三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

借金の事実・市の説明は嘘ではありませんが誠意に欠けると思います。

2017年03月01日 | 三木市財政

 

17年(薮本市長就任前)の借金720億円➡

内訳:一般会計400億・下水道事業会計255億・農集事業26億・病院事業35億・その他4億=計720億

後に農集事業は下水道事業に統合され、

病院は閉院で清算の大部分は市債残高から除かれるように、水道の基金から借入れており、三木市は水道事業に毎年8500万円の利息を払っています。

 


29年度見込みの借金591億円➡

内訳:一般会計371億・下水道事業会計220億=計591億

 


差し引き

一般400億ー371億=29億円の減少

下水255億ー220億=35億円の減少

        計 64億円

(64億+26億+35億+4億=129億)左記については、検証して後日改めてお知らせしたいと思います。

 


私がお伝えしたいのは、三木市全体の借金とすることによって、現三木市政の失政を隠蔽出来ることです。

下水に関しては、企業会計で負担金や分担金や手数料から得た収入で計画的に返済していきます。下水255億ー220億=35億円 (13.7%返済)


その反面、一般会計は市長の政策が大きく反映されます。

一般400億ー371億=29億円 (7.2%返済)

この11年間で29億円しか返済できていませんが、合算して三木市全体とする事によってそれを隠蔽出来ます。

 


金額から比較しても会計の小さな下水の方が多く返済しています。

一般会計と下水を合算しただけで13.7%+7.2%=20.9%も返済した結果になりますが、実質的に意味はありません。

 



薮本市長は、県市町振興課課長から総務省へ出向して県・国で多くを学ばれたのでしょう。

また、全ての職員では有りませんが、このような手法を使って市民に説明を行う

職員も、市長から多くを学び支持されているのでしょうが、

今後の三木市にとって私は大きな損失だと思います。


例えば、大卒で入庁した職員は職員としての経験を積む一番大切な期間の12年間

薮本市長の下で研鑽したとすると、22歳で卒業して12年➡34歳です。

市民に対する姿勢や実行力など勘案すると、残念ながら大きな疑問が残らざるを得ません。


ただ、職責を捨てずに日々愚直に職務を遂行されている職員がいることも事実です。それらの職員を陰から応援する事も我々の仕事だと考えています。



兵庫県ランキング

画像

http://blog.goo.ne.jp/admin/showimagedetail/?iid=0799865074cf9a8afcb10dad6543b92c&return=%2Fadmin%2Fimgmanage%2F%3Flimit%3D24%26type%3D1%26did%3D%26window%3Doff%26img_order%3Ddesc%26img_year%3D0%26img_month%3D0%26version%3Dnew%26offset%3D768