宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「スマホで撮る!“映える”写真とSNS投稿講座~伝えたい!楽しさ・美味しさ・美しさ!!~」を開催しました

2024年12月27日 11時17分12秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 今年度、県北3農業改良普及センター(大崎・栗原・美里)は、次世代の農業を盛り上げ、引っ張っていくような若手農業者や女性農業者等の多様な人材の掘り起こしと、地区や市町村といった枠を超えた交流によるネットワーク構築を支援することを目的に、合同研修会(全3回)を開催しています。

 

 令和6年12月17日に開催した第2回研修会では、株式会社Live nowの三輪香織代表取締役を講師に招き、「伝えたい!」と感じる農業の魅力や農業・農村の風景、自社商品の魅力などをスマートフォンカメラで効果的に撮影するとともに、より多くの人に向けて発信するためのSNS活用のポイント等について学びました。
 講義では、三輪代表取締役ご自身の経験を踏まえたSNSに取り組む際のポイントとして、「目標を定め、その目標に到達するための検証を行うこと」の重要性についてお話しいただきました。また、講義で学んだことの実践・共有・振り返りを行うことで、参加者は新たな視点や気づきを得ていました。 

 なお、第3回研修会は令和7年2月12日に栗原市市民活動支援センターにおいて、「ふぁーみんぐ女子会~ひろげよう、交流の輪!新たな出会いと発見を~」と題し、県北地域で活躍する女性農業者の事例発表と参加者同士の交流会を予定しています。
 詳細は後日、各普及センターを通じてお伝えしますが、第1、2回からの継続参加者はもちろん、新たな参加者もお待ちしています!

     

 

<問合せ先>

  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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JA新みやぎあさひなぶどう部会のせん定講習会が開催されました

2024年12月26日 14時38分29秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 12月20日、JA新みやぎあさひなぶどう部会の部会員を対象に、ぶどうのせん定講習会が開催され、11名の生産者が参加しました。

 講習会では、普及センター職員が講師となり、せん定の前にぶどうの芽のつき方や枝の登熟程度など基本的な知識の確認を行い、その後実際にせん定のデモンストレーションを行いました。また、今シーズンを通して、疑問点や困ったこと等を話し合いました。ベテラン生産者が経験の浅い生産者にアドバイスを行う等、部会として成熟した面も見られました。

 普及センターでは、今後も引き続き栽培管理や技術指導を行い、果樹の安定生産を支援してまいります。

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8374,FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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農地整備事業に係る古宿集落農業法人設立事例勉強会が開催されました。

2024年12月26日 10時25分23秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 登米市迫町古宿地区(古宿集落・船越集落)では、農地の再整備による担い手への集積、大区画化(2ha区画)による低コスト化、スマート農業の導入による省力化、高収益作物の生産拡大を目指し、令和6年度農業競争力強化農地整備事業に採択されています。

 既に、船越集落では担い手法人が設立され、古宿集落でも担い手による法人化を検討しています。

 こういった中、令和6年12月18日、古宿集会所を会場に、集落農業法人設立事例勉強会が開催され、集落の地権者、担い手の14人が参加しました。

今回の勉強会は、隣接している南方町の農事組合法人SFK砥落の先進事例を学ぶため、同法人(企画・総務担当)髙橋氏に講師をお願いし、「営農継続」と「生きがい創造」による「くらしの場」の保全をテーマに御講演いただきました。

 同法人では、法人化により、機械(トラクター・田植機)の貸出、共同利用、共同作業を行う他、集落内の働きたい農業者には、そのまま働いてもらい、個人所有の機械が故障したら法人所有の高性能機械を使用してもらうという方式を取り入れ、更に、耕作できなくなったら法人に委託できるとの安心感を与えています。また、共同機械利用のデメリット解消策を講じて上手に運営しており、その工夫等を勉強することができ、参加者から好評を得ることができました。

 普及センターでは、今後も地域の合意形成に向けた取組について支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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仙台市の地域計画座談会が開催されました

