宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

第36回大和町枝肉共励会開催される

2012年12月13日 13時38分41秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 去る12月7日,仙台中央食肉卸売市場(株)において,第36回大和町枝肉共励会が開催されました。昨年は東日本大震災及びその後の原発事故の影響で中止となり,2年ぶりに開催されたものです。大和町内の肥育農家8名から選りすぐりの20頭が出品されました。(社)日本食肉格付協会の厳正な審査により,チャンピオン賞1頭,最優秀賞2頭,優秀賞2頭が選ばれました。原発事故による風評被害で価格低迷が続いている中での開催であったため,枝肉単価にはやや物足りないものがありましたが,受賞した枝肉のBMSNo.は9~11と申し分のないものでした。また,全20頭の平均でも,A5率が45%と,当市場での年間A5率(37.1%)を上回っており,大和町内肥育農家の飼養管理技術が優れていることが証明された共励会となりました。普及センターでは今後ともいろいろな場面で支援を実施し,大和町の肉用牛生産振興,さらには,あさひな管内全体の肉用牛生産振興が図られる事を願っています。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8374
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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「七ヶ浜産大豆収穫祭」を開催!~復旧農地の大豆が美味しい豆腐に~

2012年12月13日 13時26分22秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

 七ヶ浜生産組合が津波浸水からの復旧農地で栽培した大豆が収穫期を迎え,平成24年12月4日に大豆収穫感謝祭が開催されました。関係者を七ヶ浜町吉田地区の大豆圃場に招き着莢状況と収穫機械を披露した後,町内の福祉施設「みお七ヶ浜」で豆腐料理を試食してもらいました。
 席上,七ヶ浜生産組合の佐藤太郎代表は「震災前に戻す復旧ではなく,効率的な新しい七ヶ浜の農業を目指して頑張っていく。」と,今後の抱負を力強く語りました。
 普及センターでは土壌診断・栽培講習会・生育調査を通じて大豆栽培を支援し,4.8haから約6tの収穫が見込まれています。七ヶ浜町全体の農地復旧・作付再開へ向けて,普及センターは引き続き支援を行っていきます。

 〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8320
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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「仙台の伝統的な野菜」販売・試食イベント

2012年12月13日 09時16分26秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 平成24年12月1~2日に仙台農業協同組合農産物直売所「たなばたけ高砂店」において,仙台の伝統的な野菜の販売・試食イベントを開催しました。
 このイベントは,一般消費者から仙台の伝統的な野菜を購入したいという要望に応えて開催したものです。生産者が丹精込めて栽培した野菜を生産者自ら販売するとともに,仙台曲がりねぎの焼きねぎ,仙台白菜の漬け物,仙台雪菜のおこわ,仙台雪菜のじゃこ飯,仙台曲がりねぎと仙台白菜のペーストの試食も行い,食べ方のバリエーションがあることも紹介しました。
 消費者からは焼きねぎがとても甘てビックリした,長く食べたいので土ねぎで購入してみる,店頭に並べた仙台の伝統的な野菜のレシピを見て料理してみるという方もおられました。
 今後も関係機関と連携し,伝統野菜の生産,販売を支援していきます。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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