宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

石巻地域で今年も「いちご狩り」が始まりました

2025年01月31日 10時05分53秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 石巻地域(石巻市、東松島市)はいちごの生産が盛んで、個人の農業者や農業法人が園芸施設約15haで栽培しており、県内第2位の産地となっています。

令和6年の夏も猛暑だったことから、苗の管理やその後の栽培管理に苦労が絶えない日が続きましたが、その苦労が実り、多くの生産者が昨年12月から出荷を始め、年が明けた1月からは農業法人を中心に「いちご狩り」が始まりました。

「いちご狩り」は、農場により「とちおとめ」「紅ほっぺ」「恋みのり」「よつぼし」や宮城県育成品種の「もういっこ」「にこにこベリー」など多くの品種を味わうことができます。また、お土産としても色々な品種が購入できます。「いちご狩り」は、料金、開催日、品種、予約の要・不要など農場により異なりますので、お越しの際は各農場のホームページなどで事前にご確認ください。色々な品種を食べ比べ、是非石巻地域のいちごの魅力をご堪能ください。

これからも普及センターではいちごの生産振興に向け、いちご生産者を支援していきます。 

                

 <連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第二班 TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999


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令和7年産いちごの輸出が開始されました!

2025年01月30日 18時10分22秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

当県では、いちご生産者及び食品商社と連携し、令和5年1月から海外の「DON DON DONKI」に向けた県産いちごの定期・定量輸出に取り組んでいます。輸出3シーズン目の令和7年産では、輸出先を6か国・地域(タイ、シンガポール、マレーシア、香港、台湾、グアム)、合計20万パック(50トン)の輸出を目指しています。

輸出するのは、当県オリジナル品種「もういっこ」、「にこにこベリー」を含む7品種で山元町や亘理町を含む県内5市町の生産者が育てたいちごです。

令和7年1月15日(いちごの日)に、山元町の(株)ごえん、(株)燦燦園、山元いちご農園(株)から輸出専用パックに包装されたいちごが香港向けに今期初出荷されました。(株)ごえんの飯田代表は、「3シーズン目で作業者も慣れ、生産性も上がってきている。今年はより品質にこだわっているので、お客様に喜んでもらいたい。」と意気込みを話してくださいました。

当県では、いちご輸出を通じて海外での宮城県のファンづくりにも力を入れています。当普及センターでは、いちごの輸出拡大に向け、栽培技術や病害虫防除等について引き続き支援していきます。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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JA仙台根白石果樹部会のりんごせん定講習会及び防除暦検討会が開催されました

2025年01月30日 16時19分25秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 JA仙台根白石果樹生産組合(りんご)のせん定講習会及び防除暦検討会が令和7年1月17日に開催され、部会員3人が参加しました。

 午前中のせん定講習会では、部会員のほ場で、まる葉台の樹を使って普及センター職員が実技指導しました。せん定では、受光態勢の改善や薬剤のかかりやすさ、作業性の向上等を目的とした枝の間引きと小枝の整理方法について指導しました。意見を交わしながら枝の良し悪しを見極めて技術向上を図りました。

 午後は根白石支店で、普及センター職員が講師となり、今年度の生育概況や病害虫の発生状況の総括を説明後、今年度の防除時期や病害虫発生状況の振り返りを実施し、今年度の課題等を次年度の防除計画に反映させた防除暦(案)が策定されました。また来年の花粉の確保方法、凍霜害対策についても話し合いました。たくさん情報交換がなされ、有意義な研修となったようです。

 普及センターでは、今後も情報提供や技術指導を行い、JA仙台根白石果樹生産組合の安定生産を支援していきます。

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8374、FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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農業経営者のための「今さら聞けない労務管理」セミナーを開催しました

2025年01月30日 13時24分09秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和7年1月23日に石巻農業改良普及センター主催で「農業経営者のための「今さら聞けない労務管理」セミナー」を開催しました。

 どの業界でも人手不足が課題となっている昨今、農業法人経営を継続発展させていくために、求職者に選ばれる魅力ある会社づくりが必須となっています。そこで、第一部では、すずき労務コンサルタンツの鈴木大輔氏より、選ばれる会社になるために備えておきたい労務管理、決め手となる労働条件の他、求人票の書き方について、具体例も交えながら講演いただきました。第二部では、(株)タイミーの千葉連理様より、スポットワークにより優秀な人材を広く集めるための求人アプリについて紹介していただきました。

 農業経営者や従業員等、20人超の参加があり、参加者からは活発に質疑応答がなされ、自身の経営発展を考える前向きな機会になったと思われます。

 石巻農業改良普及センターでは、今後も農業経営者のためのセミナーを企画していきますので、ぜひご参加ください。

 

<連絡先>

宮城県石巻農業改良普及センター

TEL:0225‐95‐7612 FAX:0225‐95‐2999


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登米地域農業経営セミナーを開催しました!

