宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JAみやぎ登米米山イチゴ部会現地検討会・農薬講習会が開催されました!

2024年10月30日 14時29分34秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年10月23日に、JAみやぎ登米米山イチゴ部会現地検討会・農薬講習会が開催され、部会員4経営体6人が参加しました。

 宮城県農業・園芸総合研究所の職員及びJAみやぎ登米の担当者とともに、ほ場を巡回し、生育状況の確認及び今後の管理について指導を行いました。       
 これまでの生育は順調で、高温の影響が懸念された花芽の出も揃っていました。また、これまでの適切な防除により病害虫の被害はごくわずかにとどまっています。
 普及センターでは、今後もイチゴの安定生産を図るため、ほ場の巡回指導を通して適切な栽培管理支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水稲品種「にじのきらめき」現地検討会が開催されました

2024年10月30日 13時52分52秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和6年10月22日(火)に、高温登熟耐性と耐倒伏性、多収性に優れた水稲品種「にじのきらめき」の現地検討会が「JA新みやぎ栗っこ多収穫米生産部会」の主催で開催され、栽培者や栽培希望者、JA職員等関係者25人が参加しました。

 はじめに室内での検討が行われ、JA職員による「にじのきらめき」の品種の特徴の紹介、実際に栽培した生産者からの栽培体験の紹介、卸業者からは、実需での「にじのきらめき」の利用状況や需要の見通しについて説明がありました。

 当普及センターでは、「にじのきらめき」作付ほ場を「高温登熟対策技術展示ほ場」として設置していることから、生育調査の結果について、「ひとめぼれ」に比べて、出穂期が2週間程度、成熟期が1か月間程度遅くなり、高温となる期間を避けられていることについて、説明を行いました。

 次に、現地ほ場で、刈取直前の「にじのきらめき」の成熟状況の確認を行いました。

 参加者は、「にじのきらめき」と「ひとめぼれ」を比べて1か月間ほど成熟期が遅くなる特徴について興味を示し、稲を真剣に見つめていました。

 普及センターでは,収穫後に、高温登熟耐性を確認するとともに「にじのきらめき」の収量・品質の向上に向けて支援してまいります。

  

「にじのきらめき」の栽培体験の紹介

  

「にじのきらめき」の現地ほ場視察

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    

TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和6年度石巻農業士会・石巻地区4Hクラブ交流会

2024年10月30日 13時39分34秒 | ②新たな担い手の確保・育成

令和6年10月8日、令和6年度石巻農業士会、石巻地区4Hクラブ連絡協議会の交流会が開催されました。

この交流会はコロナ禍でしばらく開催されていませんでしたが、昨年度から再開しています。

農業士14人、4Hクラブ員6人のほか、石巻管内で今年度の先進農業体験学習を行っている農大生3人も参加し、和気あいあいとした和やかな親交の場となりました。

交流会では、農業士と4Hクラブ員の情報・意見交換が活発に行われ、ゲストとして参加した農大生にとっては大先輩である農業士の方々や年齢の近い4Hクラブ員との交流は今後の進路の選択やご縁をいただいた有意義な時間になったと思われます。

このような交流を機に更なる活動の活性化と発展につながるよう、今後も農業士と青年農業者の活動を支援していきます。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みやぎ農業未来塾「石巻地域の農業紹介講座Part2」を開催しました。

2024年10月30日 13時23分05秒 | ②新たな担い手の確保・育成

令和6年10月7日、令和6年度みやぎ農業未来塾「在学者コース~石巻地域の農業紹介講座」の第2回目を開催しました。

本講座は、高校生を対象に地域農業の優良事例を紹介し、進路選択の参考と学習意欲の向上を図る目的で開催したものです。

今回は、石巻北高校食農系列2年生7人を対象に、施設園芸型農業法人の有限会社サントマト石巻を訪問し、同社代表取締役から大型園芸施設での栽培や自社ブランドの高糖度トマトの販売戦略等について説明を受け、葉かきなどの作業の様子を見学しました。

生徒らは1haのハウスの広さに驚き、さらに、生産されたトマトの8割が地元の石巻青果に出荷されるほか、仙台、秋田、盛岡など東北各県に出荷されていることを聞いて、メモをとる姿が見られました。

当普及センターでは、本県農業を担う若手農業者の確保に向けて、引き続きこのような機会を企画してまいります。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宮城県農業大学校生 33日間の先進農家体験学習無事終える!

2024年10月29日 12時47分50秒 | ②新たな担い手の確保・育成

令和6年10月11日、石巻合同庁舎において、令和6年度宮城県農業大学校先進農家体験学習終了式が開催されました。

今年度は3名の農業大学校生が、石巻市及び東松島市の農業法人で、33日間の研修を受けました。

終了式では、学生から研修先への御礼の言葉として、「毎日忙しかった、でも本当に実になった」、「仕事の内容だけではなく、あいさつすること、声がけの大切さも改めて学んだ」など、研修で得たことや、「従業員の方々にもあたたかく迎えてもらい、あっという間の33日間だった。本当にありがとうございました」と心からの感謝の言葉がありました。

受入した法人の代表者からは「常にメモを取ったり、質問したり等、積極的な姿勢が見られ、こちらも学ばせてもらった」、「これを縁に、今後も気軽に来て、学びを広げていって欲しい」との声が聞かれました。

当普及センターでは、今後も次世代を担う人材育成を支援して参ります。

 