2024年12月26日 07時53分30秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 仙台市の将来の農地利用の姿を明確にする地域計画の策定に向け、12月18日に岩切地区、20日に西多賀地区、23日に生出地区、そして24日に根白石地区で、地域農業者による座談会が開催されました。

 地域計画の目標地図の作成に向けては、仙台市が中心となって今年始めから夏にかけて協議の場を設けており、10年後の耕作者の名前を地図に落とし込むなどの作成作業を進め、地域農業の将来について話し合ってきました。

 今回は、地域の中心経営体に目標地図の原案を確認いただき、最終的な調整を行いました。この結果を基に、今年度中に各地域の地域計画が策定される見込みです。

 地域計画の策定後も、各地域の将来の農業の在り方について定期的に見直していく必要があるため、普及センターとしては、今後も地域の農業者に寄り添った支援を続けてまいります。

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8320

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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大崎市農業セミナーが盛大に開催されました!

2024年12月25日 14時37分02秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年12月18日に大崎市担い手育成総合支援協議会が主催した「大崎市農業セミナー」が開催されました。

セミナー前半では、大崎市内で近年取組が拡大している水稲の直播栽培や大豆や子実用とうもろこしを加えた輪作技術について、農研機構東北農業研究センターや県古川農業試験場の研究員からの講演のほか、近隣地域で行っている直播栽培の研究会活動の事例について発表がありました。

 後半は、講師や事例発表者がパネラーとなり、当普及センターの大川技術次長をコーディネーターとしてパネルディスカッションが行われ、水稲直播栽培や輪作体系について活発な質疑応答が行われました。

 今回のセミナーには生産者約130名が参加し、水稲の直播栽培に対する関心の高さが伺えました。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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仙台市内のいちご狩り2025年シーズンが始まります

2024年12月25日 14時28分37秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 株式会社ベリープラネット(仙台市若林区、代表取締役 深沼陽一氏)は、県事業を活用し、仙台市若林区上飯田地区の仙台ハーベストビレッジに隣接した施設において、令和7年1月5日より新たにいちご狩りを開始します。

 ベリープラネットの施設は、県内近郊では例のない、施設の中でイベントや飲食ができる空間を備えた観光いちご農園となっており、すでに海外から利用予約があるなど、集客が期待されています。

 また、仙台都市圏の観光いちご農園としては、JRフルーツパーク仙台あらはまが、りんご、なし、ぶどうなどの果樹に加え、いちご狩り施設を今期から増設して12月20日よりシーズンを開始しているほか、1月5日からは(株)一苺一笑松森農場でも、いちごの摘み取り体験が始まります。この他にも仙台市内の数社で、今シーズン中にいちご狩りを計画している生産法人があり、観光いちご農園が仙台都市圏の新たな観光資源となることが期待されます。

 普及センターでは、観光事業を取り込む法人等の技術・経営の面から引き続き支援を行ってまいります。

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8374

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnk2@pref.miyagi.lg.jp

 


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美里地区生活研究クラブ連絡協議会が移動研修会を開催しました

2024年12月25日 09時57分46秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 美里地域は農産物直売や農産加工、農家レストラン等のアグリビジネスに取り組む農業者が多く、経営管理や組織運営、商品開発など、女性農業者の担う役割が大きくなっています。

 そこで、当普及センターが事務局を務める「美里地区生活研究クラブ連絡協議会(会員数33人)」は、仙台市内近郊で生産された野菜や季節の果物、農産加工品等を取り扱うマルシェと、自社生産した農産物の直売所を併設する農家レストランを訪問し、両直売所における取扱商品や陳列方法、6次産業化の取組等について学ぶ視察研修会を12月11日に開催し、14人が参加しました。

 

 はじめに、「アクアイグニス仙台」内にある「マルシェリアン」で、取扱い商品の種類や内容、陳列と陳列に用いる台や入れ物等に着目しながら、視察を行いました。
 多くの商品にその商品や生産者の紹介、食べ方提案等の手書きのPOPが掲示されているとともに、商品は台やトレイに直接ではなく、麻布や色紙を敷いて陳列されているなど、様々な工夫がうかがえました。参加者からは、「目的のものを買って帰る」場所というのではなく、「ゆっくり見て回る・滞在する」場所としての店づくり(内装・陳列)がなされているとの感想が出されました。

 

 次に「農家食堂 神明そば慶」を訪れ、自社及び地域で生産された農産物のPRや消費拡大、付加価値化への取り組みを見て・味わって学びました。
 こちらは「地域農業に貢献できる経営体」を経営理念に、地域の担い手として水稲や土地利用型作物(そば、大豆、大麦等)、野菜栽培により周年雇用に取り組んでいる「株式会社今慶農産」が経営しています。

 新そば「常陸秋そば」の香り・味を楽しみながら、会員相互の情報交換が行われ、有意義な研修会となりました。 

 

 普及センターでは、今後も研修会等を通じて女性農業者の資質向上と活躍を支援します。

   

 

<問合せ先>

  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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スマート農業をテーマにした「気仙沼地区みやぎ農業未来塾(学生コース)」を開催しました

2024年12月23日 13時14分46秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 高齢化や人手不足により重要性が増しているスマート農業技術を身近に感じ、興味・関心を深めてもらうため、令和6年12月4日、宮城県本吉響高等学校の生徒10人を対象に、「気仙沼地区みやぎ農業未来塾」を開催しました。株式会社南東北クボタNB推進課の山岸孝寛課長及び宮城県農政部農業振興課の庄子一郎スマート農業コンシェルジュを講師に、スマート農業技術に関する講義及び農業用ドローンを使った空中散布の実演を行っていただきました。

 実演では、高校の水田ほ場を会場に、山岸課長から農業用ドローンの性能や省力効果、飛行の際の注意点などをわかりやすく説明していただきながら、自動操舵を含む4つの作業モードによる空中散布を実演していただきました。初めて農業用ドローンを見る生徒も多く、実際に飛行する様子を熱心に観察していました。生徒からは、ドローンの活用状況や性能等に関する質問が多く出され、スマート農業技術に関心を深めている様子でした。

 普及センターでは、今後も教育機関と連携し、担い手の確保に努めていきます。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606


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南三陸大粒ぶどう協議会の反省会が開催されました

2024年12月23日 13時08分57秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 南三陸大粒ぶどう協議会の今年のぶどう栽培や販売についての振り返りを行う反省会が令和6年11月29日に開催され、協議会員10人が参加しました。最初に、協議会の阿部博之会長から、「昨年協議会を設立し、今年から「しおかぜ葡萄」として販売することができた。成果は大きいが課題も多い。今回は問題点の反省と対策をしっかりと検討したい。」との挨拶がありました。その後、普及センター職員から、栽培面、販売面等についての課題や来年に向けた改善点の提案等を説明した後、参加者で話し合いを行い、課題解決のための対策や来年行うべき取組などについて多くの意見が出されました。協議会では、今回出された意見をもとに来年の活動計画を定め、「しおかぜ葡萄」のさらなる生産・販売力の向上を目指していくこととしています。

 普及センターでは、今後も同協議会の活動を支援していきます。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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女性農業者・新規就農者向け農業機械セミナーを開催しました

2024年12月23日 13時07分57秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和6年11月22日に、県農業振興課、亘理農業改良普及センター、仙台農業改良普及センターの共催で、女性農業者および新規就農者を対象とした「輝け農業女子!機械セミナー」を開催し、農業機械の操作、運転等に不慣れな新規就農者など10名が参加しました。

 

 午前中は、農業・園芸総合研究所で農作業安全の講義を受講しました。講師のヤンマーアグリジャパン株式会社の担当者から、農業機械を安全に使用するうえで留意すべき点や点検項目、公道を走行する際の法規制等について映像や写真を用いて説明があり、受講者は熱心に耳を傾けていました。

 午後からは、農業大学校のほ場で、管理機や自動操舵トラクターを用いた実習を行いました。受講生からは、自動で位置情報を取得・補正して走行するトラクターについて「こんなにまっすぐ走れるとは思わなかった」などと話していました。

 

 普及センターでは、今後も女性農業者や新規就農者など多様な担い手の育成と早期の経営安定化に向けて支援を行っていきます。

  

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8320

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

 


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