平成26年3月5日に大河原合同庁舎において,仙南地区生活研究グループ連絡協議会の総会及び研修会が開催され,約60名のグループ員の参加がありました。
仙南地区は,平坦地から高原地帯まで広がる立地条件を活かし,畜産,水稲,園芸の生産に加えて加工や直売等のアグリビジネスにも積極的に取り組まれており,グループ員においても自家生産物を直売する機会が増えています。
そこで今年度は,大崎市のPOPプロデュースK代表の紺野あけみ氏を講師に招き,「産直・直売に役立つ手描きPOPの作り方」をテーマとした研修会を開催しました。
POPとは,「その場を助ける」という意味があり,商品に注目させて,興味をもってもらい,購入意欲をかき立てることが重要なようです。
今回は,暖かみのある手描きPOPの作成ということで,水性の顔料系マジックによる文字,数字の書き方を実習し,最後は各自がオリジナルのプライスカードを作成しました。
グループ員にとっては,マジックは使い慣れていないようで、はじめは悪戦苦闘していましたが,慣れてくると,お店で見るようなインパクトのある文字を書けるようになった人もおり,今後の販売アップにつながるのでは?と笑顔が見られました。
普及センターでは,今後もアグリビジネスへの支援を続けてまいります。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第二班 TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3519
写真1 POP研修会の様子 写真2 オリジナルチラシの完成に笑顔