先のブログを書き終えた後、三木市のホームページを見てみると、市長の閉会挨拶が掲載
されていました。
唖然としましたが、市民活動を否定するような発言が掲載されていますので
御覧頂ければ幸いです。
しかし、これが元に動議を出されたことを理解しての掲載なのでしょうか。
理解しての掲載なら、市民や議会に対して挑発的な行為と言わざるを得ません。
やはり、原稿あったのでしょう。
この度は、「検査権行使の為の動議」及び「署名を受理し、審査会開催を求める決議」
については、閉会日までに、事前に提案して書式を整えていますので、内容が市長サイドに
伝わったと考えるのが妥当だと思います。
その立場の人は、ある程度限定されてきます。
(ここでも、釈然としないものを感じます。)
三木市長不信任動議については、本会議当日、対象事件が発生してから提案内容等を提出しますが、同じように伝わっていた可能性も考えられます。
しかし、既に市長挨拶が終了していた為に当局として発言は出来ませんでした。
神戸新聞NEXT➡http://www.kobe-np.co.jp/news/miki/201612/0009770691.shtml
下記は、閉会の市長挨拶です。
http://www.city.miki.lg.jp/pdf/topics_20161221.pdf
閉会に当たりまして、ごあいさつを申し上げます。
このたびの定例市議会は、去る11月29日の開会以来、
平成 28年度各会計補正予算などについて、ご審議を賜りました。
議員の皆様におかれましては、終始ご精励を賜り、
本会議並びに 各常任委員会におきまして、
それぞれ慎重なるご審議を尽くされま したことに対しまして、
敬意を表す次第でございます。 おかげをもちまして、
このたびの市議会に提案いたしました議案 につきまして、
適切なるご決定を賜りましたことに、改めて御礼を 申し上げたいと思っています。
しかしながら、先ほど「市長倫理審査請求書を受理し、
市長等倫 理審査会の開催を求める決議」が提案され、可決されました。
審査 会の開催を求める有権者の約50分の1の声。
これは市長等倫理条例の趣旨、目的を超えたものを求める声であ り、
倫理の名を借りた私へのいわば政治的なイメージダウンを
図ろ うとするものとも捉えられかねません。
この一連の件にかかる市長への処分につきましては、
すでに3月 議会にて議会において可決され、処分まで済ませているところでご ざいます。
一度処罰された事実については、再び処罰はされないというのが、
法律上の大原則でございます。 そのような法の根本原則に照らしましても、
今回の議会の結論は 少数の意見・声を意識しすぎたものであり、
かつ議員自身の保身を 図ろうとするものとも捉えるわけでございます。
それは市政の本筋を著しく歪めるものであり、到底納得できるも のではありません。
いやしくも市民の代表者であるなら、「後ろ向きの議論はもうた くさんだ」、
このようにおっしゃる大半の市民の声に真摯に耳を傾け られるべきだと考えます。
すでにケリがついたものに、このような後ろ向きの姿勢をいつま でも
取り続けることを大半の市民が真に望んでいると考えられるな ら、
それは大きな間違いでございます。 また、この度請求書を受付しなかったのは、
いやしくも行政の執 行機関として、公平に条例の趣旨・目的に照らし、
判断したためで ございます。それをないがしろにするこの度の決議は、
地方自治法に定める二元代表制の域を超えるものであると考えます。
このような決議を可決なされるのならば、
地方自治法第178条 に基づく市長不信任を可決するのが筋であります。
よって、市民の代表としての立場、また、法に定める範囲を逸脱 するような
今の三木市議会が正常に機能しているかどうか、はなは だ疑問に感じる次第でございます。
行政としては、決議されようと、市長等倫理審査会を開催するも のではありません。
自分たちの主張を押し通そうとされる一部の声に、何ら左右され ることなく、
前向きに三木創生をやりぬき、そして、民主主義の最 大のルールである、
一年後の市長選挙において黒白をつけさせてい ただく所存でございます。
以上をもちまして、閉会のご挨拶といたします。
この度、可決された決議案は、
よつ葉の会・公政会・共産党・古田議員・岸本議員・大西は賛成です。
市長は、可決した議会(賛成した議員)に対して、上記のような意見を述べられています。
会派又は議員(一部の会派、議員を除き)としての姿勢を貫くき、
三木市長不信任動議に賛成は、
公政会・共産党・古田議員・岸本議員・大西です。
残念ながら、否決となりましたが、議会のポジションが明確に表れたのではないかと思います。