先進的農業者や市町村及びJA等の担当者を検討委員として、より効率的かつ効果的な普及活動を展開していくための意見や評価をいただく、第1回仙台地域農業普及活動検討会を、令和6年9月6日(金)に開催しました。
はじめに、令和6年度の普及指導計画のプロジェクト課題№3「次代を担う生産者の育成による梨産地活性化」の活動について、支援対象の利府町の梨ほ場において、現地検討を行いました。
梨ほ場の現地検討では、新技術として導入した「防鳥ワイヤー」や「天敵ダニ製剤」の支援状況について、プロジェクト課題リーダーと対象農業者から説明を行い、「防鳥ワイヤーは何人で設置したのか」など活発な質疑応答がなされました。
その後、JA仙台利府支店に移動し、検討を行いました。はじめに令和6年度普及指導計画の概要について説明した後、4つのプロジェクト課題「ほ場整備を契機とした営農体制の整備」、「ねぎの次世代担い手育成のよる産地の強化」、「次代を担う生産者の育成による梨産地活性化」、「水稲乾田直播栽培技術の定着による大規模土地利用型経営体の基盤強化」について、プロジェクト課題リーダーから活動状況について説明しました。
検討委員からは、「環境保全の取組や販売単価を意識した支援はとても良いと思う」、「栽培技術の指導資料はより広く情報発信したほうがよい」等の発言がありました。
普及センターでは、農業者や地域農業の課題解決に向け、いただいた意見や評価を参考に、関係機関と連携しながら普及活動に取り組んでいきます。
〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320
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