令和6年9月13日(金)にみやぎ農業未来塾(Aコース)を開催しました。本研修は、管内の先進経営体の経営事例を視察し、個々の知識習得に役立てることを目的として開催しており、地域の農業後継者である4Hクラブ員や宮城県農業大学校の学生など16人が参加しました。また、本研修は登米市農業士会の経営向上研修会も兼ねており、管内の農業士が相互に経営状況を視察することで会員個々の経営発展を図るものでもあります。
当日は農業士の3人、株式会社エス・ティエフの代表取締役の佐藤瑛彦氏、TOMOTOファーム代表社員及び農業士会会長の大立目忠徳氏、株式会社たいら代表取締役の千葉翔太氏のほ場を訪問しました。各農業士からそれぞれの経営の概要や理念の説明を受け、農業経営に取り組む姿を学びました。参加者は視察先の経営の特徴や工夫している部分について互いに意見を交わしていました。また、農大生は質問を通じて研修先や自家と視察先との技術的な違いや、他分野の経営内容について理解を深め、非常に有意義な研修となりました。
普及センターでは、世代を超えた農業者の交流について引き続き支援していきます。
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宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
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