宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

北限のオリーブ初搾り!

2024年10月03日 16時57分52秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 収穫前のオリーブの実 収穫前の実  手選別の様子 洗浄・搾油

東日本大震災の津波で被災した石巻市沿岸部で、特産化を目指して栽培している「北限

のオリーブ」の収穫と搾油が、9月30日から始まりました。

 当日は、早朝から手摘みで収穫したオリーブの実を搾油場に搬入し、品質の良い果実の

みを搾油するために手選別、その後冷暗室で洗浄、粉砕、遠心分離機にかけて搾油、高品

質な製品にするために収穫から搾油までを6時間以内で行っています。

 今年初めて搾油されたオリーブオイルは濃いエメラルドグリーンを呈し、風味は青りん

ごのような爽やかな香りとスパイシーさが感じられるフレッシュな出来上がりとなりまし

た。

 販売は10月中旬以降、石巻市内の道の駅等の直売所で予定しております。最高級品の

エキストラバージンオイルをぜひお買い求め下さい。

 

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第二版 TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999

 


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みやぎ農業未来塾(Aコース)が開催されました

2024年10月03日 16時54分31秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和6年9月13日(金)にみやぎ農業未来塾(Aコース)を開催しました。本研修は、管内の先進経営体の経営事例を視察し、個々の知識習得に役立てることを目的として開催しており、地域の農業後継者である4Hクラブ員や宮城県農業大学校の学生など16人が参加しました。また、本研修は登米市農業士会の経営向上研修会も兼ねており、管内の農業士が相互に経営状況を視察することで会員個々の経営発展を図るものでもあります。

 当日は農業士の3人、株式会社エス・ティエフの代表取締役の佐藤瑛彦氏、TOMOTOファーム代表社員及び農業士会会長の大立目忠徳氏、株式会社たいら代表取締役の千葉翔太氏のほ場を訪問しました。各農業士からそれぞれの経営の概要や理念の説明を受け、農業経営に取り組む姿を学びました。参加者は視察先の経営の特徴や工夫している部分について互いに意見を交わしていました。また、農大生は質問を通じて研修先や自家と視察先との技術的な違いや、他分野の経営内容について理解を深め、非常に有意義な研修となりました。

 普及センターでは、世代を超えた農業者の交流について引き続き支援していきます。

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522  


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仙台産いちごのスイーツカフェがグランドオープンしました

2024年10月03日 09時47分39秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 株式会社ベリープラネット(仙台市若林区、代表取締役 深沼陽一氏)は、県事業を活用し、仙台市若林区上飯田地区の仙台ハーベストビレッジ※内に、新たにいちごスイーツのカフェをオープンしました。

ベリープラネットは、令和4年から仙台ハーベストビレッジの隣接したハウスでいちご生産を開始しており、いちごの栽培に関しては、山元町で長年培った技術と実績から品質が高く、生産したいちごは県内や首都圏などの多くのパティシエや料理人から好評を得ています。

 今回開業したカフェでは、これまで既存店舗で販売していた「いち氷」やいちごの和スイーツに加えパイなど洋風スイーツのほか、新たに山元町で生産にチャレンジした「さつまいも」を使用したスイーツも提供し、地域の農産物を味わっていただき、農業の魅力を発信していくこととしています。

 普及センターでは、各種の補助事業の活用や専門家派遣などを組み合わせながら、6次産業化の取組を引き続き支援してまいります。

※ 仙台ハーベストビレッジ

 仙台市東部地区の農業復興振興を目的とした「農と食のフロンティアプロジェクト」により民間が主体 となって農産物販売等の施設として整備したものです。

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8374

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnk2@pref.miyagi.lg.jp


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酒米サポーターズクラブの稲刈りが行われました。

2024年10月02日 16時21分34秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 気仙沼市廿一地区では、清流「蔵の華」廿一会(会長:熊谷公兵氏、会員12人)が、酒米「蔵の華」を約7ha栽培し、気仙沼市内の蔵元2社(株式会社男山本店、株式会社角星)に供給しています。

 9月28日に、同地区のほ場を会場として、酒米サポーターズクラブ(事務局:気仙沼市産業部農林課)主催の稲刈りが行われました。廿一会の会員や蔵元などに加え、一般の参加も得られ、約40人で、稲刈り鎌による刈り取り、稲わらの結束、はせがけを実践しました。

 当日は、好天に恵まれましたが、数日前に降った雨の影響でぬかるんだところもあり、参加者は足元を取られながらも、中山間地域に広がる棚田や山並みなどの風光明媚な景色も楽しみながら、順調に刈り取りを進めました。

 両蔵元の共通ブランド銘柄である「福宿(ふくやどり)」は、全量が気仙沼市産の「蔵の華」によるもので、酒販店とも連携して市内限定で販売されるなど、関係機関が一体となった地産地消の取組となっています。

 気仙沼市産酒米による新酒は、令和7年2月頃に完成予定ですので、是非御期待ください。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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「港町玄米」の収穫が始まりました

2024年10月02日 16時10分13秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 気仙沼農業改良普及センター管内では、令和5年度に玄米食専用品種「金のいぶき」の生産者6人と関係機関等で構成する「気仙沼金のいぶき協議会」が設立されています。生産者は、貝殻を使った土づくりやプラスチックコーティング肥料の不使用などの基準に基づいて栽培しており、関係者が一体となってブランド化に取り組んでいます。

 令和6年産「金のいぶき」の生育は順調であり、令和6年10月2日、生産者の先陣を切って株式会社サンフレッシュ小泉農園で刈取作業が行われ、晴れ渡る晴天のもと、2台のコンバインが忙しく動いていました。

 収穫された気仙沼産「金のいぶき」は、今後、「港町玄米」というブランドで道の駅や直売所で販売される予定となっています。

 普及センターでは、今後も「金のいぶき」のブランド化を支援していきます。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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今年初!色麻町特産えごまの収穫が行われました

2024年10月01日 15時54分36秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和6年9月24日に今年初めて色麻町特産のえごまの収穫作業が行われました。

色麻町では、従来品種の収穫適期が短く生産拡大の課題となっていたため、今年度から町えごま栽培推進協議会と普及センターで収穫時期の異なる5品種の導入試験を行っています。

 この日収穫したのは1品種10aで、草丈が110~120cmと従来品種よりかなり低く、コンバインでの収穫作業が順調に行われ、収量は約53kgとなりました。今後、順次他の品種の収穫を行い、栽培特性や収益性などを調査し、導入の検討をしていく予定です。

 普及センターでは、引き続き町の特産物えごまの生産振興を支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910

         


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JA新みやぎあさひなねぎ部会で視察研修会が開催されました

2024年10月01日 12時44分16秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 

 令和6年8月23日、JA新みやぎあさひなねぎ部会の視察研修会が開催され、部会員20人が参加しました。

 研修は、JA加美よつばねぎ部会の会員のほ場を視察し、園主とJAの担当者から産地の概要や「なかにいだねぎ」のブランド化と出荷時期拡大を狙った「囲いねぎ」の生産の取組などについて説明を受けました。

 コロナ禍だったため、数年ぶりの現地視察研修会だったこともあり、参加者は久しぶりの他産地の生産者とほ場管理や栽培技術、部会の活動などについて積極的に情報交換を行い、有意義な研修となりました。

 普及センターでは、JA新みやぎあさひなと連携しながら、ねぎの生産振興を支援してまいります。

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8410

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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