宮城県石巻農業改良普及センター

地域農業班

(TEL)0225-95-7612

(FAX)0225-95-2999


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋晴れの下、「グリーンな栽培体系」について紹介しました

2024年10月29日 11時26分25秒 | ⑧環境に配慮した持続可能な農業生産

    普及センターでは、プロジェクト課題として、「慣行よりも減肥を行ったペースト二段施肥」と、「非プラスチックコーティングの緩効性肥料栽培」及び「堆肥入り肥料+流し込み施肥」を設置し、従来の環境保全米から一歩進んだ「グリーンな栽培体系」と、生産者の選択肢拡大に向けた検討・検証を行っています。

   去る10月20日、JAみやぎ登米本店を会場に開催された「JAみやぎ登米アグリフェスタ」で、「グリーンな栽培体系」を紹介しました。

    会場ではパネル展示とチラシの配布を行いましたが、パネルを見た来場者からは、減肥の量や非プラスチックコーティング肥料の仕組みなどの質問があり、関心をもってもらえたのではないかと感じました。

 今後も様々な機会を通じて「グリーンな栽培体系」の周知を図ってまいります。

パネルの内容を来場者に説明する様子

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地域計画策定に係る関係機関の検討会が開催されました。

2024年10月25日 17時15分15秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 農業経営基盤強化促進法等の一部を改正する法律が施行され、市町村は令和7年3月までに将来の地域農業の姿を描いた「地域計画」を策定することになりました。当管内の気仙沼市では、市内7地区で計画を策定するために、昨年度から各地区ごとに説明会や協議の場が設けられ議論を重ねてきました。

 今年度は、7月から9月にかけて、全地区で、昨年度に出た意見をまとめた地域計画の素案等を説明し、計画内容や担い手等の協議を行いました。

 今回、関係機関による検討会が開催され、全地区での協議の振り返りや今後の進め方について協議を行い、年度内策定までの工程を確認しました。

 また、農地転用の手続きにおいて、地域計画の変更協議が必要になる場合があることについての周知方法も協議しました。今後は、市の広報や行政書士への通知など時期や方法について検討を進めることとしました。

 県では、地域計画策定が円滑に進むよう、市町に継続した支援を実施していきます。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気仙沼合庁地場産品直売会に(株)サンフレッシュ小泉農園、南三陸大粒ぶどう協議会が出店しました

2024年10月25日 17時11分39秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年10月4日、気仙沼合同庁舎で地場産品直売会が開催され、気仙沼管内の食品事業者や生産者が出店し、地場産品が販売されました。出店者のうち、株式会社サンフレッシュ小泉農園はトマトや「港町玄米」(玄米食専用品種「金のいぶき」)、南三陸大粒ぶどう協議会は協議会員が生産したシャインマスカット等の大粒系ぶどう「しおかぜ葡萄」が販売されました。特に、今年からブランド化された「港町玄米」と「しおかぜ葡萄」に関心を持つ方が多く、味の特徴などについて質問をしながら購入する様子が見られ、地元農産物をPRする良い機会となりました。

 

<連絡先>

 宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「初心者歓迎!みんなの農業機械セミナー」を開催しました

2024年10月25日 16時45分05秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年10月18日に石巻農業改良普及センター主催で「初心者歓迎!みんなの農業機械セミナー」を開催しました。

 本研修会は、宮城県女性農業者活躍支援事業の一環として、次代を担う女性農業者を対象に、農業全般に関する知識習得等を目的として毎年さまざまなテーマで開催しています。今年度は、農林水産省「農業女子プロジェクト」参画企業であり、女性の声を形にした農機具を販売している株式会社ヰセキ東北から講師を招き、トラクターや耕運機、斜面草刈機の安全な使い方やメンテナンス方法等について、実習も交えて講義いただきました。

 法人等従業員の方や新規就農者のほか、新規就農希望者等、14人の参加があり、大盛況のうちに終了しました。参加者からは、「農業機械の運転は初めてだったが、丁寧に教えていただき分かりやすかった」「楽しく体験ができ、就農への夢が広がった」といった感想をいただきました。

 石巻農業改良普及センターでは、今後も女性農業者等を応援する様々なイベントやセミナーを企画していきますので、ぜひご参加ください。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和6年産 枝もの用クロマツの収穫が始まりました。

2024年10月24日 15時56分54秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 南三陸町の農業法人「株式会社南三陸Pine Pro(パインプロ)」で10月21日から令和4年に定植した枝もの用クロマツの収穫が始まりました。
 当日は秋晴れの晴天で、心地よい汗をかきながらの収穫作業でした。
 枝もの用クロマツは、年末年始の門松、玄関用飾り、生け花などに利用される花材で、1メートル程度の若松、30センチ程度の小松に分けて出荷するため、ほ場で収穫したクロマツは出荷調製作業場に運びこまれ、余計な枝・葉を取り除く調整作業のほか茎の太さや枝の長さで選別する作業が行われます。
 1年ぶりに調整・選別作業をするパートの方々は、近くの人と相談し、思い出しながら作業を始めましたが、30分もすると、手慣れた様子で黙々と作業を行い、調整・選別されたクロマツが次々と山となっていきました。今年は約80アールのほ場を収穫する計画で、11月末まで作業が行われます。
 事故無く、怪我無く収穫作業が行われるように、普及センターでは適宜巡回しながら支援していきます。


(調製・選別作業打合せの様子)

<連絡先> 宮城県気仙沼農業改良普及センター
      先進技術班TEL:0226-25-8069、FAX:0226-22-1606


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする