宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

宮城県花き品評会及び宮城県農林産物品評会に入賞しました

2024年11月28日 08時27分01秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和6年11月9、10日に令和6年度宮城県花き品評会がせんだい農業園芸センターを会場に開催され、同月14、15日に令和6年度宮城県農林産物品評会(うるち玄米の部)が宮城県庁を会場に開催されました。

 花き品評会には管内から切り花や鉢物が7点出品され、南三陸町の及川利恵様のスプレーギクと気仙沼市の有限会社気仙沼園芸様のシクラメンがともに銀賞に入賞されました。また、うるち玄米の品評会には管内から5点が出品され、気仙沼市の合名会社外浦農場様が知事賞3等に入賞されました。

 受賞された皆様、大変おめでとうございました。

         
 (及川様)     (気仙沼園芸様)    (外浦農場様)

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

農業講座「落ち葉を使った腐葉土作り」を開催しました

2024年11月25日 15時54分47秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

   

 11月5日に白石市立白石南小学校・白石南中学校の授業として、腐葉土作りを体験する農業講座を開催しました。

 本講座は、小・中学生が実際に土づくり等、農業に関連する作業を体験することで、農業への関心や地域に対する愛着を持ってもらうことにより、将来の地域の担い手確保につなげることを目的としています。

 今回は生徒26名を対象に当農業改良普及センター職員が講師となり、学校周辺の落ち葉を使った腐葉土づくりについて説明と指導を行いました。

 説明を聞いた後、生徒達は収集用の袋を持って学校周辺の野山に行き、和気あいあいと多くの落ち葉を袋に詰め、集積場所まで持ってきました。生徒達は、山盛りの落ち葉を集めたお互いの袋を見て驚き、満面の笑みを浮かべていました。その後、集まった落ち葉に分解を促進する資材と水を混ぜ合わせると、興味深そうに見入っていました。

 出来た腐葉土は学校敷地内の菜園や花壇等に使用される予定とのことで、生徒達は自然の循環にも興味を持ったようでした。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 

     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和6年度宮城県農林産物品評会(うるち玄米)を開催しました

2024年11月25日 13時42分16秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和6年11月14日、15日に、宮城県庁1階ロビーにて、県内農林産物の生産振興と県民の皆様に知っていただくために農林産物品評会(うるち玄米の部)を開催しました。

 県下全域から136点の玄米が出品され、その中から品質や外観が最も優れたものに農林水産大臣賞が授与されました。その他の入賞品や出品されたすべての玄米の展示を行い、県民の皆様にお披露目しました。

 なお、農林水産大臣賞を受賞したエコファーム蔵王株式会社(蔵王町)は、来年秋に宮中で行われる新嘗祭で使用するお米を宮城県を代表して献納する予定です。

 

〔農林水産大臣賞受賞者〕

 蔵王町 エコファーム蔵王株式会社

 品種:ひとめぼれ

 

 その他の入賞者は、県のウェブページをご確認ください。

(URL)https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/nosin/r4hinnpyoukai_kekka.html

 

〈連絡先〉

宮城県農政部農業振興課普及支援班

仙台市青葉区本町3-8-1

TEL:022-211-2837

FAX:022-211-2839

E-mail:gbfs@pref.miyagi.lg.jp


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「なとり・ぐるっと親子講座せり収穫体験」が開催されました

2024年11月14日 14時03分00秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 名取市地域農産物等消費拡大推進協議会(事務局:名取市農林水産課)が主催する「なとり・ぐるっと親子講座せり収穫体験」が、令和6年11月9日に開催され、普及センターは運営支援を行いました。

 当日は、秋晴れの中、12家族37人の親子が、「せり」の収穫や洗浄を見学した後、洗浄・調製作業を体験しました。

また、講師を務めた生産者からは、名取市でせりが栽培された歴史や栽培の苦労について、JA担当者からは食卓にせりが並ぶまでの流通についてパネルを使いながら説明がありました。

参加者からは「井戸水で栽培するのですか。水は冷たくないですか。」「鴨除けにネットを張るのですか。鴨の被害があるなんて初めて知りました。」などの声が聞かれ、栽培の苦労を実感したようでした。

 また、生産者からは、「『仙台せり』がGI登録を取得しました。品質に気を付けて出荷しています。鍋物などで美味しく召し上がってください。」とPRがありました。

普及センターでは、地元の農業への理解を深める取組を支援し、名取市の特産品のファンが一人でも多く増えるよう努めていきます。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

農業講座「花苗寄せ植え体験」を開催しました

2024年11月11日 11時15分03秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

9月18日に、柴田町立船岡中学校で花苗の寄せ植え体験を行う農業講座を開催しました。

本講座は、小・中学生に、地域の農業者との交流の機会を通して地域農業の魅力に触れ、農業への関心や地域に対する愛着を持ってもらうことで、将来の担い手確保につなげることを目的としており、今年度で3年目の取組となります。

今回は、JRC委員会(JRC:青少年赤十字)の生徒24名に、川崎町で花壇苗を生産している佐藤重喜氏が講師となり、パンジーとキンギョソウの花苗の寄せ植え指導を行いました。

生徒達は色とりどりの花苗から好みのものを選び、土の量や植え付けの深さなどのアドバイスを受けながらプランターに植え付け、最後に講師からの「合格」の声を聞くと満面の笑みを浮かべていました。校門から校舎の正面口までの通路の両脇に配置されたプランターは春まで咲き続け、生徒や来校者の目を楽しませてくれることでしょう。

    

   

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 

     TEL:0224-53-3253 FAX:0224-53-3138


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岩沼市の農事組合法人玉浦南部生産組合で復興支援感謝祭が開催されました

2024年11月07日 13時50分57秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 11月4日、雲一つない晴天の下、岩沼市の農事組合法人玉浦南部生産組合による復興支援感謝祭が開催されました。昨年から始まったこの感謝祭は、玉浦南部生産組合が東日本大震災からの復興に向けて受けてきた様々な支援への感謝の気持ちを還元し、地域の元気を取り戻すために企画されたものです。

 当日は午前10時の開会前から、新米やさつまいもの掘り取りを目当てに来場した地域住民などで大行列となり、先頭に並んでいたお客様に至っては、7時半に到着して開会を待っていたとのことでした。

 震災から13年が経過し、被災した岩沼市沿岸部の復興も進んできましたが、これからは次の世代にとっても魅力的な地域の再生に向けて、今回のような取組が一層進むことを期待するとともに、普及センターも積極的に応援したいと考えています。

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第2回JA新みやぎあさひなまつりが開催されました

2024年11月06日 19時20分52秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和6年10月27日(日)に第2回JA新みやぎあさひなまつりが開催されました。本まつりでは、仙台牛の試食販売や、生産者による野菜・きのこ類・加工品の販売、JA女性部・青年部による出店、農機具の展示などが行われ、当日は天候に恵まれて多くの人で賑わいました。

 また、あさひな地区(富谷市、大和町、大郷町、大衡村)の農林産物などが一堂に会した農林産物品評会が行われ、「玄米」や特産品の「ねぎ」をはじめ、野菜、果実など108点が出品され、普及センター職員が審査を行いました。

 高温等の影響により、生産者は農産物の管理に大分苦労されたようですが、出品物は揃い・品質が高く審査は難航しました。最も優秀な出品物に対して、主催者のJA新みやぎからの表彰と副賞として各市町村長賞及び仙台地方振興事務所長賞が授与されました。

 普及センターでは、地域農産物の生産振興・消費拡大に向けた取組を引き続き支援してまいります。

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8320

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地域計画策定に係る関係機関の検討会が開催されました。

2024年10月25日 17時15分15秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 農業経営基盤強化促進法等の一部を改正する法律が施行され、市町村は令和7年3月までに将来の地域農業の姿を描いた「地域計画」を策定することになりました。当管内の気仙沼市では、市内7地区で計画を策定するために、昨年度から各地区ごとに説明会や協議の場が設けられ議論を重ねてきました。

 今年度は、7月から9月にかけて、全地区で、昨年度に出た意見をまとめた地域計画の素案等を説明し、計画内容や担い手等の協議を行いました。

 今回、関係機関による検討会が開催され、全地区での協議の振り返りや今後の進め方について協議を行い、年度内策定までの工程を確認しました。

 また、農地転用の手続きにおいて、地域計画の変更協議が必要になる場合があることについての周知方法も協議しました。今後は、市の広報や行政書士への通知など時期や方法について検討を進めることとしました。

 県では、地域計画策定が円滑に進むよう、市町に継続した支援を実施していきます。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加美町の若手農業者による地域活性化イベント「カミヤングイチ」が開催されました。

2024年10月23日 13時27分30秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 加美町の薬莱山にある「やくらい土産センター・山の幸センター」は農事組合法人やくらい土産センターさんちゃん会が運営する農産物直売所で、平成6年のスタート以来、中山間地である当地域の活性化に寄与しています。

 また、当直売所は加美町で地域おこし協力隊終了後に町内に定住、就農している若手農業者の活動拠点ともなっており、普及センターでは直売所の経営改善とともに若手農業者による地域活性化活動の支援を行っています。

 令和6年10月20日には、若手農業者と直売所が共同で地域活性化を目的としたイベント「カミヤングイチ」が開催されました。

 当日は若手農業者が生産した農産物、加工品などの販売や豚汁、杵つき餅のおふるまいが行われ、多くの来場者が訪れ、大盛況な1日となりました。

 普及センターでは、今後も若手農業者の活動支援を通じて、加美町の活性化に向けた支援を行っていきます。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

色麻町えごま品種比較試験の現地検討を行いました

2024年10月23日 10時09分31秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 色麻町内で栽培しているえごまの従来品種は収穫適期が短く、生産拡大の課題となっていたため、今年度から町えごま栽培推進協議会と普及センターでは収穫時期の異なる5品種の導入試験を実施しており、令和6年10月17日に現地検討を行いました。

 色麻町のえごまの収穫は、例年10月中下旬に行われていますが、今回試験した5つの品種のうち、1番早い品種で9月下旬に収穫が始まり、現時点で残る3品種の収穫が11月上旬まで順次続く見込みです。

 試験ほ場の農業者からは、「従来品種の刈り取り後に続けて収穫できる品種があればよい。草丈が短い方がコンバインの作業性がよい。今回供試している中で有望な品種があれば来年から本格導入したい。」など意欲的な発言がありました。今後、栽培特性や収益性などをまとめ、導入の検討をしていく予定です。

 普及センターでは、引き続き町の特産物えごまの生産振興を支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする