宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和6年度第2回亘理地域農業普及活動検討会を開催しました

2025年02月28日 18時24分55秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

令和7年2月4日に、当普及センターで今年度第2回目の亘理地域農業普及活動検討会を開催しました。

この検討会は、当普及センターで取り組む普及指導活動の実施状況について外部有識者等から活動手法や内容などの評価と課題解決に向けた助言をいただくため、開催しています。今回は、重点的に支援している活動の活動成果と令和7年度普及指導計画(案)について検討しました。

検討委員からは、①対象地域の関係者へ丁寧な対応により意思疎通が図られたこと、②特産品「クールボジャ」のマニュアル作成を通して生産継続への取組が実現したこと、③2年連続の夏季高温下でいちご栽培管理技術を再構築し年内収量が増えたこと、④さつまいもの収穫作業に対する改善指導等が評価されるとの御意見をいただきました。また、残された課題に対する継続支援や地域のニーズを拾う重要性等の期待の声もいただきました。

普及センターでは、委員の方々からいただいた評価や御意見等を来年度の普及活動に生かしてまいります。

 <連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和6年度農業経営セミナーを開催しました

2025年02月28日 11時43分32秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 仙台農業改良普及センターと仙台市農業振興課が共催し、令和7年2月20日に農業経営セミナーを開催したところ、農業法人や認定農業者、関係機関29名が参加しました。

 本年度は「人材不足に挑む労務管理」をテーマに、講師に社会保険労務士の鈴木大輔氏を招き、労働市場の状況や多様な人材を活用するため注意点など講義いただきました。このほかに事例紹介とて、株式会社みらいファームやまとの代表取締役である早坂了悦氏と株式会社タイミーのスポットワーク研究所の千葉連理氏から、農福連携の取組や、農業分野におけるスポットワークの現状について紹介いただきました。

 スポットワーク活用に関して活発な質疑があり、労働力の確保に向けて、関心の高さがうかがえました。

普及センターでは、今後も各経営体の経営改善に向けた支援を引き続き行ってまいります。

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8374

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnk2@pref.miyagi.lg.jp


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大反響!? 営農管理システムの導入に向けた勉強会を各地で開催しました

2025年02月28日 10時51分46秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化

 以前、ブログでも紹介した「営農管理システム導入・活用講座(貼れたら以前の記事へのリンク)」を受講した農業者の方々から、個別に勉強会を開催してほしいという相談が相次ぎ、県内3か所で、営農管理システムの導入に向けた勉強会を開催しました。

 それぞれの勉強会では、1月に開催した講座の振り返りや、経営に合ったシステムの選び方、課題の解決に向けたシステム導入後の活用方法を提案しました。また、実際にシステムの画面を見てもらいながら、具体的な操作方法を実演し、実際に使うイメージを持ってもらいました。

 3か所での勉強会では、それぞれ営農形態や品目、経営課題が様々で、同じ営農管理システムでも、主として使う機能が異なってきます。経営体の状況に合った機能や使い方を提案しつつ、農業者と意見交換しながらより良い活用方法を検討でき、集合研修よりもさらに理解を深めてもらえました。

 県では、営農管理システムに関する指導や助言など、スマート農業の普及に向け農業者を支援しています。営農管理システムは、今後の営農活動に必須のシステムになっていくと考えていますので、是非導入をご検討ください。支援等のご要望は、各地域の農業改良普及センターや県農業革新支援センターにお気軽にご相談ください。

  

 

〈連絡先〉

宮城県農業革新支援センター (農政部農業振興課普及支援班)

宮城県仙台市青葉区本町3-8-1

TEL:022-211-2837

FAX:022-211-2839

E-mail:smart_miyagi@pref.miyagi.lg.jp(スマート農業のご相談はこちらまで)

Webサイト:https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/nosin/smart-agri.html


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和6年度宮城県農林産物品評会(野菜(いちご)部門)で見事入賞!

2025年02月27日 18時16分22秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和7年2月17日~18日にJAビル宮城で令和6年度宮城県農林産物品評会(野菜(いちご)部門)が開催されました。本品評会は、宮城県産いちごの「100億円産地の育成」に向けて、宮城のいちご産地を盛り上げ、生産者の意欲向上を目的として開催されるものです。

 県全体では5品種35点の出品があり、石巻管内からは、4品種7点の出品がありました。外観の品質や食味の品質について厳正なる審査が行われた結果、当管内から出品した齋藤大樹さんの「とちおとめ」が見事「知事賞二等」を受賞いたしました。おめでとうございます!

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JAみやぎ登米にら部会の総合実績検討会が開催されました

2025年02月27日 16時21分50秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和7年2月19日に、JAみやぎ登米にら部会主催の総合実績検討会が開催され、部会員25名が参加しました。

 総合検討会では、令和6年度の気象やそれに伴う生育状況、高温による影響で発生した病害虫などについて普及センターから情報提供を行い、来年度に向けた技術対策について説明しました。また、青果会社から、令和6年度の販売経過や販売実績について説明がありました。

 異常気象による栽培への影響や、高齢化等による生産者減少がある中、栽培技術を高め「もっこりにら」の産地として頑張っていこうという生産者の意欲が見られました。

 普及センターでは、にら産地の維持・発展に向けて、引き続き生産者への支援を行ってまいります。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和6年度美里地区農業士会第2回研修会の開催

2025年02月27日 10時20分02秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和7年2月14日(金)に、美里地区農業士会第2回研修会が美里農業改良普及センターで開催され、農業士や農業法人の関係者等が参加しました。

 初めに、「野菜等の流通ビジネスの最新情報について」宮城県園芸推進課園芸流通ビジネス相談員の渡邊智弘氏から、夏季の高温・長期化による野菜等の適温適地が北上していることや、「物流の2024年問題」、時代ニーズの変化に対応・進化し続ける事の重要性についてお話がありました。

 次に、「スマート農業を活用した営農管理システムについて」BSFジャパン株式会社の五味剛史氏から、ザルビオフィールドマネージャーについての説明を受けました。このシステムは世界24か国の衛星画像により、地力マップや農作物の生育状況を見える化し、AI解析で施肥や防除を予測できます。さらに、スマート農機と連携して可変施肥・散布を行い収量品質が向上すること、圃場データを共有して作業の効率化や若手農業者の早期技術習得が可能であることなどを説明していただきました。

 野菜等の流通ビジネスでは、気象や物流問題、トレンドと時代変化を知り、スマート農業による営農管理システムでは、機能や可能性を学ぶことができ、有意義な研修となりました。

<問合せ先>美里農業改良普及センター地域農業班TEL 0229-32-3115 FAX 0229-32-2225

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第2回美里地域農業普及活動検討会の開催

2025年02月27日 09時05分22秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和7年2月6日(木)に第2回美里地域農業普及活動検討会を開催し、本年度の活動実績と次年度の活動計画について、普及活動検討委員から意見等をいただきました。

 初めに、課題「土地利用型法人の経営戦略の策定と持続的経営の展開」で、田尻の集落営農法人がライスセンターを整備し、専門家のコンサルで事業計画を見直したこと、次年度は、高収益作物の拡大や人材確保、事業計画の実現を図ることなどを説明しました。

 次に、課題「北浦梨産地活性化に向けたICT活用による栽培の見える化」で、若手生産者が栽培環境や害虫発生消長を情報共有し役立てたこと、次年度は、情報交換ネットワークでの生育状況の投稿・共有や経営管理の見える化を進めることなどを説明しました。

 最後に、課題「堆肥の活用と施肥方法の改善による麦類の品質・収量の向上」で、涌谷町での春先の麦生育中の堆肥散布や穂揃期葉面散布追肥により収量品質が向上したこと、次年度は堆肥の有効活用の普及や追肥一発資材の検討に取り組むことを説明しました。

 委員からは、「構成員の高齢化や人材確保が課題であり、品目の見直し、省力化による規模拡大、販路など検討してほしい。」「情報交換ネットワークでの情報共有、見える化、技術の継承は良い。部会員への普及も進めてほしい。」「春先の麦への堆肥散布は町域を超えて普及してほしい。追肥一発資材での収量品質改善に期待する。」などの意見をいただきました。

 普及センターでは、農業者や地域農業の課題解決を図るため、検討委員の意見や評価を参考にしながら、関係団体と連携して効率的な普及指導活動に取り組んでまいります。

<問合せ先>美里農業改良普及センター地域農業班 TEL 0229-32-3115 FAX 0229-32-2225


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和6年度みやぎ農業未来塾 in くりはら「スマート農業の推進」研修会を開催しました!

2025年02月26日 13時04分54秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和7年2月19日(水)に、宮城県栗原合同庁舎で、みやぎ農業未来塾inくりはら「スマート農業の推進」研修会を開催し、新規就農者、農業法人経営者など11名が参加しました。
 研修会では、宮城県スマート農業コンシェルジュの庄子一郎氏より「宮城県におけるスマート農業の推進」について、スマート農業の背景や具体的な技術の内容、支援事業などについてわかりやすく説明していただきました。栗原管内でもRTKシステムを利用したスマート農業に取り組む農業者が増えつつあることから、参加者も自分に合った技術を導入するため、熱心に耳を傾けていました。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9437   FAX:0228-22-6144


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

若手生産者を対象にした「りんごせん定講習会」を開催しました!

2025年02月25日 16時42分25秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

令和7年2月5日に「りんごせん定研修会」を白石市内のりんご生産者で開催しました。この研修会は、当普及センターが取り組んでいるプロジェクト課題「果樹産地の維持・発展に向けた若手果樹生産者を中心としたネットワーク構築」の活動として講師に、JRフルーツパーク仙台あらはまの菊地秀喜氏を迎え実施しました。

 若手果樹生産者を対象としているため、講師からは実演を通したせん定の講義だけでなく、枝の配置やせん定の基礎知識に関する講義も行われました。参加者はメモを取る等熱心に栽培技術・知識を深めていました。また、参加者同士で活発に意見交換しながらせん定する場面も見られました。

 普及センターでは、果樹産地の維持・発展に向け、引き続き若手果樹生産者への支援を続けてまいります。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第二班

     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「りんごせん定講習会」が開催されました!

2025年02月25日 16時37分31秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

令和7年1月28日、柴田農林高等学校主催の「りんご剪定講習会」が開催されました。今回の講習会は県内農林高等学校の担当職員を対象に行われたもので、柴田農林高等学校だけでなく、近隣の農林高等学校の職員も参加しました。

講習会は座学・実技の2部構成で進行し、第1部では普及センター職員が講師となせん定の基礎知識の講義を行いました。参加者は終始熱心にメモを取りながら、枝の更新時期や枝の選び方について積極的に質問していました。第2部では、わい性台木のりんごを使って実技指導を行いました。受光態勢の改善や薬剤のかかりやすさ、作業性の向上をポイントに枝の間引きや小枝の整理方法について指導を行いました。参加者からは「生徒に教える上で作業の理論的根拠を学ぶことができて良かった」という感想が寄せられました。

 

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第二班

     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする