市と比較することなく三木市民に対しての「安全安心」の取り組みにについて、最低限の担保は必要だと考えます。又、全国で満たしているところが無いことで三木市も同じで構わないと言う論点はずれており、市民の安全安心を守る市長の最低限の責任を全うして欲しいと言う思いで再度確認しましたが、再考することは無いと答弁がありました。
誠に残念なことでありますが、安全安心を守っていくために引き続き議論を重ねていきたいと思います。