2025年01月29日 17時27分32秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和7年1月17日に、登米合同庁舎で「登米地域農業経営セミナー」を開催し、農業法人及び関係機関40人が参加しました。

 今回のセミナーは、農業における人材の確保、社員の適性に合わせた業務分担の知識や、地域の実情に合わせた経営を行っている法人の事例を学ぶことにより、円滑な経営につなげることを目的として、仙台市のすずき労務経営コンサルタンツの鈴木大輔代表と栗原市の有限会社川口グリーンセンターの白鳥正文代表取締役から講演をいただきました。参加者は熱心に聴講し、「daywork活用時の保険の注意点等が為になった」「休業・休職制度の活用といった労務管理の選択肢が増えた」といった反響や、ほかにも「責任と権限を与えることでやる気に繋がる重要性が感じられた」「農業を職業にという言葉は大いに同意できる」といった反響があり、今後の人材確保や労務管理へ向けて意欲的な姿勢が伺えました。

 当普及センターでは、引き続き経営向上に向けた支援を実施していきます。

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522  


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今を見つめ将来に備えよう!若手農業者ライフプランセミナーを開催しました。

2025年01月29日 11時03分02秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和7年1月17日に、石巻農業改良普及センターの主催で、管内の若手農業者を対象に、ライフプランセミナーを開催しました。

 今回は、ファイナンシャルプランナーの佐藤美和子氏を講師に迎え、ライフプランの重要性や、教育資金、老後資金など、人生のライフイベントに備えるための資金準備について講義をいただきました。

 受講者は講義に刺激を受けた様子で、「お金の話は普段聞けない内容なので来てよかった。とても勉強になった」、「教育や保険について、さらに深堀した話を聞いてみたい」、「第2回があってもいい。あればぜひ参加したい」といった声も聞かれ、講義後も質問が途切れず、今回の内容に対する関心の高さがうかがえました。

 石巻農業改良普及センターは、地域農業の将来の担い手である青年農業者の育成を引き続き支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター TEL0225-95-7612


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気仙沼地区みやぎ農業未来塾「土壌肥料の基礎研修会」を開催しました

2025年01月29日 09時29分29秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 気仙沼地区みやぎ農業未来塾として「土壌肥料の基礎研修会」を令和7年1月20日に開催し、若手農業者等9人が出席しました。 

 研修会では、宮城県古川農業試験場作物環境部 瀧典明上席主任研究員から、「土壌肥料の基礎と化学肥料削減に向けた取組について 」と題し、土壌物理性・化学性の改善等の基礎知識のほか、残肥に応じた施肥や堆肥の活用等の化学肥料削減に向けた取組について講義いただきました。その後の質疑応答では、参加者それぞれの栽培品目やほ場の状況などに応じた疑問点について多くの質問が挙がるなど、有意義な研修会となりました。

 普及センターでは、今後も新たな担い手の確保・育成に向けて支援していきます。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606


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若手生産者を対象としたりんごせん定講習会を開催しました

2025年01月28日 13時12分24秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

令和7年1月17日に若手生産者を対象としたりんごせん定講習会を開催し、11名の若手りんご生産者が参加しました。

講師は管内のベテラン生産者が務め、マルバカイドウ台「ふじ」を対象に、樹形の作り方やせん定の手順を解説しながら実演が行われました。

若手りんご生産者は日頃から技術研鑽に熱心で自主的に技術交流を行っており、寒い日にもかかわらず長時間にわたり主枝の作り方や若木のせん定など多くの意見が出され、講師から丁寧な解説があり、普及センターからも助言を行いました。

当普及センターでは、今後も技術交流を通じて若手りんご生産者の育成支援を行っていきます。

<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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2025農山漁村パートナーシップ推進宮城県大会で気仙沼地区生活研究グループ員が発表しました

2025年01月28日 10時02分44秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和7年1月16日に「2025農山漁村パートナーシップ推進宮城県大会」が開催され、農山漁村女性の活動発表において、気仙沼地区生活研究グループ連絡協議会の三浦悦子氏が自身の活動を紹介しました。

 三浦氏は、令和5年度宮城県農業・農村女性活躍表彰の女性地域社会参画部門(個人)で最優秀賞を受賞しています。今回の発表では「一歩を踏み出す力」と題し、ブロイラー経営の安定化に取り組む一方、長年農業委員等を務め、令和6年に気仙沼市農業委員会会長に就任した経緯を紹介し、これまでの活動経験から、「チャンスやきっかけを受け入れ、多くの人と出会うこと」と次の世代にエールを送りました。

 普及センターでは、引き続き女性農業者の活躍に向けて支援していきます。

 

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606

 


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作柄を振り返り、次へ繋ぐ。稲作総合検討会

2025年01月27日 09時41分25秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和7年1月22日(水)にJAいしのまき主催の稲作総合検討会が開催されました。

 令和6年産米の宮城県の作況指数は107となりましたが、米の在庫不足から米価が高騰しています。検討会では、米穀情勢について、全農みやぎより「米の在庫は依然少なく、令和7年の主食用米生産面積は増える」と説明がありました。栽培面では今年見られた高温や倒伏といった課題について、普及センターから生育概況と来年の対策、全農みやぎから土づくりの説明があり、参加者は令和7年産の米づくりに向けて、真剣に耳を傾けていました。

 令和6年の石巻管内における主食用水稲作付面積は約6500haで、令和7年はさらに増加する見込みとなっています。当普及センターは今後も安定した収量・品質を確保出来る稲作を推進するため、地域一丸となって取り組んでいきます。

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班 TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999


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