昨日、学校再編検討会議が開催され提言(案)が示されました。
概略は以前に発表のあった内容に沿ったものとなっています。詳細は次のブログでお知らせしたいと思います。
以下は、先日総務文教常任委員会が開催されましたが、その中で、統廃合についての私と教育委員会の問答の一部です。
※志染中が緑中へ統合することを前提とした場合の高男寺から青山へ上る長い坂道について、安全な通学方法を議論したところ、担当者から帰ってきた言葉が次の言葉です。
「学校で決めていくことなので協議をしていかれたらいいのではないかと思います。」
大西:統廃合の問題について再編検討委員会では話し合われていて、保護者や地域
の人も意見がある中で、担当課も課題解決に取り組まなければならないと思う。
部長:仰る通りだと思う。保護者や地域から頂いた課題については、教育委員会と
しても提案していく。
※次は保護者が学校へ行く場合の駐車スペース確保について
大西:もし、緑中と統合するのであれば、地元の議員として強く言いますが、保護者が緑
中で駐車するスペースを是非確保して下さい。教育長に強くお願いします。
(※予算の関係上、令和3年に統合予定ですので、駐車スペースも含め事前に対応しなければならない問題は、今年度中に予算組をして、令和2年に工事等を行う必要があります)
教育長:確約出来るものではありませんが、今後統合準備委員会で保護者・学校・地域の方の意見を聞きながら判断をしていきたいと思いますが、統合準備委員会は要望会、とかそういうものではなくて、やはり、子どもの教育にとって一番いい形が今回の統合であると考えていますので、子ども達にとってよりよい教育環境を最優先で考えている。
(この時の担当者の駐車スペースについての答弁は、志染中保護者については、イベント等の時は緑が丘公民館、青山公民館で駐車してもらって、徒歩で学校まで行ってもらう。と言うものです。)
大西:子ども達の為に課題解決するのであれば解決して頂きたい。要求会と言う考え方で
はなくて、今、その先に見えている課題について、これは取り組んで
おかなければならない問題であろうと思うから、いま話をしている。
地域代表の議員としての考えも参考にして欲しいと思う。
ここで驚いたのは、教育長の「要求会」と言う言葉です。
要求会??です。
学校統廃合について、子ども達や地域にとって、非常に大きな問題であり解決しなければならない問題については、慎重に取り組んでいます。
市民の代弁者として発言しましたが、教育行政のトップがその意をくみ取ることなく、「御上」「上から目線」的な発言をされた事に対し落胆せざるを得ませんでした。
また、その様な発言をする事自体、改善策や対応策を市民が提案したとしても、考え方の根底には「また、市民の要求か」となり、
本質の議論に及ばない事を危惧するものです。